人気のコンパクトミニバンのシエンタとフリードを比較!
トヨタ シエンタとホンダ フリードは、ともに人気のコンパクトミニバンです。両車はコンパクトでありながら、広い室内空間と収納力が魅力の車です。
コンパクトミニバンの購入を検討している人の中には、どちらを選べばよいか迷っている人も多いでしょう。
本記事では、シエンタとフリードの特徴やサイズ、燃費、スペックを比較します。
INDEX
シエンタの特徴

シエンタはトヨタが販売する人気のコンパクトミニバンで、ゆとりのある車内空間が魅力です。最小回転半径は5.0mを実現しており、細い路地に入る時やUターン、車庫入れや縦列駐車時の操作がよりスムーズに行えます。車体がコンパクトなためミニバンでも車のサイズ感をつかみやすく運転しやすい車となっています。
手や足をかざすだけで開閉するハンズフリースライドドアや330mmという低いステップ高により、お年寄りや小さなお子さまでも簡単に乗り降りできます。また、1,300mmの室内高を確保しているため、小さなお子さまであれば立ったまま着替えることも可能です。
走行性能にも優れています。
シエンタはハイブリッド車とガソリン車から選択ができます。ハイブリッドの方はモーターの出力が高いため、加速から力強く走れます。
街中での発進の際にモーターアシストの恩恵を感じられるでしょう。
シエンタはトヨタの予防安全パッケージ「Toyota Safety Sense」を搭載しており、2種類のセンサーで高速道路の運転や標識の見逃し防止、先行車・信号の出遅れなど、さまざまな状況での安全運転を支援してくれます。
関連記事:人気のシエンタに乗るために車のサブスクがおすすめな理由
フリードの特徴

フリードは、ホンダが販売しているコンパクトミニバンです。
3列目シートでも広々とした空間を実現する一方、2列目にはキャプテンシートを採用することで車内の移動が簡単にできるようになっています。
さらに、フリードは荷室も広々としています。3列目のシートを左右に跳ね上げることで、ベビーカーなどを立てて載せられる空間が現れます。キャプテンシートの間を活かすことで自転車を立てたまま積むことも可能です。
フリードには、衝突軽減ブレーキや誤発信抑制機能などを搭載した「Honda SENSING」を全タイプに標準装備しているため、走行性能だけでなく、安全面でも非常に優れています。
関連記事:ホンダ フリードをカーリース(車のサブスク)で乗るメリットとは?
シエンタとフリードの詳細比較

ここでは、シエンタとフリードのサイズやスペック、燃費などを比較していきます。
シエンタとフリードのボディサイズ・車内空間を比較
それぞれのボディサイズと車内空間は下記の通りです。
トヨタ シエンタ :HYBRID Z|2WD
ホンダ フリード :HYBRID G|2WD
シエンタ | フリード | |
全長 | 4,260mm | 4,265mm |
全幅 | 1,695mm | 1,695mm |
全高 | 1,695mm | 1,710mm |
ホイールベース (前後ホイールの 中心から中心までの長さ) | 2,750mm | 2,740mm |
車両重量 | 1,370kg | 1,430kg |
荷室寸法 | 荷室高|1,105mm 荷室幅|1,265mm 開口部高さ|1,070mm | 荷室高|1,110mm 荷室幅|1,080mm 開口部高さ|1,255mm |
乗車定員 | 7名 | 7名 |
※参考元: ホンダ フリード主要諸元表
シエンタとフリードの燃費比較
シエンタとフリードの燃費は下記の通りです。
トヨタ シエンタ: HYBRID Z|2WD
ホンダ フリード:HYBRID G|2WD
車名 | シエンタ | フリード |
WLTCモード(km/L) | 28.2 | 20.9 |
市街地(km/L) | 27.1 | 17.9 |
郊外(km/L) | 29.8 | 21.6 |
高速道路(km/L) | 27.6 | 22.0 |
※参考元:ホンダ フリード主要諸元表
燃費に関してはシエンタの方が優れていました。ランニングコストを重視するのであれば、シエンタの方を検討した方がよいかもしれません。
シエンタとフリードのスペック比較
シエンタとフリードのスペックは下記の通りです。
トヨタ シエンタ: HYBRID Z|2WD
ホンダ フリード:HYBRID G|2WD
メーカー | トヨタ | ホンダ |
車名 | シエンタ | フリード |
ボディタイプ | ミニバン | ミニバン |
ドア数 | 4 | 4 |
全長×全幅×全高 (mm) | 4,260×1,695×1695 | 4,265×1,695×1,710 |
車両重量(kg) | 1,370 | 1,430 |
総排気量(cc) | 1,490 | 1,496 |
使用燃料 | 無鉛レギュラーガソリン | 無鉛レギュラーガソリン |
燃料タンク(L) | 40 | 36 |
駆動方式 | 2WD | 2WD |
トランスミッション | 電気式無段変速機 | 7速オートマチック |
※参考元:ホンダ フリード主要諸元表
シエンタとフリードのスペックに大きな差はないため、燃費や車内空間、デザインなどで選ぶといいでしょう。
シエンタとフリード、おすすめなのは?

ここではシエンタとフリード、それぞれが一体どのような人におすすめできるかを改めて解説していきます。
シエンタがおすすめできる人
シエンタは、燃費のよいコンパクトミニバンをお探しの人におすすめできるといえます。
また、低床設計で乗り降りがしやすいため、お子さまや年配の人を乗せる機会が多い人にもおすすめです。
フリードとの比較においては、3列目シートをどの程度使用するのか、荷室を広く使いたいかのポイントを両車選択時に注目するのが良いかもしれません。
フリードがおすすめできる人
フリードは、大人数で移動することが多い人におすすめできます。2列目キャプテンシートの場合、2列目を動かさずに3列目シートに移動できるため、車内移動がしやすいです。
また、シンプルなエクステリアで、落ち着いた雰囲気の車がよい人にも、フリードはおすすめできます。
さらに、フリードは3列目シートを簡単に出し入れできます。頻繁にシートアレンジを変えたい人は、フリードを選ぶのがよいでしょう。
まとめ

本記事では、シエンタとフリードの特徴やサイズ、燃費、スペックを比較しました。
シエンタとフリードはどちらも人気のコンパクトミニバンであり、それぞれに魅力があります。車体サイズに大きな違いはありませんが、燃費のよさではシエンタが優れています。
燃費や荷室の広さを重視する人にはシエンタを、室内空間の広さや安全性を重視する人にはフリードをおすすめします。
デザインにおいては、シエンタが可愛らしいデザインなのに対してフリードはスポーティなデザインになっています。
自身のライフスタイルや好みに合わせたデザインで選ぶのもよいでしょう。
シエンタとフリードの選択に悩んでいる人は、この記事を参考に、自身の使用目的を考慮しつつ、どちらの車がよいかを検討してみてはいかがでしょうか。