おすすめの5人乗りタイプのスライドドア搭載車を紹介!
スライドドア搭載車といえばミニバンをイメージする人は多いと思いますが、5人乗りのコンパクトカーでも近年増えつつあります。
この記事では、使い勝手のよいスライドドアを搭載しつつ、コンパクトなボディで運転もしやすい特徴を持つ5人乗りスライドドア搭載車の魅力、おすすめの車について紹介していきます。
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5人乗りタイプのスライドドア搭載車のメリット
ここでは、5人乗りのコンパクトカーでスライド搭載している車のメリットを紹介します。
乗り降りしやすい
スライドドアはヒンジタイプのドアと違い、大きく開口するため乗り降りがしやすく、隣に車が停まっていてもドアが全開にできることが特徴です。
お子さまをチャイルドシートに乗せたり、チャイルドシートの積み下ろし作業もスムーズに行うことができます。
また、電動タイプのスライドドアは開閉に力を必要としないため、お子さまやお年寄りに対しても優しい構造となっています。
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荷物の積み下ろしがしやすい
開口部が大きいことによって、人の乗り降りだけでなく荷物の積み下ろしもしやすく、さらに駐車場などでリアゲートが開けられない状況でも、スライドドアから荷室に移動することができます。
スライドドアならば荷物を抱えている状態でもスイッチ一つで簡単に開閉が可能です。
現在では、ドア下部のセンサーに足をかざすだけで開閉が可能なハンズフリー機能を搭載したタイプも存在します。
隣の車にぶつけにくい
ヒンジタイプのドアを開く際は横に大きなスペースを必要とし、隣に車があると開閉時に気を遣いますが、スライドドアは少ないスペースでも全開にできます。
また、ヒンジタイプでは風の強い日に勢いよく開いてしまい、隣の車にぶつけそうになったなどヒヤリ体験をしたこともあるかと思います。
スライドドアではそういった心配がなく、お子さまがドアを開ける際でも安心して任せることができます。
コンパクトなボディで運転しやすい
5人乗りタイプの車はボディがコンパクトな点もメリットの一つです。
ミニバンほどボディが大きくないため小回りが利いて運転がしやすく、機能性と操作性を持ち合わせています。
住宅街をよく運転する人、運転が苦手な人にもおすすめできる車です。
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5人乗りタイプのスライドドア搭載車のデメリット
ここでは、スライドドアのデメリットについて紹介します。
重量があり燃費が悪くなる
スライドドアは、ヒンジタイプのドアと比較してモーターなど部品点数が増えて車両重量が重くなるため、燃費が悪くなります。
燃費が気になる人はハイブリッドモデルを選択するとよいでしょう。
ハイブリッドモデルは割高になりますが、長い目で見るとお得な場合があります。
手動タイプのスライドドアは傾斜のある場所では重さをダイレクトに受けるため、開閉に苦労します。
また、勢いよく動いてしまう場合があり危険でもあります。
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価格が高くなる
部品点数が多くなるスライドドア搭載車は、車両価格がヒンジタイプよりも高くなる傾向にあります。
目安としてはヒンジタイプの車より10万~15万円程度高くなります。
また、燃費が悪いことを懸念してハイブリッドモデルを選択すると、さらに価格が上がってしまいます。
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劣化や故障のリスクがある
モーターやワイヤーなどのスライドドアを構成する部品が故障するリスクが高くなります。
故障するとドアが開閉しない、半開の状態で止まってしまう、電動の機能が失われ手動で開閉しなければならないなど、さまざまな症状があります。
また、故障した場合の修理費も高額になる場合が多い点や自分で修理することが難しく業者に依頼する必要がある点もデメリットといえます。
5人乗りタイプのスライドドア搭載車の選び方
スライドドア搭載車を選ぶポイントについて紹介します。
スライドドアの種類
スライドドアは手動と電動の2種類があります。価格は電動タイプの方が高くなっています。
電動タイプはスイッチで開閉できる簡単操作が魅力ですが、開閉スピードが一定のため、降雨時などで早く閉めたい場面で困ることがあります。
一方で、手動タイプは開閉に少し力が必要となりますが、乗り降りするときには便利です。
開口の幅や高さ
一般的にスライドドア搭載車は開口部が広く設計されていますが、車種により差があります。
開口部が広いほど、乗り降りや荷物の積み下ろしが楽になります。
乗り込む際に足を置く場所をステップといい、お子さまがいる場合はステップの高さが低い車を選択するとよいでしょう。
また、低床をアピールしている車は乗降のしやすさだけでなく走行の安定性も高めます。
機能性
近年では以下のようにさまざまな機能を持ったスライドドアが存在します。
- 運転席開閉スイッチ(運転席で開閉操作する機能)
- ハンズフリー(足元のセンサーで開閉する機能)
- ウェルカムオープン(近づくだけでドアアンロック&オープンする機能)
- 予約ロック(ドアが閉まると同時にドアロックする機能)
予約ロック機能があると、ドアが閉まりきるまで車の横で待つ必要がないため、降雨時や思い荷物を持っているときなど、すぐに移動したい場合に役立ちます。
上記の機能は、上級グレード装備、オプション装備の場合があるため、予算に合わせて希望の機能を選択しましょう。
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5人乗りタイプのスライドドア搭載車3選
ここでは、5人乗りのコンパクトタイプのスライドドア搭載している3台を紹介します。
トヨタ シエンタ
シエンタはトヨタが製造・販売するコンパクトなボディが特徴のミニバンです。
6人または7人の乗車が可能な3列シート車、5人乗りの2列シート車、車いす仕様車があります。
2022年8月にフルモデルチェンジされたため、3代目が発売されています。
ハイブリッドとガソリンモデルのそれぞれに「Z」「G」「X」の3つのグレードがあり、5人乗り(2列シート)もしくは7人乗り(3列シート)を選択することが可能です。
「Z」は運転席側と助手席側の両側にハンズフリー機能が付いた電動スライドドア(ハンズフリーデュアルパワースライドドア)を標準装備していますが、「G」はメーカーオプションとなります。
「X」は助手席側のみスイッチで開閉コントロール可能(ワンタッチスイッチ付パワースライドドア)な電動タイプとなります。
両側電動やハンズフリー機能はオプションでも追加不可となるため、希望する装備に合わせてグレードを選択する必要があります。
乗り込み口の高さは地上から330㎜の低床となっており、お子さまにも優しい設計となっています。
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スズキ ソリオ
ソリオはスズキが製造・販売する5人乗りコンパクトトールワゴンで、2020年にフルモデルチェンジした4代目が現行モデルとなっています。
グレードはハイブリッドモデルが「HYBRID SZ」「HYBRID MZ」「HYBRID MX」の3種、ガソリンモデルが「G」の1種となっています。
上級グレードの「SZ」と「MZ」は、標準装備で両側がパワースライドドアであることに加えて予約ロック機能が付いています。
「MX」は後席左側のみパワースライドドア標準装備、「G」は後席左側にメーカーオプションで追加可能となっています。
車内はセンターウォークスルーとなっており、スライドドアからお子さまを乗せた後にそのまま自分も乗り込んで、外に出ることなく運転席まで移動することが可能です。
軽自動車に近いボディサイズでありながら、普通車のパワーと車内空間の広さを実現したコンパクトカーです。
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ホンダ フリード
フリードはホンダが製造・販売するコンパクトミニバンに分類されるファミリーカーです。
2016年に登場した2代目が現行モデルとなっており、2022年暦年のミニバン新車販売台数で1位となるほどの人気車種です。
フリードとフリード+(プラス)の2タイプがあり、フリード+が2列シートの5人乗りとなります。
7人乗りのフリードの2列目シートは、3人掛けのベンチシートタイプであり、6:4で分割できるタンブルシートが採用されています。
6人乗りのフリードの2列目シートには、左右に分割されたキャプテンシートが採用されています。
また、フリード+のグレードは、「G」と「CROSSTAR」にそれぞれハイブリッドとガソリンモデルが設定されています。
4つのグレードには両側電動スライドドアが標準装備となっており、ドアハンドルを軽く引くとオートで開閉するタイプを採用しています。
ワンタッチ開閉式のスイッチやハンズフリー機能はオプションで追加可能です。
乗り降り口の地上からの高さは390㎜となっており、スムーズなアクセスができるように配慮されています。
ドアの開閉に連動して補助ステップが展開・格納するオートサイドステップをオプションで選択すると、乗降のしやすさがアップします。
フリードは2024年夏にフルモデルチェンジをするとの噂があります。
現行型とSUV風のもの2種類のグレードラインナップが登場するという話が多く上がっています。
詳細はまだ不明ですが、2024年夏を楽しみに待ちましょう。
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まとめ
スライドドアは、乗降のしやすさと荷物の積み下ろしのしやすさが魅力です。
手動タイプもありますが電動タイプは便利な機能が多く、搭載している車種も増えており、ハンズフリーや予約ロックは荷物を抱えているときなどに利便性の高い機能となっています。
スライドドアを搭載したコンパクトボディの5人乗りタイプは、機能面と運転のしやすさを持ち合わせている魅力度の高い車です。
一度スライドドアの便利さを味わったら、なくてはならない装備に感じることでしょう。