車検の当日持ち込みは可能?当日車検のメリット・デメリットを紹介


「車検の有効期限が迫っている」「忙しくてスケジュールがあいてない」などの理由から、
当日に車検を行いたいと考える人もいらっしゃるでしょう。

この記事では、当日車検の対応可否やメリット・デメリット、当日車検の流れについて説明します。

ぜひ参考にしてください。

当日持ち込みで車検はできる?

結論、ディーラー、カー用品店、整備工場、車検専門店などは、当日予約で車検を受けることができます。

なぜなら、自社で工場をもつため、持ち込み後そのまま点検・整備・車検と作業を進められるからです。

ただお店を探すうえで注意点があります。

以下で見ていきましょう。

当日持ち込み車検の注意点

先述したとおり、当日でも持ち込み車検はできます。
しかしながら、注意点が2つあります。

  1. 当日予約の車検に対応できないお店もある
  2. 当日の予約状況によって対応が難しい

それぞれ解説します。

注意点①:当日予約の車検に対応できないお店もある

まず、全てのお店が当日予約の車検に対応できるわけではございません。

当日車検を受け付けてくれるところは、あくまでも自社内で指定工場を所有し、点検・整備・検査全てを完結できる店舗に限られています。

注意点②当日の予約状況によって対応が難しい

当日の予約状況によって対応が難しいケースも、もちろんあります。

当日持ち込みでの車検を検討される方は、事前に電話などで確認するとよいですね。

当日持ち込みで車検を行うメリット

当日持ち込みで車検を行うメリットは3点あります。

  • 車検の申し込みから完了までが早く済む
  • 代車を心配しなくてすむ
  • 予約する手間を省ける

上記のポイントを以下で見ていきましょう。

メリット①:車検の申込から完了までが早く済む

申込から車検の完了までが1日で済むという点は、大きなメリットです。
業者によっては、午前中に入庫してから夕方までには車検が完了している場合もあります。

「1日車検」や「30分車検」といったスピードを売りにしている業者もあるとか。
忙しくて1ヵ月後の予約が取れない方は、当日持ち込みが可能な業者を探してみましょう。

メリット②:代車の手配を心配しなくてすむ

当日車検で、入庫したその日に車検が完了するのであれば、代車の手配について心配をする必要がありません。
もちろん代車を予約したり返却したりする手間も心配ご無用です。

車検対応できる業者によっては、代車料金を請求される可能性もあります。
当日中に車検が完了する場合は請求されないため、その分車検費用を安く抑えられるでしょう。

メリット③:予約する手間を省ける

当日持ち込みになりますので、もちろん予約する必要がありません。
忙しい方は、なかなか1ヶ月先のスケジュールなどは予想がつかないですよね。

当日車検ならば、自分のタイミングで申し込みができるため、スケジュール調整もしやすいでしょう。

当日持ち込みで車検を行うデメリット

当日持ち込みで車検を行う場合のデメリットは3点あります。

  • 持ち込み当日に終わらない場合がある
  • 整備品質が下がる可能性がある
  • 車検代が通常より高くなる可能性がある

考えられるデメリットについても、詳しくみていきます。

デメリット①:持ち込み当日に終わらない場合がある

持ち込んだ当日に、車検が完了しない可能性もあるということは、考えておかなければなりません。
そもそも車検とは、法律で定められる基準を満たしているかどうかを確認する検査です。
従って、基準に達していなければ合格にはなりません。

車に何らかの不具合があった場合、基準を満たすよう修理や整備をし、再度車検を受ける必要があります。

「修理箇所の部品がない」「業者が修理を他業者に依頼する」場合は、当日では終わらない可能性が高いでしょう。

デメリット②:整備品質が下がる場合もある

当日持ち込みで車検を受ける場合は、整備の品質が下がる可能性もあります。

なぜなら、当日持ち込みで車検を受ける場合、どうしてもスピード重視での作業となるからです。

車検の満了日から1ヵ月以内に準備する通常の車検は、2~7日ほど業者に車を預けるため、
十分な検査や整備が受けられます。

しかし、当日持ち込みの場合、作業時間が少ないため、必要最低限の検査になってしまう可能性があるのです。

デメリット③:車検代が高くつく可能性がある

当日持ち込みの車検の場合、通常の車検のときと比べ、費用が高くなる可能性があります。

なぜなら、いくつかの業者から見積金額を教えてもらう余裕がないからになります。

余裕のあるスケジュールで車検を行うことができれば、
相見積もりを取って依頼する業者を検討したり、整備箇所を最低限にしてコストを抑ることもできるでしょう。

しかし、当日持ち込みの場合は、依頼先の業者を十分に検討する時間がありません。
そのため、業者ごとに費用を比べることができず、車検費用が高くなる可能性があるのです。

また値段交渉をするにしても、比較の基準となる相見積がないため、
見積もりにて提示された金額を支払うケースが多いです。

車両を当日持ち込みした場合の車検の流れ

つづいて、当日持ち込みで車検を依頼する場合の、大まかな流れを解説します。

STEP1.業者を予約。必要な書類・準備物の確認

依頼する業者を選んだ後、インターネットや電話で空き状況を確認しましょう。

車検当日に必要な書類・準備物として案内されるのは、主に以下です。

・自動車検査証(車検証)
・自動車税(種別割)納税証明書
・自動車損害賠償責任保険証明書
・印鑑
・車検代金

電話予約の際に、気になる方は、現金払い以外の支払い方法が可能かどうかも確認するとよいですね。

また当日車検の場合、自賠責保険料や自動車重量税といった税金の清算を現金で求められる可能性があります。
従って、費用は多めに持っていきましょう。

STEP2.入庫後、車検の申込。整備内容の事前確認

指定の時間になりましたら、車検が実施される場所へ向かいます。
必要書類なども忘れずに持っていきましょう。


車を入庫したら、業者が故障箇所がないか点検を行います。

修理や整備が必要である場合には、事前に業者から説明があります。
修理内容や費用をしっかり確認した上で合意しましょう。

これらの工程が全て完了すれば、車検が開始されます。

STEP3.車検完了・車検証の受け取り

車検が完了したら、整備・点検の内容を確認します。

事前に説明されていた内容と齟齬がなければ、清算です。
ただし、当日持ち込みの車検の場合、車検証はすぐに発行できません。

そのため、代わりの書類となる保安基準適合標章(仮車検証)や自賠責保険証明書などを受け取ります。
車検証が業者から送られてくるまでは、必ず携帯して運転するようにしましょう。

まとめ

業者や当日の予約状況によって、当日の持ち込みで車検を実施できることは可能です。
ただし、車検を受けられない可能性や、受けられたとしても1日で車検が完了しないケースも。
「当日に受けられるだろう」と油断しないようにしましょう。

どうしても当日に車検を完了させたい方は、
「1日車検」や「30分車検」をうたっている業者を探してみるとよいですね。

また車検を当日持ち込みで完了させる場合は、整備の品質が下がるなどデメリットが存在します。
当日持ち込みで車検の依頼をしたい方は、デメリットも確認した上で業者を探しましょう。

この記事を書いた人

自動車ニュースのWEBマガジン

カーナレッジ編集部

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