シエンタがパワー不足と言われる理由とは?シエンタの特徴や走行性能を解説

シエンタは、トヨタが製造・販売するコンパクトミニバンです。

5ナンバーサイズのミニバンということもあり、ファミリー層からも人気の車種です。
しかし、インターネット上や実際に乗っている利用者の口コミなどでは、パワー不足という情報を目にします。

この記事では、シエンタがパワー不足と言われる理由や、走行性能などについて紹介していきます。

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シエンタの概要について

シエンタは、5ナンバーサイズの小型ながら、スライドドアや3列目シートを装備したトヨタの最小ミニバンです。

2列シート仕様の5人乗りだけでなく、3列シート仕様の7人乗りのモデルを展開しています。

コンパクトなボディサイズで運転操作性に優れ、狭い路地や狭い駐車スペースでも運転しやすいのが特徴です。
また、広い車内空間を備えており、普段使いからアウトドアシーンまで幅広いニーズに応える実用性の高さが魅力です。

パワートレインは、1.5Lエンジンを採用。
低中速域を使うことの多い街中ではスムーズに走りますが、高速道路など高出力が連続して必要になる環境では、加速時にパワー不足を感じることもあります。

一方、燃費性能に優れており、WLTCモードでガソリン車は18.3km/L~18.4km/L、ハイブリッド車で25.3km/L~28.8km/Lと、ミニバンの中ではトップクラスの燃費性能を実現しています。

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シエンタがパワー不足と言われる理由とは?

ここでは、シエンタがパワー不足と言われている場面や要因について、紹介していきます。

高速道路での走行

シエンタは、高速道路を走るときにパワー不足を感じる、といった意見が見受けられます。

特に合流や追い越しをする際の加速時に、アクセルを踏み込んでもスピードがなかなか上がらない点が問題として挙げられます。
また、加速するまでに時間がかかることでエンジン音が大きくなり、余計にパワー不足を感じてしまうようです。

シエンタは一定の速度での順行の場合、静音性も良く安定しており、長距離でも快適なドライブができます。
コンパクトミニバンとしては問題のない走行性能を備えていますが、シーンによってパワー不足を感じることがあります。

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勾配のある坂道での発進

坂道発進の際、アクセルを踏んでも車体がなかなか進まない場合や、一瞬後退するような感覚があるときにパワー不足を感じます。

主な要因としては、シエンタのシフトはATのように、ギヤを使わないCVTが採用されていることです。
AT車は、アクセルを踏まなくても車体がゆっくり進むクリープ現象を備えていますが、ベルト構造のCVT車にはクリープ現象がありません。

そのため、勾配のきつい坂道で発進する際には後ろへ滑るようなケースがあり、パワー不足と感じることがあるようです。
この場合はパワー不足ではなく、CVT車の特性となります。

勾配のきつい坂道で発進するときは、MT車の場合と同じ要領でサイドブレーキを使いながら徐々にアクセルを踏むと良いですね。

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乗車人数や荷物の積載が多いとき

乗車人数や荷物の積載が多いと車両が重くなり、パワー不足を感じることがあります。

一人で運転している場合と大人7人が乗車した場合では、車両の総重量が重くなる分、スピードが上がるまでに遅れを感じることがあります。
特にアクセルを踏み込む加速時に、強く感じやすい傾向があります。

また、乗車人数が少ない場合でも、広い荷室スペースに多くの荷物を積載すれば同様の状態となるため、注意が必要です。

しかし、車両が重くなるとパワー不足を感じるのは、シエンタに限ったことではありません。
乗車人数が増えた場合や重い荷物を積んで走るときは、走行性が異なることを認識しておきましょう。

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ガソリン車とハイブリッド車はどちらのパワーが優れているか?

ここでは、新型シエンタのガソリン車とハイブリッド車では、どちらのパワーが優れているかを見ていきます。

2022年8月にフルモデルチェンジされたシエンタから、人気の高い7人乗りモデルの最高出力と最大トルクを比較します。

ハイブリッド車ガソリン車
最高出力(PS)91120
最大トルク(N・m)120145
※参考元:シエンタ|諸元表
※紹介グレードは「Z 2WD(7人乗り)」

結論、ガソリン車の方がハイブリッド車に比べ、パワーがあるようです。

ガソリン車は、直噴式の1.5L直列3気筒ガソリンエンジン(M15A-FKS)と、発進用ギヤ付きCVTを搭載しています。
一方ハイブリッド車は、噴射式の1.5L直列3気筒ガソリンエンジン(M15A-FKE)にモーターを組み合わせたハイブリッドシステムを搭載しております。
モーターを利用したシステム最高出力は、91PSとなっています。

1.5L直列3気筒エンジンは同じですが、ハイブリッド車はエンジンとは別にモーターの力を使えるため、ガソリン車に比べてスムーズな発進ができます。
ストップ&ゴーの多い市街地での運転も快適です。
しかし、ガソリン車は、ハイブリッド車よりも60kg軽量に設計されており、高速域の伸びが良く軽快に走ります。

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シエンタの安全性能について

シエンタはマイナーチェンジなどを経て、安全性能も向上してきました。

現行モデルでは、全車に衝突被害軽減ブレーキペダル踏み間違い時の加速抑制装置など、安全運転を支援する「セーフティ・サポートカーS<ワイド>」を標準搭載しています。

また、2種類のセンサーで危険を察知して衝突を防止する、予防安全パッケージ「Toyota Safety Sense」を搭載しているのも特徴です。

さらに、昼夜の歩行者や自転車を検知するプリクラッシュセーフティや、信号待ちなどで前車両が発信して出遅れた場合に発信遅れを告知する機能などを装備し、運転が苦手な人でも安心して操作できます。

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シエンタはどのような人におすすめできるか?

シエンタはコンパクトミニバンでありながら、乗り降りしやすいスライドドアや広い車内空間を備えている使い勝手の良いモデルです。

急に乗員が増えた場合などに重宝する3列目シートは、2列目の下に格納できるため、荷室スペースを広々と使えます。
自転車などの大きなものも積載できるため、週末のショッピングからキャンプなどのアウトドアシーンまで幅広く活躍します。

シエンタはコンパクトカーでは狭く、ミニバンでは大きすぎるといったサイズ感を求めている人におすすめできます。
普段は5人までの乗車で利用し、たまに3列目シートを使うケースや、荷室を広く使いたい街乗りメインの用途に最適なコンパクトミニバンです。

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まとめ

この記事では、トヨタのコンパクトミニバンとして、ファミリー層から人気の高いシエンタの特徴や走行性能について紹介してきました。

高速道路の追い越し時や荷重がかかるシーンにパワー不足を感じることがあります。

しかし、ミニバンとして問題ない走行性能が備わっており、通常運転するにあたっては支障ありません。

また、燃費性能や維持費の観点からみても経済的であり、運転操作性や利便性も高いことからファミリー層へおすすめできる車です。

新型シエンタの購入を検討している人は、この記事を参考にご検討ください。

この記事を書いた人

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カーナレッジ編集部

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