新車と中古車、コスパがよいのは?それぞれの特徴を徹底比較!

車を購入する際、コスパ面で新車・中古車どちらにするか迷う人も多いでしょう。
一見、中古車の方が安価なイメージがありますが、果たしてそうでしょうか。

この記事では、新車と中古車の特徴を比較し、どちらがお得かについて解説します。

また、コスパ面に優れたカーリースについても併せて紹介します。

関連記事:中古で人気の軽自動車は?中古で買う際のポイントやおすすめ車種を紹介!

関連記事:新車を安く買う方法9選!購入タイミングや交渉術など一挙紹介!

ポチモバナー
ポチモバナー

中古車の方がコスパがよい?

自動車は安い買い物ではないため、さまざまな観点から慎重に選択することが必要です。
とはいえ、コスパの観点では、中古車の方がよいといえます。

具体的な理由をみていきましょう。

車両価格の安さ

まず、なんといっても車両価格の安さが挙げられます。
1年落ちの中古車でも、新車販売価格の3分の2程度まで下がるケースは珍しくありません。不人気車種や不人気カラーとなると値落ちが激しくなるため、さらに安価で購入できるでしょう。

関連記事:300万円の車、月々のローン返済額は?おすすめの年数やローンの選び方

メンテナンス費用

また、中古車は経年劣化によりメンテナンス費用がかかるのが一般的です。しかし、その費用を含めても、車両費用が安い分コスパが優れている場合が多いです。

ただし、走行距離が長い中古車や、年式が古い中古車を購入する際は注意が必要です。メンテナンスが必要な箇所が多いと、修理代がかさむことがあります。

関連記事:車のメンテナンス方法とは?長く使うための基本項目

新車にはエコカー減税があることも

とはいえ、諸々の条件を満たした新車は減税されることもあるため、この点は注意しておきましょう。
新車を購入する際、国土交通省が定める環境基準を満たした車種であれば、エコカー減税の適用が可能なのです。2030年度基準75%達成車種の場合、初回車検時50%の減税効果があります。

中古車でもエコカー減税を受けることは可能です。ただし、比較的新しい中古車のみが対象となるため注意しましょう。新車として登録後3年以内の車が対象となります。

エコカー減税に関しては下記の記事で詳しく解説しています。

関連記事:ハイブリッドコンパクトカーは燃費がよい!選び方のポイントを紹介します

【新車】コスパ以外のメリット・デメリット

自動車を購入する際、新車にこだわる方も多いでしょう。
メーカー保証などの安心を買うという面でも新車を購入するメリットは大きいです。

ここでは、コスパ以外のメリット、デメリットを解説します。

【新車のメリット①】所有による満足感が高い

まず新車購入における大きなメリットは、所有する満足度が高いことが挙げられます。

購入までの打ち合わせや、納車式の演出は新車ならではのポイントでしょう。

また、カラーやオプションなどを自由にカスタマイズできるのもメリットのひとつ。
中古車の場合、純正カーナビやシート素材、安全装備を後付けできないことが多いです。

関連記事:自分にあった車の選び方とは?年収別の選び方、人気車種などを解説

【新車のメリット②】設備・機能が最新である

2つ目の新車のメリットとして、装備・機能が最新であることが挙げられます。

近年の自動車はモデルチェンジのサイクルが長い分、安全装備や快適装備などの小改良を行うことが多くなっています。特にスマートキーや横滑り防止装置、自動ブレーキなどは目まぐるしい進化を遂げています。

最新機能は高額のオプションであることが多く、中古車には装備されていないことが多くあります

【新車のデメリット】 納車に時間がかかる

新車を購入するデメリットとしては、納車までに時間がかかることが挙げられます。在庫車をそのまま購入する場合は別ですが、メーカーオプションを装着する 場合は契約後に車両を製造し登録することがほとんどです。

契約から納車まではおおむね1〜3か月ほどですが、人気車種はさらに納車まで期間がかかります。事情により、早期の納車を希望する場合は中古車が適しているでしょう。

特に近年は半導体をはじめとする部品の供給難が発生しており、納車までに時間がかかるケースが増えています

【中古車】コスパ以外のメリット・デメリット

新車より安価で購入できるのは、中古車の大きなメリットですが、ここではコスト面以外の中古車のメリットとデメリットを解説します。

【中古車のメリット①】選択肢が豊富

中古車の場合、予算内での選択肢が豊富になります。新車では手が届かない高級車や上級グレードも検討対象となります。
人気の旧モデルや、価格の高めな輸入車も中古であれば従来よりは手が出しやすくなっているでしょう。

中古車の場合は購入経路の選択肢が広がり、フリマアプリやオークションアプリでも購入可能です。
保証や登録手続きのハードルは上がりますが、相場よりも安く購入できるでしょう。

関連記事:オデッセイの燃費が気になる!カタログ燃費や実燃費・ライバル車との差を解説

【中古車のデメリット②】車体によってコンディションが異なる

中古車のデメリットは、車体によってコンディションが異なることです。
中古車は過去の使用状況が個々で異なります。コンディションの良し悪しの判断は素人では難しく、車選びは難しいといえるでしょう。

一般的には、高年式で走行距離が少ない車がコンディションがよい傾向にあります
ただし、価格設定も高めとなります。

一方、事故歴がある車は、後々エンジントラブルや雨漏りの可能性もあるので避けるのが無難です。ディーラー系や大手の中古車取扱店は、粗悪な中古車の販売は信用問題にかかわるため、そうした車をすすめられることはないでしょう。

関連記事:車の走行距離と寿命の関係は?購入時のポイントやリースの走行距離制限

【中古車のデメリット】メンテナンス費がかかる

中古車の2つ目のデメリットとして、メンテナンス費がかかることが挙げられます。特に過走行車・低年式車は注意が必要です。

事前にタイヤの溝の減り具合やオイル関連、水漏れが無いかなどは確認しておきましょう。オイルや水漏れに関するトラブルは、修理費用が数万円から十万円以上かかるケースもあるため、注意が必要です。

関連記事:車のメンテナンス方法とは?長く使うための基本項目

関連記事:車検に通るタイヤの溝は何mm?スリップサインについても紹介

新車・中古車の良いとこ取りができる「カーリース」

これまでの自動車購入は新車・中古車の2択でしたが、近年はカーリースを利用する人も増えています。

カーリースは初期費用や各種保険、税金など高額な自動車費用に縛られないことが大きなメリットです。

ここでは新車・中古車の良いとこ取りができる「カーリース」について解説していきます。

カーリースとは?

カーリースとは、リース会社に毎月定額を支払うことで自動車に乗れる契約のことです。ほとんどの場合、月々のリース料には車検費用や保険料、税金などが含まれます。

カーリースの仕組みは「オープンエンド型」「クローズドエンド型」に大別されます。

オープンエンド型

オープンエンド型は、契約の際 に設定した残価を契約者に明示する方法です。契約満了時に査定額と残価の差額精算を行い、プラス査定ならキャッシュバックされます。

クローズドエンド型

一方、クローズドエンド型は、残価設定が非公開のため満了時には残価精算は行われません
オープンエンド型、クローズドエンド型どちらにも一長一短あります。

どちらの契約方式がよいかは事前に確認しておき、自身の予算などと照らし合わせて考えましょう。

関連記事:車を定額でリースする「カーリース」を具体的に解説|購入との違い

カーリースにはさまざまなメリットがある

カーリースには以下のようなメリットがあります。

定額払いが可能

1つ目のメリットとして、定額払いができることが挙げられます。頭金不要で毎月の定額支払いのため、家計の管理が楽になります。

費用がコミコミ

2つ目のメリットは、毎年かかる税金や大きな出費となる車検費用もリース料に含まれるため、イレギュラーの大きな出費を心配しなくてよいことです。

プランによってはメンテナンス費用を含む場合もあり、安心して車に乗れるでしょう。

関連記事:車のリースとレンタルの違いとは?メリット・デメリットも併せて解説!

会社によってサービスが豊富

3つ目のメリットは、運営会社によって給油代金の値下げや商品券発行サービスなどの特典があることです。
特に給油は、維持費の中でも高額になりやすいため、割引はお得感が高いでしょう。

まとめ

車を購入する際は新車より中古車の方がコスパはよいといえます。ただし、年式が古かったり走行距離が多かったりすると、車体のメンテナンス費用が想定以上にかかります。

その点、カーリースは、メンテナンス費用込みの月々の定額制となるため安心です。出光興産の提供するカーリース「オートフラット」はプロの整備士が車体をしっかりメンテナンスし、最寄りの出光系ガソリンスタンドで割引給油も可能です。カーリースの利用を検討している人は、ぜひお気軽にご相談ください。

ポチモバナー
ポチモバナー

この記事を書いた人

自動車ニュースのWEBマガジン

カーナレッジ編集部

カーナレッジはクルマの知識をわかりやすく提供する自動車ニュースメディアです。新車・中古車の最新情報やメーカー・ボディタイプ・メンテナンスなどの基本知識まで。自動車のことがすべて分かるWebマガジンです。

関連する記事

カテゴリーから記事を探す

error: このページの内容は保護されています。