3人家族でおすすめの車のタイプは?便利な装備や選び方も解説
3人家族の車の購入において、お子さまの誕生や成長に合わせたタイミングで考える人も多いでしょう。
各メーカーからさまざまなタイプが販売されており、どれを選べばよいか迷ってしまいがちです。
そこで、この記事では3人家族にぴったりの車のタイプやおすすめの装備、選ぶ際のポイントを紹介します。
併せておすすめの車3台も紹介するので、車の購入を検討している人はぜひ参考にしてください。
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3人家族に人気の車のタイプを紹介
まずは、3人家族に人気の車のタイプを紹介します。
車のタイプはライフスタイルによって異なりますが、3人家族が一緒に乗ってもゆとりのある室内空間を確保することが大切です。
今回は、以下の3つのタイプに分けて解説していきます。
- 軽自動車(ハイトワゴン)
- ミニバン
- SUV
各タイプを詳しく見ていきましょう。
軽自動車(ハイトワゴン)
軽自動車は車両価格が安いだけでなく、税金やガソリン代を安く抑えられるため節約志向の高い人におすすめできます。
軽自動車は動力性能が低いといわれますが、3人家族が乗車してもターボモデルを選択すれば苦にならないでしょう。
また小回りも利くため、狭い路地や駐車の際にもストレスのない運転が可能です。
また人気の高いハイトワゴンタイプなら、普通車のセダンよりも広い室内空間を確保でき、後部座席でも脚が組めるほどゆとりを持てます。
軽自動車の欠点として、原則として4人までしか乗れません。5人以上乗せる機会に対応できないので注意しましょう。
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ミニバン
ミニバンは紹介する3タイプの中でも積載能力が高く、アウトドアやスポーツなどの趣味を持つ人におすすめできます。
乗車定員も6名以上のものが多く、3人家族での移動であれば動力性能に不満を感じることはほとんどないでしょう。
もちろん多人数でのレジャーにも適しているため、使用用途は幅広いです。
各メーカーが力を入れているタイプでもあり、他と差別化を図る上で、利便性を考えた装備もバリエーション豊かです。
そのため、3人家族のニーズに合う車を見つけやすいでしょう。
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SUV
SUVは郊外に出かけて趣味を楽しむ3人家族にぴったりのタイプといえます。
多少の荒れた路面でもスムーズな走行が可能なため、山や川などのアウトドアで真価を発揮します。
ドライバーの目線の位置が高いため、見晴らしがよく快適に運転できるでしょう。
また、現在のSUVは雪道や砂地、舗装されていない道路向けに力強さを重視した「クロスカントリーSUV」よりも、市街地走行をメインに快適性をプラスした「クロスオーバーSUV」のラインナップが豊富です。
強度を確保しながらも乗り心地のよさを追及しています。
基本的にボディの強度が高い車が多く、安全面を考慮したい3人家族におすすめできます。
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3人家族におすすめの装備とは?
車には付加価値として、快適性や利便性を高める装備が数多くあります。
続いては、その中でも3人家族におすすめの装備を紹介します。
電動スライドドア
電動スライドドアは、軽ハイトワゴンやミニバンに装備されていることが多く、ドアのボタンやドアの下に脚をかざすと開閉する仕組みになっています。
例えばお子さまがいる3人家族の場合、お子さまを抱いているときや荷物を運ぶときなど、手がふさがっている状態でもドアの開閉ができるため大変使い勝手がよいです。
また、センサーが人を感知すると開閉動作が止まるため、安全性も高いといえるでしょう。
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防水、防汚加工のシート
シートに防水や防汚加工がされていると、汚れても掃除がしやすく非常に便利です。
特に小さなお子さまがいる3人家族の場合、車内で飲食する際にお子さまが食べ物をこぼしてしまうこともあるでしょう。
各メーカーによって素材は違いますが、防水や防汚加工のシートがオプション設定されている車もあるため、ぜひ検討してみてください。
例えば日産の「セルクロス」というシート素材は、防水効果だけでなく透湿効果のある素材のため蒸れを減少し、飲み物をこぼしてもすぐに拭き取ればシミにならない優れものです。
他にも、ホンダの「プライムスムース」や「FABTECT (ファブテクト)」 というシート素材は、撥水・撥油効果があり油ジミや汚れが浸透しにくい作りになっています。
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リアモニター
小さなお子さまがいる3人家族の長時間移動では、リアモニターが効果を発揮するでしょう。
旅行やドライブなどの長時間移動では、お子さまが退屈する時間も出てきます。
そんなときにリアモニターで動画鑑賞をすれば、退屈することなく楽しみながら目的地に向かうことができます。
ミドルサイズ以上のミニバンには設定されているものが多く、使用しないときは格納できるため邪魔になりません。
3人家族の車を選ぶ際のポイントとは?
車を購入したら数年は乗り続けるため、先のことまで見据えた上で、収納スペースや維持費などを比較検討する必要があります。
続いては、車を選ぶ際に大切なポイントを詳しく解説します。
収納スペース
3人家族で使用する車なら、収納スペースは必ず確認しておきましょう。
例えば、家族でキャンプに使用するつもりで購入したのに、キャンプ用品を載せるスペースがない車では購入した意味がありません。
また、お子さまの成長に合わせて必要な収納スペースも変わってくるため、ある程度ゆとりのあるスペースを確保しておきましょう。
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維持費
車を購入する上で把握しておきたいのが、ランニングコストです。
車を維持するだけでかかる税金については、事前に確認しておきましょう。
自動車税は排気量で異なるため、少しでも費用を抑えたいなら軽自動車をおすすめします。
また、ガソリン代は維持費の中でも大きな割合を占めます。ガソリン代を節約したい人は、ハイブリッド車も候補に入れておくとよいでしょう。
関連記事:車のランニングコスト(維持費)はいくら?費用相場やコストを抑える方法を紹介
使用目的
また車を選ぶ際には、購入する目的を明確にしておきましょう。
例えば、3人家族でレジャーやアウトドアに出かけるためなのか、普段の買い物で使用するためなのか、使用用途をじっくり考えてみることが大切です。
市街地での走行がメインであれば、運転のしやすさや維持費の安さから軽自動車がよいかもしれません。
アウトドアがメインであれば、ミニバンやSUVなど収納や動作性に強みのあるタイプをおすすめします。
安全装備
安全装置は、大切な家族を事故のリスクから守るために必ず確認しておきましょう。
現在、多くの車では標準装備されていますが、エントリーモデルや中古車では装備されていない可能性もあるため、事前に確認しておくことが大切です。
安全装備はメーカーによって呼び名が違いますが、カメラやレーダー波を用いて車線や歩行者を感知し、警告や自動ブレーキで事故を防止する仕組みになっています。
3人家族におすすめの車3台を紹介
3人家族でも快適に利用できるおすすめの車を3台紹介します。
今回は軽自動車、ミニバン、SUVでそれぞれ1台ずつ選びました。
ホンダ N-BOX
ホンダが製造・販売する「N-BOX」は現在最も売れている軽自動車です。
「センタータンクレイアウト」を採用した車内は後部座席まで広々としており、ミニバン並みの室内空間を誇ります。
全グレードにFFと4WDの駆動方式があり、さらにパワフルなターボモデルのラインナップもあるため、動力性能に対する不満は少ないでしょう。
また、停車時にエンジンの自動停止や、運転時に低燃費モードに自動制御して省エネをサポートします。
N-BOXは、快適な走りとゆとりのある室内空間だけでなく、ランニングコストを抑えたい人にぴったりの車です。
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トヨタ シエンタ
トヨタが製造・販売する「シエンタ」は、コンパクトミニバンに分類されます。
コンパクトカーサイズでありながら、最大7名が乗車可能な室内空間を誇ります。
2列シートの5名乗車の設定もあるため、その場合は収納スペースを広く確保でき、趣味や買い物の際に効果を感じられるでしょう。
また、全長が4,260mmとミニバンの中でも短い部類に入るため、市街地での小回りや駐車がしやすいのも特徴です。
3人家族以上で出かける人や載せる荷物が多い家族におすすめの車です。
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キックス
日産が製造・販売する「キックス」は、全長が4,290mmのコンパクトSUVです。
全長こそ短いものの収納スペースが広く、ゴルフバッグ3つ程度積載可能となっています。
日産独自の「e-Power」を搭載しており、動力はすべてモーターで行っているため、静粛性と力強い走りが実現しました。
そのため、住宅街や深夜の運転でも静かに走行することが可能です。加速性も優れているため、市街地や郊外を問わず安定した走りを求める人に適しています。
まとめ
この記事では、3人家族におすすめできる車のタイプや装備、選ぶ際のポイントを紹介しました。
最近では、軽自動車でも広々とした室内空間を持つ車も多いため、その他のデザインや維持費、安全装備などをもとに候補車の選定をするのも1つの方法です。
また、使用用途として主に遠出の際に使用するのであれば、ハイブリッド車の方がガソリン代を抑えられます。
3人家族で使用する車を探している人は、これまで紹介した内容をもとに、車の選定をしてみてはいかがでしょうか。