フィットの走行性能や燃費、内装を調査!新モデル「FIT e:HEV RS」も!ソニーとタッグでどうなる?

ホンダのフィットは2001年6月に登場したハッチバック型のコンパクトカーです。

発売当初から低燃費、コンパクトながら広い車内空間、割安な価格帯であったことから多くのユーザーから根強い人気があります。

2021年6月には一部改良、20周年特別仕様車「HOME」(「Casa」と「Maison」)、コンプリートカー「e:HEV Modulo X」の追加設定が発売されました。

また、2022年10月7日にマイナーチェンジを行いました。

常に進化し続けているフィットの燃費性能や他メーカーのライバル車との燃費比較に加えて、走行性能や機能についても紹介していきます。

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フィットはどのような車なのか?

FIT e:HEV HOME(クリスタルブラック・パール)

フィットにはどのような特徴があるのでしょうか。ここではフィットの概要や特徴について紹介します。

概要と特徴

フィットは2001年6月に「ホンダ ロゴ」の後継車として登場し、優れた燃費性能とコンパクトサイズでありながら広い車内空間を持ち、その使い勝手の良さから幅広い年代から人気の車です。

2001年にはグッドデザイン賞、2001-2002「日本カー・オブ・ザ・イヤー」を受賞し、2002年には「RJCカー・オブ・ザ・イヤー」も受賞するなどの偉業を果たし、発売開始してから約半年で10万台販売と急激な勢いで普及していきました。

また、最新モデルにおいてはホンダ独自の安全運転支援システム「Honda SENSING」を標準装備しており、フロントワイドビューカメラや前後のソナーセンサーによって安全運転をサポートしています。

さらに、誤発進抑制機能や近距離衝突軽減ブレーキなどの安全性能も備えています。

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フィットのカタログ燃費はどのくらいか?

FIT e:HEV LUXE

カタログに記載されているフィットの燃費や、実燃費と呼ばれる実際の走行時に近い状態での燃費はどのくらいでしょうか。

ここではフィットの燃費性能について、ハイブリッドシステムの有無やグレード、2WD・4WDなどの駆動方式ごとに分けて紹介していきます。

燃費性能の特徴

フィットはマイナーチェンジ後もホンダ独自のハイブリッドシステム「e:HEV」を採用しています。

e:HEVは、EV(電気自動車)に近いハイブリッドシステムです。
3つのモードを自動で切り替えて、モーターとエンジンの両方の良さを生かしています。

市街地などの通常時は、バッテリーからの電気によりモーターのみで走行するEVモードに切り替わり、ガソリンを使わずに走行できます。

加速時などにはハイブリッドモードに切り替わります。
エンジンで発電した電力でモーターを駆動させ、バッテリーからの電力と合わせてよりパワフルな走りができます。

高速道路などではエンジンと車輪を直結し、エンジンの力で走行するエンジンモードに切り替わり、高速走行で高いパフォーマンスを発揮します。

このように3つのモードを自動で切り替えながら最適な走行を行います。

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カタログ燃費

フィットには2WD・4WD(ハイブリッド車を含む)の仕様があり、駆動方式ごとに分けたマイナーチェンジ後のWLTCモードカタログ燃費は以下の通りです。(メーカーオプションなどは未装着)

2WD(FF)

e:HEV
電気式CVT
BASICHOME LUXECROSSTAR
WLTCモード(km/L)30.229.027.627.1
市街地(km/L)30.228.626.726.3
郊外(km/L)31.630.529.328.9
高速道路(km/L)29.328.227.026.4
※参考元:フィット|諸元表
ガソリン車
CVT
BASICHOMELUXECROSSTAR
WLTCモード(km/L)18.718.517.917.6
市街地(km/L)13.213.112.812.6
郊外(km/L)19.819.619.018.7
高速道路(km/L)21.721.420.520.1
※参考元:フィット|諸元表

4WD

e:HEV
電気式CVT
BASICHOMELUXECROSSTAR
WLTCモード(km/L)25.425.323.524.2
市街地(km/L)24.424.223.223.8
郊外(km/L)27.126.925.025.2
高速道路(km/L)24.924.722.723.8
※参考元:フィット|諸元表
ガソリン車
CVT
BASICHOMELUXECROSSTAR
WLTCモード(km/L)16.616.616.016.1
市街地(km/L)12.312.312.012.0
郊外(km/L)17.617.616.816.8
高速道路(km/L)18.718.718.318.3
※参考元:フィット|諸元表

よく比較される車と燃費の比較

FIT e:HEV HOME(プレミアムサンライトホワイト・パール)

今回比較した各車の概要やグレードは以下の通りです。
どちらもマイナーチェンジ前のフィットとよく比較されていた車種です。

なお、フィットについてはグレードe:HEV BASICの2WD(FF)のタイプを基準として比較を実施しました。

日産 ノート:グレードF/2WD(FF)

ノートは2005年に発売開始されたハッチバック型の乗用車です。

現在の最新モデルは2020年にフルモデルチェンジを行った3代目であり、ラインアップのすべてにハイブリッドシステムe-POWERが搭載されています。

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トヨタ ヤリス:グレードHYBRID Z/2WD(FF)

ヤリスは1999年に発売開始されたコンパクトカーであり、初代から3代目までのモデルにおいては「ヴィッツ」という名称で親しまれていました。

ノートと同じく2020年にフルモデルチェンジを行い、名称も「ヤリス」で統一されました。

ホンダ フィット日産 ノートトヨタ ヤリス
カタログ燃費
WLTCモード(km/L)
30.229.535.4
市街地(km/L)30.229.935.5
郊外(km/L)31.632.638.8
高速道路(km/L)29.327.633.6
※参考元:ノート|諸元表ヤリス|諸元表
※上記の数値について、実際に走行させた際の燃費はカタログ燃費とは異なる点を含んだ上で参考としてください。

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フィットが選ばれる3つの理由

どの席に座ってもゆったり広々

外観はコンパクトでも、車内は広々としています。

フィットはホンダの特許であるセンタータンクレイアウト(燃料タンクを、前席の床下に配置するレイアウト)で、コンパクトカーながら広い車内空間を確保しています。

FIT e:HEV CROSSTARインテリア オプション装着車 (ブラック)

運転席は骨盤を安定させ着座姿勢を安定させる構造のボディスタビライジングシートが採用され、リアシートも厚みのあるパットで座りやすく、長時間の運転でも疲れにくい構造となっています。

また、後席にも足が組み替えられるほどゆとりがあり、どの席に座っても足を伸ばして快適に過ごすことができます。

FIT e:HEV HOME

そのため定員数で乗っても窮屈さはなく、荷室も十分確保することができます。

また、荷室開口部が広く荷物の積み降ろしが楽にできるため、後部座席を倒せばペットのケージやゴルフバッグなど背の高い荷物や長さのある荷物もスムーズに積み込むことができます。

視界がよく運転しやすい

FIT e:HEV BASIC

フィットはフロントピラーが極細であるため、より前方の視界を広く確保することができます。
運転時の右左折の際にも、歩行者や対向車が見えやすいため安全運転につながります。

インパネ(運転席前面の計器盤)も水平にしたデザインになっており、前をスッキリ広く見渡せるための気遣いが感じられます。

2022年10月7日、マイナーモデルチェンジ

既存モデルは、LUXEは凛々しく上品に、CROSSTARはよりクロスオーバーらしさを強調したデザインに、というようにそれぞれの個性を特化させつつ端正なデザインになりました。

FIT LUXE

FIT e:HEV RS

新設定のRSは、専用のフロントグリルなど、スポーティーな印象を与えるデザインを採用しています。

燃費性能は以下の通りです。(2WD FFのみ。引用元:FIT諸元表

  • WLTCモード: 27.2km/L
  • 市街地モード:25.6km/L
  • 郊外モード:29.0km/L
  • 高速道路モード:26.8km/L

FIT e:HEV RSは、車体の揺れを抑えるために性能を突き詰めたRS専用サスペンションを採用しています。

ドライバーと車がさまざまなシーンで気持ちよくつながるような楽しさと、質感ある爽快な乗り心地を両立させています。

今後のフィットは?ソニー・ホンダモビリティと携わる?

ソニー・ホンダモビリティは、ソニーグループとホンダによるEV(電気自動車)の新会社の名称です。

2022年10月13日に北米で生産を開始したと発表がありました。

現状、ホンダのEVはhonda eだけです。
e:HEVをメインで打ち出しているホンダがソニーとのタッグによって、フィットもEVが出るかもしれません。

ソニー・ホンダモビリティによる第一号の車は2025年に受注が開始される予定です。

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まとめ

今回はホンダを代表するコンパクトカーであるフィットについて燃費性能を中心に紹介してきました。

フィットは高い燃費性能でありながら、快適な走行性能、充実した安全性能を備えている車であり、その使い勝手の良さから長年高い人気を獲得しています。

次の車としてフィットの購入を検討している人は、マイナーチェンジモデルや、新モデル「RS」をご検討ください。

画像引用元:本田技研工業株式会社

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