新車と中古車のトータルコストは10年間でどちらが得なのか解説!

10年間という長いスパンで考えたとき、新車と中古車のどちらがトータルコストで優れるのかは、一概に断言できるものではありません。

両者にはそれぞれ長所と短所があり、最終的な選択は走行距離、予算、ライフスタイルなど様々な要素によって変わってきます。

そこで本記事では、新車と中古車それぞれのトータルコストを10年間という視点で徹底的に比較し、賢い選択のための情報を解説します。

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初期費用:新車 vs 中古車

まず、初期費用面から比較してみましょう。

新車は購入時の価格が高額であることは周知の事実です。人気の車種やグレードとなると、諸費用込みで400万円を超えることも珍しくありません。

対して中古車は年式や走行距離に応じて価格が大きく変動しますが、一般的には新車よりも低い価格で手に入れることができます。

特に年式が新しい、走行距離の短い中古車であれば、新車と遜色ない性能を備えながら大幅なコストダウンを実現できます。

ただし、初期費用は車両本体価格だけではなく、諸費用や保険料なども含まれます。

新車の場合、登録費や納車費用、オプション費用などが発生しますが、中古車も名義変更費用や車検残価分の調整が必要になります。

また、中古車の場合、新車に付帯する保証制度がないケースが多いため、任意保険料が高くなる可能性もあります。

関連記事:車の初期費用はどれくらい?費用の内訳や維持費、節約のコツも解説

トータルコストの観点から判断

初期費用だけで判断すると、中古車が優れているケースが多いですが、諸費用や保険料を考慮すると一概には言えません。

予算に余裕があり、最新の装備や保証制度を重視するならば新車、コストを抑えたいのであれば中古車という選択が基本となります。

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維持費:新車 vs 中古車

車とお金

10年間となると、維持費も大きなポイントになってきます。

維持費の一例としては、ガソリン代、オイル交換などの定期メンテナンス費用、車検費用、修理費用などが含まれます。

新車は一般的に燃費性能が良く、故障も少ないため、維持費が安く抑えられる傾向にあります。また、新車にはメーカー保証制度が適用されることも多く、一定期間は修理費用の負担が軽減されます。

しかし、年式が経つにつれて保証制度が切れ、定期メンテナンス費用や車検費用も上昇していきます。

また、走行距離が増えるにつれ、故障発生のリスクも高まり、修理費用が嵩む可能性もあります。

中古車は年式や走行距離によって維持費が大きく異なります。

年式が新しく、走行距離も長くない中古車であれば、新車と同様の燃費性能と故障リスクを維持できますが、年式が古く、走行距離も多い中古車の場合、定期メンテナンスや修理に費用がかさむ可能性は高くなります。

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トータルコストの観点から

維持費に関しては、新車も中古車も一概にどちらが優れているとは言えません。

高年式、低走行距離の中古車は維持費が安く抑えられる可能性がありますが、年式が古く、走行距離が多い中古車は新車よりも維持費が高くなる可能性があります。

走行距離や車種、メンテナンス頻度なども考慮して、トータルコストを算出することが重要です。

リセールバリュー:新車 vs 中古車

10年という長期スパンで考えると、リセールバリューも無視できません。
リセールバリューとは、車を売却したときの価格のことです。

新車は購入時に多額の費用を支払うため、リセールバリューも高くなりますが、当然年式が経つにつれて、価値は徐々に下がっていきます。

中古車は購入時の価格が低いため、リセールバリューも低くなります。
しかし、年式が古くても人気の車種やレアな車種であれば、購入時と売却時の価格差が少なく、お得に購入できる可能性もあります。

関連記事:リセールバリューが高い車の特徴とは?調べ方や価格が変動する理由も解説

トータルコストの観点から

リセールバリューは、トータルコストを大きく左右する要素です。

新車の場合、購入時の価格が高いため、売却時の価格も高くなりますが、年式が経つにつれて価値は下がっていきます。

中古車の場合、購入時の価格が低いため、売却時の価格差が少なく、お得に購入できる可能性がありますが、年式が古く、人気のない車種であれば、売却時の価格が大きく下がる可能性もあります。

中古車の方がコスパがいいのは本当?

自動車は安い買い物ではないため、さまざまな観点から慎重に選択することが必要です。
とはいえ、色々な走行距離、年式があることも鑑みてもコスパの観点では、一般的に中古車の方がよいといえます。

具体的な理由をみていきましょう。

関連記事:中古車の賢い買い方とは?流れやチェックポイントを徹底解説!

車両価格の安さ

まず、なんといっても車両価格の安さが挙げられます。

1年落ちの中古車でも、新車販売価格の3分の2程度まで下がるケースは珍しくありません。

不人気車種や不人気カラーとなると値落ちが激しくなるため、さらに安価で購入できるでしょう。

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メンテナンス費用

また、中古車は経年劣化によりメンテナンス費用がかかるのが一般的です。
しかし、その費用を含めても、車両費用が安い分コスパが優れている場合が多いです。

ただし、走行距離が長い中古車や、年式が古い中古車を購入する際は注意が必要です。メンテナンスが必要な箇所が多いと、修理代がかさむことがあります。

関連記事:車のメンテナンス方法とは?長く使うための基本項目一覧

新車にはエコカー減税があることも

とはいえ、諸々の条件を満たした新車は減税されることもあるため、この点は注意しておきましょう。
新車を購入する際、国土交通省が定める環境基準を満たした車種であれば、エコカー減税の適用が可能なのです。2030年度基準75%達成車種の場合、初回車検時50%の減税効果があります。

中古車でもエコカー減税を受けることは可能です。
ただし、比較的新しい中古車のみが対象となるため注意しましょう。新車として登録後3年以内の車が対象となります。

エコカー減税に関しては下記の記事で詳しく解説しています。

関連記事:エコカー減税はいつまで適用される?対象となる車についても解説!

【新車】コスパ以外のメリット・デメリット

メリットデメリット

自動車を購入する際、新車にこだわる方も多いでしょう。
メーカー保証などの安心を買うという面でも新車を購入するメリットは大きいです。

ここでは、コスパ以外のメリット、デメリットを解説します。

【新車のメリット①】所有による満足感が高い

まず新車購入における大きなメリットは、所有する満足度が高いことが挙げられます。

購入までの打ち合わせや、納車式の演出は新車ならではのポイントでしょう。

また、カラーやオプションなどを自由にカスタマイズできるのもメリットのひとつ。
中古車の場合、純正カーナビやシート素材、安全装備を後付けできないことが多いです。

関連記事:車はこの色がおすすめ!車の人気色をランキング形式で紹介

【新車のメリット②】設備・機能が最新である

2つ目の新車のメリットとして、装備・機能が最新であることが挙げられます。

近年の自動車はモデルチェンジのサイクルが長い分、安全装備や快適装備などの小改良を行うことが多くなっています。特にスマートキーや横滑り防止装置、自動ブレーキなどは目まぐるしい進化を遂げています。

最新機能は高額のオプションであることが多く、中古車には装備されていないことが多くあります。

関連記事:中古車にオプションは付けられる?種類や選ぶポイントを解説

【新車のデメリット】 納車に時間がかかる

新車を購入するデメリットとしては、納車までに時間がかかることが挙げられます。

在庫車をそのまま購入する場合は別ですが、メーカーオプションを装着する 場合は契約後に車両を製造し登録することがほとんどです。

契約から納車まではおおむね1〜3か月ほどですが、人気車種はさらに納車まで期間がかかります。事情により、早期の納車を希望する場合は中古車が適しているでしょう。

特に近年は半導体をはじめとする部品の供給難が発生しており、納車までに時間がかかるケースが増えています

【中古車】コスパ以外のメリット・デメリット

新車より安価で購入できるのは、中古車の大きなメリットですが、ここではコスト面以外の中古車のメリットとデメリットを解説します。

【中古車のメリット①】選択肢が豊富

中古車の場合、予算内での選択肢が豊富になります。新車では手が届かない高級車や上級グレードも検討対象となります。
人気の旧モデルや、価格の高めな輸入車も中古であれば従来よりは手が出しやすくなっているでしょう。

中古車の場合は購入経路の選択肢が広がり、フリマアプリやオークションアプリでも購入可能です。
保証や登録手続きのハードルは上がりますが、相場よりも安く購入できるでしょう。

関連記事:欲しい中古車が他県にしかない場合はどうすればよい?購入方法や費用、注意点について解説

【中古車のデメリット②】車体によってコンディションが異なる

中古車のデメリットは、車体によってコンディションが異なることです。
中古車は過去の使用状況が個々で異なります。コンディションの良し悪しの判断は素人では難しく、車選びは難しいといえるでしょう。

一般的には、高年式で走行距離が少ない車がコンディションがよい傾向にあります。
ただし、価格設定も高めとなります。

一方、事故歴がある車は、後々エンジントラブルや雨漏りの可能性もあるので避けるのが無難です。

ディーラー系や大手の中古車取扱店は、粗悪な中古車の販売は信用問題にかかわるため、そうした車をすすめられることはないでしょう。

関連記事:走行距離で見る中古車の選び方を解説

【中古車のデメリット】メンテナンス費がかかる

中古車の2つ目のデメリットとして、メンテナンス費がかかることが挙げられます。特に過走行車・低年式車は注意が必要です。

事前にタイヤの溝の減り具合やオイル関連、水漏れが無いかなどは確認しておきましょう。オイルや水漏れに関するトラブルは、修理費用が数万円から十万円以上かかるケースもあるため、注意が必要です。

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新車・中古車の良いとこ取りができる「カーリース」

カーリース契約人形

これまでの自動車購入は新車・中古車の2択でしたが、近年はカーリースを利用する人も増えています。

カーリースは初期費用や各種保険、税金など高額な自動車費用に縛られないことが大きなメリットです。

ここでは新車・中古車の良いとこ取りができる「カーリース」について解説していきます。

カーリースとは?

カーリースとは、リース会社に毎月定額を支払うことで自動車に乗れる契約のことです。ほとんどの場合、月々のリース料には車検費用や保険料、税金などが含まれます。

カーリースの仕組みは「オープンエンド型」「クローズドエンド型」に大別されます。

オープンエンド型

オープンエンド型は、契約の際 に設定した残価を契約者に明示する方法です。契約満了時に査定額と残価の差額精算を行い、プラス査定ならキャッシュバックされます。

クローズドエンド型

一方、クローズドエンド型は、残価設定が非公開のため満了時には残価精算は行われません。
オープンエンド型、クローズドエンド型どちらにも一長一短あります。

どちらの契約方式がよいかは事前に確認しておき、自身の予算などと照らし合わせて考えましょう。

関連記事:車のサブスクはデメリットばかり!損!向いてない!うざいやめとけ!時代遅れ!

カーリースにはさまざまなメリットがある

カーリースには以下のようなメリットがあります。

定額払いが可能

1つ目のメリットとして、定額払いができることが挙げられます。頭金不要で毎月の定額支払いのため、家計の管理が楽になります。

費用がコミコミ

2つ目のメリットは、毎年かかる税金や大きな出費となる車検費用もリース料に含まれるため、イレギュラーの大きな出費を心配しなくてよいことです。

プランによってはメンテナンス費用を含む場合もあり、安心して車に乗れるでしょう。

会社によってサービスが豊富

3つ目のメリットは、運営会社によって給油代金の値下げや商品券発行サービスなどの特典があることです。
特に給油は、維持費の中でも高額になりやすいため、割引はお得感が高いでしょう。

関連記事:「カーリースはデメリットだらけ」は本当?そう言われる理由や向いてる人・向いてない人を解説

まとめ

新車と中古車、それぞれにメリットとデメリットがあります。10年間の総コストを考慮すると、個人のライフスタイルや使用頻度によって最適な選択が異なります。

新車のメリットとコスト

新車購入時のメリット

  • 最新技術と安全性:新車は最新の安全技術や燃費効率が備わっています。
  • カスタマイズ可能性:購入時に色やオプションを自由に選べます。

新車のコスト

  • 購入価格:新車は中古車に比べて高価です。
  • 保険料:新車の保険料は高額です。
  • 減価償却:新車は購入後すぐに価値が下がります。

中古車のメリットとコスト

中古車購入時のメリット

  • 低価格:新車に比べて手頃な価格で購入可能です。
  • 減価償却の少なさ:初期の減価償却をすでに経ています。

中古車のコスト

  • メンテナンス費用:古い車はメンテナンスが必要になることが多いです。
  • 燃費の悪化:年式が古い車は燃費が悪いことがあります。

新車は初期投資は高いですが、長期間の保有でコストパフォーマンスが高まります。

一方、中古車は低コストで始められるものの、メンテナンス費用が長期的に見ると増える可能性があります。

この分析を基に、あなたにとって最適な選択をしてください。

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この記事を書いた人

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カーナレッジ編集部

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