サブスクの料金を支払わないとどうなる?解約?遅延扱い?契約は?
サブスクのサービスは、少し前から急激に広まり、現代の生活においてますます一般的になってきています。
音楽、映画、ソフトウェア、ニュース、さまざまな領域で利用可能なサブスクが増えています。
しかし、うっかり支払いが遅れた場合などどうなるのか気になる方も多いのではないでしょうか?
この記事では、サブスクリプションを支払わなかった場合に発生する問題について詳しく説明しますので、ぜひご参考になさってください。
支払いを滞りなく行うことがベストですが、万が一の時のために知識を身につけておきましょう。
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サブスクの料金を支払わないとどうなる?
サブスクの料金の支払いをしないことで急に差し押さえなどの罰則があるわけではありません。
以下のようなフローを経て、徐々に状況が悪くなります。
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サブスクの料金滞納による一時停止
サブスクリプション(サブスク)の支払いを一定期間滞納すると、契約が自動的に一時停止にされる場合があります。
サブスクは、口座振替やクレジットカード決済で定期的に支払いが行われることがほとんどですので、ユーザーが解約しない限り、たとえ来店やサービスの利用がなくても、自動的に課金されることになります。
しかし、残高不足などで、支払期日から 30 日以内に支払いが行われていない場合、サブスクリプションサービスが一時的に停止される場合があります。
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アカウントの停止
多くのサブスクリプションサービスは、定期的な支払いを考えることで提供されています。
支払いがない状態が続くと、一部のサービスは一時停止を超えて、アカウントが利用できなくなることがあります。
こちらからはアクセスができませんが、サブスクリプションサービスを提供している会社からすれば滞納しているアカウントとして、登録した情報自体は把握できるという状態になります。
高額の場合、ユーザーの個人情報や支払い情報が関与する場合もあり、支払い遅延によって信用情報に悪い影響を与える事も考えられます。
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督促状が届く
支払いが滞納されると、サブスクの提供元から督促状が届くことがあります。
督促状には、支払い期限や支払い方法が記載されています。
督促状が届いたからといって、すぐに問題が起こるわけではありません。
しかし、支払い期限を過ぎると、遅延損害金が発生するだけでなく、信用情報機関に情報が登録される可能性があります。
督促状を放置すると、事態が悪化する可能性が高いため、早めに対処することが大切です。
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遅延損害金が発生
遅延損害金は、支払いが遅れたことに対するペナルティーです。
支払いが遅れるほど、遅延損害金の金額も大きくなります。
遅延損害金は、元本に上乗せされて支払う必要があるため、支払うべき金額が増えることになります。
また、遅延損害金が発生すると、信用情報機関に情報が登録される、いわゆるブラックリストに載ったりする可能性も高くなります。
信用情報機関に情報が登録されると、クレジットカードの審査に通りにくくなるなどの影響がありますので、この辺りまで来ると早急な対応をしておかないと後の生活に影響を与えることになりかねません。
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うっかりトラブルになることも
支払いができないというトラブルももちろん注意が必要ですが、それ以上に多いのが認識が違う場合に未払いになっているケースです。
本人は「支払った」「契約していない」と思い込んでいて、督促状のあたりまで放置しているケースもあり、なかなか重大な問題に発展するケースもあります。
代表的な例を以下に挙げます。
無料トライアルの解約を忘れて、有料会員に移行してしまう
無料トライアル期間中に解約手続きを忘れると、有料会員に移行してしまい、料金を請求されることがあります。
無料トライアルにも、自動で有料会員に移行するケースと、確認されるケースがありますが、無料登録の前に、カードの情報を入力したかどうかきちんと覚えておくことが大切です。
解約手続きをしたつもりが、解約できていなかった
サブスクの中には、解約の前に、しつこく「本当に解約するのですか」的なページが続く場合があります。
きちんと最後まで目視で確認しながら進め、アンケートには答えず最短距離で、「解約が完了しました」などの表示がされるまでボタンをタップし続けることが大切です。
メールが送られてくるような場合は、解約手続き後の確認メールを必ず保管しておきましょう。
支払い方法が間違っていた
色々なサブスクに契約していると、使用しているカードや口座が多岐に渡ることもあります。
結果として、カードの限度額にひっかかる、口座に預金がないなどのトラブルに巻き込まれます。
クレジットカードの有効期限が切れていた
上記と通ずるところがありますが、有効期限切れも未払いの原因の一つです。
クレジットカードの有効期間は5年間ですが、忘れた頃にカードの更新がくるものです。
切り替えがスムーズにいけば問題はないのですが、「可能性としてあり得る」ということは頭に入れておいて、切り替え前の引き落とし状態と、切り替え後の引き落とし状態を比較して突合しておきましょう。
料金が高かった
契約プランを間違えたりすると、ワンランク上のプランに契約していたりして、思っているより料金が高いケースもあります。
1,000円のプランに申し込んでいたつもりが、5,000円のプランになっていて、口座には3,000円しかなかった場合など、料金未払いとみなされるケースがあります。
しっかりと、契約する前に、金額と契約内容を見直しましょう。
まとめ
サブスクリプションサービスを利用する際には、支払い情報を常に気にしておきましょう。
「気づいたら未払い」という状態を避けるためです。
サブスクリプション料金は、提供される価値に見合ったものである場合が多いため、契約条件を守り、サービスを利用することをお勧めします。
この記事を読みながら、サブスクリプションを支払わないことのリスクについてご理解いただければ幸いです。
支払いをしっかりとやり続けることで、サブスクの上手な利用の向上とトラブルの回避を行いましょう。