アルトの色の種類は何種類?目的別の色の選び方についても解説
スズキが製造・販売を行っている軽自動車のアルトは、2021年12月にモデルチェンジされ、9代目となりました。
マイルドハイブリッドを搭載し、最上級グレードには全方位モニター付ディスプレイオーディオがオプション設定されるなど、新技術も取り入れた作り込みになっています。
アルトは性能だけでなく、ボディカラーの選択肢も豊富にあります。
この記事では、新型アルトの外装色について紹介していきます。
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INDEX
アルトの概要
2021年12月にモデルチェンジが行われ、9代目となったアルトは、1979年に初代モデルが発売され、軽ボンネットバンブームの火付け役となった車です。
大ヒットの要因の一つとして、商用車の新車価格で47万円という当時の売れ筋の中古車と同価格帯であったことが挙げられます。
2代目モデルでは女性でも使いやすく上質な乗用車のデザインになりました。
使いやすいだけではなく、46馬力のあるエンジンを搭載しているため、力強い走りも実現しています。
また3代目モデルでは荷室容積を広くしたハッスルが設定されており、現在のハイトワゴンブームの火付け役となったワゴンRにつながるモデルでした。
このようにスズキアルトは低価格帯の枠に留まらず、意欲的な挑戦を続けており日本の軽自動車界をけん引してきた1台といえます。
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アルトにはどういった色が用意されている?
現行型スズキアルトにはモノトーン8色、2トーン4色の計12色の外装色が設定されています。
選択できる外装色は以下の通りです。
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ダスクブルーメタリック
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シルキーシルバーメタリック
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ホワイト
フェニックスレッドパール
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アーバンブラウンパールメタリック
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ソフトベージュメタリック
ピュアホワイトパール
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ブルーイッシュブラックパール3
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ダスクブルーメタリックホワイト(2トーンルーフ)
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フェニックスレッドパールホワイト(2トーンルーフ)
アーバンブラウンパールメタリックホワイト(2トーンルーフ)
ソフトベージュメタリックホワイト(2トーンルーフ)
アルトのおすすめの色を目的別に紹介
現行型アルトのイメージカラー
「ダスクブルーメタリックホワイト2トーンルーフ」は、現行型アルトのイメージカラーです。
淡いパステル調の青とホワイトの2トーンはかわいらしさがあり、女性に好まれる外装色です。
アルトシリーズといえばこの色
アルトシリーズといえば初代アルトのイメージカラーである赤色をイメージする人も多いでしょう。
現行アルトでは「フェニックスレッドパール」が採用されています。
色調の低い落ち着いた赤で、ソリッドではなくパール塗装されています。
軽自動車ながら高級感ある色合いで、光で作り出される陰影が楽しめる色です。
どの年齢にも人気があるのはこの色
現行型アルトは男性の顧客が従来よりも増えており、半数近くになっています。
男性に限らず、落ち着いた印象を与える「アーバンブラウンパールメタリック」はどんな人たちにも受け入れられる色です。
また、ボンネットバン型の軽自動車の顧客は、他のボディタイプより年齢層が高い傾向にあるため、アーバンブラウンパールメタリックのような落ち着いた色合いながらパールメタリックの光沢感で高級感のある色が特におすすめです。
モノトーンだけで8色が用意される現行型アルトですが、どの色を選んだらよいのか迷う人もいるでしょう。
ここでは、目的別におすすめの色を紹介します。
高く売りたい人
現行型アルトで高価査定となる色は、「ピュアホワイトパール」と「ブルーイッシュブラックパール3」になります。
イメージカラーの「ダスクブルーメタリック(2トーン含む)」も高価査定になることがあります。
また、ホワイト系で顧客からのリクエストがあったことで用意されている「ソフトベージュメタリック」も高価査定候補にあります。
傷が目立ちにくい色を希望する人
多忙な日常生活の中で、いつもセルフ以外で洗車する人や車の傷を気にしない人などは、シルバー、レッド、ホワイト系がおすすめです。
いずれの色も傷が目立ちにくく、洗車機のブラシでつく小さな傷であればあまり目立ちません。
ただしパールやメタリック塗装では、小さな傷が多くなるとツヤが不自然になるといった現象が発生します。
現行型アルトでは、「ホワイト」の手入れが特に簡単で、傷が目立ちにくい色です。
また、ガリ傷など、濃い色の傷や汚れはどうしても目立ってしまいます。
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個性的な印象を与えたい人
自動車の高価査定で最も抑えるべきポイントは、他の人も手にとりやすい車の色であることです。そのため人気色の車両が高価査定となります。
しかし査定を気にせず、個性的さで選ぶ場合に現行型アルトでおすすめの色は「フェニックスレッドパール」と「ダスクブルーメタリック」が挙げられます。
アルトの魅力とは
アルトは、初代モデルから日常生活の足であることを目的に開発されています。
それは初代モデル発売から40年以上経った今でも変わっていません。
初代アルトは販売価格を考えて開発されたため、コスト低減のためにAMラジオだけ標準装備されており、灰皿やシガーソケットもディーラーオプションでした。
しかし、現行型アルトでは全車にエアコンと運転支援装備が標準装備されており、初代モデルと比較すると搭載されている標準装備も充実しています。
しかし標準装備の高度化は時代による影響のため、アルトが高級化を目指したわけではありません。
アルトのもつ魅力とは時代に流されない「日常生活の足」であることを貫き、ベーシックな車に徹していることです。
初代のアルトから変わらない運転のしやすさ、使い勝手の良さ、経済的な車であることが魅力なのです。
アルトはこういった人におすすめの車
ここでは、アルトはどのような人におすすめなのか紹介します。
セカンドカーが欲しい人
ファミリーカーとしてすでに1台、ミニバンなど大きい車をもっているならば、近所の買い物やお子さまの習い事の送迎用に小回りの効く車としてスズキのアルトは、セカンドカーとしておすすめです。
自宅近辺しか運転しない人
出張や旅行などではレンタカーを使わず公共交通機関を使い、自分の車を運転するときは自宅周辺での買い物や通勤通学の移動のみという人も多いでしょう。
移動距離が限られている場合は、維持費の高い普通車ではなく軽自動車を選択するとよいでしょう。
軽ボンネットバン型のアルトは、全高が低く走行安定性があり、運転に不慣れな人でも運転を苦手と感じさせにくい車です。
車にあまり費用をかけたくない人
アルトの初代モデルは「アルト47万円」のキャッチコピーで、一躍注目を集めました。
現行型アルトのAグレードは94万3,800円~で初代モデルの2倍の新車価格ですが、オーディオ以外で必要な装備は標準装備されています。
最上級グレードのHYBRID X(4WD)でも価格は138万円ほどです。
車両本体価格が廉価で維持費も安価に抑えられるため、車が必需品でもお金をかけたくない人にアルトは向いています。
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まとめ
2021年12月にモデルチェンジされた現行型アルトの外装色について紹介しました。
現行型アルトの外装色はモノトーンで8色、2トーンルーフが4色で合計12色です。
目的別に新型アルトの外装色を紹介しましたが、紹介した色が、必ずしもよいわけではありません。
大切なのは納得できる色を選ぶことです。
まずはお気に入りの外装色から車を選んでみることも検討してみてください。
画像出典元:スズキ株式会社