【新旧比較】グレード別!新型スペーシアと2代目モデルの違いや選び方を分かりやすく解説
「スペーシア」はスズキが製造・販売する人気の軽自動車です。
2013年に発売され、2017年に2代目モデルへ、そして2023年には3代目となる新型スペーシアへフルモデルチェンジされました。
スペーシアの年式やグレードで、どれを選んでよいか分からないという人もいるでしょう。
この記事では新型スペーシア(2023年3代目モデル)と2017年2代目モデルの違いやグレード、価格などを分かりやすく解説していきます。
最後まで読んでいただければ、新型スペーシアと2代目モデルとのの違いや選ぶときのポイントなどが分かるので、ぜひ参考にしてください。
関連記事:【2023年】人気の軽自動車ベスト20をおすすめランキングで紹介!選ぶポイントも解説!
関連記事:新型スペーシアの内外装、グレード、そして価格を速攻チェック[MJ]
INDEX
スペーシアはスズキの人気軽自動車!
スズキが製造・販売する軽自動車「スペーシア」は、後部座席側がスライドドアとなっており、快適な乗り降りと広い空間を味わえるワゴンタイプの車です。
セーフティサポートの搭載やスズキコネクトに対応しており、運転初心者や高齢者でも安心して乗れる車として人気を集めています。
新型スペーシアと2代目スペーシアのスペックは、以下の通りです。
関連記事:【冬服コーデ】2022年はパーソナルカラーで車込みコーデが主流に!?
新型スペーシア(2023年3代目モデル)と2代目モデルの主な機能の比較
モデル | 新型スペーシア 2023年3代目モデル | 2017年2代目モデル |
---|---|---|
ドア数 | 5 | 5 |
全長×全幅×全高 | 3,395mm × 1,475mm × 1,785mm | 3,395mm × 1,475mm × 1,785mm |
車両重量 | 850~920 kg | 850~960 kg |
総排気量 | 0.658 L | 0.658 L |
使用燃料 | 無鉛レギュラーガソリン | 無鉛レギュラーガソリン |
燃料タンク | 27 L | 27 L |
駆動方式 | 2WD | 2WD |
トランスミッション | CVT | CVT |
グレード | HYBRID G HYBRID X | HYBRID G HYBRID X HYBRID G セーフティサポート非搭載車 |
新型スペーシア(2023年3代目モデル)と2代目モデルのカラーの比較
2023年3代目モデル(新型) | 2017年2代目モデル |
---|---|
オフブルーメタリック×ホワイト ライトブロンズパールメタリック×ホワイト アーバンブラウンパールメタリック×ホワイト シフォンアイボリーメタリック×ホワイト オフブルーメタリック ライトブロンズパールメタリック アーバンブラウンパールメタリック シフォンアイボリーメタリック ピュアホワイトパール ブルーイッシュブラックパール シルキーシルバーメタリック クールカーキパールメタリック | ミモザイエローパールメタリック トーニーブラウンメタリック オフブルーメタリック コーラルオレンジメタリック ピュアホワイトパール ブルーイッシュブラックパール3 シフォンアイボリーメタリック モスグレーメタリック ミモザイエローパールメタリックソフトベージュ2トーンルーフ トーニーブラウンメタリックソフトベージュ2トーンルーフ オフブルーメタリックソフトベージュ2トーンルーフ コーラルオレンジメタリックソフトベージュ2トーンルーフ |
新型スペーシアと2代目モデルのグレード比較
モデル | 新型スペーシア 2023年3代目モデル | 2017年2代目モデル |
---|---|---|
グレード | HYBRID G HYBRID X | HYBRID G HYBRID X HYBRID G セーフティサポート非搭載車 |
新型スペーシアは2種類、2代目モデルは3種類のグレードがあり、種類が少ないため比較的選びやすいでしょう。
なお、新型スペーシアはHYBRID Xに「セーフティプラスパッケージ装着車」があります。
セーフティプラスパッケージとは?
HYBRID Xでは、セーフティプラスパッケージとして以下の機能を装着できます。
- 電動パーキングブレーキ
- ブレーキホールド
- アダプティブクルーズコントロール(ACC)[全車速追従機能・停止保持機能付]
- 車線維持支援機能
新型スペーシアの電動パーキングブレーキは、サイドブレーキに代わって手元のスイッチで簡単に操作できるパーキングブレーキです。シフト操作やアクセルと連動して作動・解除ができるためスムーズに発信することができます。
また、ブレーキホールドの機能も新しく追加されています。停車中にブレーキペダルから足を離しても停車状態を維持してくれるため、信号待ちや渋滞中などにも足が疲れにくく安全運転につながります。
電動パーキングブレーキとブレーキホールドは新型スペーシアで新しく搭載された機能で、他社の軽ハイトワゴンでは搭載されているものが多く、待ち望んでいた人も多い機能でしょう。
セーフティサポートはスズキの安全装備
セーフティサポートとは、スズキが提供している安全装備のことです。主に以下のような機能があります。
- 誤発進抑制機能
- 衝突被害軽減ブレーキ
- 車線逸脱抑制機能(※)
- ふらつき警報機能
- 先行車発進お知らせ機能
- ハイビームアシスト
- 全方位モニター用カメラ
- 衝突被害軽減ブレーキ
- アダプティブクルーズコントロール(※)
※車線逸脱抑制機能とアダプティブクルーズコントロールはオプションになっており、2代目モデルでは「X」のみ取り付け可能です。
これらの機能でドライバーをサポートし、より安全に車を運転できるようになっています。
関連記事:スーツケースモチーフが映えるスズキ スペーシアの内装を紹介
スペーシアの各グレードの詳細を紹介
ここからは、スペーシアの各グレードの細かい違いや特徴を解説していきます。
HYBRID G
HYBRID Gはスペーシアのエントリーモデルです。販売時の価格はHYBRID Xよりも14万円ほど安価でありながら、スズキの安全装備である「セーフティサポート」を搭載しており、コスパのよいグレードでした。
HYBRID Xよりも標準装備は少なく、大きな違いとしてパワースライドドアが装備されていない点が挙げられます。こちらはオプションでも取り付けできないため、スライドドアを希望している人は注意が必要です。
その他の必要最低限の装備や機能は付いているため、パワースライドドアにこだわらなければおすすめできるグレードです。
HYBRID X
HYBRID Xはスペーシアの上級グレードです。価格は高くなりますが、標準装備が非常に充実しています。
両側のパワースライドドアはもちろん、その他にも以下のような装備が追加されます。
・運転席のシートリフター(シートの高さを調節)
・チルトステアリング(ハンドルの高さを調整)
・USB電源ソケット
・ロールサンシェード(日よけ機能)
・スリムサーキュレーター(空気循環機能)
さらに、スペーシアのパワースライドドアには、以下の3つの機能が搭載されています。
・挟み込み防止機能
・一時停止機能
・予約ロック機能
予約ロック機能によりドアロックを予約できるため、ドアが閉まるまで待たずに済みます。急いでいるときやせっかちな人にぴったりの機能です。
これらの便利機能が追加されたHYBRID Xは、安全装置以外にも快適さや便利さを求めている方におすすめです。
HYBRID G セーフティサポート非搭載車(2代目モデルのみ)
HYBRID G セーフティサポート非搭載車は、基本的に「HYBRID G」と大きな違いはありません。セーフティサポートを搭載しているか否かの違いです。
当然セーフティサポートが付いていない分安価なため、とにかく価格を抑えたい人やセーフティサポートは必要ないという人におすすめのグレードです。
ただし、セーフティサポートが付いても価格はそこまで大きく変化しないため、運転に自信がない人や高齢者の人にはHYBRID Gをおすすめします。
スペーシアのグレードを選ぶときのポイントは4つ!
スペーシアのグレードを選ぶときは、以下の4つのポイントを見ていきましょう。
- 価格
- 安全性
- 燃費
- 標準装備
これらの項目はグレードごとに変わるため、それぞれ確認しながら自分に合うグレードを選びましょう。
価格
当たり前ですが、グレードごとに価格は変わります。
スペーシアの価格は「G セーフティサポート非搭載車(2代目モデルのみ)」→「HYBRID G」→「HYBRID X」の順に上がっていきます。
価格を抑えたい人にはエントリーモデルがおすすめです。
関連記事:自分にあった車の選び方とは?年収別の選び方、人気車種などを解説
安全性
スペーシアには、スズキの安全装備であるセーフティサポートが付いていないグレードがあるため、運転初心者の人や運転が苦手な人は注意しましょう。
2代目モデルの場合、車線逸脱抑制機能とアダプティブクルーズコントロールに限っては、オプションでも「HYBRID G」には取り付けできません。
また、新型スペーシアでは以下の機能がセーフティプラスパッケージ装着車のみ搭載できます。
- アダクティブクローズコントロール(ACC)
- 車線維持支援機能
- 電動パーキングブレーキ
- ブレーキホールド
- USB電源ソケット
「HYBRID X」のみ取り付け可能なオプションがある場合は「HYBRID X」一択になります。
燃費
スペーシアの燃費は、2WDの場合グレードによって違いがあります。
HYBRID Gの2WDの方がHYBRID Xの2WDよりも、少しだけ高い数値になっています。少しでも燃費をよくしたいという人にはHYBRID Gの2WDをおすすめします。
新型スペーシアでも同様です。ただし、HYBRID Gに全方位モニター付きメモリーナビゲーション・スズキコネクト対応通信機を装着すると燃費が同じになります。
関連記事:スペーシアの燃費を調査!スペーシアの魅力と燃費のいい走り方を紹介
標準装備
HYBRID GとHYBRID Xは標準装備に大きな差があります。
前述したように、特に大きな点はパワースライドの有無でしょう。
その他にも便利な装備が「HYBRID X」には追加されています。
それぞれの機能を確認しつつ、自身に必要なものかどうか判断しましょう。
車の装備は人それぞれ求めているものが違うため、便利な機能だとしても使わないことも考えられます。
そのため、事前にきちんと確認してグレードを選ぶようにしましょう。
ちなみにスライドドアに関してはオプションでも取り付けられないため、どうしても希望する人は「HYBRID X」一択になります。
関連記事:おすすめのスライドドア付き軽自動車3選!スライドドアのメリットについてもご紹介
まとめ
スペーシアは運転初心者から高齢者まで幅広い人におすすめの車です。
スペーシアの購入を検討している人は、これらのポイントを意識して自身に合うグレードを見つけてみてください。