カーリースは恥ずかしいという意見も?時代遅れな意見がある理由やカーリースの魅力について解説
カーリースは、車を購入せずに乗れるサービスです。しかし、カーリースの利用は恥ずかしいという意見もあります。実際にインターネットの検索でも「カーリース 恥ずかしい」というワードが出てくるほどです。
この記事では、カーリースの利用は恥ずかしいのか、なぜそんな意見があるのかについて解説します。併せてカーリースの魅力についても紹介するので、ぜひ参考にしてください。
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カーリースが恥ずかしいといわれる理由
カーリースの利用が恥ずかしいとされる理由として、サービスについて誤解している人や、車を持つことがステータスと考えている人がいるからではないかと考えられます。
ここでは、その理由について詳しく解説します。
レンタカーと勘違いしている
恥ずかしいといわれる理由としては、レンタカーをカーリースと勘違いしているケースが挙げられるでしょう。レンタカーのナンバーには「わ」の文字が付いており、カーリースも同様に「わ」の文字が付いていると勘違いしている人がいるからではないかと考えられます。
たとえば、彼氏がレンタカーで乗ってきたら恥ずかしいと考える人がいるため、カーリースも同様に恥ずかしいという意見があるかもしれません。レンタカーとリース車の違いをあまり分かっていないがために、そのような勘違いをする可能性があります。
ちなみに、カーリースのナンバーは「わ」ではありません。車の貸出という意味では似たようなサービスですが、カーリースの場合は車検証に所有者としてカーリース会社の名前が記載され、それとは別にリース車の契約者の名前も記載されます。
なお、レンタカーを利用することも恥ずかしいことではありません。旅行や一時的な使用にはうってつけであることはもちろん、レンタカーを利用した方が車を購入するよりも合理的である場合があるため、恥ずかしいと思う必要はないでしょう。
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所有してないためダサいと考える人がいる
車を持つことが一種のステータスと考える人にとっては「カーリースの利用が恥ずかしい」という意見を持っているかもしれません。カーリースはあくまでも車を借りるサービスであるため、車を持っている人にとっては下に見てしまう可能性があるでしょう。
実際はそんなことはなく、カーリースは経済的で柔軟性のあるサービスです。現代において新車を購入する際の平均価格は、約300万円以上といわれており、税金や保険といった維持費もかかります。カーリースなら月々の支払いを抑えて車に乗れるため合理的です。
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車を購入できない人が利用するサービスと考える人がいる
カーリースは車を購入できない層が利用するサービスと考える人がいますが、実際は間違いです。富裕層でも多くの人が利用しており、カーリースのラインナップの中には高級車を扱っている会社もあります。
そのため、車を購入できない人が利用するサービスであるという言い分は、古い考え方といえるでしょう。
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利用は恥ずかしくない!カーリースの魅力
カーリースのサービスについて勘違いしている人や、時代遅れな考えを持っている人は一定数いるのが現状です。しかし、カーリースには、車の購入・所有にはないさまざまな魅力があります。
初期費用がいらない
車を購入するにあたっては頭金や税金などまとまったお金が必要になりますが、カーリースなら初期費用を気にせずに利用できます。将来貯金を使う予定がある人や貯金がない人でも、カーリースを利用すれば経済的な負担をかけずに車に乗れるでしょう。
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維持管理の手間が少ない
リース料金の中には税金や自賠責保険料、プランによってはメンテナンス費用や車検費用も含めることが可能であるため、車を維持することについて考える必要がありません。カーリース会社に一任できるため、車の利用に対するストレスや負担を軽減することが可能です。
車を購入すると車検や点検、メンテナンスなどについて考えなければならず、ある程度手間がかかるでしょう。
支出が毎月定額であるため安心できる
カーリースは契約期間内に毎月定額を支払うことで利用できるため、変動するのはガソリン代のみで、そのほかの支出は変動することがほとんどありません。
車を購入した場合、ガソリン代に加えて、メンテナンスや車検などに対する突発的な費用がかかり、月々の支出管理が大変になりがちです。毎月の支払額が高くなりやすいローンで車を購入している場合はなおさらでしょう。
カーリースならローンで購入するよりも支出を抑えられるほか、メンテナンスや車検に対する費用がプランに組み込まれていれば、毎月の支出を安定させられます。家計が圧迫されることが少なくなるため、経済的に安心できるでしょう。
選択肢が豊富にある
取り扱いの車種は会社にもよりますが、全グレード・全カラーの車種を網羅している会社もあります。レンタカーなどでは車種が限られているため、乗りたい車種に乗れることは少ないでしょう。
自分が乗りたかった車に初期費用なしで乗れる点は、カーリースならではの強みです。また、ディーラーで購入するときと同じようにボディカラーやオプションを選択できます。
乗り換えやすい
カーリースでは初期費用なしで車をリースし、契約満了時に返却するのが基本であるため、車を乗り換えやすいメリットがあります。
車をローンで購入している場合は返済をする必要があるほか、一括で購入している場合もリセールバリューが高くなければ損をする可能性があるため、安易に乗り換えることができないでしょう。
カーリースの場合は契約を満了するだけで自分の好みの車に乗り換えられるため、飽きずに車の運転を楽しめます。契約期間についても、どのくらいのスパンで車を乗り換えたいのかをもとに契約時に決められるため、乗り換えを視野に入れた契約も可能です。
カーリースは常に新車に乗りたい人、数年単位で車を乗り換えたい人にもおすすめといえるでしょう。
カーリースの利用が向いている人
カーリースにはさまざまな魅力がありますが、すべての人にカーリースが向いているわけではありません。
ここでは、カーリースはどんな人に向いているのかについて解説します。
購入資金がないが車に乗りたい人
車を購入するまとまった資金がないものの、車に乗りたい人はカーリースがおすすめです。一括で購入する場合は数百万円、ローンで購入する場合は頭金や月々の高い出費が必要になるため、まとまったお金を用意する必要があるでしょう。
車両本体のお金だけでなく、税金や車検費用などもかかるため、車の購入は貯金がないと現実的ではありません。購入資金が十分になくても車に乗りたいのであれば、カーリースを利用して初期費用をかけずに車に乗れます。
支出の管理を楽にしたい人
カーリースの出費は毎月定額であるため、支出の管理を楽にしたい人に向いています。車の購入にはまとまったお金がかかり、購入後も車の維持費がかかるのが基本です。車検代や税金も支払う必要があるため、その度に家計の管理が必要になるため手間がかかります。
カーリースは、契約内容によってリース料金に保険料だけでなく税金も含められるため、毎月の支出管理が楽になるでしょう。
また、メンテナンスリース付きのプランを契約すれば、車検代やメンテナンス費用もリース料金に組み込めます。カーリースを活用することで、車検代や税金といった車関係の費用を毎月一定にできるだけでなく、メンテナンス費用を別途請求されることもないため、支出管理を楽にしたい人にはおすすめといえるでしょう。
定期的に車を乗り換えたい人
カーリースは、常に新車に乗りたい人やライフスタイルに合わせて車を乗り換えたい人に向いているといえるでしょう。たとえば、結婚や家族が増えたときなど、自身の環境の移り変わりとともに車を乗り換えることで、ストレスなく車を利用できます。
加えて、車の返却時に新たに別の車とリース契約できるため、乗り換えにおける面倒な手続きも不要です。定期的に車を乗り換えたい人だけでなく、面倒な手続きを避けたい人には利用を考えてみてもよいでしょう。
メンテナンスを任せたい人
車は、安全に走行できる状態を保つために定期的なメンテナンスが必要です。しかし、車についてよく分からない人の中には、どのタイミングでメンテナンスすればよいのか、業者の手配はどうすればよいのかなど不安に思う人も多いでしょう。
カーリースであれば、メンテナンスリース付きのプランを選ぶことでメンテナンスをカーリース会社にお任せできます。メンテナンスのタイミングについても、カーリース会社が適切なタイミングで知らせてくれるため、安心して車を利用できるでしょう。
まとめ
カーリースの利用に対して「カーリースを利用する人は車を購入できない人」「車を持つことはステータスであるためカーリースの利用はダサい」といった否定的な意見を持つ人もいるかもしれませんが、それは時代遅れな考え方です。
カーリースは初期費用をかけずに車に乗れるサービスのため、利用にあたっては経済的かつ合理的といえるでしょう。ただし、カーリースにも向き不向きがあるため、自分に合うのかを見極めた上で利用することが大切です。