【2024年】トヨタの高級車一覧!価格順のランキングTOP10を紹介

数多くの車種が存在する中、一度は乗ってみたい車といえば高級車ではないでしょうか。

トヨタの高級車といえばクラウンを思い浮かべる人も多いと思います。
国産の名車としていつかは乗りたい高級車です。

しかし、トヨタにはクラウンの他にも魅力的な高級車が豊富にラインアップされています。

この記事では、トヨタの高級車TOP10を価格順にランキング形式で紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。

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高級車の定義

トヨタクラウン(セダン)

実際のところ、高級車に厳密な定義はなく、一般的には車両本体価格が高価な車というイメージが定着しています。

主に500万円以上の車が高級車に分類されるケースが多いですが、高級車を満たす要素は価格だけではありません。

内外装のデザインや品質の高さ、高性能なエンジンや操縦の安定性など、普通車のワンランク上であることが高級感を得られるでしょう。

高級車はブランドの知名度や信頼性を含め、総合的に所有者のステータスを高める存在といえます。

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トヨタはなんで人気がすごいのか?優れている点は?

トヨタミライ内装

世界的に支持されるトヨタは数多くの高級車を販売しています。
ここでは、トヨタの高級車の特徴について紹介します。

世界的に信頼性が高い

トヨタは高級車に限らず、故障や不具合が少ないことから世界的に高い信頼を得ています。

米国のJ.D.パワー社による信頼性ある調査においても、トヨタは常に上位にランキングされており、ブランドランキングではレクサスがトップに選ばれるなど、国産の信頼性の高さを示しています。

トヨタの高級車が国内外問わず支持される大きな理由は、メーカーとしての信頼性の高さとそれを支える技術力にあります。

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ラインアップが豊富

トヨタの高級車には、多彩なラインアップがあります。

セダンやSUVなどのボディタイプや、同じモデルでもグレードによる差別化など、ユーザーの好みやライフスタイルに合わせて選べるのが特徴です。

高級車の重視するポイントはユーザーによって異なるため、選択肢の幅が広いことは魅力の一つといえます。

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未来を見据えたハイブリッド車

トヨタはハイブリッド車生産の先駆的なメーカーです。
1997年に世界初の量産ハイブリッド車としてプリウスを発表し、市場を開拓しました。

優れた燃費性能や環境性への貢献から徐々に認知されていき、現在では選択肢の一つとして数多くのハイブリッド車が生産されています。

世界的にも高いレベルをもつトヨタのハイブリッド車は、高級車においても搭載されており、高級車のもつラグジュアリー感に加えて低燃費を実現しています。

関連記事:トヨタのEV戦略や水素社会への取り組みに対して海外の反応は?

効率のよい生産方式

トヨタの特徴の一つに、ジャストインタイムという生産方式があります。
必要最小限の部品を効率よく生産する方式で無駄な在庫を抱えないため、低コストを実現しています。

しかし、実現するためには生産台数や部品の管理、不具合の出ない製造工程や高い技術力など、多くの要素を満たさなければなりません。

高品質な生産体制を整えているトヨタだからこそ、コストを抑えながらクオリティの高い車を提供できているといえます。

関連記事:トヨタのセダン一覧!人気車種をおすすめランキングでご紹介!

トヨタ高級車の価格順ランキングTOP10

ここでは、トヨタの高級車を価格順にランキング形式で10台紹介します。

1位 センチュリー

トヨタ センチュリー

センチュリーは伝統と品格を備えている、トヨタが製造・販売する中でも最高級のセダン車です。

トヨタの創設者である豊田佐吉の生誕から100年後の1967年に登場しました。

国内の官公庁や企業の公用車・役員車として利用されるセンチュリーは、専門の運転手が前の席に乗ることが多いため、後席の快適性を優先して設計されている、いわゆるショーファードリブンカーとして扱われています。

2023年には「センチュリーSUV」と噂されていた車が発表されましたが、センチュリーのモデル違いであり、SUVの枠にすらとらわれない新しいショーファーカーとして新生しました。

従来のショーファーカーではあまり見られない、運転席の乗り心地も追求されています。VIPと呼ばれるような方々が自ら運転することも想定されているためです。

PHEVのモデルしかなく、静粛性も担保できる現段階で理想の形を体現しました。

新車価格:25,000,000円(税込)

関連記事:新しいセンチュリーの内装|リヤシートから見るこれからのショーファードリブン

関連記事:トヨタ センチュリーに新たなボディタイプが登場。SUVとは呼ばないで!?

メーカートヨタ
車名センチュリー
ボディタイプセンチュリー
ドア数4
全長×全幅×全高(mm)5,205×1,990×1,805
車両重量(kg)2,790
総排気量(cc)3,456
使用燃料無鉛プレミアムガソリン
燃料タンク(L)55
駆動方式E-Four Advanced
トランスミッション電気式無段変速機
※参考元:センチュリー|諸元表

2位 センチュリー(セダンタイプ)

トヨタ生産方式とは異なる特別な生産体制が採用されているため、専属の技術者や職人によって仕上げられているのが特徴です。

高い技術と品質がつぎ込まれているセンチュリーは、2018年に21年ぶりのフルモデルチェンジを行い、日本の最高級車としての地位を誇っています。

上述した「新しいセンチュリー」により首位ではないものの、セダンタイプの高級車として確固たる地位を保っており、セダンタイプのセンチュリーは運転手がいることの多い、従来のショーファーカーとして、後部席の設計に重きを置いています。

新車価格:20,080,000円(税込)

関連記事:新型センチュリーは2500万円!従来のセダンタイプと比較して紹介!歴代モデルもおさらい

メーカートヨタ
車名センチュリー
ボディタイプセダン
ドア数4
全長×全幅×全高(mm)5,335×1,930×1,505
車両重量(kg)2,370
総排気量(cc)4,968
使用燃料無鉛プレミアムガソリン
燃料タンク(L)82
駆動方式2WD
トランスミッション電気式無段変速機
※参考元:センチュリー|諸元表

3位 MIRAI

トヨタ ミライ

MIRAIはトヨタが製造・販売している量産車として世界初のセダン型燃料電池自動車です。

水素を燃料にして走るMIRAIは、低重心で躍動感のあるフォルムで圧倒的な静寂性が特徴です。
水素の充填は3分~5分と短く、1度の充填で走行できる距離はWLTCモードで約850kmとなっています。

ゆったりとくつろげる車内空間や後席の快適性を高めるなど、先進性と温かみをあわせもった最新鋭の高級車といえます。

トヨタMIRAIリヤシート
トヨタMIRAI運転席

12月18日にトヨタセーフティセンス、12.3インチTFTカラーメーターなどが改良され新たなMIRAIが以下の価格となります。

新車価格:7,261,000円~8,610,000円(税込)

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メーカートヨタ
車名MIRAI
ボディタイプセダン
ドア数4
全長×全幅×全高(mm)4,975×1,885×1,470
車両重量(kg)1,990
総排気量(cc)70
使用燃料圧縮水素
燃料タンク(L)141
駆動方式後輪駆動方式
トランスミッション
※参考元:MIRAI|諸元表
※紹介グレードは「Z“Executive Package Advanced Drive”」

4位 クラウン(セダン)

トヨタクラウン(セダン)

クラウンは冒頭で述べた通り「いつかはクラウン」とまで言われていた高級車の代名詞的な存在です。

現行モデルは16代目であり、単純な考え方でも今までに15回も進化している、進化し続けている車です。

16代目クラウンは2022年に「クロスオーバー」「スポーツ」「セダン」「エステート」の4つのタイプのクラウンが発表され、このクラウンはセダンに分類されるモデルです。

トヨタ16代目クラウン

今までに「クラウン クロスオーバー」「クラウン スポーツ」は販売開始されており、「クラウン セダン」は2023年の11月2日に販売開始されました。

トヨタクラウン(セダン)

インテリアも、車内で触れるものは全て上質なものであり、移動時間をくつろぎの時間としています。

ハイブリッド車と燃料電池車(FCEV)の2タイプ準備されたのも、ゼロエミッションの追求とくつろぎの乗り心地の両方を求めた結果です。

トヨタクラウンセダン

新車価格:7,300,000円〜8,300,000円(税込)

関連記事:歴代クラウンの内装をいつクラの8代目から画像で紹介!ゼロクラや今のクロスオーバーも!

メーカートヨタ
車名クラウン
ボディタイプセダン
ドア数4
全長×全幅×全高(mm)5,030×1,890×1,475
車両重量(kg)ハイブリッド車:2,020
燃料電池車:2,000
総排気量(cc)ハイブリッド車:2,487
燃料電池車:0
使用燃料ハイブリッド車:無鉛レギュラーガソリン
燃料電池車:圧縮水素
燃料タンク(L)ハイブリッド車:55
燃料電池車:141
駆動方式後輪駆動方式
トランスミッションハイブリッド車:マルチステージハイブリッドトランスミッション
※参考元:クラウン|諸元表
※紹介グレードは「Z」

5位 ヴェルファイア

2023トヨタヴェルファイア

2023年のフルモデルチェンジで一気に5位までランクアップしました。

アルファードの兄弟車として性能の割にあまり認知度が高くなかったヴェルファイアですが、今回のフルモデルチェンジで、アルファードと差別化されました。

そのヴェルファイアの役割は「こだわりのヴェルファイア」と「王道のアルファード」と呼ばれていると言えばイメージしやすいかと思います。

ヴェルファイア

しかし、タワーパーキングでも停められることのできる2,000mm未満の全高などの実用性も捨てていません。

見た目も新型アルファードよりも力強さが強調されたフォルムをしていて、新たなポジションを確立しそうな予感がします。

アルファードとともにPHEVモデルが予定されており、センチュリーやクラウンFCEVとともに環境に良い高級車の代表格となりそうです。

新車価格:6,550,000円~8,920,000円(税込)

関連記事:新型アルファード&ヴェルファイア発表|ワールドプレミアから見る両者の方向性

メーカートヨタ
車名ヴェルファイア
ボディタイプミニバン
ドア数5
全長×全幅×全高(mm)4,995×1,850×1,945
車両重量(kg)2,180〜2,250
総排気量(cc)2,397〜2,497
使用燃料無鉛レギュラーガソリン/無鉛プレミアムガソリン
燃料タンク(L)60〜75
駆動方式前輪駆動方式/4WD/E-Four
トランスミッション電気式無段変速機
Direct Shift-8AT(電子制御8速オートマチック)
※参考元:ヴェルファイア|諸元表

6位 アルファード

アルファードE-Four

アルファードも2023年のフルモデルチェンジで影響を受けています。

先述の通り、ヴェルファイアとの区別がはっきりと行なわれました。
価格で見るとこだわりのヴェルファイアの方が高額になってしまいましたが、王道の高級ミニバンという役割は引き続き果たすことになります。

PHEVの予定があったりとヴェルファイアと同様、高級ミニバンとしてのさらなる進化を遂げました。

トヨタアルファードエグセクティブラウンジのシート

エグゼクティブラウンジなどの快適な室内性能は強化されており、ランドクルーザーを抜く結果となりました。

新車価格:5,400,000円~8,720,000円(税込)

関連記事:トヨタのアルファードならカーリースがおすすめ! その理由を解説

メーカートヨタ
車名アルファード
ボディタイプミニバン
ドア数5
全長×全幅×全高(mm)4,995×1,850×1,935
車両重量(kg)2,060〜2,230
総排気量(cc)2,487〜2,493
使用燃料無鉛レギュラーガソリン
燃料タンク(L)60〜75
駆動方式前輪駆動方式/4WD/E-Four
トランスミッション電気式無段変速機
Super CVT-i(自動無段変速機)
※参考元:アルファード|諸元表

7位 トヨタ ランドクルーザー 300

トヨタランドクルーザー

1954年から販売されているランドクルーザーは、高級大型クロスカントリー車として、世界的に高い評価を受けています。

走行性能や操作性に限らず、外界の影響を受けない上質で快適な車内空間も魅力があり、あらゆるシーンに対応する高級車といえます。

耐久性が非常に高く、未舗装の悪路や岩山、急斜面の山岳地帯なども走破することが可能なため、世界中の道とは言えないほどの悪路で活躍しています。

トヨタランドクルーザー

2023年には、現行の300系に加え、70系、さらに新たに250系の販売が発表されました。

トヨタランドクルーザー300、250、70

今の大型高級クロスカントリーSUVの地位と、今まで築いてきた生きて帰ることがミッションとされてきた歴史を踏まえての原点回帰としての多モデル展開となりました。

ランドクルーザー(300系)のスペックは以下の通りです。

新車価格:5,100,000円~8,000,000円(税込)

関連記事:トヨタ新型ランドクルーザー“250”!プラドは?歴代モデルを振り返りながら紹介!

メーカートヨタ
車名ランドクルーザー
ボディタイプSUV
ドア数5
全長×全幅×全高(mm)4,985×1,980×1,925
車両重量(kg)2,500
総排気量(cc)3,444
使用燃料無鉛プレミアムガソリン
燃料タンク(L)80
駆動方式4輪駆動
トランスミッションDirect Shift-10AT(電子制御10速オートマチック)
※参考元:ランドクルーザー|諸元表
※紹介グレードは「ZX」

8位 クラウン(スポーツ)

トヨタクラウンスポーツ

新型(16代目)クラウンの第2弾モデルとなる「クラウン スポーツ」は「スポーツ」の名がついているものの、トヨタ公式サイトの分類ではSUVに位置付けられています。

トヨタクラウンスポーツ

新しい形のスポーツSUVの響きは、どことなくクラウンアスリートを彷彿とさせますが、カラーバリエーションもポップな色が用意されていて、これからの新たなスポーツカーとしてのパイオニアとして期待されています。

さらにPHEVモデルが追加され、トヨタのPHEVラインナップの拡充がさらに増えました。

新車価格:5,900,000円〜7,650,000円(税込)

関連記事:クラウンスポーツ発表|デザイン、カラー、装備、イベントの様子を紹介

メーカートヨタ
車名クラウン スポーツ
ボディタイプSUV
ドア数4
全長×全幅×全高(mm)4,720×1,880×1,565
車両重量(kg)1,810
総排気量(cc)2,487
使用燃料無鉛レギュラーガソリン
燃料タンク(L)55
駆動方式E-Four(電気式4輪駆動方式)
トランスミッション電気式無段変速機
※参考元:クラウン|諸元表
※紹介グレードは「Z」

9位 bZ4X

トヨタbZ4X

bZ4Xは、トヨタとスバルが共同開発したSUVタイプのEV(電気自動車)で、2022年に日本国内で発売されました。

bZ4Xは、トヨタのe-TNGA EV専用プラットフォームを採用しています。
このプラットフォームは、従来のTNGAプラットフォームを改良してEV専用に設計された、軽量で高剛性な構造をしており、低重心化と広い室内空間を実現しました。

トヨタbZ4X

前輪駆動(FWD)とE-Fourの2種類があり、航続距離は、FWDは500km、AWDは460kmを実現しています。

bZ4Xは、トヨタの新しいEVシリーズ「bZ」の第1弾モデルです。

トヨタは、2030年までにBEVの販売台数を350万台にすることを目指しており、bZ4Xはその目標達成に向けた重要な記念すべきモデルとなるでしょう。

新車価格:5,500,000円〜6,500,000円(税込)

メーカートヨタ
車名bZ4X
ボディタイプSUV
ドア数5
全長×全幅×全高(mm)4,690×1,860×1,650
車両重量(kg)1,920
総排気量(cc)0
使用燃料リチウムイオン電池
燃料容量(Ah)201
駆動方式FWD/E-Four(電気式4輪駆動方式)
トランスミッションeAxle
※参考元:bZ4X|主要諸元表

10位 クラウン(クロスオーバー)

クラウンクロスオーバーZ

クラウンも3車種目ですが、1955年に日本初の純国産設計車として登場して以来、高い走行性能や信頼性から公用車や社用車として利用されることも多く、「いつかはクラウン」といわれるほど高級車としての地位を確立したままです。

2022年のフルモデルチェンジでの第一弾として投入されたのがクラウンクロスオーバーです。

トヨタクラウンクロスオーバー

2024年4月4日にはマイナーチェンジが行なわれ、RS“LANDSCAPE”という特別仕様車が登場。
一層クロスオーバーとしての立ち位置を明らかなものとしました。

トヨタクラウンクロスオーバーRS特別仕様車LANDSCAPE
トヨタクラウンクロスオーバーRS特別仕様車LANDSCAPE

残るエステートにも期待が持てます。

クラウンのスペックは以下の通りです。

新車価格:4,400,000円~6,700,000円(税込)

関連記事:クラウン クロスオーバーは「新しい時代」へ。内装・外装・デザインを解説

メーカートヨタ
車名クラウン クロスオーバー
ボディタイプSUV
ドア数4
全長×全幅×全高(mm)4,930×1,840×1,540
車両重量(kg)1,790
総排気量(cc)2,487
使用燃料無鉛レギュラーガソリン
燃料タンク(L)55
駆動方式E-Four(電気式4輪駆動方式)
トランスミッション電気式無段変速機
※参考元:クラウン|諸元表
※紹介グレードは「CROSSOVER G」

まとめ

この記事では、トヨタの高級車を価格順にランキング形式で紹介しました。

トヨタの高級車は高級感を満たす品質の高さや、信頼のブランド力で世界中のユーザーから支持されています。

一般的に知名度の高いアルファードなどの他にも豊富なラインアップがあり、選択肢の幅が広いのも特徴です。

伝統や品格を備えたトヨタの高級車は、国産の最高級車として所有者を存分に満足させてくれる存在です。

画像出典元:トヨタ自動車株式会社

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カーナレッジ編集部

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