スイフトRSの燃費は良いのか?カタログ燃費と実燃費を紹介

「スイフトRSの燃費が気になる」
「ライバル車と比較してどうか?」
スイフトRSの購入を検討してる人のなかには、このような疑問を感じていることもあるかと予想できます。

また、その他にも購入時の費用は高くなるものの燃費のよいハイブリッド車を選ぶべきか、運転頻度から考えてガソリン車を選ぶべきかなど燃費に関する悩みは多岐に渡ります。

この記事では、スイフトRSのカタログ燃費や実燃費、ライバル車との比較について紹介していきます。

また、スイフトRSの概要や特徴についても紹介するため、購入を検討している人はぜひ参考にしてください。

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スイフトRSについて

スイフトRS
引用元:スズキ株式会社

ここでは、スイフトRSの概要や基本スペックについて紹介していきます。

スイフトRSの概要

スイフトブライドスポットモニター茶道イメージ
引用元:スズキ株式会社

スイフトRSの歴史は2011年に登場と意外にも長く、従来はスイフトの特別仕様車として発売され、現在はグレードの一つとしてRSは残っています。

RSと名のつくグレードとしては、RSだけでなくマイルドハイブリッド採用の「HYBRID RS」が存在します。

どちらもRSですので、これ以降に登場する「スイフトRS」はガソリン車として表記します。

欧州での輸出・販売を視野に入れた設計となっており、乗り心地は欧州車に近く、安定した走りは直線時のふらつきを軽減し、高速道路や長距離運転にも適しています。

このような操縦性の高さは欧州車によく見られる特徴ですが、国産車ということもありコストを抑えることができるのも魅力です。

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スイフトRSのスペック

まずは、スイフトRSのスペックを確認していきましょう。
スイフトRSの基本スペックは以下の表の通りです。

メーカースズキ
車名スイフト
ボディタイプハッチバック
ドア数5
全長3,855 mm
全幅1,695 mm
全高1,500 mm
車両重量870 kg
総排気量1,242 cc
使用燃料無鉛レギュラーガソリン
燃料タンク37 L
駆動方式2WD/4WD
トランスミッション5MT/CVT
※参考元:スズキ公式サイト(価格・グレード)
※紹介グレードは「RS 2WD・5MT」

「RS」は、「XG」のオーディオレス仕様車をベースにつくられています。パワーステアリングコントローラーは欧州仕様と同様のチューニングとなっています。そして、運転時にはハンドルを切った場合でもハンドル操作がしやすいという特徴もあります。ワインディングロードや高速道路でも、運転を楽しむことができるでしょう。

一方で、スイフトRSの乗り心地において、人によっては「突き上げて来る感覚」を感じる人もいらっしゃるとのこと。
運転中の車の揺れが苦手という方は、注意が必要です。

スイフトRSの購入を検討している方は、購入の前に試乗を行い、乗り心地を確認しておくと安心です。

スイフト バナー

スイフトRSのカタログ燃費を紹介

ここでは、スイフトRSの公式Webサイトで公表されているカタログ燃費を紹介します。

駆動方式2WD4WD
トランスミッション5MTCVT
WLTCモード21.8 km/L18.8 km/L
市街地17.3 km/L14.3 km/L
郊外22.8 km/L19.5 km/L
高速道路23.7 km/L21.1 km/L
※参考元:スズキ公式サイト(価格・グレード)

スイフトRSの実燃費を紹介

スイフトRSの実燃費はどうでしょうか。
燃費性能は、走り方や車の状態によって変化します。ここでは「e燃費(実際に車を所有している人により、燃費情報が共有されているWebサイト)」の情報とカタログ燃費を比較しました。

駆動方式2WD4WD
トランスミッション5MTCVT
カタログ燃費
WLTCモード
21.8km/L18.8km/L
実燃費19.97km/L17.43km/L
※参考元:e燃費|スイフト

上記の比較表より、2WDにおいては約2km/Lほどの差が出ています。
4WDについては、ほぼ誤差の範疇といってもよいでしょう。

スイフト バナー

他の車との比較

スイフトRSとよく比較される車として、トヨタ ヤリスと日産 ノートが挙げられます。
比較するグレードと概要は下記の通りです。

トヨタ ヤリス:グレードZ/2WD

トヨタ ヤリスが販売され始めたのが2020年の2月のこと。元はヴィッツという名前で販売されていた車の4代目として「ヤリス」と改名されたものでした。

月間販売数において、2020年7月から2022年の9月までほぼ1位を取り続けている(3度、1位を逃しました)ほどの高い人気を誇る車です。
安全性能が充実したヤリスは、その運転性能から走りにこだわる人へ特におすすめできる車です。
さらに、その燃費の良さはe燃費アワード総合部門で2年連続で1位を取るほどです。

日産 ノート:グレードS/2WD

日産 ノートは優れた走行性能が人気の理由の一つであるコンパクトカーです。

特筆すべきは日産独自の技術である「e-POWER」でしょう。
ガソリンエンジンで発電し、駆動用モーターで走行することで効率良くパワーを作り出すことを可能としています。
パワフルでありながらもエンジン音をロードノイズに紛れ込ませるような技術により静かな車内空間を実現しています。

また、2020年の11月に行われたフルモデルチェンジで車体の小型軽量化、エンジンの効率化で初代よりも燃費が向上しています。

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燃費の比較

スズキ スイフト RS/2WDとトヨタ ヤリス Z/2WD

車名スイフトヤリス
WLTCモード21.8km17.3km
市街地17.3km16.1km
郊外22.8km22.9km
高速道路23.7km24.3km
※参考元:トヨタ公式サイト(価格・グレード)

スズキ スイフト RS/2WDと日産 ノート S/2WD

車名スイフトノート
WLTCモード21.8km28.4km
市街地17.3km28.0km
郊外22.8km30.7km
高速道路23.7km27.2km
※参考元:日産公式サイト(走行・安全)

上記の表より、スイフトとヤリスはほぼ同水準の燃費性能となっており、ノートは高い数値となっている事がわかります。

ノートの数値が高く出る要因としては、すべて「e-POWER」が搭載された燃費重視のハイブリッド車であるためです。

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スイフト バナー

スイフトRSの燃費以外の特徴

ここでは、スイフトRSの燃費性能以外の特徴について紹介していきます。

安全装備が充実している

スイフトRSでは、事故防止のための安全装備が充実しています。
ふらつき警報機能や車線逸脱警報機能、誤発進抑制機能が搭載されているため、ドライバーへの注意喚起はもちろん、操作ミスによる事故回避に役立ちます。

また、ハイビームアシストの機能をオンにしておくことで、対向車線の車を検知して自動でロービームに切り替えてくれます。
夜間の運転やハイビームの扱いに慣れていない人も安心して運転することが可能でしょう。

そのほか、車間距離を一定に保つアダプティブクルーズコントロールをはじめ、多数の安全装備が標準機能として搭載されています。
運転に不安がある人でも安心してハンドルを握ることができる車としておすすめできます。

欧州仕様の乗り心地

欧州での輸出・販売を視野に入れていたスイフトRSは、その仕様も欧州車顔負けのチューニングがされています。

直線でふらつかない安定した走りやパワー、足回りも充実しているため、高速道路や長距離運転はもちろん、日常生活のなかでも快適に運転することが可能です。

また、走行性を重視したい人も満足できる性能となっています。

快適装備が充実している

スイフトRSにはフルオートエアコンはもちろん、運転席ヒートシーター(4WDは助手席も)が全車で標準装備されており、冷え込む時期でも車内が温まるまでの間も寒い思いをすることがありません。
また、6スピーカー搭載であるためドライブ中に音楽を楽しみたい人も満足できるでしょう。

こうした装備はライバル車で見ると上級グレードから実装されていることが多いですが、スイフトRSではエントリーグレード含めて標準装備であり、コスパの良さも感じられます。

スポーティさを感じる外観

一般的にコンパクトカーは丸みを帯びたかわいいデザインが多いですが、スイフトRSは水平基調でシャープなフォルムです。

ホイールに関しても、ブラック塗装で切削加工されたものが採用されており、よりスポーティーな雰囲気を感じさせてくれます。

コンパクトカーのなかでも一味違うデザインとなっており、外装にこだわりたい人にとっては要チェックの車といえるでしょう。

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まとめ

スイフトRSは欧州車のような操縦性の高さが特徴的で、スポーティーな走りに定評がある人気の車です。スポーティーな走りができる一方で燃費性能も優れており、ファーストカーとしても安心して運転することができます。

さらに、操縦性や燃費性能だけではなく、先進安全技術が標準装備されているほか、運転者や同乗者にとって使い勝手の良い装備も充実しているため、コスパのよさを感じられます。

スイフトRSの購入を検討している人は、ぜひ試乗をして運転のしやすさ、車内の快適さなどを実感してみましょう。

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