ルーミーの燃費を他車と比較!安全性能や機能も紹介
トヨタ ルーミーは2016年11月に発売されたトールワゴン型の小型乗用車(コンパクトカー)で、ダイハツが製造を担当し、OEM供給している車です。
コンパクトカーでありながら全高のあるボディタイプを活かし、車内は5人が余裕をもって乗れるほど広い空間を確保しています。
この記事ではルーミーの燃費性能や他メーカーの車との燃費比較に加えて、走行性能や特徴について紹介していきます。
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INDEX
ルーミーは若い子育て世代におすすめ
ルーミーは、「軽自動車では家族の移動には小さいが、ミニバンでは大きすぎる」という若い子育て世代のニーズにマッチする絶妙のサイズ感が魅力です。
ここではルーミーの主な特徴を紹介します。
実用的なコンパクトカー
ルーミーは低床で、運転席、助手席ともにパワースライドドアが標準装備(グレードXは除く)されています。
そのため、小さなお子さまも乗り降りしやすく、ベビーカーも乗せやすい仕様となっています。
荷室幅は1,077mmと広く、荷室フロアの高さも527mmと低いため、大きな荷物でも楽に載せられます。
また、車内は5人乗ってもゆとりある空間が確保されているため、足元の窮屈さもなく広々と使えます。
お手頃価格での販売
ルーミーは、1,556,500円(税込)からと比較的手の届きやすい価格帯に設定されています。
最も高いグレードカスタムG(4WD)でも2,100,000円(税込)と、上質な装備の車でもお手軽価格で購入可能です。
初めてのファミリーカー、セカンドカーとして手に入れやすいうえ、エコカー減税対象車となるため税金が安くなる点も魅力です。
販売台数も好調に推移しており、日本自動車販売協会連合会が発表した2022年4〜9月の販売台数(軽自動車除く)によると、ルーミーのランキングはトヨタ ヤリス、トヨタ カローラ、日産 ノートに次いで4位となっています。
ルーミーのカタログ燃費はどのくらい?
カタログに記載されているルーミーの燃費や、実燃費と呼ばれる実際の走行時に近い状態での燃費はどのくらいでしょうか。
ここではルーミーの燃費性能について、グレードと2WD・4WDの駆動方式に分けて紹介していきます。
ルーミーのカタログ燃費(2WD)
グレード | X/G/カスタムG |
WLTCモード(km/L) | 18.4 |
市街地モード(km/L) | 15.5 |
郊外モード(km/L) | 19.7 |
高速道路モード(km/L) | 19.2 |
グレード | G-T/カスタムG-T |
WLTCモード(km/L) | 16.8 |
市街地モード(km/L) | 13.9 |
郊外モード(km/L) | 17.9 |
高速道路モード(km/L) | 17.7 |
ルーミーのカタログ燃費(4WD)
グレード | X/G/カスタムG |
WLTCモード(km/L) | 16.8 |
市街地モード(km/L) | 13.9 |
郊外モード(km/L) | 17.9 |
高速道路モード(km/L) | 17.7 |
ルーミーの実燃費をグレード別に比較
カタログ燃費に記載されている「WLTCモード燃費」は実際の車の使用環境により近い方法で計測されていますが、運転の仕方や走行環境によって実際の燃費と差が出ます。
実際に車を利用している人によって投稿された情報がまとめられている「e燃費」というWebサイトによると、ルーミーの実燃費は以下の通りです。
実際に購入を検討する際の参考にしてください。
ルーミーのカタログ燃費と実燃費の比較(2WD)
グレード | G-T/カスタムG-T |
カタログ燃費 WLTCモード (km/L) | 16.8 |
実燃費 (km/L) | 13.83 |
グレード | X/G/カスタムG |
カタログ燃費 WLTCモード (km/L) | 18.4 |
実燃費 (km/L) | 14.14 |
ルーミーのカタログ燃費と実燃費の比較(4WD)
グレード | X/G/カスタムG |
カタログ燃費 WLTCモード (km/L) | 16.8 |
実燃費 (km/L) | 15.44 |
ルーミーと「スズキ ソリオ」「ダイハツ トール」の燃費を比較
ここでは「トヨタ ルーミー」と「スズキ ソリオ」「ダイハツ トール」の燃費を比較してみます。
比較する各社のグレード
今回比較した各車の概要やグレードは以下の通りです。なお、ルーミーについてはグレードGの2WD(FF)/総排気量1.0Lのタイプを基準として比較を実施しました。

・スズキ ソリオ:グレードG 2WD(FF)/総排気量1.2L
現行モデルは4代目となるソリオはボディが小さい割に全高が高く、広い車内空間や荷室が特徴のコンパクトカーです。

・ダイハツ トール:G/2WD(FF)/総排気量1.0L
ルーミーは、ダイハツブランドにおけるルーミーの兄弟車です。車体の基本装備はルーミーと同じであり、燃費性能も変わらない数値となっています。
ルーミー、ソリオ、トールの燃費比較
カタログ燃費 | ルーミー ソリオ トール |
WLTCモード(km/L) | 18.4 19.0 18.4 |
市街地(km/L) | 15.5 14.8 15.5 |
郊外(km/L) | 19.7 20.2 19.7 |
高速道路(km/L) | 19.2 21.1 19.2 |
上記の数値について、総排気量の差やハイブリッドシステムの仕組みが異なる点や、実際に走行させた際の燃費はカタログ燃費とは異なる点を含んだ上で、参考としてください。
ルーミーの魅力は安全性能と快適性
ルーミーには燃費以外にも多くの魅力があります。ここでは快適なドライブに大事な要素である安全性能と快適性について詳しく解説します。
家族を守る充実の安全性能
ルーミーは予防安全機能「スマートアシスト」が標準装備となっています。
各機能の詳細についてはこちらの安全性能でご確認ください。
- 衝突警報機能
- 衝突回避支援ブレーキ機能
- ブレーキ制御付誤発進抑制機能
- ふらつき警報
- 路側逸脱警報
- オートハイビーム
- 先行車発進お知らせ機能
- 全車速追従機能付ACC(※カスタムG-T、カスタムGに標準装備)
- オートハイビーム(※G-T、G、Xに標準装備)
- パノラミックビューモニター(※Xを除く)
- 標識認識機能(※グレードXを除く)
エアバックもフロントとサイドに合計6箇所装備されており、万が一の時にも衝撃を効率よく吸収・分散してくれる強固なボディが搭乗者を安全に守ってくれます。
快適な空間と内装
6:4に分割して倒せるリアシートは、乗車人数や荷物の量に応じて柔軟にシートアレンジが可能です。
また、前席と後席の全てのシートを倒すとフルフラットにできるため、車中泊では足を伸ばして寝ることもできます。
日常の買い物から本格アウトドアまで快適で使い勝手のよい車といえます。
また、車内の収納も工夫があり、助手席の大ぶりのオープントレイや買い物袋を下げられるフックなどを装備。
細々としたお子さま用のグッズもスッキリ収納できます。
まとめ
今回はトールワゴン型の小型乗用車であるルーミーについて、燃費性能を切り口として紹介してきました。
ルーミーは全高のあるボディタイプを活かし、車内は5人が余裕をもって乗れるほど広い空間を確保しています。
シートアレンジも多彩で、後席をすべて寝かせてフルフラットにすることで、大きな荷物を積むこともできます。
また、販売価格も手に入れやすい価格帯であるため、オールラウンドに使えるコンパクトカーを求める人にとってはコストパフォーマンスのよい車といえるでしょう。
優れた燃費性能だけでなく、快適な走行性能、充実した安全性能も備えており、ご家族でのお出かけや街乗りにピッタリの車です。
ぜひこの機会にご検討ください。
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