大人気!高級ミニバンアルファードの特徴やボディカラーの選び方を解説
トヨタを代表する高級ミニバンのアルファードは、姉妹車の「ヴェルファイア」と並んで大型サイズのミニバンの中でも高い人気を誇ります。
また、豪華な内装に加えてダイナミックな外観にはカラーバリエーションがあります。
この記事では、高級ミニバンであるアルファードの概要に触れつつ、カラーバリエーションや選び方のヒント、メンテナンス方法について紹介していきます。
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INDEX
アルファードの概要
アルファードは2002年5月に発売され、日産のエルグランドに競う形で高級ミニバンとしてデビューし、現行モデルは2023年に発売された4代目となります。
ミニバンといえば子育て世代などファミリーカーとしての需要が高い車種ではありますが、アルファードは内装・外装の高級感や、車内空間の広さと居住性へのこだわりが強く、高出力エンジンの搭載などトヨタのミニバンの中で最上位クラスの仕様となっています。
そのため、トヨタの高級車であるクラウンやレクサス・LSなどのセダンと並び、役所や企業の公用車や社用車としても使用されています。
また、ラインアップされている種類が豊富で、大まかにはガソリンタイプ、駆動方式、乗車定員数などの項目で細分化されています。
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アルファードのカラーバリエーション
高級感を大事にしているアルファードにおいては、カラーバリエーションは全3色のみのラインアップとなっています。
いずれも落ち着いた雰囲気の色合いを大事にしておりますが、エアロタイプのみダークレッドマイカメタリックも選ぶことができます。
アルファードのボディカラーは比較的バリエーションが少なくはありますが、その分選びやすいことがメリットです。アルファードのカラーバリエーションは以下の通りです。
アルファードで選択可能なボディカラー一覧
- プラチナホワイトパールマイカ
- ブラック
- プレシャスレオブロンド
ボディカラーは微妙な色加減で車全体の雰囲気が大きく変わるため、購入を検討する際には慎重に選びたいポイントとなります。
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塗装の特徴
車のカラーにはメタリックやパールと記載がありますが、これは塗装方法による違いを示しています。
車の塗装方法には主に以下の3種類があります。
ソリッド塗装
ソリッドとは、単色のことです。白や赤、青、黄など、単一の色目のボディカラーでシンプルな塗装といえます。
ソリッド塗装は、メタリック塗装やパール塗装と比べて塗装が簡単ですが、耐久性では劣ります。
そのため、ソリッド塗装の上にさらに透明なクリヤー塗料をコーティングすることで耐久性を高める方法もあります。
メタリック塗装
メタリックとは、微粒なアルミ片のことを指します。
メタリック塗装とはソリッドカラーのなかにメタリックを混ぜて塗装する方法であり、単一なソリッドのボディカラーに光に反射してキラキラと輝くメタリックが入ることで華やかな印象となります。
パール塗装
ここでいうパールとは、真珠のことではなく、石の雲母(マイカ)の微細な粒のことをいいます。
パールは光が当たると透過しつつ各層ごとに複雑な反射、屈折をします。
これが真珠のような独特の光輝感を生み出すことからパールと名付けられました。
パール塗装もメタリック塗装と同様に、ソリッドカラーに雲母を混ぜて塗装していきます。
カラーの特徴
定番カラーの洗練されたプラチナホワイトパールマイカ
清潔感があり定番カラーの白について、アルファードではパール塗装のホワイトパールクリスタルシャインが展開されています。
高級感を感じさせながら、白が際立つパール塗装で洗練さも感じることができる人気カラーです。
中古車市場においてもニーズの高い色である一方で、汚れや傷が目立ちやすいためメンテナンスには気を遣う必要があります。
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高級感の象徴であるブラック
白と同様に人気のある定番カラーである黒について、アルファードではソリッド塗装のブラックがラインアップされています。
高級感を象徴する色であるためブラックを選択する人も多く、アルファードを代表するボディカラーとなっています。
汚れは目立ちにくい一方で傷や拭き後が目立ちやすく、黒の光沢を保つためには相応のメンテナンスが必要となります。
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個性的なプレシャスレオブロンド
落ち着いた印象で目立つカラーであるプレシャスレオブロンドは、2023年のフルモデルチェンジで追加されました。
プレシャスレオブロンドは個性的なボディカラーであるため、他の人と差をつけたい人にはおすすめのカラーです。
定番色ではありませんが、落ち着いた個性を演出した上で、高級感を感じさせます。
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アルファードのボディーカラーの選び方!色ごとに特徴がある?
結論として、ボディカラーは自分の好きな色を選ぶことがベストです。
カタログではなく実際に太陽光の下で確認できるとなお良いでしょう。
しかし特に気に入った色がないという方も中にはいらっしゃると思います。
そのような場合はリセールバリューや周囲から持たれる印象、傷や凹みの目立ちにくさなどの視点から色を決めるのもおすすめです。
自分好みの色があればそれを選び、特に気に入った色が見当たらなければ色ごとのメリットに目を向けてみましょう。
白と黒の大きな特徴は人気の高さです。
定番色であるホワイトやブラックは多くの方からのニーズが高いためリセールバリューが比較的高く、長期的な目で見てもとてもおすすめです。
ただ、ホワイトとブラックは汚れが目立ちやすいというデメリットがあります。
パールなどのような光沢感があればまだ良いもですが、光沢感のないソリッドカラーは特に目立ちやすいです。
一方で、プレシャスレオブロンドは特徴的なカラーであるため、人と被りにくいというメリットがあり、駐車場など、多くの車が集まる場所において見つけやすいという特徴もあります。
車体のカラーをきれいに保つメンテナンスのコツとは?
納車してからしばらくの間は新車として車体の色がきれいに映えますが、適切にメンテナンスを行っていないと月日が経つにつれて汚れだけでなく、塗装の剥がれやシミ、水垢などが出ることもあります。
そうなるとせっかくの高級感も薄れ、印象が悪くなってしまいます。
ここでは、ボディカラーをきれいに保つためのメンテナンスのコツを紹介していきます。
専用のシャンプーを使用する
洗車の際に、汚れを落とすだけを目的として車専用以外の洗剤を使うことは劣化を早めてしまうため、避けましょう。
車の表面の塗料にはさまざまな成分が含まれているため、必ず車専用のシャンプーで丁寧に洗いましょう。
また、本来は手洗いが望ましいとされますが、アルファードは車体が大きいため洗車機を利用することが多くなります。
洗車にあたっては丁寧に洗えるモードでの洗車をおすすめします。
柔らかいスポンジを使う
特に手洗いで洗車をする場合には車専用のシャンプーを使用するだけでなく洗車スポンジにも気を付けておきましょう。洗車の際に固い素材のスポンジで車を洗うと塗装面に摩擦が起こり、擦り傷の原因となってしまいます。なるべく柔らかいスポンジを選んで使用するようにしましょう。
洗剤をきれいに落として水分を拭き取る
洗車にあたって最も気を付けるべき点は、使用する洗剤の洗い残しを無くし、水分をきれいに拭きとることです。
洗い残した部分が色あせやシミの原因となりますし、洗剤をきれいに落としても水分を残してしまうと水の流れた跡が残ります。
洗車にあたっては、仕上げとして乾いた布で水取りまで丁寧に行いましょう。
まとめ
この記事では、アルファードの特徴やボディカラーのラインアップを紹介し、カラーの選び方やボディカラーをきれいに保つためのコツについて解説してきました。
アルファードのボディカラーは全5色とカラーバリエーションとしては多くありませんが、いずれも落ち着いた高級感を感じさせる色合いが揃っています。特に気を付けておきたいのが外観のメンテナンスであり、こまめな洗車や正しい洗車方法を知っておくことで長くきれいな状態を保ち、アルファードの高級感を損なわずに乗り続けることができます。
購入を検討される際には、ご自身の好みに合わせたカラー選びと共に、購入後のメンテナンスも意識して選びましょう。
画像出典元:トヨタ自動車株式会社