ホンダ N-WGNの燃費はどのくらい?他車との比較も紹介!

車の購入を考えるとき、車両本体の価格に注目する人は多いと思いますが、購入した後の維持費に目を向けることも重要です。

車の維持費の内訳としては、駐車場代・保険料・車検費用・ガソリン代などが挙げられます。

この記事では、ホンダの軽自動車Nシリーズの中でもN-BOXに次いで販売実績のあるN-WGNの燃費について解説します。

ガソリン代に大きく影響する「N-WGNの燃費はどのくらいなのか?」「もっと燃費がはよい車はあるのか?」などを紹介するため、ぜひ最後までお読みください。

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ホンダ N-WGNの燃費はどのくらい?グレード別に解説

ここでは、N-WGNのカタログ上の燃費をグレードごとに表で紹介します。

グレード2WD(FF)
4WD
N-WGN G23.2
21.2
N-WGN L23.2
21.2
N-WGN Custom L23.2
21.2
N-WGN Custom L・ターボ21.2
20.0
※参考元:ホンダ N-WGN|主要諸元

上表のカタログ燃費は、WLTCモードの燃費数値です。

WLTCモード燃費とは「市街地モード」「郊外モード」「高速道路モード」という3つのモードで構成されており、各モードを平均的な使用時間で配分することで算出される燃費です。

なお参考までに、実燃費の計測結果を公開しているサイト「e燃費」によると、2WDの実燃費は17.34km/L、4WDの実燃費は17.73km/Lとなっています。

燃費はエアコンの使用状況や走行環境によっても変わるため、あくまで参考値として考えておきましょう。

N-WGNは毎日気兼ねなく乗れるというコンセプトで作られた車であり、20km/L近い実燃費はお財布にも環境にも優しい実用的な車といえるでしょう。

ホンダ N-WGNと他車のカタログ燃費を比較

ここでは、N-WGNの燃費が他の車と比較するとどうなのかという点について紹介します。

今回比較する車は、「ダイハツ ムーヴキャンバス」と「スズキ ワゴンRスマイル」です。ベースグレードにおけるWLTCモード燃費について比較します。

【燃費比較対象車】
ホンダ N-WGN:ガソリン車/Gグレード/2WD

ダイハツ ムーヴキャンバス

ガソリン車/Xグレード/2WD

車名N-WGN
ムーヴキャンバス
WLTCモード(km/L)23.2
22.9
市街地(km/L)20.1
20.5
郊外(km/L)25.1
24.2
高速道路(km/L)23.6
23.3
※参考元:ムーヴキャンバス|諸元表

スズキ ワゴンRスマイル

ガソリン車/Gグレード/2WD

車名N-WGN
ワゴンRスマイル
WLTCモード(km/L)23.2
23.9
市街地(km/L)20.1
19.5
郊外(km/L)25.1
25.4
高速道路(km/L)23.6
25.4
※参考元:ワゴンRスマイル|諸元表

比較結果

WLTCモード燃費においては、ワゴンRスマイルが僅差で一番数値がよい結果となりました。

しかし、比較した3台の燃費差はほとんど見られないことから、実際の走行シーンによって、どの車の燃費がよくなるかが変わるレベルでしょう。

また、参考までに今回比較した車の価格について、N-WGN「Gグレード」は1,298,000円、ムーヴキャンバス「Xグレード」は1,496,000円、ワゴンRスマイル「Gグレード」は1,296,900円となっています。

なお、価格は少し上がりますがワゴンRスマイルにはハイブリッド車も用意されており、WLTCモード燃費は25.1km/Lとなっています。

より燃費にこだわりたいという人は、ぜひご検討ください。

ホンダ N-WGNの走行性能

ここでは、ホンダ N-WGNの走行性能についてご紹介します。

優れたコーナリング性能

N-WGNは、誰もが安心して運転できるよう、少ないハンドル操作でもスムーズに曲がれる設計が施されています。さらに、コーナリング時に内輪に自動でブレーキをかけ、ハンドルを戻す際には外輪にブレーキをかける「アジャイルハンドリングアシスト」を採用。これにより、カーブの多い山道でも安定した走行性能を発揮します。

下り坂や雪道も安心

N-WGNには、ブレーキの強さに応じて自動でシフトダウンし、エンジンブレーキが効く「ブレーキ操作ステップダウンシフト制御」が搭載されています。また、セレクトレバーを「S」に入れると、雪道など滑りやすい状況でも、エンジンブレーキが適度にかかるよう設計されているため、安心して運転できます。

ホンダ N-WGNの概要

ホンダが製造・販売しているN-WGNは、トールワゴンタイプの軽自動車です。

2022年12月時点で販売されているモデルは、2019年8月に発売された2代目となります。

N-WGNは愛着を持てる親しみやすいフォルムをしており、日常になじむ身近な存在として、どこへでも一緒に出かけたくなる車です。

エントリーモデルの「G」グレードFFタイプ(2WD)の価格は1,298,000円となっており、比較的求めやすい価格であることも魅力の一つです。

N-WGNには、信号待ちなどの停車時にエンジンが自動的に止まる「アイドリングストップシステム」が搭載されており、不要な燃料消費がありません。

また「ECONスイッチ」により、エンジンやエアコンといった車全体のモードを、燃費優先に切り替えられるECONモードを選択できる点も魅力的です。

また、N-WGNは前席の窓枠が細くなっていることで運転中の視界が広く確保されており、安全運転に配慮されたドライバーファーストの設計になっている点も嬉しいポイントです。

ホンダ N-WGNをおすすめできる人

ここでは、N-WGNの特徴的な性能・機能を紹介し、N-WGNをおすすめできるライフスタイルについて解説します。

安心できる運転性能

N-WGNは、少ないハンドル操作でもしっかりカーブを曲がれる操作感にこだわって作られています。

カーブ走行時には内側にブレーキがかかり、直線に戻るときには反対側にブレーキがかかる仕組みとなっており、カーブの多い道路でもスムーズに走行できます。

また、急な下り坂でも安心して運転できるよう、ブレーキを踏む力に合わせて自動的にシフトダウンし、エンジンブレーキが発動する仕様になっています。

この機能により、雪道などを走行する際にも、運転の不安が軽減されるでしょう。

運転時に嬉しい便利機能

運転時に嬉しいN-WGNの機能として、メーターの右側に見やすく配置された、液晶の「マルチインフォメーション・ディスプレー」があげられます。

ここには燃費・航続可能距離といったお役立ち情報から、注意・警告といった重要情報まで表示されます。

ハンドルを握りながら、運転に必要な情報を瞬時に把握することができます。

また、全グレードに標準装備されているオートブレーキホールド機能もN-WGNの便利な機能の一つです。

この機能は、停車中に足をブレーキペダルから離しても停車状態が続くというものです。

アイドリングストップの状態で停車するため、燃費面を考えても嬉しい機能です。

ここで紹介した点に加え、軽自動車ということでボディサイズも小さいため、運転が得意ではない人でも、安心してハンドルを握れる車といえるでしょう。

日常の通勤で使用する場合や街中の買い物で使用する場合など、生活に寄り添ってくれる車が欲しい人にはおすすめの1台です。

まとめ

この記事では、N-WGNの燃費性能に注目しつつ、N-WGNがどのような人におすすめできるかという点を解説してきました。

N-WGNは、いちばん燃費のよいグレードで23.2km/L(WLTCモード燃費)という高燃費の車です。

信号などの停車時にアイドリングストップが効くことや、ECONモードが搭載されていることなどもあり、燃費に配慮された車といえます。

また、視界のよさなど運転しやすい装備と環境が整っているため、「毎日気兼ねなく乗れる」というコンセプト通り、普段使いの車として十分に活躍するでしょう。

そして普段は運転をしない人が、たまにハンドルを握る車としてもおすすめできます。

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