ソリオの燃費を他車と比較!マイルドハイブリッドとは?
スズキの初代ソリオは2004年、「ワゴンR」の普通車版として生まれた5ナンバーのコンパクトトールワゴンです。
2022年9月現在では、2020年12月にフルモデルチェンジを行った4代目が最新モデルです。
ガソリン車1種、マイルドハイブリッド車2種というラインアップでしたが、2022年5月にフルハイブリッド車1種が復活しました。
またソリオ・バンディッドという上位モデルも存在します。
この記事ではソリオの燃費性能や他メーカーの車との燃費比較に加えて、走行性能や機能についても紹介していきます。
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INDEX
ソリオはアウトドア派におすすめ
ソリオがアウトドア派におすすめだといわれる理由は大きく2つあります。
- コンパクトなのに車内が広い
- 安心の長距離運転
詳しく見ていきましょう。
コンパクトなのに車内が広い
ソリオは全高が高く、車内空間も広く設計されています。
コンパクトカーながら荷室も広く、荷物が多いアウトドアへのお出掛けの際に大活躍するでしょう。
床下にはサブトランクがあり、機内持ち込みサイズのキャリーケース1個分の荷物を収納できます。
安心の長距離運転
ソリオは運転席からの視界が広いため、歩行者や交通状況を目視しやすく安心して運転ができます。
また、運転席はさまざまな体格の人が楽に運転できる姿勢と操作性を考慮したポジションとなっており、長く運転しても疲れにくい仕様となっています。
ソリオは振動が少なく静かな4気筒のエンジンを採用しています。防音や遮音性能もしっかりしているため、車内での会話もよく聞こえ、長距離の運転でも楽しく過ごせます。
ソリオのカタログ燃費はどのくらいか?
カタログに記載されているソリオの燃費や、実燃費と呼ばれる実際の走行時に近い状態での燃費はどのくらいでしょうか。
ここではソリオの燃費性能について、ハイブリッドシステムの有無やグレード、2WD・4WDなどの駆動方式ごとに紹介していきます。
ソリオの種類
ソリオのハイブリッドには、下記の2種類があります。
ハイブリッド
マイルドハイブリッドとは異なり、モーターだけでのEV走行も可能なのが、ハイブリッドを搭載したグレードです。
ダイレクト感のある走行とパワフルな走りを実現しながら、優れた燃費性能も両立します。
ソリオのハイブリッド車は2022年に発表された、2つです。
- ソリオ HYBRID SZ
- ソリオ バンディット HYBRID SV
マイルドハイブリッド
マイルドハイブリッドは、軽自動車に搭載されている場合が多く、減速時のエネルギーを利用して発電し、加速時にその電力を活用してエンジンをアシストします。
マイルドハイブリッドにすることで、燃費や加速性能が向上します。
ソリオでマイルドハイブリッドを搭載しているグレードは3つです。
- ソリオ HYBRID MZ
- ソリオ HYBRID MX
- ソリオ バンディット HYBRID MV
カタログ燃費
ソリオには2WD・4WD(ハイブリッド車を含む)がラインアップされています。
エンジンと駆動方式で分けたWLTCモードのカタログ燃費は以下の通りです。
エンジン | 駆動方式 | WTLCモード(km/L) |
ハイブリッド | 2WD | 22.3 |
マイルドハイブリッド | 2WD | 19.6 |
4WD | 18.4 | |
ガソリン | 2WD | 19.0 |
4WD | 17.8 |
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ソリオのグレード別での実燃費の違い
カタログ燃費に記載されている「WLTCモード燃費」は実際の車の使用環境により近い方法で計測されていますが、運転の仕方や走行環境によって実際の燃費と差が出ます。
実際に車を利用している人によって投稿された情報がまとめられている「e燃費」というWebサイトによると、ソリオの実燃費は以下の通りです。
エンジン | 駆動方式 | WTLCモード(km/L) | 実燃費 |
ハイブリッド | 2WD | 22.3 | 16.69〜16.93 |
マイルドハイブリッド | 2WD | 19.6 | 16.61 |
4WD | 18.4 | 14.06〜15.33 | |
ガソリン | 2WD | 19.0 | – |
4WD | 17.8 | – |
あくまでも「e燃費」は口コミの情報にすぎません。「こういう情報もある」程度にとらえ、購入を検討する際の参考値として確認しておきましょう。
ソリオのハイブリッドの燃費は悪い?
ソリオのハイブリッドの燃費については、よい、悪いさまざまな評判があるようです。
ソリオは軽自動車のように小回りがきく設計でありながら、ファミリーカーとしても使える車内の広さが魅力のコンパクトトールワゴンです。
以前はマイルドハイブリッドしかなかったため、ハイブリッドを搭載する車種と比べた場合、見劣りしていたのかもしれません。
しかし2022年12月にハイブリッドを搭載した「ソリオ HYBRID SZ」、「ソリオ HYBRID SV」を発売しています。
EV走行の頻度を高めたエコモードと、力強くキビキビ走る標準モードを搭載しているため、走行状況に応じてモードを変更することができます。
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ソリオとよく比較される車の燃費
ここではソリオのライバル車である、トヨタ「 ルーミー」、ダイハツ 「トール」との燃費を比較してみます。
カタログ燃費 | スズキ ソリオ G 2WD トヨタ ルーミー G 2WD ダイハツ トール G 2WD |
---|---|
WLTCモード(km/L) | 19.0 18.4 18.4 |
市街地(km/L) | 14.8 15.5 15.5 |
郊外(km/L) | 20.2 19.7 19.7 |
高速道路(km/L) | 20.7 19.2 19.2 |
上記の数値について「総排気量やハイブリッドシステムの仕組みが異なる点」や、「実際に走行させた際の燃費はカタログ燃費とは異なる点」を把握した上で、参考としてください。
ソリオの魅力とは?
選べるガソリン車とハイブリッド車
ソリオのハイブリッドモデルはマイルドハイブリッドのみの設定でしたが、フルハイブリッドもラインアップしました。
マイルドハイブリッドは、減速時のエネルギーを利用して充電し、加速時にその電力を使うシステムです。
この新たな機能により車両価格そのものを抑え、購入しやすい価格の実現につながっています。
新たに追加されたフルハイブリッドではEV走行もできます。
燃費や価格など重視したい点から、ガソリン、マイルドハイブリッド、ハイブリッドを選ぶと良いでしょう。
充実した先進安全技術
スズキの予防安全技術「スズキ セーフティサポート」は、以下の機能で毎日の安全運転をサポートします。
- 車線逸脱警報機能
- ふらつき警報機能
- 先行車発進お知らせ機能
- ハイビームアシスト
- 標識認識機能
- デュアルカメラブレーキサポート
- 誤発進抑制機能
- 後退時ブレーキサポート
- 後方誤発進抑制機能。
ソリオはほかにも視認性の高い大きな窓やディスプレイ、操作しやすいスイッチなど安全に運転できる基本がしっかりしています。エアバッグも6方向に装備されており、万一の事故でも被害を最小限に抑えられるでしょう。
まとめ
この記事ではソリオの燃費性能や特徴についてご紹介しました。
ソリオはマイルドハイブリッドを採用することで車両本体の価格を抑え総合的なコストパフォーマンスを向上しています。
約20km/Lという燃費は、普段使いのファミリーカーとしては十分な水準でしょう。
広い車内空間と安全機能を備えたソリオは、アウトドアへのロングドライブでもストレスなく快適です。
アウトドア好きで使い勝手の良いトールワゴンを探している人に、小さく広く力強いソリオはおすすめできます。