車はこの色がおすすめ!車の人気色をランキング形式で紹介

車を購入する際、購入したい車種の目星は付いているものの、どの色を選ぶべきか迷っている人もいるでしょう。

車は高額な買い物であり、長期間にわたって使用することになるため、後悔しない色を選ぶことが重要です。

この記事では、車の人気色ランキングについて解説するとともに、ニーズに応じた車の色の選び方についても紹介します。

車を選ぶ際に役立つ知識を得られるので、ぜひ参考にしてください。

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出光のカーリース・ポチモへ
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【車の色】おすすめランキング

トヨタ センチュリー
トヨタ センチュリー
出典:トヨタ自動車株式会社

世界的な塗料製造企業であるアクサルタ社が2022年度に調査した「70th Annual Global Automotive 2022 Color Popularity Report」(和訳:第70回世界自動車人気色調査報告書)によると、車の人気色は以下のとおりになっています。

世界ランキング

世界でのランキングは以下の通りです。

  1. ホワイト(white):34%
    ※パールホワイト、ソリッドホワイト含む
  2. ブラック(black):21%
  3. グレー(gray):19%
  4. シルバー(silver):8%
  5. ブルー(blue):8%
  6. レッド(red):5%
  7. ブラウン/ベージュ(brown/beige):2%
  8. グリーン(green):1%
  9. イエロー/ゴールド(yellow/gold):1%
  10. その他:1%

日本ランキング

日本国内のランキングは以下の通りです。

  1. ホワイト(white):38%
    ※パールホワイト、ソリッドホワイト含む
  2. ブラック(black):18%
  3. シルバー(silver):10%
  4. ブルー(blue):9%
  5. グレー(gray):7%
  6. レッド(red):5%
  7. ブラウン/ベージュ(brown/beige):4%
  8. グリーン(green):4%
  9. イエロー/ゴールド(yellow/gold):2%
  10. その他:3%

日本を含む多くの国や地域で、最も人気のある車の色はホワイトです。
ホワイトは清潔感があるほか、夜間の視認性が高いため、多くの人に選ばれています。

さらに、ブラックのような重厚感のある色や、シルバーとグレーのようにキズや汚れが目立ちにくい色も一定の人気があります。

これらは、ほとんどの国や地域で上位にランクしている色です。

一方で、レッドやイエロー、グリーンなどの個性的な色は、下位に位置する傾向にあります。

一般的に人気色ほど需要が高く、リセールバリュー(売却時の価値)が高いとされています。

ただし、メーカーや車種によっては人気色が異なる場合もあります。

マツダCX-60
MAZDA CX-60
出典:マツダ 株式会社

たとえば、マツダが販売しているCXシリーズやロードスターなどの車種は、レッドが上位にランクインする可能性があります。

これは「マツダといったらレッド」という風潮があることが理由です。

関連記事:マツダCXシリーズの違いを解説!各種類におすすめな人とは

車の色ごとにおけるメリット・デメリット

ホンダN-BOXファッションスタイル
ホンダN-BOXファッションスタイル
出典:本田技研工業株式会社

車の色には、それぞれメリット・デメリットがあります。特徴を理解しておくことで、自分に適した車の色を選べるでしょう。

ホワイト

スバルフォレスター
スバル フォレスター
出典:株式会社SUBARU

ホワイトを選ぶメリット・デメリットは、以下のとおりです。

メリット

  • 清潔感がある
  • 定番色で飽きがこない
  • リセールバリューが期待できる
  • 車体が大きく見えて視認性がよい

デメリット

  • 汚れが目立ちやすい
  • 色褪せが目立ちやすい
  • 他の人と被りやすい

ホワイトは清潔感があり、無難な定番色であるため、飽きにくいのが特徴です。
さまざまな国や地域で最も人気が高く、需要があるため、ほかの色よりもリセールバリューが期待できます。

また、ホワイトは膨張色であるため、車体が大きく見える効果があり、視認性がよいです。
そのため、夜間でもほかの色に比べて見えやすく、事故リスクを軽減できます。

一方で、ホワイトの車は、泥や水垢などの汚れが目立ちやすいため注意が必要です。
また、ほかの色と比較して、紫外線による色あせが目立ちやすいという声もあったりします。

関連記事:白の車を選ぶメリット・デメリット|白が似合う車種についても紹介

ブラック

三菱デリカ D 5
三菱 デリカ D:5
出典:三菱自動車工業株式会社

車の色でブラックを選ぶメリット・デメリットは、以下のとおりです。

メリット

  • 高級感がある
  • 多くの車でラインナップがある
  • リセールバリューが期待できる

デメリット

  • キズや汚れが目立ちやすい
  • 車内の温度が上がりやすい
  • 夜間に目立ちにくい

ブラックは、重厚感や高級感を演出できる色です。
また、多くの車種で選択できる色であり、ホワイトに次ぐ人気色であるため、リセールバリューが期待できます。

一方で、ブラックの車は、キズや汚れが目立ちやすいため、綺麗な状態を保つには定期的な手入れが必要です。

また、ブラックは熱を吸収しやすい色であるため、特に夏場においては車内の温度が上昇しやすくなります。

さらに、ブラックは、ほかの色の車に比べて夜間や暗い場所での視認性が悪いため、夜間に運転する際は十分注意する必要があるでしょう。

関連記事:黒の車を選ぶメリット・デメリット|黒が似合う車種についても紹介

レッド

MAZDAロードスター
マツダ ロードスター
出典:マツダ 株式会社

車の色でレッドを選ぶメリット・デメリットは、以下のとおりです。

メリット

  • 目立ちやすい
  • 事故に遭いにくい
  • 個性的な印象を与える

デメリット

  • 退色しやすい
  • キズが目立ちやすい
  • リセールバリューが低い

赤は、最も情熱的な色の1つであり、愛、情熱、勇気、パワー、エネルギーなどの感情と関連付けられています。また、警告色でもあり、注意を引くことができます。

赤い車は、その鮮やかな色で遠くからでも目立ちます。そのため、駐車場や交差点で自分の車を見つけやすく、事故に遭いにくいというメリットがあります。

しかし、赤は紫外線の影響を受けやすく、長期間乗っていると退色しやすくなります。
また、赤は濃い色なので、キズや汚れが目立ちやすいというデメリットもあります。さらに、赤い車は他の色の車に比べてリセールバリューが低いという傾向があります。

関連記事:赤の車を選ぶメリット・デメリット!赤が似合う車種についても紹介

シルバー・グレー

日産スカイラインNISMO
日産 スカイライン NISMO
出典:日産自動車株式会社

車の色でシルバーやグレーを選ぶメリット・デメリットは、以下のとおりです。

メリット

  • 高級感がある
  • キズや汚れが目立ちにくい

デメリット

  • 古臭い印象を与えることがある
  • ホワイトやブラックに比べて、リセールバリューが低くなる可能性がある

シルバーやグレーは、メタリックな質感により洗練された印象と高級感を演出できる色として知られています。

さらに、ホワイトやブラックに比べて、泥や水垢、キズなどが目立ちにくいです。

一方で、一部の人はシルバーやグレーの車が古臭いと感じることがあります。

また、多くの国や地域では、ホワイトやブラックよりも需要が低いため、これらの色に比べてリセールバリューが低下する場合があります。

関連記事:グレーの車を選ぶメリット・デメリットとは?おすすめのグレーの車をご紹介

ブラウン

トヨタアルファード
トヨタ アルファード
出典:トヨタ自動車株式会社

車の色でブラウン(ベージュ・ブロンズ)を選ぶメリット・デメリットは、以下のとおりです。

メリット

  • 高級感・重厚感がある
  • 汚れが目立ちにくい
  • 傷が目立ちにくい
  • 落ち着きのある印象を与える
  • 幅広い年齢層に人気

デメリット

  • 他の色と比べて選択肢が少ない
  • 夏場は暑く感じることもある
  • リセールバリューが安定しない傾向にある

ブラウンの色合い

ブラウンといっても、様々な色合いがあります。

  • ベージュブラウン:明るめのブラウン:優しい印象
  • メタリックブラウン:高級感のあるブラウン:重厚な印象
  • チョコレートブラウン:深みのあるブラウン:落ち着いた印象

自分の好みに合わせて、ブラウンの色合いを選ぶことをおすすめします。

ブラウンは、高級感や重厚感があり、汚れや傷が目立ちにくいというメリットがある一方で、選択肢が少ない、夏場は暑く感じるなどのデメリットもあります。

関連記事:ブラウンの車を選ぶメリット・デメリット|ブラウンが似合う車種も紹介

ブルー

車の色でブルーを選ぶメリット・デメリットは、以下のとおりです。

メリット

  • 落ち着いた印象を与えるため、ビジネスシーンでも使いやすい
  • 清潔感や爽やかさを演出するため、女性や若者に人気がある
  • 視認性が良いため、交通事故のリスクを軽減できる

ブルーは美しさを爽やかさを兼ね備えている色なので、印象よくおしゃれを楽しむことができます。

デメリット

  • 傷や汚れが目立ちやすい
  • リセールバリューが低い傾向にある

デメリットとしては、傷が目立ちやすいことと、やはり定番色という訳ではないのでリセールバリューが低くなる傾向にあります。

ブルーは、落ち着きや信頼感、冷静さを表す色とされています。
また、海や空を連想させる色でもあり、爽やかで清潔感のある印象を与えます。

ブルーは色の濃さにより多面性を持つ色でもあります。以下のように車の色別の特徴があります。

ライトブルーは、明るく爽やかな印象を与える色です。軽自動車やコンパクトカーとの相性がよいでしょう。

ミディアムブルーは落ち着いた印象を与える色なので、セダンやミニバンなどの中型・大型車との相性がよいでしょう。

ダークブルーは高級感や重厚感を与える色です。高級車やスポーツカーとの相性がよいでしょう。

関連記事:青い車を選ぶメリット・デメリットとは?おすすめの青い車をご紹介

イエロー

車の色でイエローを選ぶメリット・デメリットは、以下のとおりです。

メリット

  • 目立ちやすく、事故に遭いにくい
  • 駐車場で自分の車を見つけやすい
  • 個性的で明るい印象を与える

黄色は、他の色に比べて個性的で明るい印象を与える色です。そのため、黄色い車に乗ると、周囲の視線を集め、個性的で明るい印象を与えることができます。

デメリット

黄色い車に乗るデメリットは、主に以下のとおりです。

  • 紫外線の影響を受けやすい
  • リセールバリューが低い傾向にある
  • 虫が寄ってきやすい

黄色は、可視光線の中で最も波長の長い色でで、遠方からでもよく目立ち、警戒色や注意喚起に用いられます。また、明るく元気なイメージを与える色でもあります。

黄色は、他の色に比べて遠くからでもよく目立ちます。
そのため、交通事故のリスクを低減する効果が期待でき、混んでいる駐車場でも自分の車を見つけやすいというメリットがあります。

黄色い車は、目立ちやすく、事故に遭いにくいというメリットがありますが、紫外線の影響を受けやすく、リセールバリューが低い傾向にあるというデメリットもあります。

関連記事:黄色い車の特徴とは?メリット・デメリットについても解説

ピンク

ピンク色は、赤と白の混合色で、明るく優しい印象を与える色です。
愛情や優しさ、ロマンチックなどのポジティブなイメージを連想させる色でもあります。

メリット

  • 目立ちやすく、事故に遭いにくい
  • 駐車場で自分の車を見つけやすい
  • 個性をアピールできる

デメリット

  • 紫外線の影響を受けやすい
  • リセールバリューが低い傾向にある
  • キズが目立ちやすい

ピンクは、他の色に比べて遠くからでも目立ちやすい色で個性的な印象を与える色でもあります。
そのため、ピンクの車に乗ると、周囲の視線を集め、個性的な車に乗っているという印象を与えることができます。

しかし、個性を演出できることは大勢から人気を集めるような色ではないため、リセールバリューが低い傾向にあります。
また、他の色に比べてキズが目立ちやすい色なので、丁寧に洗車やワックスがけをする必要があります。

関連記事:ピンク色の車のメリット・デメリットとは?おすすめのピンク色の車をご紹介

ツートンカラー

シトロエンC3
出典:Stellantisジャパン

ツートンカラーの車のメリットデメリットは以下のようなものです。

メリット

  • ファッション性が高い
  • 色の組み合わせでより個性を出せる

デメリット

  • 車両価格が高い
  • メンテナンスが大変
  • 選択肢が限られる

ツートンカラーの車はルーフとボディの色が違うなど2色を使用した車です。

目立つ色が好きだけどフォーマルシーンでの利用が多い方などは、ワンポイントで色を外して遊び心を持った組み合わせを選ぶと良いでしょう。

しかし、車両価格は別料金が発生する、メンテナンスが大変になるなどのデメリットはあります。

最近ではツートン以上のニーズに応える車も増えてきており、MAZDA2や、レクサスLBXなどが選択肢が大量にあります。

関連記事:車のツートンカラーとは?メリット・デメリットについて解説

【ニーズ別】車の色の選び方

スズキスイフトスポーツ
スズキ スイフトスポーツ
出典:スズキ株式会社

車の色は、自身の好みや直感に従って選ぶことが重要です。
満足感や所有感が高まるため、購入後に後悔する可能性が低くなります。

とはいえ、特に欲しい色がない場合や複数の選択肢から決められない場合など、選択に悩むこともあるでしょう。

ここでは、ケースごとにおける車の色の選び方について見ていきましょう。

関連記事:自分の個性は何色?9色で巡る自分の色占い

リセールバリューを考慮した場合

ダイハツムーヴキャンバス
ダイハツ ムーヴキャンバス セオリー
出典:ダイハツ工業株式会社

車のリセールバリューを考慮して色を選ぶ際は、ホワイトやブラックをおすすめします。

これらの色は非常に需要が高く、リセールバリューが高くなる傾向があるためです。

特にホワイトは国内外で最も需要がある色であり、多くの人に選ばれているため、リセールバリューを考慮する場合は最適な選択肢となります。

関連記事:リセールバリューが高い車の特徴とは?調べ方や価格が変動する理由も解説

運転技術が低いことを考慮した場合

運転技術に自信がない方におすすめなのは、ホワイトやレッド、オレンジなどの色です。

これらの色は高い視認性があるため、目立ちやすいという特徴があります。

周囲が車を容易に認識できるため、安全運転をサポートし、事故リスクの軽減に寄与してくれるでしょう。

長く乗ることを考慮した場合

レクサスLS500h
LEXUS LS500h
出典:LEXUS

長期間の使用を検討する場合におすすめなのは、シルバーやグレーの車です。

シルバーやグレーの車は、ほかの色と比較してキズや汚れ、色褪せが目立ちにくいとされています。

車を綺麗に保つための手入れもホワイトやブラックと比べて簡単であるため、同じ車に長く乗りたい方にとってはよい選択肢となるでしょう。

可愛さを重視した場合

ダイハツ、ムーヴキャンバスシャイニングホワイトパール+アプリコットピンクメタリック
ダイハツ ムーヴキャンバス ストライプス
出典:ダイハツ工業株式会社

可愛らしさを強調したい車を選ぶ場合、ピンクやイエロー、ブルーなどをおすすめします。

特に、やや淡いパステルカラーを選ぶことで、可愛さを一層引き立てられるでしょう。

関連記事:かわいい車を選ぶポイントとは?人気なかわいい車を紹介!

まとめ

この記事では、車の人気色や色の選び方などについて解説しました。

一般的にホワイトやブラックなどが人気であり、リセールバリューが高いといえます。

また、グレーやシルバーは汚れが目立ちにくく、イエローやパステルカラーなどは可愛らしさを強調してくれます。

車は高額な買い物であり、長い期間使用することを考えると、色選びは重要です。

この記事を参考に、自分に合った車の色を選んでみてはいかがでしょうか。

参考元:70th Annual Global Automotive 2022 Color Popularity Report

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この記事を書いた人

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カーナレッジ編集部

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