ダイハツで販売されている車はキャンピングカーとして代用できる?
キャンピングカーは、自宅のような充実した設備を備えた魅力的な車です。
本格的なキャンピングカーの中には、500万円を超えるような車もあります。
価格面で諦めている人もいるでしょう。
価格面で諦めている人におすすめなのが「軽ワンボックスカーなどを車中泊用のキャンピングカーに改装する」という方法です。
この記事ではダイハツで販売されている車の中から、キャンピングカーとして代用可能な車をご紹介します。
キャンピングカーにおすすめのオプションも紹介するため、車中泊での旅を楽しみたい人はぜひ参考にしてください。
関連記事:内装にこだわったキャンピングカーを紹介!購入時にチェックすべきポイントも解説
INDEX
ダイハツでキャンピングカーは販売されている?
結論からお伝えすると、ダイハツはキャンピングカーを販売していません。
ただし、販売している車の中には、キャンピングカーとして代用できる車もあります。
なお一般的な車をキャンピングカーとして活用するためには、車中泊ができる程度の広いスペースが必要です。
ダイハツで販売されている車の中には、シートアレンジが多彩でフルフラットな広い空間を確保できる車があります。
こういった車を改装することで、キャンピングカーとして活用できるでしょう。
ダイハツで販売されているキャンピングカーの代用車3選
ここではダイハツで販売されている、キャンピングカーとして代用できる車を3種類ご紹介します。
ダイハツ|アトレー
アトレーは、さまざまな装備が充実している車です。
リヤシートを足元に収納できる水平格納式リヤシートを採用しており、活用することでフルフラットな空間を作り出せます。
またポップアップ機構付きリヤガラスを採用している点も魅力です。
エンジンを切っている状態でも車内の換気ができることから、車中泊に適している車といえます。
メーカー | ダイハツ |
車名 | アトレー |
ボディタイプ | 軽ワンボックスカー |
ドア数 | 5 |
全長×全幅×全高(mm) | 3,395×1,475×1,890 |
車両重量(kg) | 970 |
総排気量(cc) | 658 |
使用燃料 | 無鉛レギュラーガソリン |
燃料タンク(L) | 38 |
駆動方式 | FR(後2輪駆動) |
トランスミッション | 3要素1段2相形(ロックアップ機構付) |
カラー(全6種) | ・トニコオレンジメタリック ・レーザーブルークリスタルシャイン ・オフビートカーキメタリック ・ブラックマイカメタリック ・ブライトシルバーメタリック ・シャイニングホワイトパール |
※紹介グレードは「RS」
ダイハツ|ハイゼットカーゴ
ハイゼットカーゴは、軽バンタイプの商用車です。
アトレーと同様にリヤシートを足元に収納できる水平格納式リヤシートを採用しているため、フルフラットな空間を広く確保できます。
また商用車として荷物を多く積めるようシンプルで広い荷室に設計されていることから、キャンピングカーとして改装しやすい車といえるでしょう。
メーカー | ダイハツ |
車名 | ハイゼットカーゴ |
ボディタイプ | 軽バン |
ドア数 | 5 |
全長×全幅×全高(mm) | 3,395×1,475×1,890 |
車両重量(kg) | 900・930 |
総排気量(cc) | 658 |
使用燃料 | 無鉛レギュラーガソリン |
燃料タンク(L) | 38 |
駆動方式 | FR(後2輪駆動) |
トランスミッション | 乾式単板ダイヤフラム 3要素1段2相形(ロックアップ機構付) |
カラー(全6種) | ・ブライトシルバーメタリック ・ホワイト ・アイスグリーン ・トニコオレンジメタリック ・シャイニングホワイトパール ・ブラックマイカメタリック |
※紹介グレードは「クルーズ(2WD)」
ダイハツ|ハイゼットトラック
ハイゼットトラックは、防錆性能が高い軽トラックです。
防錆鋼板を使用しており、3層の入念な塗装を行うことでサビを防止しています。
また軽トラックでありながらカラー展開が豊富な点も特徴の一つです。
オレンジや赤などのかわいらしいカラーからお気に入りの色を選べます。
DIYが得意な人であれば、荷台部分に居住スペースを作成することで、キャンピングカーとして利用できるでしょう。
メーカー | ダイハツ |
車名 | ハイゼットトラック |
ボディタイプ | 軽トラック |
ドア数 | 2 |
全長×全幅×全高(mm) | 3,395×1,475×1,885 |
車両重量(kg) | 830・850 |
総排気量(cc) | 658 |
使用燃料 | 無鉛レギュラーガソリン |
燃料タンク(L) | 34 |
駆動方式 | FR(後2輪駆動) |
トランスミッション | 乾式単板ダイヤフラム 3要素1段2相形(ロックアップ機構付) |
カラー(全7種) | ・ホワイト ・ブライトシルバーメタリック ・オフビートカーキメタリック ・アイスグリーン ・トニコオレンジメタリック ・ファイアークォーツレッドメタリック ・ブラックマイカメタリック |
※紹介グレードは「ジャンボ エクストラ(2WD)」
キャンピングカーの種類
キャンピングカーには、大きく5つの種類があります。
ここではそれぞれの種類の特徴を解説します。
種類1:バスコン
バスコンは、マイクロバスをベースに作られた超大型のキャンピングカーです。
車内が広く自宅にいるような快適な生活ができるため、家族で長期的に快適な旅をしたい人におすすめのタイプといえます。
ただし、車体が大きく駐車スペースに困るといったデメリットには注意が必要です。
種類2:キャブコン
キャブコンは、トラックの荷台を居住空間にしたキャンピングカーです。
天井が高く圧迫感のない車内ではゆったりとくつろげます。
バスコンほど広くはないものの十分な広さがあるため、家族で使用できる大きいキャンピングカーがほしい人におすすめのタイプです。
ただし、バスコン同様に車体が大きいため、駐車スペースに困る可能性があります。
種類3:バンコン
バンコンは、ワンボックスカーを改装したキャンピングカーです。
ワンボックスカーサイズのため、街中でも運転しやすく駐車スペースの確保にも困りません。
2人程度であればゆったり寝ることも可能です。
カップルや夫婦で2人旅したい人におすすめのタイプといえるでしょう。
種類4:軽キャンピングカー
軽キャンピングカーは、軽トラックや軽バンなどを改装したキャンピングカーです。
車体がコンパクトなため、狭い道でも運転しやすい点が特徴として挙げられます。
大きな車の運転が苦手な人や、1~2人旅で広いスペースを必要としない人におすすめのタイプです。
ただし、キッチン・トイレなどの水回りを充実させるのは難しいといえるでしょう。
種類5:キャンピングトレーラー
キャンピングトレーラーは、ここまで紹介したようなキャンピングカーとは異なり、居住空間のトレーラーを乗用車でけん引するタイプです。
内装が充実していることが多く、使わないときはトレーラーを切り離すことにより、乗用車のみで移動することも可能です。
ただし、慣れるまでは運転が難しいタイプといえるでしょう。
また2台分の駐車スペースを確保しなければならないといったデメリットもあります。
キャンピングカーにおすすめのオプション5選
キャンピングカーにさまざまなオプションを付けることで、より快適な空間を作れます。ここではおすすめのオプションを5つご紹介します。
1:トイレ
トイレの有無は、旅行をするときの利便性を左右します。トイレがあれば、長距離移動や近くにトイレがない場所での宿泊も安心です。
キャンピングカーに装備できるトイレにはいくつかの種類があり、取り外しの可否や手入れの方法が異なります。
また車体の大きさにより設置できる種類が変わることから、事前の確認が必要といえるでしょう。
2:サブバッテリー
サブバッテリーは、車内で家電を使用するためのバッテリーです。
車にはエンジンを始動させるためにメインバッテリーが搭載されています。
しかし、メインバッテリーに家電をつないでしまうとバッテリーが上がり、エンジンをかけられなくなる恐れがあります。
スマートフォンの充電・簡単な調理器具の使用・冷蔵庫の保冷など、エンジンを切った状態の車内で快適に過ごすためにも、サブバッテリーの導入がおすすめといえるでしょう。
3:FFヒーター
FFヒーターは、車のエンジンを止めても作動するヒーターです。
FFヒーターがあれば、寒い季節に一晩中エンジンをかける必要はありません。
エンジン音で周囲に迷惑をかける心配もないでしょう。
4:エアコン
大型のキャンピングカーの場合、別途エアコンを搭載することをおすすめします。
車のエンジンを切ると通常エアコンは効かなくなりますが、キャンピングカーに別途エアコンを装備していれば、エンジンを切った車中泊時にも使用可能です。
5:冷蔵庫
冷蔵庫があれば、旅行に行くときに持って行く食べ物や飲み物を冷やせます。
現地で調達した食品を入れておくこともできるため、長距離移動においては便利に活用できるアイテムといえるでしょう。
まとめ
キャンピングカーは、長期間の旅行を快適にできる魅力的な車です。
ただし、本格的なキャンピングカーは高額なため、購入するのが難しいという人もいるでしょう。
ダイハツが販売している車の中では、アトレーやハイゼットカーゴ、ハイゼットトラックなどがキャンピングカーの代用車として使用できます。
興味ある人はぜひ試してみてください。