現行クラウンの価格について徹底解説|維持費はどれくらいかかる?
トヨタの高級セダンとして知られるクラウンは、洗練されたデザインと先進技術が搭載されたトヨタが誇る名車の一つです。
最新モデルでは快適性と安全性が向上し、豪華な内装が魅力であると発表当初から人気を呼んでいます。
この記事では、クラウンの特徴や現行クラウンの価格、中古車の相場、維持費などについて解説します。
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INDEX
クラウンとは
クラウンは、1955年にトヨタ自動車が発表した高級セダンです。
当時は「トヨペット クラウン」という名称でした。
クラウンの名の通り「王冠」のエンブレムが特徴です。
ここでは、クラウンの概要や人気の秘密について見ていきましょう。
クラウンは発売から1度も生産が途切れたことのない車種
クラウンは、発売されてから販売が1度も途絶えることなく、一貫してトヨタの高級セダンとしての地位を守り続けている車種です。
他メーカーの一部の高級セダンの歴史を振り返ると、一時的に生産を中止した後復活するという車種が多い中で、クラウンは安定的な需要と信頼性で支持され、途絶えることなく進化し続けています。
クラウンの人気と特徴
高い人気を誇るクラウンは日本の代表的なセダンであり、洗練されたデザインと高品質な内装が特徴です。
上質な乗り心地と快適な空間は、長距離ドライブやビジネスの利用に適しています。
エレガントで優雅な外観は、ビジネスや公式行事にもふさわしい印象です。
また、どの時代においても安全性能が高く、新車が発表されると最新のテクノロジーが搭載されています。
加えて、パワフルなエンジンによる走行性能のよさも、クラウンの魅力の一つです。
クラウンは、スタイリッシュで高性能なセダンとして幅広い層から支持されています。
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現行クラウンの新車価格
現行クラウンの新車価格は、以下の通りです。
エンジン | 駆動方式 | 車両本体希望価格(税込み) | |
クラウン「スポーツ」 | ハイブリッド | 4WD | 5,900,000円 ~7,650,000円 |
クラウン「セダン」 | ハイブリッド | 2WD | 7,300,000~8,300,000円 |
クラウン「エステート」 | ハイブリッド | 4WD | Coming Soon |
クラウン「クロスオーバー」 | ハイブリッド /ガソリン | 4WD | 4,350,000円〜6,400,000円 |
上記からわかる通り、高級セダンとしての地位を確立してきたクラウンは、購入にそれなりの金額がかります。
ここでは、それぞれのモデルにおけるコストパフォーマンスについて見ていきましょう。
クラウン「スポーツ」
クラウン「スポーツ」は、長年愛されてきたモデルの一つです。
車両本体価格が590万円(税込み)と一見高く見えがちですが、上質な内外装と先進の安全機能が豊富に搭載されているため、コストパフォーマンスはよいといえるでしょう。
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クラウン「セダン」
クラウン「セダン」の価格は、決して安いわけではありません。
そのため、コストパフォーマンスのよさは乗る人それぞれですが、上質な内外装や豊富な装備、安全性などは総じて高いため、コストパフォーマンスがよいと感じやすい車種といえます。
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クラウン「エステート」
2024年央以降に発売予定の新型エステートについては、幅広い価格帯が予想されています。
新型のクロスオーバーと似たスペックに加えて、SUVらしい使い勝手や快適性が加わっているため、高いコストパフォーマンスが期待できるでしょう。
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クラウン「クロスオーバー」
新型クロスオーバーは、クラウンというブランドの中では比較的手に入りやすい価格でありながらも、先進の安全技術や豪華な内装、高効率のエンジンが備わっているため、コストパフォーマンスは高いといえるでしょう。
クラウンならでは高級感と快適性はもちろん、燃費も優れているため、維持コストが抑えられ、トータルコストの安さも期待できます。
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クラウンの中古車価格相場
クラウンの中古車相場は、以下の通りです。
モデル名(年式) | 中古車相場 |
クラウンクロスオーバー (2022年~) | 4,350,000~8,800,000円 |
クラウンハイブリッド (2018年~2023年) | 1,818,000~7,330,000円 |
クラウンハイブリッド (2008年~2012年) | 300,000~2,390,000円 |
クラウンアスリート (2012年~2018年) | 920,000~4,800,000円 |
クラウンマジェスタ (2013年~2018年) | 1,250,000~3,698,000円 |
クラウンロイヤル (2012年~2018年) | 790,800~3,100,000円 |
クラウンエステート (1999年~2007年) | 250,000~2,280,000円 |
クラウンの中古車価格は、モデルや年式、走行距離、車の状態などによって異なります。
一般的に新しいモデルや低走行車は高価格な傾向です。
また、クロスオーバーが中古でも高値な理由は、安定した性能と耐久性の期待はもちろん、新型であり需要が高いためです。
クロスオーバーは特に人気モデルなので、中古でも価格が高くなります。
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クラウンの維持費
クラウンの購入価格は安くはありませんが、これまで解説してきたようにコストパフォーマンスの高さはいうまでもありません。
しかし、年間維持費を甘く見積もりすぎると、予想以上に費用がかかり、維持できなくなってしまうこともあります。
ちなみに、新型クラウンの年間維持費は50万円以上かかるケースも少なくありません。
ここでは、新型クラウンを長く乗るための維持費について見ていきましょう。
ガソリン代
ガソリン代は燃費と走行距離によって変わるため、一概にはいえません。
たとえば年間の走行距離3,000kmの場合、燃費15.7km/Lで年間のガソリン代はおよそ28,656円、燃費22.4km/Lでは19,950円くらいがかかる想定で考えておきましょう。
ただし、ガソリン代の高騰なども考慮しなければならないため、想定金額より少し多めに予算を組んでおくとよいでしょう。
任意保険
自動車に関する保険には、必ず加入しなければならない自賠責保険と任意保険があります。
任意保険の保険料は車両モデルや保険プラン、免許証の等級(無事故である期間)、年間の走行距離、使用者の年齢などによって異なります。
その費用は、一般的に年間で数万円から数十万円です。
加入する保険会社と相談し、最適な内容の保険を選択しなければなりません。
税金関係
クラウンを維持するためには、自動車重量税と自動車税を支払わなければなりません。
車にかかる税金は、登録地域や法改正などによって変わる可能性もあるので注意してください。
重量税は1年ごとにかかりますが、支払いは新車購入時とその後の車検時に一括で納税します。
費用は、車両重量や車種、年数、エコカー減税によって変わります。
自動車税については、年に1回支払わなければなりません。
2023年の場合、新型クラウンの排気量は2,487ccであるため、自動車税は初年度45,000円です。
ハイブリッドタイプの場合は、翌年から減税対象となり11,500円となります。
そのほか、安全確保のために定期的な点検費用や、新車登録から3年後、それ以降は2年ごとに受けなければならない車検費用も考慮しておきましょう。
車検費用は、普通車の場合およそ10万円前後です。しかし、車種や車の状態によって価格は変わります。
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まとめ
この記事では、新型クラウンについて解説しました。
トヨタの高級セダンであるクラウンは価格が安いわけではありませんが、洗練されたデザインと高品質な内装、乗り心地のよさ、いつの時代も先進技術を搭載している点が魅力です。
この記事を参考に、クラウンの購入を検討してみてはいかがでしょうか。