アクアをカーリースで利用するメリットとは?基本スペックや魅力についても紹介

トヨタのアクアは、低燃費で取り回しの良い(フットワークが良い)コンパクトカーとして人気を集めています。

これからアクアに乗りたい!と思った時、「できる限り毎月の支払金額を安く抑える方法はないだろうか?」と考える方も多いのではないでしょうか。

実はカーリースを利用すると、頭金・自動車税・車検費用などの突発的な出費を気にせず、毎月定額払いでアクアに乗ることができます。

本記事ではアクアをカーリースで利用する際のメリットやデメリット、基本スペックや魅力について、カーリース各社の違いなどを解説します。
自分に最適なアクアのカーリースプランを見つけましょう。

関連記事:人気コンパクトカーをおすすめ順にランキング!選び方も紹介

関連記事:カーリースはデメリットだらけ?向いている人・向いていない人を解説

出光のカーリース・ポチモへ
出光のカーリース・ポチモへ

アクアの魅力とは?グレードごとの特徴についても紹介

燃費が良い車の代表格として挙げられるのが、トヨタの「アクア」です。

多くの方が街中を走っている姿を見かけたことがあるかもしれません。

ここから、アクアはどのようなところに魅力があるのか、どういったグレードがあるのか、燃費はどれくらいなのか、という点を確認していきましょう。

関連記事:コンパクトカーの特徴は?選び方や人気車種を解説!

アクアってどんな車?

アクアは、トヨタ自動車が2011年に発売したコンパクトカーです。

ハイブリッドカーの先駆けとして根強い人気を持つ「プリウスの小型車」という位置付けで登場しました。

2021年に7月に2代目としてフルモデルチェンジを行い、最新技術を取り入れながら、よりスタイリッシュなデザインへ変更されました。

関連記事:ハッチバックとは?選び方や燃費が良い車種のランキングもご紹介

アクアのグレード別の特徴や違い

現行モデルのアクアは、下からB・X・G・Z の4つのグレードを展開しています。それぞれの特徴や違いを確認していきます。

Bグレード

アクアBグレードは、最もベーシックで、最も燃費が良い(燃料消費率(国土交通省審査値):35.8km/L、2WD車)のが特徴です。

他グレードと比べて、「後席の窓が手動開閉」「14インチホイール採用(2WDのみ)」「内装はマット塗装」など、装備の一部が簡素化されています。必要最低限の機能を搭載し、安全性能を充実させたエントリーモデルです。

Xグレード

アクアXグレードは、後席をパワーウインドウ化ドアハンドルをボディ同色化など、Bグレードで簡素化されていた部分がグレードアップされています。内装部分では、ディスプレイオーディオ周りやドアハンドルが光沢のあるものに加飾されるなど、見た目のデザインが向上したモデルです。

Gグレード

アクアGグレードは、バックモニターパーキングサポートブレーキ(前後方静止物)を搭載しています。フロントガラスはスーパーUVカット+IRカット機能が付くなど、B・Xグレードと比べて安全性や快適性を高める装備がさらに充実しています。

また、ステアリングホイールがウレタンから本革巻きに変更され、内装にシルバー加飾が増えるなど、インテリアも一層グレードアップしています。

Zグレード

現行アクアで最上位クラスのZグレードは、主に内外装がグレードアップしています。
外装部分はヘッドライトやテールランプのデザインが変更されており、内装部分はディスプレイオーディオが7インチから10.5インチへ大幅にサイズアップし、フロントコンソール部には充電用USBポートが追加搭載されています。

さらに、ドアトリムがZグレード専用の加飾に変更されるなど、最上位グレードを象徴した構成が魅力です。

関連記事:アクアのサイズを他社人気車と比較して解説!走行性や安全性についてもご紹介

アクアの燃費性能や走行性能について

2代目アクアの性能をチェックしていきます。

まずは気になる燃費性能ですが、カタログ燃費で2WD車は33.6km/L〜35.8km/L4WD車は30.0km/L〜30.1km/Lとされています。

グレード間で装備が違うため多少の誤差はあるものの、全グレードで高い燃費性能を発揮します。

走行性能については、新規開発されたプラットフォームの効果で取り回しが良い(フットワークが軽い)だけでなく、低重心でキビキビとした走り心地が特徴です。

また、駐車アシストブレーキアシストなどの運転支援機能は最新技術が搭載されているため、運転に自信がない方でも安心して乗ることができます。

関連記事:アクアの燃費を調査!カタログ燃費や実燃費を比較して解説

アクアの購入方法について

アクアを購入する方法についておさらいしましょう。

ここでは、一般的な3つの買い方について解説します。

現金払い(一括購入)

現金一括購入は、最もシンプルな車の買い方です。車本体の費用を一括で支払い、購入後の費用は保険やメンテナンス費用、駐車場やガソリン代に限られるため、ローンで購入する場合と比べてランニングコストを抑えられます。デメリットは一気に数百万円単位の出費が必要となる点です。

関連記事:車を購入するときの支払い方法を一挙紹介!最もお得な支払い方法は何?

ローン払い(分割購入)

一括購入できない場合は金融機関などでマイカーローンを組んで分割購入するという選択肢があります。

分割購入はまとまったお金が必要なく気軽に購入できる反面、金利負担が発生するため、支払総額が増えるというデメリットがあります。

さらに、自動車本体の分割金に加えて、自動車保険・メンテナンス費・駐車場代・ガソリン代などのランニングコストも必要なため、あらかじめ入念な支払い計画を立てなければなりません。

関連記事:新車を「頭金なしフルローン」で購入するメリット・デメリットとは?

カーリースという選択肢

近年、「サブスクリプションサービス」が増えています。

“サブスクリプション”といえば、毎月定額課金の動画配信や音楽配信といったコンテンツ型サービスをイメージします。

実は、車にもサブスクリプションのように定額で利用できる「カーリース」というサービスがあります。

カーリースとは、一定期間(契約期間)、毎月定額払いで車をリース(長期間賃貸)する契約体系です。
毎月の支払いには自動車税や諸費用も含まれているため、支払い計画を立てやすいのが特徴です。

昨今、車は「所有する」から「利用する」という消費者意識の変化によって、カーリースは大変注目されています。

関連記事:車のサブスク、知ってる?カーリースとは違う?お得なのは?デメリットはある?疑問をすべて徹底解説

アクアをカーリースで利用するメリット

カーリースには、現金(一括払い)やローン(分割払い)購入時とは異なるメリットがあります。

カーリースでアクアを利用する主なメリットは以下の通りです。

  1. 月々の利用料が一定
  2. 頭金や初期費用が不要

月々の利用料が一定

カーリースの月額利用料には、車両本体価格、新車登録時費用、自動車税、自賠責保険料、車検費用などが含まれています。
「毎月の利用料は一定で、変動しない」というのが特徴です。

そのため、「車検があるから今年はお金がかかる…」「税金の支払いがあるので、今月は出費がかさむ…」といった心配がいりません。

関連記事:【話題沸騰】「車のサブスク」!?そのメリット・デメリットとは?注意点と一緒に解説

頭金や初期費用が不要

通常、車を購入する際には頭金や初期費用などのまとまったお金が必要です。
しかも、それらは決して安くありません。

一方、カーリースは頭金が不要です。

さらに、登録費用などの初期費用も月々のリース料に含まれているため、契約時にまとまったお金を支払う必要がありません。

関連記事:「カーリースはやめとけ」は本当?そう言われる理由と利用メリットを解説

出光のカーリース・ポチモへ
出光のカーリース・ポチモへ

アクアをカーリースで利用するデメリット

カーリースには、メリットばかりではなくデメリットもあります。
具体的には、以下の3点が挙げられます。

  1. 中途解約は原則不可
  2. 走行距離制限がある
  3. 残価設定の追加請求

中途解約は原則不可

カーリースは、原則として契約途中に解約できません。例えば、リース期間を5年で契約した場合、5年間は月々のリース料金の支払いを継続しなければなりません。

どうしても契約期間中に解約したい場合は、リース期間の残月数などに応じて相当金額の支払いが必要となります。

カーリースを利用する際は、

  • リース期間がご自身のライフプランに合っているか?
  • 中途解約した場合でも納得できる契約内容か?

という点をきちんと理解して契約を進めていきましょう。

関連記事:カーリース車は買取りできる?契約満了時における選択肢を紹介

走行距離制限がある

一般的なカーリースの契約プランでは、走行距離の制限が設けられています。
なぜ、このような契約体系が多いのでしょうか。

実は、車の走行距離は長くなればなるほど価値が下がるため、契約満了時に残価設定した車の価値以下にならないように、リース会社が契約期間内の走行距離に制限を設けているのです。

もし契約満了時に走行距離が超過していた場合、追加費用を請求されますので注意しましょう。

関連記事:アクアはどのくらいの走行距離で寿命を迎えるのか?

残価設定の追加請求

カーリースは、契約満了時の残価を差し引いて毎月のリース料金を算出する仕組みです。

しかし、前述した走行距離制限の超過や事故による車の損傷があると、車の価値が想定よりも下がってしまうため、リース会社から残価の差額費用を請求される場合があります。

カーリースの契約プランによっては残価設定の差額が請求されない種類もあるため、内容をきちんと理解した上で、契約することをおすすめします。

関連記事:カーリースがおすすめの人とは?カーリースが向いている人の特徴を解説

アクアの基本スペック一覧

ここから、2021年7月にフルモデルチェンジしたトヨタ「アクア」のスペックを一覧でまとめます。

車種名アクア
メーカートヨタ
ボディタイプハッチバック
新車本体価格1,980,000円(税込)〜
※メーカーサイト参照
グレードB、X、G、Z(ハイブリッドモデルのみ)
駆動形式2WD(FF=前輪駆動)、4WD
乗車定員5名
全長 × 全幅 × 全高(mm)4,050 × 1,695 × 1,485
車両重量1,080kg〜
※装備・グレードにより異なる
エンジン1.5L 直列3気筒
最高出力(kW(PS))/rpm)67(91)/5,500
最大トルク(N・m(kgf・m)/rpm)120(12.2)/3,800〜4,800
使用燃料無鉛レギュラーガソリン
燃料タンク容量36L
燃費消費率
(WLTCモード)
(2WD)33.6 km/L 〜 35.8 km/L
(4WD)30.0 km/L 〜 30.1 km/L
主要燃料改善対策ハイブリッドシステム、アイドリングストップ装置、電気式無段変速機、可変バルブタイミング、電動パワーステアリング、充電制御

アクアの魅力

アクアは、2011年にトヨタから発売されたコンパクトクラスのハイブリッドカーです。

ハイブリッド専用のコンパクトカーとして「世界トップクラス」を謳うアクアの燃費の良さは、発売当初から幅広いユーザーに高い評価を得ていました。

2011年から10年間フルモデルチェンジを行わずに安定した販売台数を記録していた点からも、アクアの評価の高さが伺えます。

2021年7月にアクアのフルモデルチェンジが実施され、2代目アクアとして燃費性能が更に向上しました。

初代アクアの燃費は27.2 km/L 〜 29.8km/Lでしたが、2代目アクアはハイブリッドシステムの刷新により、30.0 km/L 〜 35.8 km/Lという驚異的な高燃費を実現しています。(※双方WLTCモードの燃費)

また、2代目アクアから、トヨタの「TNGAプラットフォーム」が採用されたことにより、乗り心地が向上しているだけでなく、走行安定性も向上しました。

競争の激しいコンパクトカー市場において、10年以上に渡り販売実績を積み重ねたアクア。

世界トップクラスの低燃費と走行性能の向上により、今後もさらなる躍進が期待されます。

出光のカーリース・ポチモへ
出光のカーリース・ポチモへ

この記事を書いた人

自動車ニュースのWEBマガジン

カーナレッジ編集部

カーナレッジはクルマの知識をわかりやすく提供する自動車ニュースメディアです。新車・中古車の最新情報やメーカー・ボディタイプ・メンテナンスなどの基本知識まで。自動車のことがすべて分かるWebマガジンです。

関連する記事

カテゴリーから記事を探す

error: このページの内容は保護されています。