スズキ ワゴンRの内装の魅力を紹介!広さやグレード別の違いをチェック
スズキ ワゴンRは、「ひとりひとりのくらしに、大きなうれしいを。」がキャッチコピーとなっているワゴンタイプの軽乗用車です。
1993年9月の発売以来、「軽ワゴン」という市場を新たに築き上げた、スズキを代表するモデルの一つで、2023年で30周年を迎えるロングセラーカーでもあります。
この記事では、そんなワゴンRの内装の魅力を紹介します。
ワゴンRの購入を考えている人は、参考にしてください。
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スズキ ワゴンRの魅力
スズキ ワゴンRは、軽ワゴンのなかでも低燃費なことで知られています。
また、衝突被害軽減ブレーキなどの先進安全技術をはじめとする一定の運転支援機能を備えた「サポカーSワイド」の認定車でもあります。
2022年8月に一部仕様変更がなされ、夜間の歩行者も検知する「デュアルカメラブレーキサポート」を標準装備したほか、車線逸脱抑制機能を一部のグレードを除いて標準装備するなど、安全機能がさらに充実しました。
また、コネクテッドサービス「スズキ コネクト」にも対応し、日々の暮らしのなかでますます快適・便利に利用できる車になりました。
そんなスズキ ワゴンRは内装も魅力的です。
以下に、「シート」「インストゥルメントパネル」「車室」「収納スペース」の4つのポイントに着目して紹介していきます。
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毎日乗っても身体に負担のかからない高さのシート
スズキ ワゴンRのシートは、日々の生活のなかのさまざまなシーンに対応できるよう、利便性が追求されています。
パーキングエリアなどに駐停車する際、運転席側から乗り降りしにくい場合でも、助手席側からスムーズに移動できるベンチシートが採用されています。
また、1日に何回も乗り降りする場合でも、身体に負担がかかりにくいシートの高さも特徴のひとつです。
さらに、フロントシートには、後方から低速で追突されたときに背もたれとヘッドレストで首への衝撃を和らげる「頚部衝撃緩和構造」が採用されており、安全性能も追求されています。
なお、後席は左右が独立し、それぞれ前後のスライドやリクライニングができるため、乗る人の体格や気分に合わせてシートアレンジを楽しむことができます。
前席の背もたれを後ろに倒すと後席と水平につながり、大人2人が足を伸ばして寝転がることもできます。
フルフラットなシートアレンジは、災害やキャンプなどでの車中泊も可能にします。
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機能的なレイアウトのインストゥルメントパネル
スズキ ワゴンRのインストゥルメントパネルは、シンプルで機能的なデザインが特徴です。
見やすく操作性の高いレイアウトで、運転に集中しやすいよう配慮されています。
例えば、センター位置に配されたメーターやディスプレイは視認性が高く、スイッチ類はひと目で操作法がわかるようアイコンのデザインが工夫されています。
車室の広さを他の車と比較
ワゴンRの車内の広さはどうなっているでしょうか。ライバル車と比べてみました。
ワゴンRとN-BOXを比較
グレード | スズキ ワゴンR | ホンダ N-BOX |
室内長(mm) | 2,450 | 2,240 |
室内幅(mm) | 1,355 | 1,350 |
室内高(mm) | 1,265 | 1,400 |
ワゴンRとタントを比較
グレード | スズキ ワゴンR | ダイハツ タント |
室内長(mm) | 2,450 | 2,180 |
室内幅(mm) | 1,355 | 1,350 |
室内高(mm) | 1,265 | 1,370 |
スズキ ワゴンRの車内空間は、ホンダ N-BOXや、ダイハツ タントと比べても遜色ありません。
特に室内の長さは20cmほど長く取られています。
ただし、室内高は1,265mmとなり、ほかの車と比べると若干低めに設定されています。
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収納スペース
スズキ ワゴンRの収納スペースは、以下の通り多彩です。
- インパネドリンクホルダー(運転席、助手席)
- インパネアッパートレー(運転席)
- インパネアンダートレー(運転席)
- インパネセンターポケット※FX 5MTのみ
- カードホルダー(運転席)
- 助手席シートアンダーボックス
- 助手席オープントレー
- アンブレラホルダー(リヤドア両側)
- フロントドアポケット(ペットボトルホルダー付)
- リヤドアポケット(ペットボトルホルダー付)
- 助手席シートバックポケット
- グローブボックス
- ラゲッジアンダーボックス
- ショッピングフック(インパネ、ラゲッジサイド両側)
ワゴンRの収納で特徴的なのは、後部ドアの両側に備え付けられた「アンブレラホルダー」です。
全長約90cmまでの傘を収納することができ、傘についた雨水は車外に排出される構造になっています。
雨の日に濡れた傘の置き場所に困らない、うれしい収納です。
また、前席はインストゥルメントパネル周りの収納も充実しています。
助手席側にある大型トレーは奥行きもあり、ボックスティッシュを置くこともできます。
車検証入れの定番であるグローブボックスの中も充分なスペースがあり、日々の生活で使いやすさを感じられるでしょう。
運転席側にも2つのトレーが用意されており、サングラスや財布などの小物類をすぐに取り出せる場所に置いておけるよう設計されています。
シートアレンジで荷台の広さも自由自在
ワゴンRは、後席シートのリクライニングやスライド機能を生かし、荷台の広さを自由に調節することができます。
バックドア側からもワンタッチでリアシートを倒すことができるので、買い物の際にも便利です。
通常は荷台に入りきらないような大きな荷物も、リアシートを前に倒せば積むことが可能です。
また、カーペットや木材などの長さのある荷物も、助手席シートを倒すことで載せることができます。
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スズキ ワゴンRの内装カラー
スズキ ワゴンRには、ガソリン車の「FX」とハイブリッドの「HYBRID FX-S」という2つのグレードがあります。
気になる内装カラーは、FXはブラックのみ、HYBRID FX-Sはブラックに加えてベージュの内装を選択できます。
ブラック内装
運転席はブラウンのカラーパネルがアクセントになっており、重厚感のある落ち着いた雰囲気に仕上げられています。
シートには幾何学模様をあしらい、遊び心をプラスしています。
ドアポケットにもブラックを配して統一感をもたせていますが、グレーのフロアシートが全体に抜け感を与えています。
ベージュ内装
メーターやカラーパネルのデザインはブラック内装と同じですが、インストゥルメントパネルやステアリング、シフトノブ、ドア内側、幾何学模様のすかし柄が入ったシートやシートベルトに至るまで、全体がアイボリーに近い明るいベージュカラーで統一されています。
ブラックの内装に比べ、ベージュの内装はナチュラルでカジュアルな雰囲気を与えます。
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まとめ
スズキ ワゴンRは、乗る人の使い勝手を考えた機能性の高い内装で、毎日ドライブに出かけたくなるような気持ちにさせてくれる軽ワゴン車です。
この記事で紹介しきれなかった細かい仕様や特徴もあるので、気になった人はワゴンRの試乗を検討してみてください。
画像引用元:スズキ株式会社