タントのグレードや機能は?カーリースでのメリット・デメリットも紹介【ファンクロス】
ダイハツのスーパーハイトワゴンであるタントには、標準モデルの「タント」とスポーティで上質なモデルの「タントカスタム」があり、それぞれにグレードが設定されています。
「タントが気になる」「タントに乗ってみたい」という方は参考にしてください。
タントの概要と設定されているグレードの特徴について解説します。
また、タントをカーリースする際のメリットとデメリットも併せて紹介します。
この記事をもとに、タントを購入するか、カーリースで借りるか検討しても良いでしょう。
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INDEX
ファミリー向けの軽自動車である「タント」とは
ダイハツ・タントは、背が高く四角いスタイリングが特徴の軽自動車です。
広い車内空間と使い勝手の良さを両立した「軽スーパーハイトワゴンの元祖」と言われています。
2019年7月から販売を開始した4代目は、広い車内空間や使い勝手の良さに加え、1,490mmの大開口部を持つ「ミラクルオープンドア」、助手席側のリアスライドドアから運転席にウォークスルーできる「ミラクルウォークスルーパッケージ」などにより利便性が向上しました。
また、衝突回避支援機能や認識支援機能などの運転支援機能「スマートアシスト」により、安全性能も向上しています。
タント全グレード共通の主な特徴は、以下のとおりです。
世界初の機能!運転席が最大540mmロングスライドできる
最大540mmスライドできる運転席により、後席や助手席側後部座席への移動が容易にできます。
また、運転席に座ったままの状態で後席に座っている子どもの世話をしたり、荷物を取ったりすることも可能です。
運転席のロングスライドは、安全面も考慮され、シフトが「P」の場合のみ可動できます。
なお、L、Lスマートアシスト非装着車、ウェルカムターンシートX、ウェルカムシートリフトX、スローパーXには装備されていません。
助手席側ピラーレスでドアの開口部が大きく開く
助手席側は、ドアの柱(ピラー)を内蔵したピラーレスドア(ミラクルオープンドア)を採用しています。
左側のフロントドアとリアドアを開けたときの開口部は1,490mm。
そのため、子どもを抱いたまま乗り込むことや両手が塞がった状態でも乗り降りできます。
後部座席スライドドア
後部座席のドアには、狭い場所や駐車場での乗り降りが容易にできるスライドドアを両側に採用しています。また、L、Lスマートアシスト非装着車、X”スペシャル”を除くグレードには、左右のスライドドアイージークローザーと助手席イージークローザーが装備されるているのも見逃せないポイントです。
車内の移動がラクにできる広い室内
車内の広さは、長さ1,940mm~2,180mm、幅1,350mm、高さ1,370mmと頭上空間にゆとりがあります。
また、540mm運転席ロングスライド機構や380mm助手席ロングスライド機構により、車内での移動もラクにすることが可能です。
各グレードに2WD(FF)と4WDを用意
タントは、全グレードに前輪駆動(FF/2WD)と四輪駆動(4WD)を用意しており、環境や地域によって駆動方式を選べます。
スマートアシスト装着(タントLは非装着車も選択可能)
ステレオカメラによる運転支援システム「スマートアシスト」は、Lスマートアシスト非装着車を除く、全グレードに装備されています。
衝突被害軽減ブレーキ機能、誤発進抑制機能、車線逸脱警報や車線逸脱抑制機能が標準装備されているため、安全性が高い軽自動車です。
タントのグレードを紹介
最もシンプルな「タントL」
パワースライドドアやイージークローザー、キーフリーシステムには対応していないものの、手頃な価格となっています。
また、先進的な運転支援システムである「スマートアシスト」がないタイプもある唯一のグレードです。
「L」は、タントならではの機能を手軽に感じられるグレードと言えるでしょう。
価格や燃費は次のとおりです。
駆動方式 | 価格 | WLTCモード燃費 |
---|---|---|
2WD | 135万2,000円 | 21.0km/L |
4WD | 146万8,500円 | 20.0km/L |
スマートアシスト非装着車2WD | 124万3,000円 | 21.0km/L |
スマートアシスト非装着車4WD | 136万9,500円 | 20.0km/L |
標準グレードである「タントX」
左右のパワースライドドア、助手席イージークローザー、キーフリーシステムに対応しています。
キーフリーシステムに連動したオート格納式ドアミラーを装備しているのもおすすめできるポイントです。
さらに、TFTカラーマルチインフォメーションディスプレイも装備されています。
価格や燃費は次のとおりです。
駆動方式 | 価格 | WLTCモード燃費 |
---|---|---|
2WD | 148万500円 | 21.0km/L |
4WD | 161万7,000円 | 20.0km/L |
タントXをリーズナブルにした「タントXスペシャル」
左右のスライドドアイージークローザーや助手席イージークローザーに対応していないものの、プッシュボタンスタートやキーフリーシステムに対応しています。
パワースライドドアを必要としない場合には、リーズナブルなXスペシャルがおすすめです。
価格や燃費は、次のとおりです。
駆動方式 | 価格 | WLTCモード燃費 |
---|---|---|
2WD | 140万8,000円 | 21.0km/L |
4WD | 153万4,500円 | 20.0km/L |
タントXから高級感をアップさせた「タントXターボ」
ターボエンジンを搭載する「Xターボ」は、装備が充実した上級グレードです。
インテリアは、メッキオーナメント・シルバー加飾付き本革巻ステアリングやエコドライブアシスト照明付きドライブアシストイルミネーションなどが装備されるため、上質な印象を与えます。
運転支援システムの「スマートアシスト」には、運転負荷軽減機能である全車速追従機能付きACC(アダプティブクルーズコントロール)やLKC(レーンキープコントロール)が追加されています。
ターボエンジンならではの力強い走りや高速道路を走行するときのアシスト機能を求める場合は「Xターボ」がおすすめです。
価格や燃費は次のとおりです。
駆動方式 | 価格 | WLTCモード燃費 |
---|---|---|
2WD | 166万6,500円 | 20.0km/L |
4WD | 178万7,500円 | 18.8km/L |
カスタムのなかでリーズナブルな「タントカスタムX」
エクステリアは、フロントとリアの大型エアロバンパー、サイドストーンガード、パワースライドドアを標準装備。
インテリアは、ファブリック×ソフトレザー調のシート、メッキシフトベゼル付きセンタークラスターや運転席・助手席のメッキインナードアハンドルなどが装備されています。
スマートアシスト機能には、ハイビーム走行中に先行車や対向車を検知すると部分的に遮光するADB(アダプティブドライビングビーム)が装備されることが特徴です。
価格や燃費は次のとおりです。
駆動方式 | 価格 | WLTCモード燃費 |
---|---|---|
2WD | 172万1,500円 | 21.0km/L |
4WD | 184万2,500円 | 20.0km/L |
ターボエンジンを搭載した「タントカスタムRS」
タントの最上級グレードにあたるモデルが、ターボエンジンを搭載する「カスタムRS」です。
15インチアルミホイール、本革巻ステアリングホイール、電動パーキングブレーキ、オートブレーキホールド機能などの装備が充実しています。
さらに、スマートアシストには、運転負荷軽減機能の全車速追従機能付きACC(アダプティブクルーズコントロール)やLKC(レーンキープコントロール)も装備しています。
価格や燃費は次のとおりです。
駆動方式 | 価格 | WLTCモード燃費 |
---|---|---|
2WD | 187万5,500円 | 20.0km/L |
4WD | 199万6,500円 | 18.8km/L |
「スタイルセレクション」シリーズは豪華なオプションを標準装備
タントの「カスタムX」と「カスタムRS」に設定されている「スタイルセレクション」シリーズは、メーカーオプションのアイテム(メッキのサイドガーニッシュ)が標準装備になるグレードです。
メッキの大型フロントグリルになるのも「スタイルセレクション」シリーズの特徴です。
さらに、「カスタムRS」の15インチアルミホイールは、スタイルセレクション専用のデザインとなっています。
より上質で高級感のあるタントカスタムを希望する場合は、「スタイルセレクション」を選ぶと良いでしょう。
価格や燃費は次のとおりです。
カスタムXスタイルセレクション | ||
---|---|---|
駆動方式 | 価格 | WLTCモード燃費 |
2WD | 174万9,000円 | 21.0km/L |
4WD | 187万7,000円 | 20.0km/L |
カスタムRSスタイルセレクション | ||
駆動方式 | 価格 | WLTCモード燃費 |
2WD | 190万3,000円 | 20.0km/L |
4WD | 202万4,000円 | 18.8km/L |
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カーリースのメリットとは
タントをはじめとした車の購入を検討する際は、カーリースを利用することも選択肢の一つです。
カーリースの大きなメリットは、定額で新車に乗れることです。
また契約終了時には、新しい車への乗り換えや車の返却など、さまざまな選択肢があります。
ここからはカーリースの主なメリットを3つ解説します。
頭金なし・定額リース料金で新車に乗れる
カーリースは頭金なしで新車に乗れます。
また、点検やメンテナンスなども月額料金に含まれていることが多いため、急な出費がないのも嬉しいポイントです。
家計管理がしやすく、安価で新車に乗れるのがカーリースのメリットです。
申し込みから納車までネットで完結できる
カーリースを利用する際は、ネットで申し込みから納車まで完結できる場合がほとんどです。
書類の作成や準備など、手間がかかる手続きを省くことができるのもカーリースならではのメリットです。
契約終了時なら車の乗り換えや返却が自由にできる
契約終了時には、新しい車へ乗り換える、残額精算して車を自分の所有物にする、車を返却するなど、さまざまな方法を選択することができます。
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カーリースの押さえておきたい注意点について
カーリースは、家計の管理がしやすく定額で新車に乗れるといったメリットがある一方で、リースの条件やデメリットもあります。
ここからは、カーリースを利用する際の注意点を3つ解説します。
原則として契約途中での解約はできない
カーリースは、原則として途中解約ができません。
期間終了までリース料金の支払いを続けることが前提となります。
生活環境の変化が予測される場合や、新しい車に次々と乗り換えたい場合は契約期間を慎重に検討しましょう。
途中解約をすると解約金が発生することもあるため、支払いを完了できる期間で契約する必要があります。
月々の走行距離に制限がある
カーリースでは、月々の走行距離に制限がある場合がほとんどです。
契約時にリース期間に応じた走行距離の上限をしっかりと確認しておきましょう。
一般的には、約2,000kmを上限とする場合が多いです。
契約によっては、走行距離無制限になるプランを用意しているカーリース会社もあります。
走行距離が長くなる場合には慎重に検討しましょう。
契約終了時に残価の精算が必要な場合がある
カーリースでは、契約終了時に残価精算が必要になることがあります。
カーリースでは、車の残価を差し引いた金額が月額の支払い料金になるケースがほとんどです。
そのため、契約終了時に同じ車に乗り続ける場合、残価の支払いを求められることがあります。
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2022年10月3日 新モデル「タント ファンクロス」発売
10月3日に新型となる、「タント ファンクロス」が発売されました。
人気車種の新型ということで、期待感は高いです。
まとめ
カーリースでタントを契約する場合は、車の装備や走行シーンに応じてグレードを選びましょう。
出光のカーリースであるポチモなら、好みや用途に合ったタントを選んだリース契約が可能です。
月々定額で好みのグレードの新車に乗ることができるカーリースを探しているのであれば、出光のカーリース オートフラットを検討してみてはいかがでしょうか。
画像引用元:ダイハツ工業株式会社