セダンの特徴や魅力とは?安いセダンについても紹介!

セダンは日本だけでなく世界的に人気の車種です。

高級車といえばセダンというイメージが強く、一度は乗ってみたいと思う人も多いのではないでしょうか。

この記事では、セダンの特徴や魅力について解説し、安価に購入できるセダンを紹介していきます。

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セダンの歴史

セダンの語源については、ラテン語で「腰掛ける」を意味する「sedeo(セデオ)」という言葉から来ているとされています。

17世紀に開発された、セダンチェアと呼ばれる乗りカゴから転じて、ある特徴を持った車のことをセダンと呼ぶようになったと言われています。

セダンの特徴

セダンはボディタイプが3ボックス4ドアであることが特徴として挙げられます。

3ボックス4ドアとは、エンジンルーム・車内・荷室がそれぞれ独立した3つの部屋から構成されており、ドアが4枚あることを指します。

また、ボディタイプがセダンと似ており、間違えられることが多い車種としては、クーペが挙げられます。

クーペはセダンと同様にエンジンルーム・車内・荷室が独立している3ボックスで構成されている車種ですが、ドア数が2枚であるという点で違いがあります。

関連記事:セダンとクーペの違いとは?それぞれの特徴や魅力を解説

セダンの魅力

セダンにはたくさんの魅力があります。
見た目の高級感だけでなく、走行性能や安全性能も優れています。

ここでは、セダンの魅力を5つほど紹介していきます。

快適な乗り心地

セダンは乗り心地がよいといった魅力があります。
車体の重心が低く、急なコーナーでも他の車種に比べて左右に振られません。

そのほかにも、エンジンルーム・車内・荷室が完全に分かれているため、エンジンルーム内の音や荷室内での音をシャットアウトすることができます。そのため、車内が静かになることも魅力の一つです。

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高い安全性

セダンは3ボックスの車種であるため、車内の前後に壁となるボックス(エンジンルームと荷室)があり、万が一事故を起こした場合も車内まで衝撃が伝わりにくい設計となっています。

また、セダンは天井高が低く、運転席の位置も低いため、死角になりやすい下方向の確認がしやすいという特徴もあります。

関連記事:セダンの安全性は高いのか?セダンの特徴や安全性の高い車をまとめて紹介

車体の安定感

セダンは車体の重心が低いため遠心力や横風にも強く、高い安定性を備えています。

重心の高い車種であれば、コーナリング時の遠心力や強い横風によって左右にあおられることがありますが、セダンであればそういった影響が低くなります。

関連記事:車高が高い車の魅力とは?おすすめのSUVも併せてご紹介

高級感がある

「高級車=セダン」のイメージをもっている人も多いでしょう。

大きな車体とフォーマルで高級感のあるデザインはセダンの魅力の一つです。
タクシーや公用車でセダンが使われている理由も、車体の安定感だけでなく高級感があるという点が影響しています。

関連記事:セダンの価格はどのくらい?ボディの特徴やおすすめの車を紹介!

中古車なら安価で購入できる

セダンは高級車で車体価格も高額なイメージが強くありますが、一部の人気車両以外であれば、比較的手に入れやすい価格帯で購入することができます。

セダンはコスパや利便性を求めた車種ではないため、軽自動車のようなコスパや、ミニバンやSUVのような利便性は期待できません。

そのため、セダンの一部人気車両を除けば中古車価格が低くなりやすく、安価で手に入れられます。

関連記事:セダンの人気おすすめ中古車5選!選び方やメリット・注意点も解説

車両価格が安いセダン3選

セダンは高級車であるというイメージが強いため、車両価格が高額なものばかりだと考えている人もいるでしょう。しかし、セダンの種類の中には比較的安価に購入できるものもあります。

ここでは、車両価格が比較的安価なセダンを3台紹介していきます。

カローラアクシオ

カローラアクシオはトヨタが製造・販売するコンパクトサイズのセダンです。

2006年に初代モデルが誕生し、2012年にフルモデルチェンジが行われ、2017年にマイナーチェンジをして現行モデルとなりました。

利便性のよさやデザイン性の高さにより人気が高い車です。

現行モデルのカローラアクシオには、ガソリン車とハイブリッド車の2種類あり、車両価格は1,611,600円〜2,177,000円となっています。

カローラアクシオにはトヨタの安全支援システム「Toyota Safety Sense」を全車に標準装備しているため、事故を未然に防ぐ機能や運転手のミスをカバーする機能があり、安全性能が高い車となっています。

カローラアクシオの基本スペックは下記の通りです。

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メーカートヨタ
車名カローラ アクシオ
ボディタイプセダン
全長×全幅×全高(mm)4,400×1,695×1,460
車両重量(kg)1,090
総排気量(cc)1,496
使用燃料レギュラーガソリン
燃料タンク(L)42
駆動方式2WD
トランスミッションSuper CVT-i(自動無段変速機)
カラー(全4種)・スーパーホワイトⅡ
・シルバーメタリック
・ブラックマイカ
・アバンギャルドブロンズメタリック
※参考元:トヨタ カローラアクシオ|主要諸元表
※紹介グレード:「EX 2WD CVT」

インプレッサG4

インプレッサG4はスバルが製造・販売するセダンです。

初代インプレッサG4は2011年に誕生しており、10年以上の歴史がある車です。

インプレッサG4のグレードは全4種類となっており、車両価格は2,020,000円〜2,739,000円となっています。

インプレッサG4は全グレードにスバルの運転支援システム「アイサイト」を全車に標準装備することで、運転負荷を軽減し安全性能が向上しました。

インプレッサG4の基本スペックは下記の通りです。

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メーカースバル
車名インプレッサG4
ボディタイプセダン
全長×全幅×全高(mm)4,640×1,775×1,455
車両重量(kg)1,300
総排気量(cc)1,599
使用燃料レギュラーガソリン
燃料タンク(L)50
駆動方式2WDリアトロニック(マニュアルモード付)
トランスミッション前進無段 後進1速
カラー(全6種)・クリスタルホワイト・パール
・アイスシルバー・メタリック
・マグネタイトグレー・メタリック
・クリスタルブラック・シリカ
・ピュアレッド
・サファイアブルー・パール
※参考元:スバル インプレッサG4|主要諸元表
※紹介グレード:「1.6-L EyeSight」

シルフィ

シルフィは日産が製造・販売するセダンです。

2000年に誕生したブルーバードの後継モデルである「ブルーバードシルフィ」が2度のフルモデルチェンジを経て、2012年にシルフィとして誕生しました。

シルフィには5つのグレードが用意されており、車両価格は2,020,000円〜2,720,000円となっています。

車内空間は大型セダンに匹敵するほどの広々とした空間となっており、大人3人がゆったりと座ることができます。

しかし、シルフィは日産が海外市場で展開している車であるため、日本での販売は2021年10月の時点で生産終了となってしまいました。

シルフィの基本スペックは下記の通りです。

メーカー日産
車名シルフィ
ボディタイプセダン
全長×全幅×全高(mm)4,615×1,760×1,495
車両重量(kg)1,230
総排気量(cc)1,798
使用燃料レギュラーガソリン
燃料タンク(L)52
駆動方式2WD
トランスミッションエクストロニックCVT(無段変速機)
カラー(全5種)・ディープアイリスグレー
・ブリリアントシルバー
・ラディアントレッド
・スーパーブラック
・ブリリアントホワイトパール
※参考元:日産 シルフィ|主要諸元表
※紹介グレード:「S」

まとめ

この記事では、セダンの特徴と魅力、車両価格が安いセダンを3つ紹介してきました。

「セダン=高級車」というイメージが強いですが、中古車のセダンは一部人気車両を除いて車両価格を安く購入することができます。

セダンの魅力は乗り心地のよさや安全性の高さ、車体の安定感です。

セダンを安い価格で購入したいと考えている人は、ここで紹介した内容を参考にしてみてください。

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