リセールバリューが高い車の特徴とは?調べ方や価格が変動する理由も解説
車を購入する際には、ボディタイプやデザイン、燃費性能などさまざまな選び方があるでしょう。
選び方の一つとしてリセールバリューの高い車を選ぶという方法もあります。
しかし、リセールバリューが高い車とはどのようなものなのか分からない人もいるでしょう。
この記事では、リセールバリューが高い車の特徴について解説していきます。
また、リセールバリューの価格が変動する理由についても解説しているため、参考にしてください。
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INDEX
そもそもリセールバリューとは
そもそもリセールバリューとはどのようなものなのでしょうか。それぞれ解説していきます。
リセールバリューの意味
リセールバリューは、車やマンション、戸建住宅などで中古品の取引をする際によく使われている言葉です。
「リセール(resale)」が「再販・転売」を、「バリュー(value)」は「価値・価格」を表す単語であり、「購入したものを再び売る際の価値・価格」が「リセールバリュー」の意味となります。
そのため、車のリセールバリューは、下取り額や買取額という意味です。
基本的に、リセールバリューは需要(その車を欲しい人)と供給(販売できる車)のバランスによって決まります。
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リセールバリューは%で表示
一般的に、車のリセールバリューは、購入価格に対して手放す際の価格がどの程度の割合になるかを「%」で表示します。
リセールバリューを算出する計算式は、「買取平均価格÷新車平均価格×100」です。
300万円で購入した車を3年使用して次の車に乗り替える際の下取り額が150万円であった場合を例に説明しましょう。
リセールバリューを算出する計算式に、それぞれの価格を当てはめると、
「1,500,000円(買取平均価格)÷3,000,000円(新車平均価格)×100=50%」
になります。そのため、リセールバリューは50%です。
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車のリセールバリューの平均値はどの程度?
新車で購入した車の場合、3年後のリセールバリューは、およそ50%~60%、5年後のリセールバリューは、およそ40%~50%が平均的であるといわれています。
そのため、この平均よりも数値が高い場合はリセールバリューが高い車といえるでしょう。
反対に平均以下の場合は、リセールバリューが低い車です。
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リセールバリューの高い車の特徴
リセールバリューが高い車にはどのような特徴があるのでしょうか。
ここでは、リセールバリューの高い車の特徴について解説していきます。
ファンが多い車
ファンが多い車は、リセールバリューが高い車の特徴の一つです。
性能が特化している車や、生産終了した車でも根強いファンがいる場合は、リセールバリューが高くなります。
また、車によっては年月が経つごとにリセールバリューが高くなるものがあります。
そのため、中古車であってもメンテナンスされているよい状態であれば高額に買取できる場合もあるでしょう。
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人気のボディタイプ
近年人気のボディタイプである、SUVとミニバンはリセールバリューが高い傾向にあります。
SUVはスタイリッシュなデザイン性や積載能力の高さ、操作性に優れているなどの機能性から、若年層からの人気が高まっています。
また、ミニバンは車内の広さからファミリーカーとして高い人気を誇ります。
ただし、人気のボディタイプであってもすべての車種のリセールバリューが高いわけではありません。
特に、市場に大量に出回っている車種の場合は、リセールバリューがあまり高くなりません。
生産が追いついていない車種など入手困難な車種は、リセールバリューが高くなる傾向にあります。
人気のボディカラー
人気のボディカラーである車は、リセールバリューが高い傾向にあります。
多くの車に採用されており、定番カラーともいえるブラック系やホワイト系は、人気が高いボディカラーです。
また、イメージカラーや限定カラーとして多くの人から高評価を得られているボディカラーもリセールバリューが高くなる可能性もあるでしょう。
燃費効率
燃費が良い車はガソリン代が安く抑えられるため、リセールバリューが高くなる傾向にあります。
車両価格は少し割高になりますが、燃費効率の良いハイブリッド車や電気自動車(EV)は、その分リセールバリューも高い傾向にあります。
リセールバリューが変動する理由
リセールバリューはさまざまな理由で変動します。
ここでは、リセールバリューが変動する理由について解説していきます。
フルモデルチェンジの実施
フルモデルチェンジが実施されれば、ユーザーの関心は新型モデルに集まるでしょう。
ユーザーの関心が薄れた旧型モデルは、人気が下落するとともに、リセールバリューも悪くなるケースが多いです。
マイナーチェンジが実施された場合は、変更度合いによって、リセールバリューが大きく変化するケースや、あまり変化しないケースがあります。
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車の状態
リセールバリューは車の状態によっても変動します。
たとえば、車の外観に傷があったり、メンテナンスをあまり実施しなかったりするとリセールバリューが落ちるでしょう。
ほかにも車内で喫煙している場合は、喫煙していない車と比べてリセールバリューが下落します。
定期的なメンテナンスを行うため、スマホアプリなどで忘れないようにしましょう。
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下取り額・買取額は店舗によって異なる
下取り額・買取額は、店舗によって異なります。
そのため、下取り・買取の双方を視野に入れ、複数の店舗へ査定依頼をしましょう。
リセールバリューが高い車とは?
リセールバリューが高い車を3台紹介します。
ジムニー
スズキが製造・販売しているジムニーは、優れた走行性能や高い耐久性が魅力の軽自動車です。
可愛らしい外観も魅力であり、デザインを重視したい人からの人気も集めています。
ジムニーの基本スペックは以下の通りです。
メーカー | スズキ |
車名 | ジムニー |
ボディタイプ | 軽自動車 |
ドア数 | 3 |
全長×全幅×全高(mm) | 3,395×1,475×1,725 |
車両重量(kg) | 1,040 |
総排気量(cc) | 658 |
使用燃料 | 無鉛レギュラーガソリン |
燃料タンク(L) | 40 |
駆動方式 | 2WD |
トランスミッション | 5MT |
カラー(全12種) | キネティックイエロー ブラック 2トーンルーフ シフォンアイボリーメタリック ブラック2トーンルーフ ブリスクブルーメタリック ブラック2トーンルーフ キネティックイエロー ブラック2トーン キネティックイエロー シフォンアイボリーメタリック ブリスクブルーメタリック ミディアムグレー ブルーイッシュブラックパール ジャングルグリーン シルキーシルバーメタリック ピュアホワイトパール |
紹介グレード:XC
ランドクルーザー
トヨタが製造・販売しているランドクルーザーは、高い走行性能や耐久性に優れたSUVでありながら、洗練された内外装デザインを備えています。
ランドクルーザーは、日本国内に留まらず世界各国で高い人気を誇る車で、2023年8月にモデルチェンジが行われました。
ランドクルーザーの基本スペックは以下の通りです。
メーカー | トヨタ |
車名 | ランドクルーザー |
ボディタイプ | SUV |
ドア数 | 5 |
全長×全幅×全高(mm) | 4,985×1,980×1,925 |
車両重量(kg) | 2,550 |
総排気量(cc) | 3,345 |
使用燃料 | 軽油 |
燃料タンク(L) | 80 |
駆動方式 | 4WD |
トランスミッション | Direct Shift-10AT(電子制御10速オートマチック) |
カラー(全5種) | プレシャスホワイトパール グレーメタリック ブラック ダークレッドマイカメタリック アバンギャルドブロンズメタリック |
紹介グレード:ZX(5人乗り)
アルファード
トヨタが製造・販売しているアルファードは、高級感を醸し出す外観や上質で高い快適性を誇る車内空間、優れた安全性能などさまざまな魅力を備えた高級ミニバンで、2023年6月にフルモデルチェンジが行なわれています。
アルファードの基本スペックは以下の通りです。
メーカー | トヨタ |
車名 | アルファード |
ボディタイプ | ミニバン |
ドア数 | 5 |
全長×全幅×全高(mm) | 4,995×1,850×1,935 |
車両重量(kg) | 2,160 |
総排気量(cc) | 2,487 |
使用燃料 | 無鉛レギュラーガソリン |
燃料タンク(L) | 60 |
駆動方式 | 2WD |
トランスミッション | 電気式無段階変速機 |
カラー(全3種) | プラチナホワイトパールマイカ ブラック プレシャスレオブロンド |
紹介グレード:Z
まとめ
この記事では、リセールバリューが高い車の特徴、リセールバリューが変動する理由などについて解説しました。
車のリセールバリューとは下取り価格または買取価格のことです。リセールバリューの高い車には、根強いファンが多かったり、人気のボディカラーであったりなどの特徴があります。
また、リセールバリューは、フルモデルチェンジや車の状態などによって変動するため、注意しましょう。
リセールバリューが高い車を探している人は、この記事で紹介した車を検討してみてください。