年収別!車購入の予算相場とは?おすすめ車種や年間維持費も解説

車を購入するときに、自分の年収と照らし合わせて、どのくらいまでの価格なら許容できるか心配になることもあるでしょう。

この記事では、車を購入するとき予算をどのくらい出せるかの目安や、年間の維持費がどの程度になるかを解説します。

あわせて年収別でどのような車種がおすすめなのかも紹介するので、ぜひ参考にして下さい。

無理なく車を購入するには「年収の半分」が目安

無理なく楽しいカーライフを送るためには、年収の何割程度まで車の購入費として利用できるでしょうか。

結論を先に述べると、年収の半分程度が目安と言われています。
その理由は車購入時に利用するローンの審査基準を考慮すると、年収の半分が目安になるためです。

自分の生活コストを含めて判断することがポイント

車の購入費用に関して「年収の半分」というのは1つの目安であり、全ての人にあてはまるわけではありません。
収入額によって異なりますが、年収のうち手元に残る手取り額は8割程度に減りますし、無理をし過ぎると日常生活が破綻してしまいます。

詳しくは次の項で解説しますが、車を購入する場合は維持費も決して安くありません。

生活のレベルを極端に下げないためにも、日常的にどのくらい生活コストがかかるか、維持費がどの程度必要になるかで予算を検討しましょう。

車の年間維持費はどのくらい?その内訳は?

三井ダイレクト損保の試算によれば、車の年間維持費は以下の通りとなっています。

・軽自動車:25万円前後
・コンパクトカー:30万円前後
・ワゴン:35万円前後

ただし、これは目安であって全ての人にあてはまるわけではありません。

たとえばこの試算では、駐車場代を月額10,000円としていますが、地域によってはもっと高額になる場合もあります。

総務省の資料によれば、2021年11月時点で東京都区部の駐車場代は全国的にも高く、月額平均26,919円、大阪市は月額平均20,000円となっています。

仮に駐車場代が月額20,000円以上になれば、上記の数値から年間12万円以上追加されます。
その結果、軽自動車なら維持費が年間37万円前後、コンパクトカーなら42万円前後、ワゴンなら47万円前後となります。

その他にも、たとえば走行距離によってはガソリン代がかさみ、維持費がさらに高くなるケースもあります。

そこで、ここでは車の維持費としてどのような費用が発生するかまとめて紹介します。

・参照元:三井ダイレクト損保公式サイト「車種別自動車の維持費」

・参照元:e-stat「小売物価統計調査(動向編)/2021年11月」

1.自動車に関する税金や保険料

自動車を所有する場合、以下にあげる税金・保険料が発生します。

自動車税

毎年4月1日の時点で、車検証に記載されている所有者に対して発生する税金です(軽自動車を除く)。

用途や総排気量により税金が決まり、排気量が増えるほど税額も高くなります。
たとえば自家用車の場合、1,000cc以下なら年に29,500円、6,000cc超の場合は年に111,000円です。

軽自動車税

自動車税と同様に、毎年4月1日の時点で、車検証に記載されている軽自動車の所有者に対してかかる税金です。
軽自動車税は車種などによる差異はありません。
自家用軽自動車の場合は一律年間10,800円です。

自動車重量税

車の重量に応じてかかる税金で、新車購入時や車検時に支払います。
たとえば新車を購入し車検が3年分の場合、500kg以下の自動車なら年に12,300円、500kg以上1,000kg以下なら年に24,600円です。

自賠責保険

車の所有者が必ず加入する必要がある保険です。

万が一、自分が事故を起こし相手を負傷させたり死亡させたりしたときに、相手の経済的な損害を補填します。
保険料は車両の種類などにより異なりますが、自家用自動車で保険期間が12ヵ月なら12,700円です。

任意保険

自賠責保険で足りない分を補うための保険で、自賠責保険と違い強制ではなく任意で加入します。

自賠責保険だけでは心許ないので、実際には任意保険にも加入するケースが多いです。
たとえば自賠責保険では、相手の車両に対する補償はありません。
このように足りない分を任意保険で補います。

※参照元:東京都主税局公式サイト「自動車税種別割」

※参照元:国土交通省公式サイト「令和3年度税制改正に伴う自動車重量税の税額の基本的な考え方(乗用車の場合) その1」

※参照元:港区公式サイト「軽自動車税(種別割)について」

※参照元:損害保険料率算出機構公式サイト「自動車損害賠償責任保険基準率」

2.メンテナンス費用

車検代の他、消耗部品やエンジンオイルなどの交換費用、故障した場合の修理代などが含まれます。

三井ダイレクト損保の試算によれば、平均的なメンテナンス費用は以下の通りです。

・軽自動車:年間 61,726円
・小型車:年間 74,870円
・普通車:年間 93,865円

ただし、これはあくまで平均的なデータなので、人によってはこれより多くかかる場合もあります。
たとえば車の修理が必要になったときの状況によっては、メンテナンス費用がさらにかさむと考えられます。

※参照元:三井ダイレクト損保公式サイト「車種別自動車の維持費」

3.ガソリンや駐車料金

ガソリン代は、車の燃費や走行距離によります。

国土交通省の資料によれば乗用車の平均的な燃費は22.6km/L(令和元年度)です。

また、令和2年末時点で最も燃費が良かった普通・小型自動車は、トヨタ「ヤリス」で36.0km/Lとなっています。

仮に年間走行距離が5,000kmで、ガソリン代が1リットルあたり140円とした場合、燃費が22.6km/Lならガソリン代は約37,000円、36.0km/Lなら約19,500円です。

駐車料金(駐車場代)は地域によって大きく変わります。
先述のように、東京都区部の駐車料金は月額平均26,919円です。
一方で大阪府の東大阪市や堺市は月額平均10,000円となっている他、月額平均10,000円を下回る地域も少なくありません(2021年11月時点)。

※参照元:国土交通省公式サイト「ガソリン乗用車のJC08モード燃費平均値の推移」
「自動車の燃費ランキングを公表します!」

※参照元:e-stat「小売物価統計調査(動向編)/2021年11月」

【年収別】おすすめの車種とは?

最初に述べたように、車を購入する場合は車両代を年収の半分程度に抑えるのがおすすめです。

ここからは、その予算におさまると考えられる範囲で、年収ごとにおすすめの車種を紹介します。

【年収200万円~300万円】おすすめの車種

年収300万円以下の場合、予算を無理に捻出するよりも中古でも状態の良い車を選ぶのも手です。

たとえばトヨタの「アクア」やホンダ「フィット」の中古車なら、豊富な選択肢から選べます。

一方、新車であればダイハツの「ミライース」、スズキの「ワゴン R」「ハスラー」のような軽自動車を選べば、維持費の節約も可能です。

【年収300万円~400万円】おすすめの車種

年収300万円~400万円の場合、ホンダの「N BOX」やダイハツの「ムーヴ」といった人気軽自動車の新車もおすすめです。
軽自動車なら普通自動車より税金や車検費用を抑えられるメリットもあります。

その他、コンパクトカーのなかでもトヨタの「パッソ」であれば、無理のない範囲で予算を組めるでしょう。

この年収で普通車を購入するのであれば無理に新車を購入するより、予算的に中古がおすすめです。
年収200万円~300万円の場合と比べ、グレードの高いモデルでも選択肢に入れられます。

【年収400万円~500万円】おすすめの車種

年収400万円~500万円では、軽自動車でも人気が高いホンダ「フィット」「N-BOXカスタム」などを新車で購入するのもおすすめです。

また、この年収であればコンパクトカーも選択肢に入れられるでしょう。
たとえば燃費がよいトヨタの「ヤリス」や、同じくトヨタのSUVである「ライズ」などがおすすめです。

その他、ホンダの「シャトル」も、グレードによっては予算的に許容できる範囲でしょう。

【年収500万円以上】おすすめの車種

年収500万円以上なら、予算的に選べるグレードも上がり、選択肢に入る車種も増えます。

たとえばトヨタのエコカー「アクア」や、コンパクトSUV「ヤリスクロス」などがおすすめです。

また新車の価格は少し高くなりますが、スバルのクロスオーバーSUV「XV」といった個性的な車種も選べるでしょう。

車を使う場合は、車両代の他に年間の維持費もかさみます。
ここで紹介した車種を参考に、ご自身の年収にあわせて無理のない範囲で車を購入することを検討しましょう。

まとめ

車を購入するときの予算は、年収の半分程度が目安です。

車を購入する場合、車両代以外にも年間で発生する維持費も安くはありません。
そのため、どのくらい年間維持費がかかるかも把握しつつ、無理のない予算の範囲内で車を購入するようにしましょう。

この記事を書いた人

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カーナレッジ編集部

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