アウトドアにおすすめの軽自動車ランキング!キャンプに適した車種や車中泊のコツも紹介
アウトドアブームの昨今、デザインや種類が豊富で選択肢が広く、普通自動車と比較するとランニングコストを抑えられる特徴から、軽自動車でアウトドアを楽しむ人が増えています。
SUVタイプの軽自動車の選択肢も増え、少人数であれば、舗装されていない道や山道でも走行でき、積載量も一定量ある軽自動車はアウトドアにピッタリです。
本記事では、アウトドアにおすすめの軽自動車をランキング形式でご紹介!さらに、キャンプにおすすめできる理由をはじめ、キャンプに向いている軽自動車の選び方や車中泊のコツを紹介していきます。
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INDEX
アウトドアにおすすめの軽自動車ランキングTOP
1位 スズキ ハスラー
2013年に登場したスズキの軽クロスオーバーSUVであるハスラーは、2021年時点で8万台以上の累計販売台数を誇る人気モデルです。
街乗りにもキャンプにも活躍するオシャレなデザインに加え、後部座席用パーソナルテーブルや収納スペースがあり、ワゴン並みの居心地の良さを実感できます。
また、ハスラーは4WDやターボ車のラインナップもあります。坂道や山道をストレスなく走りたい人はターボ車を選択すると良いでしょう。
ランキング1位に選んだ理由は、走破性の高さとアクセサリーの種類の豊富さでアウトドアにピッタリだから!
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ハスラーの基本スペック
メーカー | スズキ |
車名 | ハスラー |
グレード | HYBRID Xターボ |
駆動方式 | 2WD / 4WD |
トランスミッション | CVT |
ボディタイプ | 軽-RV系 |
ドア数 | 5 |
全長×全幅×全高 | 3,395mm × 1,475mm × 1,680mm |
車両重量 | 840kg / 890kg |
総排気量 | 658cc / 657cc |
使用燃料 | 無鉛レギュラーガソリン |
燃料タンク | 27L |
見た目が可愛い&かっこいい
ハスラーといえば四角いような丸いような特徴的で愛らしいデザインと豊富なカラーバリエーションではないでしょうか。ついつい一緒に出かけたくなる相棒のような存在です。
オプションやアクセサリーで自分だけのカスタマイズも!
アウトドア向けの機能
スペーシアギアはオプションでルーフレールを取り付けできますが、J STYLE Ⅱはデフォルトで搭載されています。
また、ラゲッジフロアは汚れても拭き取りやすい素材を採用。荷室側からもリヤシートのスライドと折りたたみが可能でとても扱いやすい車です。
ハスラーは地面から車体までの高さがあり、ボディもタフな作りでアウトドア向け。さらに4WD車ではスノーモードを搭載しており、雪道や悪路にも強く走破性の高さはぴかいちです。
メーカーオプションでACパワープラグを追加すれば、アウトドアでも非常に役立ちます。
豊富なアクセサリー
ハスラーはアウトドアで使える純正のアクセサリーやオプションがとにかく豊富で、自分好みのカスタマイズができるところも高ポイントです。
- カータープ
- 室内用クッション
- バックドアネット
- カーテン&タープキット
- プライバシーシェード
- サイクルキャリア(車内)
- ロッドホルダー
- ルーフラック
- サーフボードアタッチメント
- スキー&スノーボードアタッチメント
- ラゲッジマット など
2位 ダイハツ タント ファンクロス
ダイハツ タント ファンクロスは、人気の軽トールワゴンであるタントの利便性をそのままに、アウトドアで活躍する機能とタフさを追加した軽SUVです。
汚れにくい撥水シートや充電に便利なUSBソケットなど、通常のタントよりさらに使い勝手が良い車です。
4WDとターボ車のラインナップがあるので、ハスラー同様坂道や山道を快適に走るならばターボ車がおすすめです。
関連記事:タントシリーズの燃費は悪いの?燃費性能と実燃費を紹介!【ファンクロス、カスタム】
タント ファンクロスの基本スペック
メーカー | ダイハツ |
車名 | タント |
グレード | ファンクロス / ファンクロスターボ |
駆動方式 | 2WD |
トランスミッション | CVT |
ボディタイプ | 軽-RV系 |
ドア数 | 5 |
全長×全幅×全高 | 3,395mm × 1,475mm × 1,785mm |
車両重量 | 920kg / 940kg |
総排気量 | 658cc |
使用燃料 | 無鉛レギュラーガソリン |
燃料タンク | 30L |
見た目もアウトドア向け!
アクティブを追求したスタイルで、タント ファンクロスを楽しむためにアウトドアをしたくなること間違いなし。
ルーフレールはデフォルト装備なので、キャリーを使えばさまざまな荷物を積むこともできます。
タントのシンプルデザインではちょっと物足りない人におすすめの遊び心のあるデザインです。
アウトドア向けの機能
ベースがタントなので、ミラクルオープンドア乗り降りがしやすく快適な使い心地です。
防水加工シートバック(リヤシート背面とデッキボード表面)もあるため濡れた荷物を気兼ねなく置けて拭き取りも簡単。シートも撥水で全体的に汚れに強いのです。
ラゲージルームにはランプとUSBソケットがあり、車中泊するときには非常に役立つでしょう。
また、タント ファンクロスはデッキボードが実はとっても便利。デッキボードの裏に脚があり、2段積みモードやデッキボードを外してテーブルとして活用することもできます。
多彩なシートアレンジに対応できるだけでなく、メーカーオプションで運転席と助手席にロングスライドをつけることもできます。リヤシートのリクライニングは荷室からもラゲージ側からも操作ができるので、操作にストレスがありません。
3位 スズキ ジムニー
アウトドア向けの軽自動車といえばジムニーを思い起こす人は多いのではないでしょうか。
ジムニーはアウトドアに特化しており、悪路に強いラダーフレーム構造と直線的なデザインが、他の軽自動車には無い最高の特徴といえます。最近ではこのゴツさが可愛いと、女性にも大変好評です。
ただし、ジムニーは燃費が良い車とはいえません。むしろ燃費が悪い軽自動車の代表格です。燃費が気にならないならば最高のパフォーマンスを見せてくれるでしょう。
ジムニーの基本スペック
メーカー | スズキ |
車名 | ジムニー |
グレード | XC |
駆動方式 | 4WD |
トランスミッション | 5MT / 4AT |
ボディタイプ | 軽3ドアワゴン |
ドア数 | 5 |
全長×全幅×全高 | 3,395mm × 1,475mm × 1,725mm |
車両重量 | 1,040kg / 1,050kg |
総排気量 | 658cc |
使用燃料 | 無鉛レギュラーガソリン |
燃料タンク | 40L |
アウトドア向けの機能
ジムニーは4WDかつターボ車のみをラインナップ。グレードごとにAT車とMT車を選択でき、同じスズキ社のハスラーよりもオフロード向けです。
純正アクセサリーのアウトドア用品は多いですが、キャンプ用品はハスラーより少な目。というのもキャンプというより本格的「アウトドア」向けの車だからと考えられます。
撥水ファブリックと防汚タイプラゲッジフロアを採用して汚れに強いのはもちろん、雨の日でもドアを開けたときの雨水の侵入を防ぐフルフラット可能ドリップレールを採用しています。
ヘッドランプウォッシャー、ヒーテッドドアミラーなど、寒冷地や泥の多い悪路でも快適に走れる機能は他の軽自動車にはありません。
もう一つジムニーの特徴といえば、脱着可能なリヤシートのシートベルトバックルです。リヤシートを使わず荷室として使用する際には非常に便利な機能です。
軽自動車がおすすめできる理由とは?
ここでは、軽自動車の特徴に触れながら、軽自動車がキャンプに適している主な理由を2点ほど紹介していきます。
コストを抑えられる
軽自動車は普通自動車と比較すると、車体価格だけではなく税金面などの維持費用も抑えられます。
キャンプが好きで頻繁に出かける際は長距離走行が多くなるため、ガソリン代も相応にかかります。
一般的に軽自動車は燃費性能が良いものが多いため、ガソリン代を比較的抑えられる点がおすすめできるポイントとなります。
関連記事:軽自動車の維持費は普通車よりも安い?維持費の内訳を解説!
運転操作がしやすく、駐車もしやすい
軽自動車は小回りが利くタイプが多く販売されており、街中での運転だけではなく林道などのオフロードにおいての狭い道の走行も可能です。
キャンプが好きで良く出かけるものの、運転にあまり自信がない人には軽自動車がおすすめです。
また、キャンプ場の駐車スペースが狭い場合であっても、駐車のハードルが低くなります。
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軽自動車でキャンプする際に車中泊するコツ
軽自動車でキャンプをする際には、車中泊をするケースも考えられます。ここでは、軽自動車で車中泊をする際のポイントを解説していきます。
防犯対策はしっかりと
車中泊は無防備になりがちで、トイレなどで少し目を離したすきに車内を物色され、無防備な就寝中などに車上荒らしに遭うケースもあります。車中泊でまず徹底したいのは防犯対策です。特に以下の2点を準備の段階からしっかり押さえておきましょう。
人が少ない場所での車中泊は避ける
周りに人気のない環境での車中泊は、車上荒らしやいたずらなどに巻き込まれやすくなります。
目撃者がいないため、攻撃しやすいことが理由です。
騒がしい場所を選ぶ必要はありませんが、キャンプ専用の施設などを利用し、少しでも人の目がある場所を選びましょう。
のぞき防止カーテンやサンシェルフを付ける
プライバシーだけではなく防犯の観点からも、のぞき防止カーテンやサンシェードなどを窓に設置しましょう。
外からの人目や強い日差しを避けられるだけでなく、車内を覗き込まれるのも防いでくれます。
ゆっくりと休息できる環境を整える
キャンプを楽しんで車中泊をした次の日は、自宅に帰るか次の場所へ移動するための車の運転があります。
前日の疲れが残っている状態だと運転の安全性が低下するため、ゆっくりと休める環境を整えましょう。
キャンプを楽しい体験として安全に終えるために以下のポイントを押さえておきましょう。
横になって眠れるスペースを確保
次の日に疲れを残さず快適に眠るためには、座席に座ったままなどではなく横になって眠ることが大切です。
後部座席のシートをフルフラットにできるタイプを選べば、シェルフや簡易的な毛布を敷くことで横になってゆっくり休めます。
車中泊できる車を選ぶ際は、寝るスペースが十分にとれるか、自分の身長でも横になれるかを確かめることがポイントです。
座席をフルフラットにした時の広さもしっかりと確認しておきましょう。
気温対策も念入りに対策
外気の気温やエアコンなどで体調を崩さないよう、車中泊をする際は車内の温度対策を施しましょう。
車中泊の際は、エンジンをかけたまま眠るのは危険です。冬に車中泊をする場合は、暖房に頼らなくても湯たんぽや電気毛布など、暖かさを保てる道具を揃えておきましょう。
関連記事:車中泊ができる軽自動車のランキングTOP5を紹介!
軽自動車でキャンプに行く時の荷物の積載方法
キャンプでは必然的に荷物が多くなります。行く時と荷物の量は変わっていないのに、変える際に荷物が全部積みこめないといったケースも発生します。
ラゲッジスペースの形や広さに合わせて荷物を積み込む際、縦置きと横置きを上手に組み合わせることが大切です。
場所をとる大きな荷物や形が特殊で入れる場所が決まってしまうものを先に積み込み、細かいものを後から載せていくのがコツです。
また、キッチン用品などのアイテムは折りたたみ式コンテナや袋などに小分けして収納しましょう。
小分けして整理しておくと、荷物の積み降ろしだけでなく、忘れ物防止にも役立ちます。
まとめ
本記事では、キャンプに焦点を当てて軽自動車をおすすめする理由や、キャンプに向いている軽自動車を紹介し、車中泊のコツを解説してきました。
初期費用やランニングコストの低さから人気がある軽自動車は、各メーカーからアウトドアやキャンプに適したデザインの車が販売されています。
多くの選択肢がある中で、自分の目的と用途に合った車が見つかるよう、燃費や車内の広さなどの要素をじっくりと検討しましょう。