軽自動車の車検の有効期間はいつまで?車検切れになった際の対処法についても解説

車が公道を走るには、道路運送車両法に基づく保安基準を満たす必要があり、そのための検査のことを車検といいます。

車検に合格すると自動車検査証(車検証)が交付され、公道を走行できます。
車検は車種によって有効期間が異なります。

この記事では、軽自動車の車検の有効期間や車検切れになった場合の対処法について解説します。

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車検の有効期間はどのくらい?

ここでは、車種ごとの車検の有効期間について紹介します。

自家用乗用の場合

軽自動車で5や7ナンバーが交付されている車は自家用乗用で、初回車検は3年間有効です。

初回車検とは新車が工場から出荷されて初めて受ける車検のことで、新車を購入し納車されると初回車検が無事合格していることを意味します。

初回以降は、車検期間が満了しても車の使用を続けたいときは継続車検を受けます。
継続車検は2年間有効です。

関連記事:普通車の車検費用はどのぐらい?相場や車検費用に関する豆知識をご紹介

軽貨物の場合

軽自動車で4ナンバーが交付されている車は軽貨物で、初回車検は2年間有効です。

同じ軽自動車ですが、5ナンバーの自家用乗用とは有効期間が異なります。
継続車検の有効期間も2年なので覚えやすいでしょう。

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有効期間を確認する方法

ここでは、車検の有効期間の確認する方法について紹介します。

車検証で調べる

公道を車で走行するときには必ず携帯しなくてはならない車検証ですが、ほとんどの人は保管場所として車のグローブボックスに入れているでしょう。

車検証の中に「有効期間の満了する日」という項目に現在の車検の有効期間が記載されているため、ここで確認することができます。

また、2023年1月から車検標章の貼る位置の変更、車検証の電子化が行われるため、これから車検を受ける人は確認をしておきましょう。

関連記事:2023年1月4日より車検証電子化!今の車検証はどうすればいい?

検査標章で調べる

検査標章とは、車のフロントガラスに貼ってある数字の書かれた丸いステッカーのことです。
軽自動車の場合は、オレンジのステッカーが貼られています。

外から見て大きな数字は車検期限が切れる日、小さな数字は車検が切れる月です。

また、車内から検査標章の裏を見ると、車検が切れる日が書かれています。

こちらも2023年1月より、「前面ガラスの運転者席側上部で、車両中心から可能な限り遠い位置」、要するに「運転席から見て右上端」に変更となります。

検査標章に記載された有効期限を運転者から見やすくすることで、車検切れを防ぐ目的です。

関連記事:車検切れを知らずに車を運転したらどうなる?対処法についても解説

自賠責保険証で調べる

自賠責保険証でも車検の有効期間を調べることができます。

自賠責保険証には同保険の有効期間が書かれています。

車検期間と同じ期間の自賠責保険に入っている場合は、自賠責保険の有効期間が車検の有効期間となります。
車検期間より1ヶ月多い期間の自賠責保険に入っている場合は、自賠責保険証の期限の1ヶ月前に車検が切れることになります。

関連記事:軽自動車の保険料の費用相場は?自動車保険の基本から解説

いつから車検を受けられる?

疑問、わからない、不明イメージ

車検の有効期限が3月や4月の場合は、車検の指定工場が混み合う傾向にあるため、早めに受けなければ車検切れになってしまう可能性があります。

ここでは、車検は有効期限のどのくらい前から受けられるのかについて解説します。

車検はいつでも受けることは可能

軽自動車に限らず、自動車の車検はいつでも受けることができます。

車検満了日付近に外せない用事が予定されている場合は、早めに車検を受けておきましょう。

ただし、車検を早く受けることはおすすめできません。

車検の有効期間が始まる日は、車検証が交付された日のため、仮に6ヶ月前に次の車検を受けると、今の車検の有効期間が6ヶ月分短くなってしまいます。

新しく車検を受けるのならば問題ありませんが、継続車検の場合は早すぎないように気をつけましょう。

関連記事:車検の当日持ち込みは可能?当日車検のメリット・デメリットを紹介

一般的には30日前から

新しい車検証が有効になるためには、前の車検の効力が終了しなければなりません。
新しい車検証が交付されると、前回の車検証は有効期間内であっても効力が終了します。

ですが、有効期限の1ヶ月前から期限日の間に車検を受けた車は、前回の期日をそのままにしておくことができるため、前回の有効期間が4月1日で満了日が3月31日の場合は、次回の有効期限も3月31日になるため、30日前に車検を行っても有効期限が変わることはありません。

関連記事:車検は1ヶ月前がベスト?車検を受けるタイミングについて解説

実は45日前からでも車検を受けられる

車検を30日以上も前に車検を受けると車検費用で損をしてしまいますが、指定整備工場であれば45日前でも車検を受けることができます。

その場合は、車検の有効期限の1ヶ月前から期限日までに必要書類を提出することで、実質継続検査の扱いということになるため、満了日も変わりません。

ただし、車検を通してから書類を提出するまでの間が15日以内と定められているため、書類を提出する際は気をつけておきましょう。

関連記事:車検を早く受けると損?切れてしまったら?対処方法と車検の適切なタイミングを解説

中古車の車検を受ける頻度

新車の軽自動車を購入すると、自家用乗用なら3年、軽貨物なら2年間、公道を運転することができます。
その後の継続車検はどちらも2年ごとになります。

ここでは、中古車で軽自動車を購入した場合の車検の頻度について紹介します。

車検なしの中古車を購入した場合

車検に受からなければ公道を走行できないため、車検なしの中古車を購入した場合、まずは車検を受けなければなりません。

このときの車検は初回車検ではなく、継続車検になります。

初回車検は新車が工場から出荷されて顧客に納車されるときに受けているため、中古車の初回車検は継続車検となり、軽自動車であれば自家用車、軽貨物に関わらず有効期間は2年です。

継続車検となるため、軽自動車であれば自家用乗用、軽貨物に関わらず有効期間は2年です。

関連記事:車検なしの中古車でも大丈夫?安心して買える中古車の選び方を解説

車検ありの中古車を購入した場合

車検期間が残っている場合、車検を取り直さなくても公道を走行できます。

しかし、中古車を購入したタイミング次第では、車検の有効期限が迫っている場合もあるため、すぐに車検を受ける必要があります

以降の車検は継続車検のため、有効期間は2年です。

関連記事:車検整備付きの中古車とは?車検の概要や中古車の車検を受けられる業者を紹介

車検切れになった場合の対処法

運転疲れ

万が一、車検切れになってしまったら、どのように対処したらよいのでしょうか。
ここでは、車検切れが引き起こすトラブルとともに車検切れになった場合の対処法を紹介します。

車検切れの車で走行した場合の罰則

車検切れとなった車を所有しているだけでは特に罰則はありません。

しかし、2項道路に指定されている私道を含め公道で運転をすると、無車検と無保険の交通違反に問われ、以下の罰則が課されます。

無車検走行

  • 6ヶ月以下の懲役または30万円以下の罰金
  • 違反点数:6点

無保険走行

  • 1年以下の懲役または50万円以下の罰金
  • 違反点数:6点

車検切れになった場合の対処法

所有車の車検が切れると、公道を走行することはできませんが、軽自動車検査協会に行って継続車検を受けるためには、公道を走行する必要があります。

この場合の対処法として、仮ナンバーを発行してもらうことで公道を走行することができます。

仮ナンバーとは、車の登録が終わるまで公道を走行できる仮のナンバープレートのことで、自動車販売業界でも普通に使用されている制度です。

また車検を業者に任せる場合は、すぐに業者に電話をしましょう。
業者は積載車で訪問し、車検切れとなった車を積載して業者の工場まで運んで車検に通してもらえます。

関連記事:車検が切れた際につける仮ナンバーとは?入手の仕方や車検切れの罰則を紹介!

まとめ

この記事では、軽自動車の車検期間について紹介しました。

軽自動車の車検期間は自家用乗用で初回が3年、以降2年ごとです。軽貨物なら初回車検も継続車検も2年ごとです。継続車検が2年ごとなのは中古車でも同じで、初度登録から10年以上経過した車でも同じです。

車検期間は車検標章、車検証、自賠責保険証で確認できます。車検を受けるタイミングは一般的に車検期限の30日前からで、特に車検の指定工場が混み合う期間や車検満了日頃に用事が予定されているなら、早めに車検を受けておくとよいでしょう。

また、指定整備工場に依頼することで45日前からでも、今の車検期限満了後にスムーズに車検が継続されます。しかし、45日前に継続車検を受ける場合は必要書類の提出期間に気をつけておきましょう。

この記事を書いた人

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カーナレッジ編集部

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