スペーシアの各グレードの違いや選び方を分かりやすく解説
「スペーシア」はスズキが製造・販売する人気の軽自動車です。
スペーシアのグレードで、どれを選んでよいか分からないという人もいるでしょう。
公式サイトを見てもよく分からないという人に向けて、この記事ではスペーシアのグレードごとの価格や違いなどを分かりやすく解説していきます。
最後まで読んでいただければ、スペーシアのグレードごとの違いや選ぶときのポイントなどが分かるので、ぜひ参考にしてください。
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INDEX
スペーシアはスズキの人気軽自動車!
スズキが製造・販売する軽自動車「スペーシア」は、後部座席側がスライドドアとなっており、快適な乗り降りと広い空間を味わえるワゴンタイプの車です。
セーフティサポートの搭載やスズキコネクトに対応しており、運転初心者や高齢者でも安心して乗れる車として人気を集めています。
スペーシアのスペックは、以下の通りです。
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車名 | スペーシア |
ボディタイプ | 軽自動車 |
ドア数 | 5 |
全長×全幅×全高(mm) | 3,395×1,475×1,785 |
車両重量(kg) | 850~920 |
総排気量(L) | 0.658 |
使用燃料 | 無鉛レギュラーガソリン |
燃料タンク(L) | 27 |
駆動方式 | 2WD |
トランスミッション | CVT |
カラー (全12種) | オフブルーメタリック×ホワイト ライトブロンズパールメタリック×ホワイト アーバンブラウンパールメタリック×ホワイト シフォンアイボリーメタリック×ホワイト オフブルーメタリック ライトブロンズパールメタリック アーバンブラウンパールメタリック シフォンアイボリーメタリック ピュアホワイトパール ブルーイッシュブラックパール シルキーシルバーメタリック クールカーキパールメタリック |
スペーシアのグレードは全3種類

スペーシアのグレードは、以下の3種類です。
- HYBRID G
- HYBRID X
- HYBRID G セーフティサポート非搭載車
3種類とシンプルなラインナップになっています。
セーフティサポートの有無を除けば実質2種類のため、比較的選びやすいでしょう
セーフティサポートはスズキの安全装備

セーフティサポートとは、スズキが提供している安全装備のことです。主に以下のような機能があります。
- 誤発進抑制機能
- 衝突被害軽減ブレーキ
- 車線逸脱抑制機能(※)
- ふらつき警報機能
- 先行車発進お知らせ機能
- ハイビームアシスト
- 全方位モニター用カメラ
- 衝突被害軽減ブレーキ
- アダプティブクルーズコントロール(※)
※車線逸脱抑制機能とアダプティブクルーズコントロールはオプションになっており、「X」のみ取り付け可能です。
これらの機能でドライバーをサポートし、より安全に車を運転できるようになっています。
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スペーシアの各グレードの詳細を紹介
ここからは、スペーシアの各グレードの細かい違いや特徴を解説していきます。
「HYBRID G」
「HYBRID G」はスペーシアのエントリーモデルです。価格は「X」よりも14万円ほど安価でありながら、スズキの安全装備である「セーフティサポート」を搭載しており、コスパのよいグレードとなっています。
「HYBRID X」よりも標準装備は少なく、大きな違いとしてパワースライドドアが装備されていない点が挙げられます。こちらはオプションでも取り付けできないため、スライドドアを希望している人は注意が必要です。
その他の必要最低限の装備や機能は付いているため、パワースライドドアにこだわらなければおすすめできるグレードです。
「HYBRID X」
「HYBRID X」はスペーシアの上級グレードです。価格は高くなりますが、標準装備が非常に充実しています。
両側のパワースライドドアはもちろん、その他にも以下のような装備が追加されます。
・運転席のシートリフター(シートの高さを調節)
・チルトステアリング(ハンドルの高さを調整)
・USB電源ソケット
・ロールサンシェード(日よけ機能)
・スリムサーキュレーター(空気循環機能)
さらに、スペーシアのパワースライドドアには、以下の3つの機能が搭載されています。
・挟み込み防止機能
・一時停止機能
・予約ロック機能
予約ロック機能によりドアロックを予約できるため、ドアが閉まるまで待たずに済みます。急いでいるときやせっかちな人にぴったりの機能です。
これらの便利機能が追加された「X」は、安全装置以外にも快適さや便利さを求めている方におすすめです。
「HYBRID G セーフティサポート非搭載車」
「HYBRID G セーフティサポート非搭載車」は、基本的に「HYBRID G」と大きな違いはありません。セーフティサポートを搭載しているか否かの違いです。
当然セーフティサポートが付いていない分安価なため、とにかく価格を抑えたい人やセーフティサポートは必要ないという人におすすめのグレードです。
ただし、セーフティサポートが付いても価格はそこまで大きく変化しないため、運転に自信がない人や高齢者の人には「G」をおすすめします。
スペーシアのグレードを選ぶときのポイントは4つ!
スペーシアのグレードを選ぶときは、以下の4つのポイントを見ていきましょう。
- 価格
- 安全性
- 燃費
- 標準装備
これらの項目はグレードごとに変わるため、それぞれ確認しながら自分に合うグレードを選びましょう。
価格
当たり前ですが、グレードごとに価格は変わります。
スペーシアの価格は「G セーフティサポート非搭載車」→「HYBRID G」→「HYBRID X」の順に上がっていきます。
とにかく価格を抑えたい人には「HYBRID G セーフティサポート非搭載車」をおすすめします。
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安全性
スペーシアには、スズキの安全装備であるセーフティサポートが付いていないグレードがあるため、運転初心者の人や運転が苦手な人は注意しましょう。
また、車線逸脱抑制機能とアダプティブクルーズコントロールに限っては、オプションでも「HYBRID G」には取り付けできません。
「HYBRID X」のみオプションで取り付け可能なため、どうしてもほしい人は「HYBRID X」一択になります。
燃費
スペーシアの燃費は2WDの場合、グレードによって違いがあります。
「HYBRID G」の2WDの方が「X」の2WDよりも、少しだけ高い数値になっています。少しでも燃費をよくしたいという人には「G」の2WDをおすすめします。
ご自身にあった燃費の選び方が大切となります。
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標準装備
スペーシアは「HYBRID G」と「HYBRID G セーフティサポート非搭載車」では、セーフティサポートの有無くらいしか違いはありませんが、「HYBRID G」と「HYBRID X」は標準装備に大きな差があります。
前述したように、特に大きな点はパワースライドの有無でしょう。
その他にも便利な装備が「HYBRID X」には追加されています。
それぞれの機能を確認しつつ、自身に必要なものかどうか判断しましょう。
車の装備は人それぞれ求めているものが違うため、便利な機能だとしても使わないことも考えられます。
そのため、事前にきちんと確認してグレードを選ぶようにしましょう。
ちなみにスライドドアに関してはオプションでも取り付けられないため、どうしても希望する人は「HYBRID X」一択になります。
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まとめ
スペーシアは運転初心者から高齢者まで幅広い人におすすめの車です。
スペーシアの購入を検討している人は、これらのポイントを意識して自身に合うグレードを見つけてみてください。
画像引用元:スズキ株式会社