ステップワゴンe:HEV(ハイブリッド)の燃費は悪い?特徴や性能も解説

ホンダが販売するミニバン「ステップワゴン」は、2022年5月にフルモデルチェンジされました。

ボディサイズが5ナンバーから3ナンバーに変更され、発売から約1ヶ月で月間販売計画の5倍以上となる2万7,000台の受注を獲得したことで話題となりました。

本記事ではステップワゴンのe:HEV(ホンダのハイブリッドシステム)に焦点を当てて、カタログ燃費や、ステップワゴンハイブリッドの魅力について紹介します。

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ステップワゴン e:HEVのカタログ燃費を紹介

6代目となったステップワゴンには、AIR、SPADA、SPADA PREMIUM LINEの3種類があり、すべてのグレードにe:HEVモデルがあります。

まずは気になる燃費性能から紹介します。すべて2WDのFF(前輪駆動)となります。

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ステップワゴン e:HEV AIR

ホンダステップワゴン e:HEV AIR
WLTCモード(km/L)20.0
市街地モード(km/L)20.4
郊外モード(km/L)21.3
高速道路モード(km/L)19.1
※参考元:ステップワゴン|諸元表

ステップワゴン e:HEV SPADA

ホンダステップワゴン e:HEV SPADA
WLTCモード(km/L)19.6
市街地モード(km/L)19.3
郊外モード(km/L)20.5
高速道路モード(km/L)19.2
※参考元:ステップワゴン|諸元表

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ステップワゴン e:HEV SPADA PREMIUM LINE

ステップワゴン e:HEV SPADA PREMIUM LINE
WLTCモード(km/L)19.5
市街地モード(km/L)19.3
郊外モード(km/L)20.7
高速道路モード(km/L)18.9
※参考元:ステップワゴン|諸元表

ステップワゴンに限った話ではないですが、上位グレードになるほど、燃費性能は下がります。

他の性能が上がるため、車両重量が重くなることが主な原因です。

しかし、総じて3ナンバーのミニバンとは思えないほどの燃費性能を誇ります。

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ホンダステップワゴンバナー

e:HEVとは

ホンダステップワゴンe:HEVの仕組み

ここでは上記のような、高性能な燃費性能を実現したe:HEVについて解説します。

e:HEVは、ホンダ独自のハイブリッドシステムです。
従来のハイブリッドシステムとは異なり、2つのモーターとエンジンを組み合わせることで、EVのようなスムーズな加速と優れた燃費性能を実現しています。

状況に応じて3つの走行モードを自動で切り替えることで、上記のような燃費性能だけでなく、力強い加速も実現しています。

  • EVモード: モーターのみで走行し、静かで環境に優しいモード
  • ハイブリッドモード: エンジンとモーターを組み合わせた効率的なモード
  • エンジンモード: 高速走行時にエンジンのみで走行するモード

e:HEVはこの3つのモードの切り替えにより、EVのようなスムーズな加速と優れた燃費性能を実現した、次世代のハイブリッドシステムです。

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ステップワゴン e:HEVの概要

ここでは、ステップワゴンハイブリッドの概要について解説します。

ステップワゴン e:HEVの外観

ホンダステップワゴン e:HEV AIR
ステップワゴン e:HEV AIR

ホンダが製造・販売するステップワゴンは、2022年5月に6代目としてフルモデルチェンジしました。

外観を水平基調のシンプルな顔つきに変更したことで親しみやすいデザインになりました。

ステップワゴン e:HEV SPADA PREMIUM LINE
ステップワゴン e:HEV SPADA PREMIUM LINE

また、全長4,800~4,830mm、全幅を1,750mmに拡大したことにより全車3ナンバーとなり、快適な車内空間となりました。

最小回転半径は従来型と同様の5.4mを維持しており、細い路地に入る時やUターン、車庫入れや縦列駐車時の操作がよりスムーズに行えます。

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ステップワゴン e:HEVの内装

ステップワゴン e:HEV SPADA PREMIUM LINE
ステップワゴン e:HEV SPADA PREMIUM LINE

インテリアも外観同様に直線基調でスッキリした印象にまとめられています。

ダッシュボード周りもスエード調の素材で覆われており、内装の質感も向上しています。

ホンダステップワゴン e:HEV SPADA
ステップワゴン e:HEV SPADA

また3列目シートも座席が広いため、快適なドライブが可能です。

ほかにもシート素材は、液体汚れや油汚れが拭き取りやすくシミになりにくいファブリック素材を採用しています。

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ホンダステップワゴンバナー

ステップワゴン e:HEVの動力性能

エンジンは2モーターハイブリッドシステムe:HEVを採用しています。

e:HEVは、2.0LのVTECガソリンエンジンを搭載し、エンジンの最高出力145ps、最大トルク175Nm、モーターの最高出力184ps、最大トルク315Nmとなっています。

e:HEVの特徴は、市街地走行時にはモーターのみで走行し、低速からトルク感がありつつもほぼ無音のEV車のように走ります。

また、高速道路における合流や追い越し車線の加速などでは、エンジンの動力も併用して力強い走りを実現します。
モーターが苦手とする高速域では、エンジンの駆動に切り替えて燃費の低下を抑えています。

ステップワゴン e:HEVの価格

  • エントリーモデルの「AIR」:税込3,437,500円〜
  • 中間モデルの「SPADA」:税込3,696,000円〜
  • 最上級モデルの「SPADA PREMIUM LINE」:税込3,912,700円〜
ホンダステップワゴンバナー

まとめ

この記事では、ステップワゴン ハイブリッドの燃費について解説しました。

ステップワゴンハイブリッドは、先代モデルに比べるとボディサイズが拡大し重量増による燃費の低下が心配されましたが、e:HEVの進化が進み燃費の悪化を軽減しています。

ほかにもシンプルで上質な内外装など、他にはないステップワゴンハイブリッド独自の魅力があるため、購入を考えている人はじっくり検討してみてください。

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