ミニバンの価格はどのくらい?ボディ別の特徴、人気の車を解説!
人気の車種として広く知られているミニバンタイプの車ですが、具体的にどのような車がミニバンに当てはまるのでしょうか。
今回は、ミニバンの特徴や選び方、そして人気車種とその価格について解説します。
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INDEX
ミニバンの特徴と概要

ミニバンは、車高が高く車内は3列シートになっており、6~8人乗りであることが一般的なファミリーカーです。
日本車の中では大きく感じるものが多いですが、アメリカでは全長が5m以上、全幅は2mを超えるフルサイズのワンボックスカーが愛用されており、これを基準としているためミニバンと呼ばれています。
日本のミニバンはコンパクトなものから、大きなボディ形状のものまで種類が豊富な上に、空間効率がよく、3列目の座席を折りたためば収納スペースとして広く使えます。
お子さまがいるご家庭だけでなく、レジャーやアウトドアの際にたくさん荷物を積み込みたい人からも支持されている車種です。
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ミニバンのサイズの違い

ミニバンはボディサイズや排気量の違いから、SS・S・M・L・LLクラスの5つに分類されます。
SS
全長4,200mm前後、全高1,700mm程度で、コンパクトカーと同程度の大きさです。
5ナンバーの小さなボディでありながら座席シートは3列確保されており、排気量は1,500cc程度の車種が多いです。
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S
全長4,600mm前後、全高が1,600mm程度で車高が低いロールーフタイプです。
排気量は1,500cから、2,000cc程度の車種もあります。
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M
全長4,695mm、全高は1,800mm以上のハイルーフタイプで、排気量は1,500ccから、2,000ccを超える車もあります。
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L
全長は4,700mm~4,800mm、全高が1,800mm以下のロールーフタイプで、排気量は2,400cc〜2,500cc程度です。
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LL
全長4,900mm前後、全高1,800mmを超えるボディサイズを持ち、排気量は2,500cc程の車種から、3,000ccを越えるものまであります。
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ミニバンを選ぶときのポイント
ミニバンを実際に購入しようとするとき、どのような点に気をつけて選べばよいのでしょうか。
選ぶ際のポイントについて解説します。
自分に合ったボディサイズを選ぶ
まずは家族構成や車の使用用途から、ボディサイズを選択します。
車を利用するシチュエーションを想像し、コンパクトなモデルでも問題ないか、3ナンバーサイズなどの大きなモデルが必要かを検討しましょう。
お子さまの送迎や買い物など街乗りがメインの場合は、小回りが利くコンパクトタイプがおすすめです。
一方で、家族や友人を連れてレジャーやアウトドアに出かける機会が多い、または車内空間に余裕のある大きさが好みの人は5ナンバーサイズがよいでしょう。
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車内空間やラゲッジスペースを確認

ボディサイズを決めたら、候補の車のシートアレンジやラゲッジスペースの広さを確認しましょう。
基本的に、ミニバンは車内空間が広く設計されていますが、シートアレンジについてはメーカーやモデルによって異なります。
床が低く車内の高さがあるモデルなら、乗り降りや荷物の積み下ろしがしやすく便利です。
アウトドアが好きな方は車中泊が可能か、大きな荷物を載せやすいかの確認も重要です。
実際に使用する状況を想定しながら、車内空間やラゲッジスペースを確認してみましょう。
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ミニバンはどのような人におすすめ?
続いては、車の購入を検討している人の中でも、ミニバンはどのような人におすすめできるのか解説します。
大人数での利用が多い家庭
ミニバンが人気の理由の一つに、車内空間が広々としていて家族全員で乗りやすいという特徴があります。
また、乗員人数がそこまで多くない場合でも、ベビーカーやお子さま用の荷物を収納できるスペースや、お年寄りが乗り降りしやすいスライドドアが付いているなど、家族全員が利用しやすい機能が豊富なことも魅力の一つです。
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車中泊を楽しみたいアウトドア好きにもおすすめ
大人数が乗り込めるメリットのほかに、3列目の座席を倒して車内空間を広く使えるという特徴もあります。
たくさんの荷物を積み込めるのはもちろんですが、車中泊も可能な広さであることから、アウトドアやキャンプ好きの人にも最適です。
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ミニバンで人気の車種を紹介!
続いては、ミニバンタイプで人気の車を3つ紹介します。
トヨタ ヴォクシー

ヴォクシーはトヨタが販売しているミニバンです。
迫力のあるデザインが魅力のヴォクシーは、車内のインテリアにもこだわり、落ち着きのある上質な空間を表現しています。
走行時は状況に合わせて3つのモードに切り替えが可能で、走行中に自動制御を行い燃費性能の向上をサポートします。
ヴォクシーのグレード別の価格は以下の通りです。
グレード | 駆動方式 | 車両本体希望価格(税込み) |
HYBRID S-Z | 2WD | 3,740,000円 |
HYBRID S-G | 2WD | 3,440,000円 |
HYBRID S-Z | E-Four | 3,960,000円 |
HYBRID S-G | E-Four | 3,660,000円 |
S-Z | 2WD | 3,390,000円 |
S-Z | 4WD | 3,588,000円 |
S-G | 2WD | 3,090,000円 |
S-G | 4WD | 3,288,000円 |
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ホンダ ステップワゴン
1996年にホンダから登場したステップワゴンは、ミニバンの中でもトップクラスに人気のある車です。
現行モデルは、2つのモーターで構成されるハイブリッドシステム「e:HEV」を搭載し、優れた燃費性能と走行性能が共存しています。
安全性能も充実しており「衝突安全性能評価ファイブスター賞」を獲得しています。
ステップワゴンのグレード別の価格は以下の通りです。
グレード | 駆動方式 | 車両本体希望価格(一部税込み) |
AIR | FF | 2,998,600円 |
SPADA | FF | 3,257,100円 |
e:HEV AIR | FF | 3,382,500円 |
SPADA サイドリフトアップシート車 | FF | 3,396,000円(消費税非課税) |
SPADA PREMIUM LINE | FF | 3,462,800円 |
SPADA 車いす仕様車 (2列目乗車タイプ) | FF | 3,555,000円(消費税非課税) |
SPADA 車いす仕様車 (3列目乗車タイプ) | FF | 3,590,000円(消費税非課税) |
e:HEV SPADA | FF | 3,641,000円 |
SPADA 車いす仕様車 (2列目&3列目乗車タイプ) | FF | 3,645,000円(消費税非課税) |
e:HEV SPADA PREMIUM LINE | FF | 3,846,700円 |
AIR | 4WD | 3,240,600円 |
SPADA | 4WD | 3,477,100円 |
SPADA サイドリフトアップシート車 | 4WD | 3,636,000円(消費税非課税) |
SPADA PREMIUM LINE | 4WD | 3,653,100円 |
SPADA 車いす仕様車 (2列目乗車タイプ) | 4WD | 3,795,000円(消費税非課税) |
SPADA 車いす仕様車 (3列目乗車タイプ) | 4WD | 3,830,000円(消費税非課税) |
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日産 セレナ

セレナは日産の先進装備を搭載したミニバンで、全方位運転支援システム「360°セーフティアシスト」が標準装備されています。
さらに、ドライバーの代わりにアクセルを自動制御できる高度な「プロパイロット機能」が搭載されているため、長時間の運転によるドライバーの負担を軽減します。
セレナのグレード別の価格は以下の通りです。
グレード | 駆動方式 | 車両本体希望価格(税込み) |
e-POWER ハイウェイスターV | 2WD | 3,582,700円 |
e-POWER ハイウェイスターV (防水シート車) | 2WD | 3,615,700円 |
e-POWER AUTECH | 2WD | 3,911,600円 |
LV(福祉車両) ステップタイプ | 2WD | 2,975,500円〜 |
LV(福祉車両) 送迎タイプ | 2WD | 2,812,700円〜 |
LV(福祉車両) 助手席スライドアップシート | 4WD | 2,762,000円〜 |
LV(福祉車両) セカンドスライドアップシート | 2WD | 3,028,000円〜 |
LV(福祉車両) チェアキャブ スロープタイプ | 2WD | 3,025,000円〜 |
LV(福祉車両) チェアキャブ リフタータイプ | 2WD | 3,055,000円〜 |
LV(福祉車両) ステップタイプ | 4WD | 3,191,100円〜 |
LV(福祉車両) 送迎タイプ | 4WD | 3,072,300円〜 |
LV(福祉車両) 助手席スライドアップシート | 4WD | 3,078,000円〜 |
LV(福祉車両) セカンドスライドアップシート | 4WD | 3,224,000円〜 |
LV(福祉車両) チェアキャブ リフタータイプ | 4WD | 3,241,000円〜 |
関連記事:セレナe-POWERの燃費はどの程度?燃費向上させるために意識すべきこともご紹介!
まとめ
ミニバンは、家族全員が安心して乗車できる安全性や積載量の多さから、根強い人気があります。
グレードや装備するオプションによって価格は変動するため、燃費性能や年間でかかるランニングコスト、今回紹介したミニバン選びのポイントなどを参考の上、ぜひ自分のニーズに合う車を選んでみてください。