カーリースの3年契約はお得?契約期間別に特徴を解説
カーリースには、様々な年数の設定が用意されており、検討する際、「何年契約にするとお得だろうか?」と迷うこともあるでしょう。
今回は、さまざまな会社で提供されている3年契約を選択する場合のメリットを紹介します。
また、カーリースを利用するにあたって、気をつけておくべきポイントについても解説しますので、ぜひ最後まで読んでご参考になさってください。
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カーリースにおける3年契約のメリット
カーリースは一般的に3〜5年契約のものが多いですが、1年間や数ヶ月などの短い契約期間や、10年を超えるような長く乗れる設定のサービスもあります。
ここでは、3年契約した場合に考えられるメリットをいくつかピックアップします。
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1.ライフイベントに合わせて車が用意できる
例えば「高校3年間、娘の送り迎え用のセカンドカーが必要となった」場合や「単身赴任の3年間だけ通勤用の車がほしい」という場合に、あらかじめ車を必要とする期間がはっきりしていることがあります。
もし車を購入すると、車両購入費に加えガソリン代や車検・メンテナンス費用などランニングコストも発生しますが、カーリースであれば月々のコストを定額で決まった金額を支払いながら、必要とする短い期間だけ車に乗ることができます。
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2.リース料金が購入費用より増えない
カーリースは7年程度の長期間で契約すると、購入金額より高くなってしまうことがあります。
一方、3年契約だとカーリースで負担した金額が車両費を下回る可能性があるというメリットがあるのです。
新車で購入した場合は、車両購入費にプラスして自動車税や車検費用などもかかります。
しかしカーリースの支払い料金にはそれらの費用も含まれているため、購入金額よりも安く利用できます。
通常は長く車に乗ったほうが、消耗品の交換や整備の費用も高くなるものです。
また短い契約期間ほど車の摩耗や経年劣化が少なくて済みます。
使い方によっても残価設定が変化してきますので、なるべくきれいに使用したほうがよいでしょう。
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3.車の最新モデルチェンジに合わせて乗り換えられる
メーカーにもよりますが、車種のモデルチェンジ周期は1~6年が一般的です。
早ければ1、2年でマイナーチェンジを行い、さらに2年でフルモデルチェンジすることもあります。
こだわりのある方であれば、常に最新モデルに乗りたいという人もいるのではないでしょうか。
しかし、一括購入やローンを組んで車を購入する場合、モデルチェンジに合わせて購入していると、多額の費用がかかってしまいます。
この「最新モデルに乗りたい」という希望を叶えてくれるのが、カーリースの3年契約です。
カーリースは頭金不要なため初期費用の負担が少なく、契約満了となる3年後に新しい車種に乗り換えることもできます。
近年は、自動運転や衝突回避システムなどの新技術や電気自動車(EV)も注目が集まってきており、新車を購入するタイミングも悩ましいところです。
そのため、3年後に車を購入するのか、また別の新車で3年契約を結ぶのか、3年契約して新しい車に乗りながら考えてみるのもおすすめです。
5年・7年・9年のカーリースが向いている人
5年・7年・9年程度の長期リースは、新車を「長く・楽に」乗りたい方に適した契約期間です。
ここでは5年以上契約すると享受できるメリットについて紹介します。
ご自身が向いているのか確認してみてください。
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【何年がベスト?】カーリースの契約期間の選び方や費用などを徹底解説
支払いを一本化したい人
カーリースのメリットのひとつに、支払いの簡素化が可能であるということが挙げられます。
リースを提供する企業やプランにもよりますが、カーリースの月額料金には車両代、自動車税などの税金、自賠責保険、車検・メンテナンス費用が含まれています。
よって支払い額を一定に、そして一本化できる点が便利です。
法人の場合、自動車に係る経費がわかりやすく、経理処理の手間も省けるでしょう。
月々定額で料金の変動もなく、契約を一本化できるため、個人でも家計管理がしやすくなります。
関連記事:フリーランスにはカーリースがおすすめ!メリットやデメリットを解説
手続きが面倒な人
カーリースを契約する際は車庫証明や信用機関の調査が必要です。
そのため、事前に予約しておけば当日から借りられるレンタカーとは違い、納車まで1~2カ月はかかります。
よってそのような手続きが面倒で、常に最新モデルじゃなくてもいいという人は5年以上の契約が向いているでしょう。
関連記事:カーリースでも車庫証明の取得は必要!取得までの流れや必要書類について
節税をしたい人
法人でカーリースを利用すると節税効果が高くなる可能性があります。
社用車を一括で購入した場合、購入費用の全額を経費計上はできません。
それは減価償却が必要なためです。
しかし、カーリースなら月額の費用を経費計上できます。
また当然ガソリン代や消耗品の交換などの諸費用も計上できるため、結果として節税への効果が期待できます。
関連記事:法人でもカーリースを利用できる?メリット・デメリットと審査のコツを紹介
「わ」ナンバーが嫌な人
レンタル車両には「わ」ナンバーや、まれに「れ」ナンバーを使用すると規定されています。
レンタカーやカーシェアリングは「わ」ナンバーがつきますが、カーリースで契約した車には「わ」ナンバーがつきません。
そのため他の人から見ても、リース契約しているとは判別できないのです。
よってある程度長い期間法人利用するにも最適ですし、個人で利用すればマイカーと同じように乗れます。
関連記事:レンタカーの「わ」ナンバーとは?レンタカーの仕組みやメリットについても併せて解説
カーリースで注意するポイントとは
カーリースで注意するポイントについて解説します。
万が一のことを考えて、任意保険への加入と途中解約の違約金についてはしっかり把握した上でカーリースの契約を行ってください。
任意保険への加入
カーリースは諸費用込みを謳っていることが多く、勘違いされやすいですが、「任意保険」は含まれていないことが多いです。
含まれているのは「自賠責保険」であり、事故で保障されるのはあくまでも事故を起こした際の相手のケガ・後遺障害・死亡のみとなります。
実際は、突然事故に巻き込まれることもありますので任意保険への加入は必須といえるでしょう。
また事故で車が故障した際に、任意保険のひとつである「車両保険」に加入していなければ、自分で修理費用を支払う必要が生じてしまいます。
リース会社によっては任意保険の加入も同時に行えるプラン等を用意しているため、契約時には確認するようにしましょう。
関連記事:カーリースは保険込みか?料金内訳や任意保険の選び方を解説!
中途解約による解約金について
カーリースは基本的に、契約した期間中に中途解約できません。
車が事故で大破したり、意図せず故障したりといったイレギュラーはありますが、自己都合で中途解約をする場合、解約金が発生します。
例えば、5年契約で2年経過した時点で中途解約すると、残りの契約期間の料金もしくはリース会社が規定する解約金がかかります。
よって契約期間については先々のことを考えて、十分に検討するようにしましょう。
関連記事:カーリース(車のサブスク)の途中解約の違約金が払えない時の対処法を解説
まとめ
カーリースの3年契約は、一定期間車が必要だったり、常に新車に乗りたいと考えたりする人にとって有用です。
月々定額で新車に乗れる出光のカーリース「ポチモ」は、お客さまのご希望やニーズに合わせて契約できるようにカーリースの契約期間を2〜9年にでき、メンテナンスや任意保険なども使い方に合わせて設定できます。
ぜひご検討してみてください。