車の名義変更に必要な書類を確認しよう!手続きの流れも解説

車の所有者が変わる場合、名義変更手続きが必要です。
名義変更の手続きを怠ってしまうと、罰金やトラブルに発展してしまう可能性があります。

本記事では、車の名義変更に必要な書類にはどのようなものがあるのか?
また、手続きの流れや注意点について解説します。

車の名義変更の際に必要になる6つの書類

車の名義変更を行う際に必要な書類は6つあります。

1.自動車の保管場所を証明する「車庫証明」

車庫証明書の正式名称は「自動車保管場所証明書」といい、自動車を保管する場所があることを証明する書類です。

車の購入時には、車庫証明書の手続きが欠かせません。また、引っ越しなどによって保管場所が変わった際にも手続きが必要です。

車庫証明書の発行は車の販売店に依頼できますが、費用が発生するため自分で手続きを行うのがおすすめです。

車庫証明書の取得は、車の保管場所を管轄する警察署の窓口で手続きができます。
証明書の発行には約1週間かかるため、余裕をもって申請をしましょう。

車庫証明書発行申請に必要な書類は以下の4点です。

  1. 自動車保管場所証明書申請書
  2. 保管場所標標章交付申請書
  3. 土地使用に関する権利関係を証する書面
  4. 所在図・配置図

関連記事:車庫証明書の書き方!必要な書類と車庫証明の注意点を解説

2.実印を証明するための「印鑑証明書」

印鑑証明書は、登録された実印を証明する書類です。

実印登録は、役場にて個人が行えるため、正規の実印であることを他人が確かめるためにも印鑑証明書が必要なのです。

車の名義変更には実印が必須であるため、必然的に印鑑証明書も用意しなければなりません。

3.譲渡を証明する「譲渡証明書」

譲渡証明書は、中古車の購入や個人間の売買によって車の所有者が変わる際、譲渡を証明するために必須の書類です。

譲渡証明書には、車両情報や新旧使用者の住所及び氏名、譲渡日などを記入します。
実印欄には旧所有者のみ押印し、新所有者が押印する必要はありません。

内容に不備や記入漏れがないよう注意しましょう。

4.手続きを代理でしてもらうための「委任状」

委任状とは、本来当事者本人が行うはずの手続きができない場合に、第3者が代理人として手続きを行えるようにするための書類です。

車の名義変更においては、用途によって誰が委任者(手続きを依頼する人)で誰が受任者(手続きをする人)になるのか間違えないように注意する必要があります。

名義変更を販売店に依頼する場合
委任者:自分
受任者:販売店

名義変更を自分で行う場合
委任者:旧所有者
受任者:自分

また、委任状を用意する際は、受任者の情報に記入漏れや間違いがないかも確認しましょう。

5.車検の完了を証明する「自動車検査証」

自動車検査証とは、車検が完了していることを証明するための書類です。

公道を走るすべての車を対象に検査し、国が定めた保安基準を満たした車に対して車検証が交付されます。一般的には「車検証」とも呼ばれ、名義変更の際にはコピーではなく原本が必要です。

また、名義変更の際に自賠責保険証明書は必要ありません。ただし、自賠責保険証明書は車検の際に欠かせないため、必ず旧所有者から新所有者へ受け渡しが必要です。

6.陸運局で必要となる「手数料納付書」「自動車税申告書」「申請書」

「手数料納付書」「自動車税申告書」「申請書」は名義変更の際に陸運局にて必要な書類です。

事前に必要な準備は特になく、名義変更当日に陸運局にて記載します。

手数料納付書と申請書には収入印紙代として費用が発生するため注意が必要です。
手数料納付書に貼付する収入印紙代として500円、申請書には20~100円程度の費用が発生するため、名義変更当日、用意がないということにならないよう念頭に置いておきましょう。

車の名義変更手続きは5つのステップ

車の名義変更を自分で行う場合、大きく5つのステップを踏んで手続きを行います。
ここからは、それぞれ詳しく解説します。

1.必要書類を揃える

まずは、警察署や役場等にて必要書類の発行申請を行い、必要書類を揃えます。
名義変更には、新所有者・旧所有者の両者に必要書類があり、それぞれ用意する書類が違います。

新所有者が用意する書類

【新所有者】
・車庫証明書
・実印
・印鑑証明書

旧所有者が用意する書類

・自動車検証
・委任状
・印鑑証明
・譲渡証明書

ちなみに、上記の書類を発行するには1週間程度時間がかかります。名義変更時は早めの申請を心掛けましょう。

2.運輸支局で新たに書類を入手し作成、提出する

次に、運輸支局にて「手数料納付書」「自動車税申告書」「申請書」を入手し、記入します。
これらの書類は、運輸支局窓口にて入手できますが、申請書については国交省のWebサイトからもダウンロードできます。

書類を作成した後は、あらかじめ用意した必要書類と一緒に窓口へ提出します。
名義変更は、必要書類が多いため、不備がないか提出前に確認が必要です。

3.車検証を交付してもらう

必要書類を提出した後は、運輸支局窓口にて車検証が交付されます。
車検証を受け取ったら、内容に記載漏れや間違いがないか、その場で必ず確認するようにしましょう。

4.税金を申告し納付する

車検証交付後、運輸支局内にある自動車税事務所窓口に、車検証と自動車税申告書を提出し納付します。

税金申告を忘れると、自動車税納税通知書が旧所有者に送られてしまうため、トラブルに発展しないように必ず申告・納税しましょう。

5.ナンバープレートの変更手続きをする

管轄する運輸支局が変わる場合や、自分の好みのナンバープレートに変えたい場合、ナンバープレートの交換を行います。

まずは車のナンバープレートを自分で外し、運輸支局内にある返却窓口に返却します。
その後、ナンバープレート交付窓口にて新しいものを購入して取り付けます。

ナンバープレートの付け外しに必要な工具は運輸支局にて貸出を行っているため、用意する必要はありません。

車の名義変更をする際の注意点

車の名義変更は早めに行う必要があります。
なぜなら、名義変更を行う期間は、道路運送車両法によって所有者が変わってから原則15日以内と定められており、名義変更を忘れてしまうと50万円以下の罰金が科せられてしまう可能性があるためです。

また。名義変更を怠ることで、自動車税納税通知書などの車に関する書類が届かないことや、交通事故の際にトラブルに発展する可能性もあります。
自動車税納税通知書は、車の所有者に送られますが、名義変更を行っていないことで通知書が手元に届かず、滞納してしまうケースも少なくありません。

さらに、名義変更を行わずに交通事故を起こしてしまった際には、その責任を車検証に記載がある所有者が負わなければならないケースもあります。トラブルや罰金を避けるためにも、名義変更はなるべく早めに対応しましょう。

まとめ

車の名義変更は、必要書類が多く、準備だけでも多くの工数がかかるため面倒に思う方も少なくありません。しかし、名義変更を怠ると、罰金や旧所有者とのトラブルに発展してしまう可能性もあるため、後回しにしないことが大切です。

車の名義変更をする場合は、早めに対応するよう心掛けましょう。

この記事を書いた人

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カーナレッジ編集部

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