スズキ スペーシアはどういった車なのか?スペックや特徴をまとめて紹介

広い居住空間や収納の多さなど、軽ワゴントップクラスの使い勝手のよさを誇るのが、スズキが製造・販売するスペーシアです。

他の軽ハイトワゴンに比べて、バリエーションが多い点も魅力の一つです。

この記事ではスペーシアのグレード別のスペックについて解説します。

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スペーシアの走行性能について

スズキスペーシア

スペーシアは全車にマイルドハイブリッドを搭載することによって、低燃費や加速性能向上を実現しています。

マイルドハイブリッドとは、減速時のエネルギーを利用して発電し、その電力を加速時に活用することで、燃費の向上を実現しているハイブリッドシステムのことです。

特にモーターを使用した「パワーモード」で坂道を走行すると、走りの強さを実感できるでしょう。

なおスペーシア自体にターボモデルはありませんが、兄弟車である「スペーシア カスタム」や「スペーシア ギア」には、それぞれターボモデルが設定されています。

また加速性能だけでなく、低燃費を実現している点もスペーシアの魅力といえます。
低燃費を実現している理由の一つとして、車両重量が挙げられるでしょう。

また軽いということは燃費面ではもちろん、操縦安定性にもよい影響を与えます。

他にも、デュアルカメラによるブレーキサポートや車間距離を一定に保てるアダプティブクルーズコントロールなど、安全面でも優れているといえます。

関連記事:スペーシアの燃費を調査!スペーシアの魅力と燃費のいい走り方を紹介

スペーシアのグレード比較

HYBRID G

「HYBRID G」の主な特徴は以下の通りです。

HYBRID Gはスペーシアのエントリーモデルです。販売時の価格はHYBRID Xよりも14万円ほど安価でありながら、スズキの安全装備である「セーフティサポート」を搭載しており、コスパのよいグレードでした。

HYBRID Xよりも標準装備は少なく、大きな違いとしてパワースライドドアが装備されていない点が挙げられます。こちらはオプションでも取り付けできないため、スライドドアを希望している人は注意が必要です。

その他の必要最低限の装備や機能は付いているため、パワースライドドアにこだわらなければおすすめできるグレードです。

HYBRID X

HYBRID Xはスペーシアの上級グレードです。価格は高くなりますが、標準装備が非常に充実しています。

両側のパワースライドドアはもちろん、その他にも以下のような装備が追加されます。

・運転席のシートリフター(シートの高さを調節)
・チルトステアリング(ハンドルの高さを調整)
・USB電源ソケット
・ロールサンシェード(日よけ機能)
・スリムサーキュレーター(空気循環機能)

さらに、スペーシアのパワースライドドアには、以下の3つの機能が搭載されています。

・挟み込み防止機能
・一時停止機能
・予約ロック機能

予約ロック機能によりドアロックを予約できるため、ドアが閉まるまで待たずに済みます。急いでいるときやせっかちな人にぴったりの機能です。

これらの便利機能が追加されたHYBRID Xは、安全装置以外にも快適さや便利さを求めている方におすすめです。

なお、新型スペーシアはHYBRID Xに「セーフティプラスパッケージ装着車」があります。

HYBRID Xでは、セーフティプラスパッケージとして以下の機能を装着できます。

  • 電動パーキングブレーキ
  • ブレーキホールド
  • アダプティブクルーズコントロール(ACC)[全車速追従機能・停止保持機能付]
  • 車線維持支援機能

新型スペーシアの電動パーキングブレーキは、サイドブレーキに代わって手元のスイッチで簡単に操作できるパーキングブレーキです。シフト操作やアクセルと連動して作動・解除ができるためスムーズに発信することができます。

また、ブレーキホールドの機能も新しく追加されています。停車中にブレーキペダルから足を離しても停車状態を維持してくれるため、信号待ちや渋滞中などにも足が疲れにくく安全運転につながります。

電動パーキングブレーキとブレーキホールドは新型スペーシアで新しく搭載された機能で、他社の軽ハイトワゴンでは搭載されているものが多く、待ち望んでいた人も多い機能でしょう。

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スペーシア バナー

スペーシアの外観

スペーシア第2世代と第3世代の写真

2017年から発売された2代目スペーシアは、スーツケースをモチーフにしたデザインが人気となりました。

スズキスペーシア2017年モデル
スズキスペーシア2017年モデル(2代目)

今回販売開始される3代目モデルは「コンテナ」をモチーフにしています。

スズキスペーシア
スズキスペーシア2023年モデル(3代目)

ボディカラーは下記8色から選ぶことができます。

  • ミモザイエローパールメタリック※
  • トーニーブラウンメタリック※
  • オフブルーメタリック※
  • コーラルオレンジメタリック※
  • ピュアホワイトパール
  • ブルーイッシュブラックパール3
  • シフォンアイボリーメタリック
  • モスグレーメタリック
    (※のついた色はルーフをソフトベージュに乗った2トーンカラーも設定)

関連記事:スペーシアの各グレードの違いや選び方を分かりやすく解説

スペーシア バナー

スペーシアの内観

インパネはダッシュボードのスーツケースがなくなり、ダッシュボードトレイになりました。

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スズキスペーシアインパネ_HYBRID G
スズキスペーシアインパネドリンクホルダー(助手席)、USB電源ソケット[Type-A・Type-C]

室内高も高く、かつ全てのシートに、前後の位置を調節可能な独立型のシートスライドを採用しているため、同乗者の体格に合わせたスペースを確保できます。

後部座席は広々としており、他の軽自動車と違った一面が登場しました。

スズキスペーシアマルチユースフラップ

上図のマルチユースフラップという機能では、オットマンのようなレッグレストに変身でき、逆に上に上げることにより、荷物ストッパーとしても活躍できます。

まとめ

スペーシアは、マイルドハイブリッドを搭載することで、低燃費や加速性能向上を実現している点が特徴の車です。

また車内空間も広々としているため、乗り心地も優れています。

また外観も印象的なデザインであり、個性的な車に乗りたい人にもおすすめです。
なおグレードごとで、搭載されているスペックに違いがあります。

機能面を重視するか価格面を重視するかで、どちらのグレードを選ぶべきかが変わってくるため、自身が何を重視するのかを事前にまとめておく必要があるでしょう。

画像引用元:スズキ株式会社

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