ソリオは車中泊にもおすすめの車!ソリオの概要や車中泊する際の注意点などを解説
ソリオはスズキから販売されているコンパクトトールワゴンで、コンパクトカーの中でも室内が広い車として人気を集めています。
車内空間が広いため、ドライブだけでなく車中泊をする際にも活用できるでしょう。
本記事では、ソリオの概要やソリオで車中泊する際の注意点、車中泊時に活用できるグッズなどをご紹介します。
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INDEX
ソリオの特徴
ソリオは、2000年12月に軽自動車トールワゴン「ワゴンR」のボディパネルを採用して、「ワゴンRソリオ」として初代モデルを発売した小型乗用車です。
現行型の4代目ソリオは、3代目モデルで搭載していたストロングハイブリッドをなくし、マイルドハイブリッドへと変更しています。
また、全長を80mm延長し荷室床面を100mm拡大させ、広い室内空間と大きな荷室の両立を実現しています。
さらに、予防安全技術「スズキ セーフティサポート」という機能も搭載されており、高い安全性能を持つ特徴もあります。
ソリオの車内空間の広さはどの程度?
週末にまとめ買いをする人やキャンプ、釣りなどのアウトドアを趣味に持つ人は荷室の広さを知っておくとよいでしょう。
ソリオの荷室の広さは以下の通りです。
荷室開口幅 | 1,075mm |
荷室開口高 | 980mm |
荷室床面幅 | 1,020mm |
荷室開口地上高 | 665mm |
「G」以外のグレードでは、後部座席の開閉を荷室側からも操作できるため、わざわざ後部座席のドアを開けに行く必要がありません。
また、荷室の床下にもうひとつの収納スペースがあり、普段はあまり使わない荷物を入れられるスペースがあります。
ベビーカーなど、背の高い荷物を運ぶときにも重宝するでしょう。
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ソリオのシートアレンジは?
ソリオは、ドライブや買い物、レジャーなどさまざまなシチュエーションで対応できるシートアレンジがあります
後席リクライニング時の頭上にも余裕があるため、ドライブの途中で休憩したいときなども快適に過ごせます。
ソリオには、以下のシートアレンジがあります。
3人+大きな荷物
後部座席の1席を倒すことで、長い荷物を載せることが可能です。
2人+大きな荷物
フロントに2人が乗った状態で後部座席を倒せば、自転車やベビーカーのような大きな荷物も運べます。
また、Gグレードを除く全てのグレードにシートバックスライドレバーとリクライニングレバーを装備しており、リアシートの操作は荷室側からも可能となっています。
2人+長い荷物
助手席と助手席側の後部座席を倒すと、釣り竿やカーペットなどの長い荷物を載せることも可能です。
フルフラット
ソリオは、シートをフルフラットにすることができるためドライブ中の休憩や急な宿泊が必要となる場合は活躍します。
ソリオはシートアレンジが優れており、シートを収納したりリクライニングすることで車内の前方からラゲッジスペースに至るまでがほぼ水平の状態になります。
最近では、後部座席を収納してラゲッジスペースとつなげる機能は一般的になっています。
ソリオではそれに加えて、前席シートの背もたれも完全に後ろに倒せる構造となっているため、シートが邪魔をすることなくフルフラットにできます。
ソリオの車中泊におすすめのグッズ
車中泊を初めてする人は、どのような準備をすればよいか分からないでしょう。
ソリオで車中泊をする際に準備しておきたいグッズを3つご紹介します。
- マットレス
- 照明
- カーテン・シェード
マットレス
マットレスは、車中泊する際の必需品といえるでしょう。
ソリオでは座席をフルフラットにできますが、何も対策せずに寝てしまうと腰や背中を痛めてしまうことも考えられます。
そこで活躍してくれるのがマットレスです。シートの上にマットレスを敷くことで、寝心地が向上します。
折り畳み可能なマットレスであれば、荷室の床下にもうに積み込んでいても邪魔にならないでしょう。
また、寒い環境で車中泊する場合は、毛布なども必要です。
車中泊用のマットレスや毛布を事前に積み込んでおくことで、急に車中泊することになったとしても、慌てることはないでしょう。
照明
車中泊には照明も必要です。
車内での食事や作業をする際、明かりを確保するために車内灯をつけることがあります。
長時間点灯してしまうとバッテリーが上がりエンジンがかからなくなる恐れがあります。
そのような事態を防ぐために必要なのが電池式の照明です。
電池式の照明は、車のバッテリーを使用せず明かりを確保できるため長時間転倒していてもエンジンがかからなくなる恐れがありません。
カーテン・シェード
プライバシーを守りたい場合は、遮光カーテンやサンシェードの活用をおすすめします。
遮光カーテンは、太陽光を遮る効果だけでなく車内の光を遮る効果も期待できます。
夜間に電気をつけていても、車内の様子が漏れることはないでしょう。
また遮光カーテンの代わりに、断熱性や防音性が高いサンシェードを活用するのもおすすめです。
ソリオの車中泊の注意点とは?
ソリオで車中泊する際に注意すべきことは多くありますが、ここでは以下3点についてご紹介します。
- 防犯対策を万全にしておく
- 就寝する際は必ず横になる
- エアコンをつける際は外気循環モードにする
防犯対策を行う
ソリオで車中泊する際は、防犯対策を万全にしておきましょう。
就寝前にロックをかける、窓を全開にした状態で寝ないなど、基本的な部分を押さえておくことが大切です。
基本的なことだけでは不安という人は、防犯ブザーを用意しておくとよいでしょう。
また近年普及してきているドライブレコーダーも、防犯対策として有効です。
ソリオを購入する際に、ドライブレコーダーを設置しておくことをおすすめします。
就寝する際は必ず横になる
車内で就寝する際、リクライニングを倒しただけのシートで就寝する人もいるでしょう。
しかし、座った体制を長時間続けているとエコノミー症候群になる可能性があります。
そうならないためにも、しっかりと横になってから就寝するようにしましょう。
エアコンをつける際は外気循環モードにする
エアコンをつけたまま就寝する際は、外気循環モードにしましょう。
外気を取り込まないモードで寝ると、就寝中に車内の酸素を消費してしまいます。
酸素が消費されて二酸化炭素の濃度が高まると体調が悪くなる可能性があります。
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まとめ
ソリオは、室内空間の広さやシートアレンジに定評がある人気の車です。普段の運転はもちろん車中泊にも適した車だといえるでしょう。
車中泊をする際に注意すべきこととしては、防犯対策を万全にしておくこと、エアコンをつける際は外気循環モードにしておくこと、就寝する際は横になることなどが挙げられます。
また、マットレスや虫除けグッズ、遮光カーテンなどを活用することでより快適に車中泊を過ごせるでしょう。
車の購入を検討する際は、自身の目的や用途に合わせて選び、充実したカーライフを送りましょう。