SUVがキャンプに適している理由とは?おすすめの車や車中泊のコツを紹介
SUVとは、Sport Utility Vehicle(スポーツ・ユーティリティ・ビークル)の略称で、日本語に訳すと「スポーツ用途の多目的車」という意味です。
その名前の通り、舗装されていない道であるオフロードや山道の走行が容易で、積載量も大きいことからキャンプなどのアウトドアに適しているといえるでしょう。
今回は、SUVがキャンプにおすすめできる理由をはじめ、キャンプにおすすめの人気SUVや車中泊のコツをご紹介します。
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INDEX
SUVがおすすめできる理由とは?
汚れに強く大きい収納スペース
キャンプでは、テントなどの必要な道具が多く大荷物になるでしょう。
SUVであれば、積載量が大容量である車が多いため、キャンプなどのアウトドアに適しているといえます。
また、使用したキャンプ道具をそのまま車に積み込むと、土などの汚れが広がり掃除が面倒になります。
しかし、SUVに設置されている座席のシートは、汚れに強いタイプが多く販売されているため、ウエットシートで容易にふき取ることが可能です。
耐久性と安定性
さらにSUVは、頑丈なボディと高い地上高で、様々な地形や気象条件でも快適に走行できます。
車高が高いので運転席からの見通しもよく、オフロードでもしっかりと周囲を見渡しながら運転ができるという安心感も。
荒れ地や舗装されていない道路であるオフロードの走破性が高いため、キャンプに適しています。
ただし、車のモデルによってはオフロードの走行に適していないものもあるため、購入前に確認しましょう。
広い車内空間と快適な乗り心地
キャンプでは長距離を運転することが多いと考えられるので、運転のしやすさや乗っているときの快適さも非常に重要です。
SUVは、室内が広くシートなども快適性に配慮した設計がされているものがほとんどです。
フルフラットなど幅広くシートアレンジができる車が多いので、足を伸ばしながらゆったりと、日常を忘れて家族や仲間と会話を楽しむこともできます。
キャンプでは運転中以外も車内で過ごすことが多いため、SUVを活用することでより快適で充実したキャンプ体験を楽しむことができるでしょう。
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SUVでキャンプに行く際のおすすめ車3選
ここからは、キャンプに行く際におすすめのSUVをご紹介します。
SUVの購入を検討している人は参考にしてください。
日産|X-TRAIL(エクストレイル)
メーカー | 日産 |
車名 | X-TRAIL |
ボディタイプ | ミドルクラスSUV |
ドア数 | 5 |
全長×全幅×全高(mm) | 4,640 × 1,820 × 1,715 |
車両重量(kg) | 1,440 ~ 1,640 |
総排気量(L) | 1,997cc |
使用燃料 | ガソリン |
燃料タンク(L) | 60 |
駆動方式 | 2WD/4WD |
トランスミッション | CVT |
カラー | 全8種 |
※参考元:X-TRAIL|公式サイト
X-TRAILは、日本国内に数あるSUVのなかでも人気が高く、中型のボディサイズであるミドルクラスSUVとして位置付けられている車です。
街乗りだけではなくアウトドアを楽しみたい人に適しており、4WDには「インテリジェント4×4」と呼ばれる走行中の状況によって駆動方式を選択できるシステムが搭載されています。
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三菱|OUTLANDER(アウトランダー)
メーカー | 三菱 |
車名 | OUTLANDER |
ボディタイプ | ミドルクラスSUV |
ドア数 | 5 |
全長×全幅×全高(mm) | 4,710 × 1,860 × 1,740~1,745 |
車両重量(kg) | 2,010 ~ 2,110 |
総排気量(L) | 2.359 |
使用燃料 | ガソリン |
燃料タンク(L) | 56 |
駆動方式 | 4WD |
トランスミッション | なし |
カラー | 全10種 |
※参考元:OUTLANDER|公式サイト
OUTLANDERは、三菱が発売しているSUVで、荷室容量が広く、キャンプに活用したい人におすすめのSUVです。
ボディサイズの大きさを活かした収納力の高さが特長といえます。
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スズキ|XBEE(クロスビー)
メーカー | スズキ |
車名 | クロスビー |
ボディタイプ | クロスオーバーSUV |
ドア数 | 5 |
全長×全幅×全高(mm) | 3,760 × 1,670 × 1,705 |
車両重量(kg) | 960~1,000 |
総排気量(L) | 0.996 |
使用燃料 | ガソリン |
燃料タンク(L) | 30~32 |
駆動方式 | 2WD/4WD |
トランスミッション | 6AT |
カラー | 全13種 |
※参考元:XBEE|公式サイト
スズキのXBEEは、ワゴンの魅力である広い車内と、オフロードも走行可能なSUVならではの性能を兼ね備えています。
2022年8月にデザイン等の仕様を一部変更してプレリリースされました。
おしゃれな外観は、街乗りからレジャーまで幅広く活用できるでしょう。
ガソリンエンジンの技術である直噴ターボにマイルドハイブリッドを組み合わせることで、低燃費を実現している他、4WDには路面状況に合わせて走行モードを調整できる機能が搭載されています。
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トヨタ|RAV4
メーカー | トヨタ |
車名 | RAV4(ラヴフォー) |
ボディタイプ | クロスオーバーSUV |
ドア数 | 5 |
全長×全幅×全高(mm) | 4,600 × 1,855 × 1,685 |
車両重量(kg) | 1,500~1,570 |
総排気量(L) | 1.986 |
使用燃料 | ガソリン |
燃料タンク(L) | 55 |
駆動方式 | 2WD/4WD |
トランスミッション | direct Shift-CVT |
カラー | 6種 |
※グレード 2.0L ガソリン車 X
トヨタのRAV4は他のSUV同様広い荷室と高い走行性能を備えていますが、さらにおすすめなのはその燃費の良さです。
アウトドアやキャンプに強い力強さと、日常遣いしやすい細かい気遣いのバランスがとても良い車です。メーターが見やすく運転などの操作がしやすかったり、温度超せちが簡単なエアコンやシートヒーターなど、快適に過ごせる相棒となるでしょう。
また、トヨタのセーフティセンス(Toyota Safety Sense)という先進の安全機能が搭載されており、ライバーをサポートする機能が充実しています。
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SUVでキャンプする際に車中泊するコツ
SUVでキャンプをする際には、急な悪天候により車中泊をするケースも考えられるでしょう。
ここでは、SUVで車中泊をする際のポイントについて解説します。
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防犯対策はしっかり行う
車中泊は雨や風をしのげますが、一軒家やマンションほどの安全性は保てません。
無防備な就寝中は、車上荒らしなどのトラブルが起きてしまう可能性があります。
防犯対策を行うためにも以下を徹底しましょう。
人が少ない場所の車中泊は避ける
周りに人気のない環境での車中泊は、車上荒らしなどのトラブルに巻き込まれやすくなります。
騒がしい場所を選ぶ必要はありませんが、少しでも人通りのある場所を選びましょう。
のぞき防止のカーテンをつける
プライバシーだけではなく防犯の観点からも、のぞき防止カーテンを設置するとよいでしょう。
車に乗っていない昼間に車上荒らしに遭うケースがあるため、運転時以外は、カーテンを閉めておくことをおすすめします。
休息できる環境を整える
車中泊をした次の日は、次の場所へ移動するために車の運転をしなければなりません。
前日の疲れが残っていると注意が散漫になり、運転の安全性が低下するため、ゆっくり休める環境を整えましょう。
以下のことを意識すれば、休息できる環境を整えることができます。
足を伸ばして眠れるスペースを確保する
次の日に疲れを残さず快適に睡眠をとるには、座席に座ったままではなく足を伸ばすことをおすすめします。
後部座席のシートを倒し、毛布をひけば足を伸ばしてゆっくり休めるでしょう。
SUVを選ぶ際のポイントは、座席のシートを倒して足を伸ばすスペースが十分にとれるかを確かめることです。
車のモデルによっては座席を倒した際の車内空間の広さが異なるため、必ず確認しましょう。
社内の温度調整を念入りに行う
夏場に車中泊を行う際は、外気温が高いとついエアコンをつけたまま寝てしまうこともあるでしょう。
エアコンの設定温度が低すぎると免疫力が低下して体調を崩すことがあります。
そのため、車中泊をする際は車内温度を調整することが大切です
また、車中泊の際は、エンジンをかけたままにしないようにしましょう。
何かが詰まってマフラーをふさぎ、排気ガスが車中に入り込むと一酸化炭素中毒になるリスクがあります。
冬に車中泊をする場合は、暖房に頼らなくても湯たんぽや電気毛布など、暖かさを保てるように準備しておきましょう。
SUVでキャンプに行く時の積載方法
キャンプでは、テントなどの多くの荷物が必要です。
帰宅する際は、ゴミも持って帰ることになるため、出発時と比べて荷物は多くなることが予測できます。
そこで、車内の収納スペースの形や広さに合わせて荷物を積み込むことが大切です。
縦置きと横置きを上手に組み合わせることで、無駄なスペースを上手に埋められるでしょう。
荷物を積み込む際のコツは、大きな荷物や形が特殊で入れる場所が決まってしまう物から先に積み込み、ゴミなどの細かい物を後から載せていきます。
デッドスペース(使えない空白)を作らないように、上手に埋めることが大切です。
まとめ
SUVは、キャンプなどのアウトドア好きの人から人気が高い車です。
2022年現在まで、各メーカーから独自の性能を持った車が続々と発売されています。
今回、キャンプの際におすすめのSUVを3車ご紹介しましたが、あくまでも一例であり、その他にも高機能なSUVが多数存在します。
車によって外観・内装が異なるため、長く乗り続けるためにもご自身に合った車を選ぶようにしましょう。