ホンダの人気車種をランキング形式で紹介!

ホンダは1948年に設立されて以来、特にエンジンに対してこだわりを持って自動車を開発してきており、車以外にもバイク、航空機、船外機、除雪機まで製造しています。

長い業歴も後押しして、日本を代表する自動車メーカーとして業界を支えている存在となっています。

この記事では、ホンダの車の魅力と人気車種をランキングで紹介していきます。

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ホンダが製造する車の魅力

ホンダシビックタイプR

ここでは、ホンダが製造する車の魅力を解説します。

オリジナリティがあふれている

ホンダのクルマづくりには「M・M思想」という人間を尊重する基本理念が反映されています。「人のためのスペースは最大に、メカニズムは最小に(マン・マキシマム/メカ・ミニマム)」を意味しています。

ホンダの技術は高く、燃料タンクを車両中央に配置する「センタータンクレイアウト」がその一つです。
一般的な車の場合、後部座席周辺に燃料タンクが配置されていますが、ホンダが製造するセンタータンクレイアウトの場合、前席の床下あたりに燃料タンクを配置します。

この燃料タンクの配置は、軽自動車やコンパクトカーモデルに採用しているため、荷室の高さを下げることができ、他社の車種よりも室内が広くなっているのが大きな特徴です。

また、低重心化にも貢献するため、走りが安定するというメリットもあります。
この技術は特許を取得しているため、他社が簡単に採用できないのも大きな強みとなっています。

関連記事:ホンダが販売する車の人気が高い理由とは?ホンダの人気が高い車を紹介!

VTECエンジン

1989年に発売された「インテグラ」というモデルに初めて搭載されたVTECエンジンは、エンジンパワーと環境性能を両立させたホンダ独自のエンジンです。

VTECとは、相反する出力・燃費・環境性能を全て向上させる画期的なエンジンです。

エンジンの低回転時と高回転時でバルブの高さ(バルブリフト)を変えるため、高回転時に切り替わる音が「VTECサウンド」と呼ばれ人気がありました。

VTECはさまざまなエンジンタイプに変化し続け、現在は「i-VTEC」として搭載されています。

スポーツモデル重視

ホンダシビックタイプR

ホンダは創業者である本田宗一郎氏の時代から、二輪四輪どちらも積極的にモータースポーツに出場してきた歴史があります。

現在では撤退していますが、長年F1にも参戦し続け、パワーユニットを供給していたことからもホンダのスポーツに対する情熱が伺えます。

市販車においても、S660、NSXとミッドシップのスポーツカーを発売していました。

また、スポーツモデルの代名詞でもある「TYPE R」という名称は、現在でもシビックに受け継がれて販売されています。

そのほかにも、「RS」「Modulo X」とスポーティーな車がラインアップされています。

関連記事:シビック ハッチバックの燃費は?ASEANに進出するシビック タイプ Rの燃費も調査!

ホンダの人気車ランキング

ここでは、ホンダが販売している人気車のランキングを紹介します。

関連記事:ホンダの次世代技術!Honda SENSING 360とHonda SENSING Elite!今までの技術もおさらい!

1位 N-BOX

ホンダn-box

2011年に発売されたN-BOXは、軽自動車のスーパーハイトワゴンモデルです。
スライドドアとセンタータンクレイアウトを採用した車内は広く、高い経済性や完成度の高さとあいまって軽自動車の中でも人気の車となりました。

2012年以降、軽自動車の年間販売台数順位は8年連続1位を取り、普通車を含めたランキングでも2012年以降は常に上位にランクインしています。

毎年20万台近い台数が販売され、累計230万台が販売されたホンダを代表する軽自動車です。

2017年9月に現行型となる2代目にフルモデルチェンジしました。
さらに2021年12月にも改良され、ペダル式パーキングブレーキからオートブレーキホールド機能付電子制御パーキングブレーキに変更されています。

また、全グレードに先進安全装備「Honda SENSING」やフルLEDヘッドライトが標準装備となっているのも大きな特徴となりました。

関連記事:N-BOXのグレードは全19種類!それぞれの特徴や選び方を解説!

2位 ヴェゼル

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ヴェゼルは2013年12月に初代が発売されたフィットベースのコンパクトSUVで、グローバルモデルのため海外ではHR-V、XR-Vとも呼ばれます。

2014年には96,000台も販売され、その後も2019年まで5万台以上が売れ続けているモデルになり、2021年4月に現行型となる2代目にフルモデルチェンジとなりました。

フルモデルチェンジした後でも、2022年では年間で50,736台販売されています。

ヴェゼルもN-BOXと同じくセンタータンクレイアウトを採用し、広い室内空間を持っています。
後部座席の足元空間の広さは初代よりさらに35mm広がっています。

また、後部座席の背もたれ部分を前に倒すことで、座面が沈み込んでフラットになったり、座面を上に跳ね上げることができるのも特徴の一つです。

ヴェゼルのグレードはハイブリッドが3種類、ガソリンが1種類でほとんどのグレードで2WDと4WDから選択することができます。

ハイブリッドモデルには、ホンダが「e:HEV」と呼ぶ駆動用と発電用の独立した2つのモーターを持ったハイブリッドシステムを採用しています。

さらに全グレードに先進安全装備「Honda SENSING」が標準装備されています。

関連記事:ヴェゼルのスペックを徹底解説!燃費やボディカラー、グレードを比較

3位 フィット

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フィットは一部のグレードを除き全長が4,000mm、全幅が1,695mmの5ナンバーサイズのコンパクトカーです。

初代フィットは2001年から発売されており、現行モデルは2020年から発売されている4代目となり、2022年の年間販売台数は60,271台です。

今回紹介する5車種の中では全高が1,550mmにおさまるグレードがあります。
機械式立体駐車場でも、全高が1,550mmにおさまる車種を探しているという方にもおすすめできますが、オプションや駆動方式で1,550mmを超えてしまうモデルもあるため注意が必要です。

パワートレーンはガソリンとe:HEVから選択できます。
駆動方式は、RSグレード以外は2WD/4WDどちらも選択できます。

フィットにもセンタータンクレイアウトを採用しており、広い室内空間と後部座席の座面を跳ね上げたり、折りたたんで収納することでフラットにできる優れたシートアレンジが特徴です。

また、フロントシートには疲れにくい「ボディースタビライジングシート」が新たに採用されています。

先進安全装備「Honda SENSING」、サイドエアバッグ(前席)・サイドカーテンエアバッグ(前席/後席対応)、全輪ディスクブレーキが全グレードに標準装備という安全に配慮されているのもうれしいポイントです。

加えて、ガソリンのBASICグレード以外は全てフルLEDヘッドライトが標準装備されており、全グレードにオートブレーキホールド、電子制御パーキングブレーキが装備されているのも魅力の一つです。

関連記事:フィットの走行性能や燃費、内装を調査!新モデル「FIT e:HEV RS」も!

4位 ステップワゴン

ホンダステップワゴン

ステップワゴンはグレードによっては最大8人まで乗車できるミニバンです。
1996年に初代が発売され、現行型は2022年に発売されたばかりの6代目のモデルになり、2022年の年間販売台数は37,966台です。

フリードと同じように、2列目が左右独立したキャプテンシート、3人座れるベンチシートとシートによって乗車定員数が7人か8人に変わります。
2列目キャプテンシートは前後だけでなく左右にもスライドできる構造になっています。

パワートレーンはガソリンとe:HEVから選択できますが、現在では4WD駆動方式ではガソリン車しか選択できません。

広大な室内空間や多彩なシートアレンジ、3列目を床下に簡単に収納できる「マジックシート」が特徴です。

その他にも、先進安全装備の「Honda SENSING」、1列目サイドエアバッグ・1〜3列目対応カーテンエアバッグ、フルLEDヘッドライト、世界初の静電タッチセンサー式パワースライドドア、PM2.5などの微粒子物質を検知しフィルターで空気を浄化する「Clean Air」などの装備が全グレードに標準装備なのは他のライバル車に比べて大きな武器といえます。

SPADA、PREMIUM LINEの2グレードでは3列全てに最新の車に見られるType-CのUSBチャージャーが装備されます。

関連記事:ステップワゴンのスペックやグレード別の違いを徹底解説

5位 フリード

ホンダフリード

フリードは全長4,300mm弱、横幅は5ナンバーサイズ(全幅1,700m未満)のコンパクトなボディでありながら2列か3列シート仕様が選べ、後部ドアにスライドドアを採用した広い室内と多彩なシートアレンジで使い勝手に優れたコンパクトミニバンです。

2008年に初代が発売され、2016年から現行型となる2代目にフルモデルチェンジしました。
2022年にはミニバン販売台数は1位に輝いており、年間で79,525台販売されました。
現行型では「フリードプラス」が2列仕様のモデル名となっています。

パワートレーンはガソリンとハイブリッド、駆動方式は2WDと4WDが用意されています。

3列仕様車は、2列目シートを2人が離れて座るキャプテンシートか、3人が並んで座れるベンチシート(タンブルシート)から選択できます。

キャプテンシート仕様の場合、1列目2列目両方とも席の中央をウォークスルーすることができますし、自転車など長いものを積み込むスペースとして活用することもできます。

全グレードに先進安全装備「Honda SENSING」が標準装備されているのもポイントです。

関連記事:7人乗りのフリードの魅力を解説!安全性や快適性についてもご紹介

まとめ

この記事では、ホンダの企業紹介や車の魅力、ホンダの人気の車をランキング順に紹介しました。

ここで紹介したホンダの人気車5台の工場出荷目処は、半年から1年ほどかかってしまうと公表されており、一部グレードは受注停止となっている場合があります。

ホンダ車の購入を検討されている方は、公式サイトの情報を逐一チェックしておくことをおすすめします。

画像出典元:本田技研工業株式会社

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