ステップワゴンのグレードの違いを解説!選び方も併せて紹介
テップワゴンはホンダが販売しているミニバンです。
ステップワゴンにはさまざまなグレードや多くのオプションが用意されているため、ステップワゴンの購入を考えている人は迷ってしまうこともあるでしょう。
本記事では、ステップワゴンの各グレードや選び方について詳しく解説します。
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INDEX
ステップワゴンとは
ステップワゴンは、1996年に初代となるモデルが発売されており、それ以降は安定した人気を誇っています。
2022年5月27日には、新型となる6代目が発売されました。
新型ステップワゴンの車内は、無駄なものを省いた空間を最大限に生かす造りになっています。
そのため、3列あるシートのどの部分に座っても快適に過ごすことが可能です。
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ステップワゴンのグレードのラインナップをご紹介
ステップワゴンのグレードは大きく分けて以下の3種類です。
- AIR
- SPADA
- SPADA PREMIUM LINE
「SPADA」は先代のモデルからそのまま名称が引き継がれていますが、通常のグレードは新たに「AIR」と名称が変更されました。
またこれらの3種類にはガソリン車とe:HEVがそれぞれラインナップされています。
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ステップワゴンのグレードの違いは?
「AIR」はエントリーモデルですが、ホンダ独自の安全運転システムであるHonda SENSINGは標準装備されており、
汚れが目立ちにくいソファーのようなメランジ調のシート表皮を採用し、心地よく過ごせる空間になっています。
リーズナブルな価格設定で、ファミリーカーとして十分な利便性を備えています。
「SPADA」と「AIR」との主な特徴の違いは外観・内装です。
外観はダーククロームに仕上げたメッキパーツが上質で品格ある佇まいが特徴。
内装はシートがレザー調のコンビシートで、本革巻きステアリングに変更されたことで、より高級感のあるインテリアとなっています。
「SPADA PREMIUM LINE」はHonda SENSINGのフル装備、そして内装・外観の上質さを高めた最上級グレード。
「SPADA」に採用しているダーククロームメッキパーツを、より上質で大人の余裕を感じるプラチナクローム仕上げに。
ブラック基調の室内にスエード調表皮を採用し、SPADAの質感をさらに高めています。
「SPADA PREMIUM LINE」は7人乗りのみで、「SPADA」と「AIR」は7人または8人乗りとなっています。
ステップワゴンのグレードの詳細をそれぞれ解説
ステップワゴンのグレードには大きく分けて「AIR」「SPADA」「SPADA PREMIUM LINE」の3種類がありましたが、それぞれ特徴が異なるため、ここではステップワゴンの各グレードについて解説します。
AIR
AIRはステップワゴンの通常グレードに該当するモデルです。
とはいえ、最新モデルになってからは、コンセプトが異なるモデルという印象が強くなりました。
また、スタイリングに関しては、2代目のモデルと似た縦基調のリアコンビネーションランプを採用。
内装はグレーとブラックの2種類となっており、メランジ調の表皮をシートに使用することで汚れが目立ちにくく、心地よい車内空間で過ごすことができます。
安全面では、先進の安全運転支援システムである「Honda SENSING」が標準装備されており、フロントセンサーカメラ、ミリ波レーダー、ソナーセンサーによりあらゆるものとの衝突を防いでくれます。
また「パーキングセンサーシステム」によって前後それぞれに4つずつ設置してあるソナーセンサーがパーキングをサポートしてくれます。
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SPADA
SPADAは、上品なシルエットが魅力のグレードです。
リアバンパーには厚みを持たせており、ダーククロームのメッキパーツによって上品かつ力強いシルエットを演出しています。
インテリアはブラックを基調とした上品な仕上がりになっています。
シートの素材には「FABTECT(撥水・撥油)」が使用されており、液体や油による汚れを拭き取りやすく、シミになるのを防いでくれます。
また基本装備については、AIRに装備されている機能に加えて、運転席や助手席に備えてある「シートヒーター」や、
走行中斜め後に車が走行しているのを知らせてくれる「ブラインドスポットインフォメーション」
ヘッドライト点灯時にハンドルやウインカーを操作すると曲がる方向の路面を照らしてくれる「LEDアクティブコーナリングライト」など、多くの機能が充実しています。
SPADA PREMIUM LINE
SPADA PREMIUM LINEは、SPADAの機能性や質感をさらに高めたグレードです。
SPADAに採用したダーククロームのメッキパーツをさらに上質なプラチナクロームに仕上げています。
内装はSPADAと同様、ブラックを基調としています。
シートにはしっとりとした質感が特徴の「プライムスムース」を使用しており、汚れやシワになりにくいシートとなっています。
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主要装備についてはSPADAに装備されている機能に加えて、運転席と助手席だけでなく2列目にもある「シートヒーター」
ハイビームを照射中に対向車などを検知すると照射範囲を自動でコントロールしてくれる「アダプティブドライビングビーム」
車の前後左右を見える化してくれる「マルチビューカメラシステム」などさらに機能性が高まっています。
ステップワゴンを選ぶ際のポイント
グレードごとの機能性や価格で選ぶ
紹介したように、各グレードによって搭載されている機能が異なるので、ご自身が求める機能が搭載されているグレードを選ぶとよいでしょう。
またグレードごとに価格が異なるので、予算と機能を総合的に考えてグレードを選ぶようにしましょう。
各グレードの価格は以下のとおりです。
グレード | 駆動方式 | 車体本体希望価格(税込み) |
AIR | FF | 2,998,600円 |
AIR | 4WD | 3,240,600円 |
SPADA | FF | 3,257,100円 |
SPADA | 4WD | 3,477,100円 |
SPADA PREMIUM LINE | FF | 3,462,800円 |
SPADA PREMIUM LINE | 4WD | 3,653,100円 |
AIR(e:HEV) | FF | 3,382,500円 |
SPADA(e:HEV) | FF | 3,641,000円 |
SPADA PREMIUM LINE(e:HEV) | FF | 3,846,700円 |
デザインで選ぶ
デザイン重視の人は自分好みのデザインで選ぶのも一つの方法です。
ステップワゴンは以下の色のなかから選択できます。
- プラチナホワイト・パール
- スーパープラチナグレー・メタリック
- クリスタルブラック・パール
- フィヨルドミスト・パール
- シーグラスブルー・パール
- トワイライトミストブラック・パール
- ミッドナイトブルービーム・メタリック
※「フィヨルドミスト・パール」「シーグラスブルー・パール」はAIRのみ選択可能
※「トワイライトミストブラック・パール」「ミッドナイトブルービーム・メタリック」はSPADA及びSPADA PREMIUM LINEのみ選択可能
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燃費で選ぶ
燃費を重視する方は、各グレードを比較してみてください。
車体本体希望価格と長期間利用するかを判断した上で参考にしてみてください。
グレード | 駆動方式 | WLTCモード(km/L) | 市街地(km/L) | 郊外(km/L) | 高速道路(km/L) |
AIR | FF | 13.9 | 10.6 | 14.6 | 15.7 |
AIR | 4WD | 13.3 | 9.9 | 13.8 | 15.0 |
AIR(e:HEV) | FF | 20.0 | 20.4 | 21.3 | 19.1 |
SPADA | FF | 13.7 | 10.1 | 14.3 | 15.3 |
SPADA | 4WD | 13.1 | 9.9 | 13.7 | 14.7 |
SPADA(e:HEV) | FF | 19.6 | 19.3 | 20.5 | 19.2 |
SPADA PREMIUM LINE | FF | 13.2 | 10.1 | 13.8 | 14.7 |
SPADA PREMIUM LINE | 4WD | 13.1 | 9.9 | 13.7 | 14.7 |
SPADA PREMIUM LINE(e:HEV) | FF | 19.5 | 19.3 | 20.7 | 18.9 |
まとめ
今回はステップワゴンのグレード別の詳細について解説しました。
6代目のステップワゴンは大きく分けて3種類のグレードが用意されており、それぞれ特徴が異なります。
カラーバリエーションはそれぞれが5色から選べるので、デザインを重視する人でも満足できるでしょう。
ステップワゴンの購入をお考えの人はぜひ参考にしてください。
画像引用元:本田技研工業株式会社