ステップワゴンのスペックやグレード別の違いを徹底解説

ステップワゴンは、ホンダが製造・販売している自動車です。

1996年に初代モデルが販売されてから20年以上が経過しましたが、モデルチェンジごとに機能や性能が向上しています。

2022年に誕生した現行モデルでは、コンセプトである「素敵な暮らし」を実現するために、さまざまなアイデアや技術が取り入れられました。

この記事ではステップワゴンのグレード別の燃費、外観や内観の特徴、ボディサイズについて解説していきます。

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ステップワゴン燃費を解説

ステップワゴンの燃費について、カタログ上のグレード別WLTCモードの燃費数値を表にまとめました。

WLTCモード(km/L)FF(2WD)駆動方式:4WD
ステップワゴン AIR13.913.3
ステップワゴン SPADA13.713.1
ステップワゴン PREMIUM LINE13.213.2
ステップワゴン AIR e:HEV20.0なし
ステップワゴン SPADA e:HEV19.6
ステップワゴン PREMIUM LINE e:HEV19.5
※参考元:ホンダ ステップワゴン主要諸元表

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ステップワゴンの走行性能について

ステップワゴンは、ガソリン車とホンダのハイブリッドシステム、e:HEV搭載車を展開しています。
ガソリン車では1.5L VTECターボエンジンを搭載しているため、十分な加速性能を得られます。

また、電気エネルギーやエンジンを効率よく使い分けるハイブリッドシステムのe:HEV搭載モデルになると、以下のような3つのモードが自動で切り替わります。

  • EVモード:発進時から市街地はほとんどのモーターのみで駆動する
  • ハイブリッドモード:坂道や急加速時にはエンジンとモーターを併用する
  • エンジンモード:高速走行などモーターが苦手とするシーンではエンジンのみで走行する

上記が自動で切り替わることで、シーンに合った効率のよい走りと力強い加速を実現しています。

ステップワゴンのグレード比較

ステップワゴンはガソリン車とハイブリッド車で構成され、グレードは5つ(車いす仕様車、サイドアップ仕様車含む)に分かれています。

以下では、それぞれの特徴を比較してご紹介します。

AIR、AIR e:HEV

「AIR」シリーズの主な特徴は以下の通りです。

  • ステップワゴンのなかでも、リーズナブルな価格設定
  • 快適装備や安全装備のほとんどは標準装備
  • シートはファブリック

「AIR」シリーズはステップワゴンのなかでもエントリーモデルに位置します。

価格は、2WDのガソリン車であれば、2,998,600円であるため、車体購入費用を抑えたい人におすすめです。

エントリーモデルといっても、LEDヘッドライトやホンダ独自の安全運転システムであるHonda SENSINGは標準装備されています。

SPADA、SPADA e:HEV

「SPADA」シリーズの主な特徴は以下の通りです。

  • 内装、外観のグレードアップ
  • LEDコーナリングランプの標準装備
  • パワーテールゲートが標準装備

AIRシリーズとの主な特徴の違いは、外観・内装です。

外観は、厚みのあるSPADA専用のエアロパーツが取り付けられたことで、AIRと比較すると迫力あるものとなっています。

内装は、シートがレザー調のコンビシートになり、本革巻きステアリングに変更されたことで、より高級感のあるインテリアとなりました。

SPADA PREMIUM LINE、SPADA PREMIUM LINE e:HEV

「PREMIUM LINE」シリーズの主な特徴は以下の通りです。

  • 内装・外観がさらにグレードアップ
  • Honda SENSINGのフル装備

「PREMIUM LINE」シリーズはSPADAの機能をさらに充実させたタイプになります。

フロントカメラで前方の情報を解析し、ロー/ハイビームを自動で切り替える、「アダプティブドライビングビーム」が標準装備されました。

フロントグリル周りにプラチナ調のクロームメッキを加飾し、アルミホイールは17インチになったため、さらに高級感が増しています。

ステップワゴンの外観

現行モデルは歴代ステップワゴンのなかでも直線基調のシンプルなスタイリングとなり、ファミリー層に好まれやすい外観といえるでしょう。

シンプルといっても随所に散りばめられたメッキモールが高級感を演出しているため、安価に見えない造形になっています。

さらにワンランク上の外観を望むのであれば、重厚なエアロパーツで身を固めた、「SPADA」や「SPADA PREMIUM LINE」がおすすめです。

ステップワゴンの内観

ステップワゴンの内観は、自動車の窓枠の柱であるピラーを立てて広いガラスエリアを確保することで、心地よい空間となっています。

ダッシュボードも水平基調にしてスイッチ類をまとめることで、使い勝手がよく、操作性に優れたインテリアを実現しました。

シートは、1列目から3列目まで全席に座り心地のよい素材を採用し、リビングでくつろいでいるような快適さを体感できます。

関連記事:ミニバン、ホンダ ステップワゴンの内装を紹介

ステップワゴンのボディサイズ

ステップワゴンのボディサイズについて、今回はSPADAのカタログ数値を基に以下の表にまとめました。

全長4,690mm
全幅1,695mm
全高1,815mm~1,830mm
ホイールベース
(前後ホイールの中心から中心までの長さ)
2,855mm
車両重量1,680~1,730kg
客室寸法長さ3,095mm 幅1,500mm 高さ1,395mm
乗車定員8名
※参考元:ホンダ ステップワゴン主要諸元表

まとめ

この記事では、ステップワゴンのグレード別の燃費や外観、内観の特徴、ボディサイズについて解説しました。

ステップワゴンは、車内空間が広く快適性に優れているため、ファミリー層から高い支持を受けているミニバンです。

さらに、e:HEVで実現した走行時の静粛性や高い動力性能は、他のミニバンにはない魅力といえます。

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カーナレッジ編集部

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