スズキ ワゴンRスマイルの内装と車内の便利機能を解説

スズキが製造・販売している新型ワゴンRスマイルは、人気車のワゴンRから派生した車種で2021年9月に発売されました。

元々、ワゴンRを使用していた人も含めて、新型ワゴンRスマイルの内装が気になる人は多いのではないでしょうか。

そこで今回は、新型ワゴンRスマイルの内装や、車内の便利機能を詳しく紹介します。
ワゴンRスマイルの購入を検討している人や、グレードごとの内装の違いについて詳しく知りたい人は、ぜひ参考にしてください。

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ワゴンRスマイルの概要

新型ワゴンRスマイルには、以下の3グレードが用意されています。

• HYBRID X：最上位モデル
• HYBRID S
• G：エントリーモデル

人気車であるワゴンRとの大きな違いとして、両側スライドドアが挙げられます。

スライドドアの採用により、開口高1,165㎜、開口幅600㎜の大きな出入り口が特徴です。
これにより、小さなお子さまを連れての乗車やベビーカーや大きな荷物を積み込みが、スムーズになります。

また、スライドドアの場合、通常のドアのように開閉のためのスペースが不要です。

そのため、横の車との間隔が狭い駐車場でも安心して乗り降りできます。
例えば小さなお子さまが勢いよくドアを開けてしまい、横の車を傷つけてしまうような心配がないため安心です。

ワゴンRスマイルの外観は、四角いフォルムのボディに丸目のライトが付いており、ワゴンRと比べると柔らかく優しい印象を受けます。

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ワゴンRスマイルの内装の魅力を紹介

ここからは、ワゴンRスマイルの車内空間やシートアレンジ、インパネ周りに着目して内装の特徴を紹介していきます。

車内空間

ワゴンRスマイルはコンパクトな軽自動車でありながら、広々とした車内空間を実現しています。

室内長さ2,185mm、幅1,345mm、高さ1,330mmでゆとりがある車内では、後部座席に座った人でも足を伸ばしてゆっくりとくつろげます。長距離ドライブでも、ストレスなく快適に過ごせるでしょう。

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シート

ワゴンRスマイルのシートには「HYBRID X」グレードで採用されている明るいライトグレーと、「HYBRID S」「G」グレードで採用されているシックなダークグレーの2種類があります。

また、ワゴンRスマイルではさまざまなシートアレンジが可能なため、目的やシーンに合わせて車内を自由自在に変えることが可能です。

例えば1人乗車時に長い荷物を積む場合、助手席と後部座席を倒すことでスペースを確保できます。

また、2人乗車時に後部座席だけをフラットにできるため、大きな荷物を後ろに積むことも可能です。
ちなみに、ワゴンRスマイルはフルフラットにもできるため、車中泊時にも役立つでしょう。

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インパネ周り

速度計の横に配置されたマルチインフォメーションディスプレイは、全グレードに装備されています。
運転をサポートしてくれる各種情報や警報などが表示され、運転中に必要な情報を随時確認できます。

また、運転席・助手席前方に位置するインパネカラーパネルには、グレードやボディカラーに合わせて「アイボリーパール」「ネイビーパール」「アイボリー」の3種類が設定されています。

そのほか、全グレード共通で「インパネドリンクホルダー」が装備されており、取りやすい位置に飲み物を置くことが可能です。

ワゴンRスマイルのグレードごとの内装の違い

ワゴンRスマイルは、グレードごとに内装が異なります。

ここでは、エントリーモデルの「G」にも装備されている内装だけでなく、「HYBRID S」「HYBRID X」独自の内装についても紹介します。

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シートバックポケット

シートバックポケットとは、運転席や助手席の後ろに付いている雑誌や本などを収納するためのスペースです。

最上位モデルの「HYBRID X」では、運転席・助手席の後ろに装備されていますが、「G」「HYBRID S」においては助手席側にのみ装備されています。

フロントドアポケット［ペットボトルホルダー付］

フロントドアポケットとは、運転席・助手席のドアに装備されている収納スペースで、500ml程度のペットボトルや多少幅のある小物を置くことが可能です。
また、雑誌やファイルなどの収納にも活用できるスペースになっています。

リヤドアペットボトルホルダー

後部座席の両側のドアにも、ペットボトルホルダーが装備されています。
注意点としては、後部座席のホルダーには、雑誌などを収納するためのスペースは設けられていません。

続いて「HYBRID S」「HYBRID X」の内装について紹介します。

運転席シートリフター・チルトステアリング

運転席シートリフターとは、運転席の前後上下位置の調整ができる装備です。
ドライバーの体格に合わせて、運転しやすい位置にシートを固定できるため、楽な姿勢をキープできます。

また、チルトステアリングはハンドルの高さ調整ができる装備です。
こちらもドライバーの好みに合わせて位置調整が可能で、ハンドルの操作性を高めてくれます。

シートヒーター

シートヒーターとは、座面に内蔵されたヒーターによりシートが暖かくなる快適設備で、特に冬場の運転時に活躍するでしょう。

なお、運転席側のシートヒーターは「HYBRID S」「HYBRID X」および4WDの「G」に装備されています。

一方、助手席側のシートヒーターは、いずれも4WDの「HYBRID S」「HYBRID X」のみに装備されているため、注意してください。

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ワゴンRスマイルの内装で便利な機能とは？

ワゴンRスマイルの内装には各所に収納スペースが設けられており、ちょっとした小物を収納するのに便利です。

例えば全グレードに標準装備されている収納設備として、助手席の下の「シートアンダーボックス」やラゲッジスペースの「ラゲッジアンダーボックス」「ショッピングフック（耐荷重1kg）」などがあります。

このほかにも「HYBRID X」のみに装備されており小物の収納が可能な「フロントアームレストボックス」や、運転席後ろの「シートバックアッパーポケット（ドリンクホルダー2個・ショッピングフック3個）」も便利です。

このように、ワゴンRスマイルの内装では、車内スペースを余すところなく有効活用されています。

また、全グレードに装備されている「フルオートエアコン」は、好みの温度設定にしておけば、AUTOボタンを押すだけで風の強さや内外気の切り替えを自動で行ってくれます。

車内の温度を快適に保ってくれるため、運転中の面倒な手間が省け大変便利です。

まとめ

自動車を選ぶ上で外観のデザインも重要ですが、シートの座り心地や空間使いの利便性が低いと不便に感じてしまうため、ぜひ内装にも注目するようにしましょう。

ワゴンRスマイルは、両側スライドドアが採用された軽自動車ですが、多くの収納スペースが工夫を凝らして装備されており利便性が高いです。

また、広々とした車内空間により、長距離でも疲れにくいでしょう。

また、ワゴンRスマイルはシートアレンジも豊富なため、大きな荷物や長い荷物の積載や車中泊など、さまざまなシーンで活躍してくれます。

これから車を購入する予定で、ワゴンRスマイルを候補に挙げている人は、ぜひ自分のニーズに合う内装かどうか確認した上で購入を検討してみてください。

画像引用元：スズキ株式会社