絶景の車中泊スポットとは?国内でのおすすめスポットを紹介
近年、アウトドアが流行し、車中泊をする人たちが増えています。
車中泊の際は車に泊まることになるため、一般的な旅行に比べて費用面を抑えつつ、非日常的な体験を味わえることが人気の理由の一つです。
車中泊の楽しみ方は、観光スポットを回る、自然を楽しむ、バーベキューを楽しんでから車中泊をするなどさまざまです。
多くの楽しみ方があるなかで、絶景スポットで車中泊ができれば、より楽しさが倍増するのではないでしょうか。
この記事では、国内で絶景を楽しめる車中泊のスポットを紹介するとともに、車中泊スポットの選び方や、基本的なマナーも併せてご紹介します。
関連記事:【2023年】車中泊におすすめの車14選!猛暑でも快適に過ごすポイントも紹介!
INDEX
絶景が望める車中泊スポット
ここでは、絶景が望める車中泊のスポットを紹介します。
亀の井ホテル 一関(旧かんぽの宿一関)「岩手県」
世界遺産である平泉の近くにある宿泊施設がかんぽの宿一関です。
湯YOUパークに加盟しているため、駐車場での車中泊を許可しています。
かんぽの宿一関では、温泉と平泉の絶景を両方満喫できるため、おすすめのスポットです。
住所:〒021-0101 岩手県一関市厳美町字宝竜147-5
阿字ヶ浦温泉のぞみ「茨城県」
ひたちなか市にある阿字ヶ浦温泉のぞみは、景色だけでなく天然温泉を楽しめる車中泊スポットです。
海岸沿いに位置するため、海の景色を存分に味わえます。
また海岸沿いであるため、夏場には海水浴を楽しんだ後に温泉を堪能し、車中泊という最高のプランを楽しむことができます。
住所:〒311-1201 茨城県ひたちなか市阿字ヶ浦町3290
雲見夕陽と潮騒の岬オートキャンプ場「静岡県」
西伊豆の海を一望できる静岡県のキャンプ場が岬オートキャンプ場です。
キャンプ場から富士山も見ることができ、写真集の富士山の十景にも選ばれたほどの景観を体感できます。
岬オートキャンプ場から見られる朝日と夕日は、最高の景色です。
住所:〒410-3615 静岡県賀茂郡松崎町雲見字塩谷83-1
生野高原カッセルRVパーク「兵庫県」
兵庫県朝来市にある生野高原カッセルRVパークは、車中泊スポットをレストランが提供しています。
絶景だけでなく地元食材を使った食事を堪能できるのは魅力的でしょう。
敷地内にはバーベキューコーナー、テニスコート、家族風呂などもあり、一日を楽しんで過ごせる設備が満載です。
周辺の観光スポットには竹田城跡や神崎農村公園ヨーデルの森などがあり、生野高原カッセルRVパークを拠点に回ることができます。
住所:〒679-3331 兵庫県朝来市生野町栃原1784-302
アウトドアオアシス館「愛媛県」
愛媛県にあるアウトドア複合施設「モンベルアウトドアオアシス石鎚」のなかにあり、キャンプ場やストア、クライミング施設などもあります。
キャンプ場には駐車スペースもあり、バーベキュー後に車中泊も可能です。
また温泉施設もあるため、最高の車中泊を体験できるでしょう。
住所:〒799-1101 愛媛県西条市小松町新屋敷乙22-29
RVパークいさ曽木の滝「鹿児島県」
曽木の滝公園内にある知る人ぞ知る穴場スポットです。
車中泊には欠かせないトイレと水道、そして電源が用意されており、駐車スペースもゆったりしているため安心して車中泊ができます。
いさ曽木の滝は季節問わず利用でき、四季を楽しめます。
春には桜、夏には満天の星空、秋は紅葉、冬は雪化粧など、1年を通して楽しめる車中泊スポットです。
住所:〒895-2526 鹿児島県伊佐市大口宮人636-3
車中泊スポットの上手な選び方
車中泊をする際、どの場所で一晩を過ごすかどうかは非常に大切です。
ここでは、車中泊スポットを選ぶ際にどのような点を重視するべきか紹介します。
トイレの有無を確認する
車中泊で重要となるのがトイレ事情です。
近くにトイレがある場所で宿泊できる場所を探しましょう。
さらに24時間いつでも利用できる条件であることを忘れてはいけません。
また人によっては清潔感などもポイントになるため、キレイなトイレがある、スムーズにトイレに入れるなどポイントを絞って探してみてもよいかもしれません。
静かな環境かどうかを確認する
車中泊は、いつもと違う環境で寝ることになるため、できる限りストレスがない環境で宿泊したいでしょう。
たとえば、車中泊ポイントの近くが車やバイクの音がうるさい、人通りが多い場所であれば、気になって中々就寝できない人もいます。
車中泊する場所はできる限り、人通りが少なく静かな場所を選択しましょう。
関連記事:快適に寝れる車の選び方とは?車種別のおすすめの車もご紹介
照明があるかどうかを確認する
宿泊する場所によっては全く照明がない暗闇のなかに泊まることになる場合もあります。
真っ暗であると星空が見えやすいなど利点はありますが、暗闇での宿泊はトイレ移動の際や防犯面でも不安な点があります。
車中泊は、照明がある場所で行いましょう。
また車内照明だけでは足りない可能性があるため、LEDランタンなどを持っていくのも大切です。
治安がよい場所かどうかを確認する
近年、車中泊をする人が増えておりますが、いたずらを好んで行う人々が一定数います。
そのような人達と出くわすことで、せっかく楽しみにきた車中泊が台無しになります。
できる限り出会わないように治安が悪いエリアでの車中泊を避ける必要があります。
また口コミで過去に問題がなかったかどうかも確認しましょう。
自動販売機があるかどうかを確認する
車中泊する際に必ず必要ではありませんが、近くに自動販売機があると安心です。
特に夏場では水分補給が大切になりますが、手持ちの水分がなくなった場合に補給する必要があります。
また冬場では温かい飲み物を飲みたくなることもあるでしょう。
そういうときにも自動販売機は役立ちます。
停めるスペースが平坦であるかを確認する
場所を選ぶ際に意外と大切なことは、車中泊をするスペースが平坦であることです。
寝る場所が真っすぐになっていないと眠りにくいため、平坦なスペースで車中泊をしましょう。
車中泊する際のマナー
車中泊をする際には気を付けなければいけないマナーがあります。
マナーが悪い人が増えると車中泊できるスポットが減っていく可能性もあるため、一人ひとりが意識を持って周りに迷惑をかけないように心掛けることが大切です。
ここでは、車中泊を行う際のマナーについて紹介します。
アイドリングは控えめにする
日中であればそこまで目立ちませんが、夜になるとエンジン音は意外と響きます。
夏場冬場になるとエアコンを利用したいためエンジンを付けたいところですが、極力エンジンは切るようにしましょう。
夏場の暑さ対策には、携帯扇風機などの利用、冬場の寒さ対策には電気毛布などを利用することをおすすめします。電気に関してはポータブルバッテリーを用意すれば解決できるでしょう。
火気厳禁の場所でバーベキューなどを行わない
車中泊では基本的に決められたスペースでしか火気を使用してはいけません。
当たり前のことですが、車中泊ができる=バーベキューもできると勘違いしてしまう人が一定数いるため十分注意しましょう。
バーベキューをしたい人は、オートキャンプ場などで車中泊をする必要があります。
必ず事前に確認することをおすすめします。
ゴミは不法投棄しない
パーキングやサービスエリアでよく見かけるゴミの不法投棄はしないようにしましょう。
施設に設置してあるゴミ箱は、基本的にその施設で発生したゴミを捨てるためのゴミ箱です。
外から持ち込んできたゴミを想定していません。
つまり、車中泊などで発生したゴミをその施設で処分することは避けましょう。
ただし、ゴミの処分を許可している施設もあるため、事前に確認が必要です。
静かに過ごす
昼夜問わず、静かに過ごしましょう。
道の駅やパーキングなどで車中泊をする際には大きな音で音楽を聴いたり、外で談笑したり、車のなかでも騒いではいけません。
周りに不快感を与えないように気を付けることが大切です。
長期滞在しない
車中泊スポットは基本的に宿泊施設ではありません。
連泊などの長期滞在をしないように注意しましょう。
例外としてRVパークの一部では予約することで連泊できる場合もあります。
連泊をしたい人は事前にリサーチをして迷惑をかけないように車中泊をしましょう。
まとめ
今回は国内で絶景を楽しめる車中泊のスポット、また車中泊スポットの選び方や、基本的なマナーも併せて紹介しました。
日本国内には今回ご紹介したスポットの他にも絶景スポットが多くあるため、旅行をしながら回っていくのもよいかもしれません。
その際には、車中泊を行うときのマナーやルールには注意する必要があります。
多くのスポットを回って、自分の最高の車中泊スポットを探してみてはいかがでしょうか。