シエンタハイブリッドとはどのような車?燃費や特徴について解説

トヨタは2022年8月23日に3代目となる新型シエンタのフルモデルチェンジを行い発売開始しました。シエンタは、ミニバンの中でもコンパクトなサイズ感と燃費性能に優れた車として人気を博しています。

新型シエンタにはガソリンエンジン車と、ハイブリッド車のタイプがありますが、本記事ではシエンタ ハイブリッドにフォーカスし、カタログ燃費やライバル車との燃費の比較、シエンタ ハイブリッドの魅力について紹介します。

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シエンタはどんな車?

シエンタは、近年人気を集めているコンパクトミニバンとして登場したモデルで、5ナンバーサイズのボディと最大で7人乗車できる実用性の高さが特徴となっています。

初代は2003年に3列シートと7人乗り、スライドドアなどファミリー層が求める要素を凝縮したモデルとして発売されました。2代目は2015年に発売され、ヘッドライトのデザインがスタイリッシュになり、ハイブリッド車もラインナップに加わりました。

2022年8月23日には3代目となる新型シエンタが発売開始されました。
トヨタ独自のダイナミックフォースエンジンを採用し、走行性能と燃費性能が大幅に改善されています。

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シエンタ ハイブリッドのカタログ燃費を紹介

ミニバンは燃費がよくないと言われることもありますが、トヨタ唯一の5ナンバーサイズ・コンパクトミニバンであるシエンタはどうでしょうか。

新型シエンタは、3列シート車と2列シート車があり、それぞれに「Z」「G」「X」の3グレードが設定されています。ここではシエンタ ハイブリッドのカタログ燃費を紹介します。

5人乗り/2WD

グレード
/乗車人数
HYBRID Z /GHYBRID X
WLTCモード(km/L)28.428.8
市街地(km/L)27.527.9
郊外(km/L)30.230.7
高速道路(km/L)27.828.1
※参考元:シエンタ|諸元表

7人乗り/2WD

グレード
/乗車人数
HYBRIDZ/GHYBRID X
WLTCモード(km/L)28.228.5
市街地(km/L)27.127.5
郊外(km/L)29.830.3
高速道路(km/L)27.627.9
※参考元:シエンタ|諸元表

5人乗り、7人乗り/E-four

グレード
/乗車人数
HYBRIDZ/G/X/5人乗りHYBRIDZ/G/X/7人乗り
WLTCモード(km/L)25.325.3
市街地(km/L)
25.5
25.5
郊外(km/L)26.226.2
高速道路(km/L)24.724.7
※参考元:シエンタ|諸元表

2WDのハイブリッド車では、グレードZ・Gが同等の燃費性能、最も燃費がよいハイブリッド車はグレードXとなっています。

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シエンタ バナー

他車との比較

ここでは、シエンタとよく並べられる「ホンダ フリード」ハイブリッド車とのカタログ燃費を比較します。
フリードはシエンタと同様にコンパクトなボディと積載量の多さが特徴のミニバンです。

フリードのサイズ

全長×全幅×全高(mm)|4,265×1,695×1,710

シエンタのサイズ

全長×全幅×全高(mm)|4,260×1,695×1,695

大きさにあまり大きな違いはありません。
今回比較したグレードは以下の通りです。

シエンタ:G/2WD/HYBRID/7人乗り
フリード:G/2WD/HYBRID/7人乗り

車名シエンタフリード
WLTCモード(km/L)28.220.9
市街地(km/L)27.117.9
郊外(km/L)29.821.6
高速道路(km/L)27.622.0
フリード|諸元表

シエンタとフリードを比較した場合、全項目でシエンタの方が優れていることが分かります。
特に、市街地においてはカタログ上で9.2km/Lの差をつけているため、普段の買い物や送迎など、街乗りを目的にミニバンを購入したい人にとっては、シエンタの方がおすすめと言えます。

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シエンタ ハイブリッドの燃費以外の魅力とは?

2022年8月にフルモデルチェンジしたシエンタ ハイブリッド。
燃費の良さはもちろん、それ以外の魅力も満載なのです。
ここでは、シエンタハイブリッドの4つの魅力について紹介します。

乗り降りスムーズ

シエンタ ハイブリッドは、低床・フラットフロアを採用しており、高さや段差が少ない設計になっているためお子さまやお年寄りの方でも安心して乗り降りできます。

また、グレードZに標準装備されているハンズフリー デュアルパワースライドドアは、足先を出し入れするだけでドアが自動で開閉します。お子さまを抱っこしている時や、多くの荷物を持っていて、両手がふさがっている時などに便利な機能です。

スライドドア自体は標準装備となっており、駐車場で小さなお子さまが隣の車にドアをぶつけてしまう心配もありません。

広々した車内空間

新型シエンタは、ゆとりの車内空間が魅力です。2列目から運転席・助手席への移動が容易で、足元にも広いスペースがあります。また、室内高が1,300mmあり、小さなお子さまが立ったまま着替えることも可能です。

コンパクトなサイズながらも広々した車内空間を確保しているため、日々の買い物や家族でのお出かけ、レジャーやアウトドアも楽しめます。

積み込みが簡単

新型シエンタの荷室は、開口部が広く低床に設計されているため、荷物の積み込みが簡単です。

7人乗りの3列シート車では、2列目と3列目を折りたたむことで、奥行きのある荷室長1,525mm、5人乗りの2列シート車では、2列目を格納することで荷室長2,045mmの空間を確保できます。長尺のものや大量の荷物が積めるだけでなく、車中泊も可能な広さとなっています。

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移動時間が快適

新型シエンタ(グレードZ)の後部座席には、「後席用サンシェード/セラミックドット」が装備されており、直射日光を遮ってくれます。サンシェードでカバーできないところはセラミックドット加工により、しっかりと遮光します。

またグレードZとグレードGに標準装備されている「天井サーキュレーター」やメーカーオプションの「ナノイーX」は、室内を快適な空気環境にしてくれる装備です。

さらに、スマートフォンやタブレットの充電に便利な「充電用USB端子(Type-C)」をシフトサイドポケット前方や運転席のシートバックに装備しており、後部座席の人も充電できます。(グレードZ、Gには標準装備、Xにメーカーオプション)これらは、グレードやオプションにより装備が異なるためあらかじめ確認しましょう。

狭い道でも運転しやすい

コンパクトサイズのシエンタ ハイブリッドは、狭い道でもスムーズに走れます。

最小回転半径5.0mを実現しており、細い路地に入る時やUターン、車庫入れや縦列駐車時の操作がよりスムーズに行えます。コンパクトなサイズなため車のサイズ感をつかみやすく運転しやすい車と言えるでしょう。

快適な乗り心地

高剛性ボディ、高減衰接着剤、高減衰マスチック、吸遮音材、エンジンアンダーカバー、ウインドシールドガラスを採用したシエンタ ハイブリッドは、快適な乗り心地と静寂性に優れた車内空間となっています。

Toyota Safety Senseによる安全性能

シエンタ ハイブリッドは、トヨタの予防安全パッケージ「Toyota Safety Sense」を搭載しており、2種類のセンサーで高速道路の運転や、標識の見逃し防止、先行車・信号の出遅れなど、さまざまな状況での安全運転を支援してくれます。

まとめ

この記事ではシエンタ ハイブリッドのカタログ燃費やライバル車との燃費の比較などを紹介しました。

3代目シエンタ ハイブリッドは、さらなる進化を遂げたコンパクトミニバンとして注目されています。カタログ燃費はWLTCモードで28.4km/Lと優れており、広々とした車内空間や快適な走行性能、安全性能を持つため幅広い年齢層から支持を得そうです。

新型シエンタ ハイブリッドの購入を検討している人は、燃費性能や使用用途をふまえた上でグレードを選んでみてください。

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