CX-3のサイズ感を外観・室内・荷室ごとに解説!
マツダが製造・販売するCX-3は、マツダSUVのエントリーモデルです。
CX-3は、街乗りでの快適性を重視した都市型のSUVであるクロスオーバーSUVながら、コンパクトな車体が特長です。
この記事では、CX-3がどのくらいコンパクトなのか、サイズ感や外観・室内・荷室の寸法について解説します。
コンパクトなクロスオーバーSUVの購入を検討している人はぜひ参考にしてください。
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INDEX
CX-3はマツダのコンパクトSUV
まずはCX-3の概要やスペックについて見ていきましょう。
概要
CX-3はMAZDA2(旧車名デミオ)をベースにしたコンパクトクロスオーバーSUVです。
ボディスタイルは車体が2BOXの車高の低いステーションワゴンで、5ドアハッチバックのMAZDA2より全長が長いという特徴があります。
CX-3は、2015年2月に販売され2022年で販売開始8年目を迎える長寿車であり、何度かのマイナーチェンジが行われましたが、フルモデルチェンジは行われていません。
発売当初は1.5リッターディーゼルターボのみ搭載で、世界的に珍しいディーゼル専用車として話題になりました。
その後、ガソリンエンジンの追加、ディーゼルエンジンの排気量拡大を行っています。
2022年11月現在販売されているCX-3は1.5リッターガソリンエンジン搭載車と、1.8リッタークリーンディーゼルターボエンジン搭載車です。
CX-3はコンパクトな車体とファッション性の高さから、女性ユーザーからの支持も獲得しています。
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CX-3のスペック
CX-3には、ガソリンエンジン車とディーゼルエンジン車があり、特別仕様車を含めた合計7つのグレードがあります。
CX-3の基本的なスペックは以下の通りです。
メーカー | マツダ |
車名 | CX-3 |
ボディタイプ | ステーションワゴン |
ドア数 | 5 |
全長×全幅×全高(mm) | 4,275×1,765×1,550 |
車両重量(kg) | 1,210 |
総排気量(cc) | 1,496 |
使用燃料 | 無鉛レギュラーガソリン |
燃料タンク(L) | 48 |
駆動方式 | 2WD |
トランスミッション | 6EC-AT |
カラー(全5種) | プラチナクォーツメタリック ジェットブラックマイカ スノーフレイクホワイトパールマイカ ソウルレッドクリスタルメタリック セラミックメタリック |
※紹介グレードは「15S(2WD)」
CX-3の外観サイズとデザイン
続いてCX-3の外観サイズやデザインの特徴についてご紹介します。
外観サイズ
CX-3の外観サイズは全長4,275mm、全幅1,765mm、全高1,550mmで、クロスオーバーSUVとしてはコンパクトです。
特に全幅と全高を抑えているため、都市部の路地裏でも小回りが利き、ほとんどの立体駐車場の利用が可能です。
開発コンセプトの1つに「都市生活のフィールドを広げる移動基地」を掲げるCX-3は、都市部での使用における利便性がコンパクトな外観サイズに反映されています。
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外観デザイン
CX-3にはマツダの新しいデザイン哲学である「魂動(こどう)」デザインが取り入れられています。
魂動デザインは、シャープな造形はあまり使用せず、野生の肉食動物をモチーフにしたなめらかな曲線が特長です。CX-3では、魂動デザインをさらに追求し、引き締まった精悍なスタイルを実現しています。
また、魂動デザインを際立たせるボディカラーのラインアップにもこだわりがあり、イメージカラーのソウルレッドクリスタルメタリックをはじめ、スノーフレイクホワイトパールマイカ、ジェットブラックマイカ、セラミックメタリック、プラチナクォーツメタリックの5色に加えて、2トーンカラー3色の全8色が用意されています。
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CX-3の室内サイズと便利機能
CX-3の外観だけでなく室内空間についても把握しておきましょう。
ここでは、CX-3の室内サイズや便利機能についてご紹介します。
室内サイズ
CX-3の室内サイズは室内長1,810mm、室内幅1,435mm、室内高1,210mmです。
室内長はダッシュボードの最突出部から、後席のヘッドレスト後方までの距離です。
室内幅は最長部で、前席の横幅にあたります。
後席の横幅は1,240mmなので、前席より絞られた空間となっています。
また、室内高は床から天井まで垂直に測った距離のため、シートに座った時に感じる天井までの高さとは異なります。
シートに座ってシートバックに沿った天井までの長さは運転席が950mm、助手席955mm、後部左右席が930mmです。
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室内の便利機能
CX-3の室内はコンパクトですが、空間を有効活用できるように収納アイテムや便利機能が多く搭載されています。
カップホルダーはフロントアームレストの下とリアシートアームレストに合計4点備わっています。
前後ドアには1点ずつボトルホルダーもあります。
また、フロントアームレストのなかにはコンソールボックスがあり、仕切り板でスペースを調整できます。
他にも収納アイテムはグローブボックス、オーバーヘッドコンソール、リアコートフック、助手席裏ポケットがあるため収納性はよいといえるでしょう。
さらに、センターコンソールにはDC12Vの電源ソケットが装備してあり、120Wまでの電気製品が使えます。
グレードやオプションによっては、Qi規格のワイヤレス充電器も装備でき、対応しているスマートフォンが充電可能です。
CX-3の荷室サイズとシートアレンジ
CX-3の外観サイズと室内サイズがわかったところで、荷室のサイズについても見ていきましょう。
荷室のサイズ
CX-3はコンパクトながらも街乗りに適したクロスオーバーSUVですが、荷室のサイズは気になるところです。
CX-3の荷室の長さ(奥行き)は、通常時で690mm、後部座席可倒時で1,260mm、助手席を最前までスライドすると1,620mmまで拡張できます。
荷室幅はタイヤハウス(タイヤ部の荷室内への突出部のこと)間で990mm、荷室高はトノカバー(荷室を覆うカバーであり、後部座席のシートバックの最高位とほぼ同じ高さ)までで350mmです。
荷室容量は荷室床下のサブトランクを含まない場合で203L、サブトランクを含めた場合は、オーディオ機器のBose未装着車で350L、Bose装着車で287Lとなっており、いずれも後部座席利用時のものです。
荷室の便利機能
CX-3の荷室には実用的で便利な機能が備わっています。
荷室の床となるラゲッジボードはフレキシブルボードと呼ばれ、設置する高さを通常位置、高い位置、低い位置の3パターンから選べます。
積載する荷物の高さによって、荷室床の高さを選べる仕組みです。
荷室には荷物を固定するラゲッジフックが左右に1箇所ずつ装備されており、引っ張り荷重は20 kgです。
シートアレンジ
CX-3の後部座席は6:4の分割可倒式で、左右席を独立して倒すことができます。
荷室の使い方によって後部座席を全て倒す、左右席をそれぞれ倒すの3パターンのシートアレンジが可能です。
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CX-3の操作性や旋回性
CX-3は外観や内装以外に操作性・旋回性も魅力的な車です。
最後にCX-3の操作性や旋回性についてご紹介します。
操作のしやすさ
CX-3は全幅こそ1,765mmとワイドですが、最小回転半径が5.3mmと小回りが利き、都市部特有の狭い路地にも進入できます。
また、全高が1,550mmと比較的低いため、ほとんどのタワーパーキングに駐車可能です。
さらにクロスオーバーSUVならではの運転席のアイポイントの高さで見晴らしがよく、マツダの考える理想的なペダルポジションにより、運転者の姿勢を自然に保ちます。
速度計やタコメーターなどの計器類とナビ画面がほぼ同じ高さにあるため、視線の移動も最小限で運転に集中できる環境が整っているといえるでしょう。
CX-3の旋回性
2016年10月のマイナーチェンジで、CX-3には「G-ベクタリングコントロール」という機能が搭載されました。
2022年11月現在、新車のCX-3には全車に標準装備されています。
G-ベクタリングコントロールは走行状態や路面状態により、タイヤに伝達する駆動力をコントロールする機能です。
G-ベクタリングコントロールは、タイヤ間での荷重移動を自動で調整するためハンドル修正が少なくなり、運転者の疲労を低減します。
高速道路や雪道では駆動力を適正にして、車体の安定性を高めます。
またカーブ時にはカーブの内側のタイヤの駆動力を少なく、カーブの外側のタイヤの駆動力を多くし、スムーズに旋回できるようにコントロールします。
これにより乗員の揺さぶりが少なくなり、快適なドライブを実現できるでしょう。
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まとめ
CX-3の外観サイズは全幅のみワイドですが、ほぼ5ナンバーサイズでコンパクトです。
そのため小回りが利き、都市部の狭い道でも進入できます。
全高が1,550mmのため、ほとんどの立体駐車場に入庫できるのも、都市部で生活する人には嬉しいポイントです。
CX-3はマツダSUVのエントリーモデルながら最新のテクノロジーが搭載され、なかでもG-ベクタリングコントロールは運転時の安定性を高め、スムーズな運転を可能にし、快適なドライブを実現してくれます。
Cまたカラーにもこだわっており、女性ユーザーにも好評です。
クロスオーバーSUVの購入を考えている人は、CX-3も検討してみてはいかがでしょうか。