ジムニーの内装を紹介!グレードごとの違いも解説

スズキが販売する「ジムニー」は軽自動車でありながらSUVのようなオフロードの特性も持つ車です。

坂道、泥道、雪道をものともしない力強い走行性能や、特徴的なデザインなど多彩な魅力を誇る車ですが、その内装はどのような感じになっているのか気になっている方もいらっしゃるのではないでしょうか?

この記事ではジムニーの内装について焦点を当てつつ、ジムニーの特徴やグレードごとによる内装の違い、おすすめの人などについて解説していきます。

ぜひ最後まで読んで、ジムニーライフを楽しんでください。

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ジムニーの概要

ジムニーはスズキが製造・販売する軽自動車であり、軽自動車の販売ランキングにおいて常に上位に位置し、新車の納車待ちは1年以上と大きな人気を獲得しています。

最大の特徴は軽自動車とは思えない走破性の高さで、骨格には本格オフロード車に用いられる「ラダーフレーム」という骨格が採用されています。

ジムニーは、砂利や泥、凸凹道などの悪路においても高い走破性を持つほか、衝撃にも強く耐久性にも優れています。

また、2WDと4WDとの切り替えも可能であり、普段は2駆で走らせて燃費を抑えつつ、山道やレジャーなど、過酷な走行条件では4駆に切り替えて走るといったこともできます。

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ジムニースズキ

何よりジムニーが優れている点はスタック(車が泥や雪などにはまってしまうこと)に非常に強いことです。

  • タイヤが空転した際には前輪・後輪のどちらかを駆動させる「パートタイム4WD」
  • 地面に接したタイヤのみに適切な駆動力をかける電子制御システム「ブレーキLSDトラクションコントロール」

上記の機能により、タイヤが泥に半分ほど沈んで停止した状態からでも脱出できるほど、高い脱出性能を誇ります。

ほかにも、車が段差や岩に乗り上げてタイヤ左右の高さが大きく変わっても車の傾きを最小限に抑える「リンクリジッドアクスル式サスペンション」や、坂道発進、急な下り坂の走行をサポートするシステムなど、安定性を確保には工夫に糸目がありません。

このようにジムニーは軽自動車でありながら、本格オフロード車にも匹敵するほどの盤石な走行性能を持つ車です。

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個性的なデザインも魅力

ジムニーブルーイッシュブラックメタリック

ジムニーを解説する上では、その個性的なデザインにも目が離せません。
せり出したバンパーや丸いライトなど、軽自動車の中でもひと際目立つ見た目をしており、2018年にはグッドデザイン賞を受賞したこともあります。

しかも、ジムニーのデザインには全て合理的な理由があります。

たとえば車高やエンジンのレイアウトなどは厳しい悪路を想定して設計されており、バンパーに関しても歩行者を衝撃から守るための形となっています。
また、角ばったボディも険しい凹凸を乗り越えるのに最も適した形のためです。

このようにジムニーのデザインは全て合理的な理由に基づいて設計されており、だからこそ多くのユーザーを惹きつけているのでしょう。

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ジムニーの内装を紹介

それでは、ジムニーの内装について紹介していきます。

機能性をトコトン追求

ジムニーの内装はシンプルにまとまっており、メーターも余計な装飾はなく昔ながらの赤を基調とした、レトロなデザインとなっています。

しかし最大の特徴はインパネの形状で、ジムニーのインパネは水平基調でレイアウトされており、車が大きく傾いても車両姿勢を把握しやすいという利点があります。

また、コンソールも反射を抑え、キズ、汚れが目立ちにくい表面処理が施されており、シートもグレードによっては撥水加工が施されているなど、激しい使用にも耐えられるよう工夫されています。

そのほか、細かな点に着目するとピラー(フロンドガラスとドアの間にある柱)を垂直に立てることで死角を少なくしたり、計器類は手袋をしたままでも操作できるよう大きく作られていたりなど、実用性に力を入れて作られています。

大容量の収納スペース

ジムニーは収納スペースが抜群に広いことも特徴の1つです。

リアシートを倒せば352Lもの容量を確保でき、この広さは冷蔵庫1つ分に相当します。

さらに、ジムニーのボディは四角いためスペースが無駄にならず、荷物を効率良く積むことも可能で、ゴルフバッグ2つを横置きで積んだり、2人分の登山道具や、フロントシートとリアシート両方を倒せば脚立も積めたりなど、さまざまな用途に活用できます。

ちなみに、フロントシートを後方一杯まで倒すとフルフラットになるため、車中泊など車内でゆっくり休むことも可能です。

ほかにも、車内中央にはスマートフォンや太めの500mmペットボトル2本が入るドリンクホルダーやポケットなど、細かな収納スペースも確保されています。

ジムニー スズキ

ジムニーのグレードごとの内装の違い

ジムニーのグレードは「XG」「XL」「XC」の3つがあり、グレードによってシートやコンソールの質感、快適装備の有無などに違いがあります。

それではグレードごとによる内装の違いを見ていきましょう。

XGの内装について

ジムニーXG インパネ

「XG」はジムニーのエントリーグレードです。

前述した使い勝手に優れたインパネや、大容量の収納スペースはXGをはじめ、全てのグレードに標準装備されています。

また、走行性能もグレードによる性能差はないため、価格を抑えたい人には最も向いているモデルといえます。

ジムニーXG シート

なお、シートには手入れ不要なファブリックシートが採用されており、傷みにくく長持ちしやすい特徴がありますが、撥水加工はされておらず、水に弱いという欠点を抱えています。

また、後部シートは左右一体型となっており、左右独立して動かすこともできないなど、上位グレードに比べるとやや不便なところもあります。

XLの内装について

「XL」はジムニーの中でも中間に位置するグレードです。

このグレードからシートに撥水加工が施されるほか、さまざまな装備も追加されるなど、豊富なオプションが備わるようになります。

たとえば、後方シートは左右独立して倒せるようになるほか、ガラスは全面UVカット機能付きになり、荷室下部にも新たに収納スペースが設けられ、より多くの荷物を収納できるようになるなど、使い勝手が大きく向上します。

また、シートにはヒーターが搭載されており冬でも快適に乗れるようになったり、エンジンの始動もキーレスで行えるようになり、施錠時にミラーを自動で格納できる「電動格納式リモコンドアミラー」など、さまざまな快適装備も搭載されていることも大きな特徴です。

XCの内装について

XCはジムニーの最上級グレードであり、前述した装備全てが備わっています。

しかし最大の特徴はステアリングやコンソールの質感がさらに高められていることです。

ジムニーXC インパネ

たとえばXG、XLのステアリングはウレタンが用いられているのに対し、XCのステアリングは本革が採用されているほか、エアコンやドアなどインパネの各所にもメッキ装飾が施されるなど、より高級感のある雰囲気となっています。

また、機能面では先行車との距離を自動で調整してくれる「クローズコントロールシステム」という最新の安全装備が搭載されるようになるのも、XCならではの要素です。

ジムニーXCシート

ジムニーはこのような人におすすめ

ジムニーがおすすめなのは「山間部や豪雪地にお住まいの人」や「頻繁にレジャーや遠出に出かけたい」という人です。

山間部や豪雪地にお住まいの方

もともとジムニーは気軽に街中を走るために作られた車ではなく、山岳地帯や豪雪地での測量や物資の運搬を担う作業用の車として開発された経緯があります。

4代目となる現行型のジムニーにおいてもそのコンセプトは一貫して貫かれています。

そのため燃費性能や居住性の良さはほかの軽自動車と比べると劣る部分もあり、たとえば燃費性能は燃費の良い軽自動車は1km当たり20km~25km前後あるのに対し、ジムニーの燃費は1km当たり12km~16kmほどしかありません。

従って燃費の良い軽自動車と比較すると、ガソリン代だけで倍近くの費用がかかる計算になります。

また、ドアもほとんどの軽自動車は4枚あるのに対してジムニーは2枚しかなく、運転席、助手席は大人でもゆったりとくつろげる半面、後部座席は窮屈に感じるという声もあります。

ただし、ジムニーの本領は悪路をものともしない抜群の走破性の高さであり、過酷な環境でも安心して走れることが最大の強みです。

何よりボディは軽自動車のため小回りも効きやすく、運転が困難な未舗装の道路が多い山間部や、大雪に悩まされる豪雪地にお住まいの人にとっては、これほど心強い存在はありません。

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頻繁にレジャーや遠出に出かけたい人

普段は街乗りで使用しながら休日は山道や雪道など、山間部にもなるべく出かけたいというレジャー好きな人にとっても、SUV顔負けのオフロード性能の高さのおかけで大きな感動を味わえるでしょう。

さらに、「実用性に特化した本格オフロードを楽しめる軽自動車」というコンセプトもジムニーを差し置いてほかに存在する車がなく、この孤高の存在感も、多くのユーザーを惹きつける魅力の1つになります。

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まとめ

ジムニーは「徹底的に実用性を追求した軽自動車」という独自の立ち位置にいる車です。

内装は広さや快適性よりも、実用性を第一に設計されているなど、どこまでも「道具」として開発されており、人によっては物足りなさを感じるかも知れません。

しかし、道具として設計された車だからこそ、ほかの車にはない唯一無二の魅力もあります。

用途に特化した工芸品、日用品は「形」それ自体が美しく感じるように、ジムニーのデザインも合理的な理由に基づいた独特の美しさを放っています。

だからこそジムニーは多くの人に魅了され、現在も独自の立ち位置を獲得しているのでしょう。

画像出典:スズキ株式会社

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