タントシリーズの燃費は悪いの?燃費性能と実燃費を紹介!【ファンクロス、カスタム】
ダイハツ タントは、2022年10月3日にマイナーチェンジした、軽スーパーハイトワゴンに分類される軽自動車です。
軽スーパーハイトワゴンには、
- 全高が1,700㎜以上
- 後部座席にスライドドアが搭載されている
といった特徴があります。
タントは車内空間の広さが魅力ですが、購入を検討している人の中には、走行性能や燃費性能が気になる人もいるでしょう。
この記事ではタントの燃費性能や魅力について解説します。
軽スーパーハイトワゴンを購入する際の参考にしてください。
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INDEX
タントとはどんな車?特徴をおさらい
タントは、左側面の中央にあるピラー(支柱)を取り払った「センターピラーレス」が全車に標準装備されている点が大きな特徴です。
そのため、助手席と後部座席のドアを同時に大きく開くことができます。
これにより、最大で1,490mmの開口幅を確保でき、大きな荷物も無理なく載せられます。
チャイルドシートにお子さまを乗せる際も役立つ機能でしょう。
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2022年10月3日、新モデル「タント ファンクロス」発売
楽しさとアクティブさを表現した新モデル「タント ファンクロス」に関する情報が、2022年8月22日にダイハツ工業株式会社ホームページで公開し、10月3日に発売開始されました。
「タント ファンクロス」では、押し出し感を強めた大人の上質・洗練さが表現されています。
タントファンクロスの燃費は?
新型としてリリースされた「タント ファンクロス」ですが、燃費はどうなのか見てみましょう。
タント ファンクロス
2WD 4WD | |
WLTCモード(km/L) | 21.9 21.4 |
市街地(km/L) | 20.1 19.5 |
郊外(km/L) | 23.4 22.6 |
高速道路(km/L) | 21.8 21.6 |
タント ファンクロスターボ
2WD 4WD | |
WLTCモード(km/L) | 20.6 19.6 |
市街地(km/L) | 19.4 18.0 |
郊外(km/L) | 21.8 20.8 |
高速道路(km/L) | 20.4 19.6 |
なお実燃費に関しましては、データがまだありませんでした。
タントのカタログ燃費を紹介
続いて、「ファンクロス」以外のタントシリーズのカタログ燃費を紹介します。
タントには「ファンクロス」以外に、「X」「L」「カスタムX」「カスタムRS」「Xターボ」の5種類のグレードがあり、すべてガソリン車です。
※参考元:タント|諸元表
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タント X /タント L
2WD 4WD | |
WLTCモード(km/L) | 22.7 21.4 |
市街地(km/L) | 20.9 19.5 |
郊外(km/L) | 24.3 22.6 |
高速道路(km/L) | 22.6 21.6 |
タント Xターボ
2WD 4WD | |
WLTCモード(km/L) | 21.2 19.6 |
市街地(km/L) | 19.5 18.0 |
郊外(km/L) | 22.6 20.8 |
高速道路(km/L) | 21.1 19.6 |
タント カスタムRS
2WD 4WD | |
WLTCモード(km/L) | 21.2 19.6 |
市街地(km/L) | 19.5 18.0 |
郊外(km/L) | 22.6 20.8 |
高速道路(km/L) | 21.1 19.6 |
タント カスタムX
2WD 4WD | |
WLTCモード(km/L) | 21.9 21.4 |
市街地(km/L) | 20.1 19.5 |
郊外(km/L) | 23.4 22.6 |
高速道路(km/L) | 21.8 21.6 |
タントの実燃費は?カタログ燃費とどれくらい違う?
カタログ燃費は、あくまでも参考値です。
一般的に、カタログ燃費と実燃費には1~4割の差分があるとされています。
ここでは、実際に車を利用している人によって燃費が投稿されているWebサイト「e燃費」を参考に、タントの実燃費を紹介します。
2WD
グレード | カタログ燃費WLTCモード(km/L) 実燃費(km/L) |
X、L | 21.0 19.53 |
Xターボ | 21.2 19.53 |
カスタムRS | 21.2 16.66 |
カスタムX | 21.9 16.66 |
4WD
グレード | カタログ燃費WLTCモード(km/L) 実燃費(km/L) |
X、L | 21.4 17.89 |
Xターボ | 19.6 18.21 |
カスタムRS | 19.6 18.21 |
カスタムX | 21.4 17.89 |
タントの燃費を他車と比較
タントの購入を検討している人の中には、ライバル車の燃費が気になる人もいるのではないでしょうか。
ここでは、タントと同じ軽スーパーハイトワゴンの「ホンダ N-BOX」と「日産ルークス」のカタログ燃費と比較します。
ホンダ N-BOX
まずはN-BOXとタントの燃費を比較してみましょう。
N-BOXは、軽スーパーハイトワゴンの中でも人気のある車で、2021年には、マザーズセレクション大賞にも選ばれています。
今回比較した各車のグレードは以下の通りです。
いずれもガソリン車です。
- N-BOX:FF
- タント:X/2WD
カタログ燃費 | N-BOX タント |
WLTCモード(km/L) | 21.6 22.7 |
市街地(km/L) | 18.8 20.9 |
郊外(km/L) | 23.4 24.3 |
高速道路(km/L) | 21.8 22.6 |
すべての項目でおおよそ1km/L程度の差であることから、タントとN-BOXの燃費性能は同じレベルと考えられます。
関連記事:(2017年2代目モデル)N-BOXの燃費はどのくらい?選ばれている理由を紹介!
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日産 ルークス
続いて、日産 ルークスとタントの燃費を比較していきます。
ルークスはタントと同様、ターボエンジンを搭載したグレードを選択可能です。
比較した各車のグレードは以下の通りです。
- ルークス:S/2WD
- タント:X/2WD
カタログ燃費 | ルークス タント |
WLTCモード(km/L) | 20.9 22.7 |
市街地(km/L) | 19.6 20.9 |
郊外(km/L) | 22.1 24.3 |
高速道路(km/L) | 20.7 22.6 |
全モードにおいて、タントの方が燃費がよいことが分かります。
休日に家族で外出するなど、街乗り以外でも利用する予定がある人には、タントをおすすめします。
タントは使い勝手のよい車!特徴を紹介
タントにはさまざまな便利な機能があります。
ここではそれらの特徴を紹介します。
運転席ロングスライドシート
タントは、運転席と助手席を後席まで大きく(運転席:540mm、助手席:380mm)スライドさせることが可能です。
車を降りずに運転席から後部座席へとスムーズに移動し、お子さまの世話などができます。
この「ロングスライドシート」を運転席に導入したのは、タントが世界初です。
この運転席のスライドは、シフトポジションがパーキング(P)のときに限り使用可能となっています。
これにより、運転中の誤作動でシートがスライドする事態を防げます。
ウェルカムオープン機能
「ウェルカムオープン機能」は、降車時にインストゥルメントパネル部分にある専用のボタンを押すことで、次回乗車時に、キーを持って車に近づくとパワースライドドア(電動式のスライドドア)が自動で開く機能です。
ウェルカムオープン機能は、左右どちらのパワースライドドアにも対応しています。
週末に買い物に出た際、乗車時に両手に荷物を持っているシチュエーションなどで役立つでしょう。
イージークローザー機能
助手席ドア・左右のスライドドアには、手動でドアを完全に閉じなくても、自動で全閉してくれる「イージークローザー機能」が搭載されています。
力の弱い人やお子さまにも優しい設計となっています。
タッチ&ゴーロック機能
「タッチ&ゴーロック機能」は、パワースライドドアの施錠予約機能です。
電子キーのボタンまたはフロントドアのハンドル部分の「リクエストスイッチ」を押すことで、パワースライドドアの施錠予約ができます。
急ぎの際に、スライドドアが閉まり切る前に車から離れられます。
関連記事:おすすめのスライドドア付き軽自動車3選!スライドドアのメリットについてもご紹介
まとめ
この記事ではタントの燃費性能やタントの特徴について紹介しました。
タントの燃費性能は、他メーカーの軽スーパーハイトワゴンと比較しても引けを取りません。
また「ミラクルオープンドア」をはじめ、日常のさまざまな場面で役立つ機能が採用されています。
- 車内空間の広さ
- 燃費性能のよさ
- 使い勝手のよさ
- 充実した安全性能
のすべてを兼ね備えた軽自動車をお探しの人は、タントを検討してはいかがでしょう。