ハッチバックの選び方は?特徴やおすすめの車を解説!
車を購入するにあたって、車種は絶対に確認しますよね。
その中にある「ハッチバック」という言葉。
聞いたことはあってもその意味までは、という方は少なくないでしょう。
今回は、ハッチバックの特徴や人気車種との違い、ハッチバックの選び方のポイント、おすすめ3選などを解説します。ハッチバックについて知りたい人は、ぜひ参考にしてみてください。
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INDEX
ハッチバックの特徴と概要
ハッチバックとは、主に車の後方に「跳ね上げ式タイプ」のバックドアを持つ車種のことをいいます。
他にも、「横開きタイプ」や「左右両開きタイプ」のバックドアも含まれます。
ハッチバックの特徴としては、車の後方に独立した荷台スペースを設けず、室内後部を荷台スペースにできる点が挙げられます。
たとえばセダンのような独立した荷台スペースとは違い、後部座席を倒して荷台スペースを広くすることもできます。この点は、ハッチバックの大きな利点と言えるでしょう。
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他の人気車種とハッチバックの違い
跳ね上げ式タイプのドアが付いていること以外、ハッチバックと呼ばれるための定義が明確に決まっているわけではありません。
しかし、特に定義はないもののハッチバックは車高の低めに設計された車、中でも「コンパクトカー」を指すことが多いようです。
ステーションワゴンもハッチバック式ですが排気量によって分類でき、1,500cc以上のハッチバック式の車はステーションワゴンに分類されます。
他にもライトバン(ボンネットバン)や3列以上のシートを設けたミニバンとは別の車種として扱われ、ハッチバックはコンパクトカーに多く採用されているといえます。
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ハッチバックの選び方のポイント
ハッチバックの車を実際に購入するときに、どのような点に気をつけて選べばよいのでしょうか。
続いては、選び方のポイントについて解説します。
荷物をどのくらい載せるか
ハッチバックは荷台スペースと座席部分の境界がないため、最大乗員数が乗り込む場合は載せられる荷物の量が限られます。
特に、レジャーやアウトドアが趣味の人や大きな荷物を載せたい人は、予想される乗員数と荷台スペースがどの程度必要なのかをあらかじめ想定して車を選ぶようにしましょう。
燃費性能や運転のしやすさ
ハッチバックは基本的に全長が短いことから後方確認がしやすく、車の長さを気にする必要がないためカーブやバックも楽に行えます。
その他、セダンのように荷台スペースが独立していないことから、駐車の際にバックミラーから正確な距離を把握しやすく、運転に自信のない人でも安心して駐車できます。
また、ハッチバックは主にコンパクトカーで採用されており、車体重量が軽く低燃費のものが多いです。選び方のポイントとしては毎月のガソリン代をできるだけ節約したい人や、運転のスキルに関係なく快適な運転を望む人は、これらの点に注目するとよいでしょう。
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ハッチバックはどのような人におすすめ?
続いては、車の購入を検討している人の中でも、ハッチバックは特にどのような人におすすめなのか解説します。
少人数で乗ることが多い人
ハッチバックは軽量で小型のタイプが多いため、日常的に乗車する人数が1~2名程度の人に適しています。
ハッチバックの中には最大乗員数が3~4人程度のものが多く、最大人数で乗車する場合は荷物をあまり積み込めない可能性があります。
そのため、日常的に乗車する人数がそこまで多くないという人におすすめできます。
安価なサブカーを探している人
ハッチバックは、少し大きめのサイズを選べば安価なファミリーカーとしても実用可能です。
ただ、乗員人数が増えると荷台スペースが狭くなるため、最大人数で乗車し荷物もたくさん積み込みたい場合や、最大人数に追加してベビーカーが必要なご家庭などには不向きかもしれません。
たとえば、メインで使用する車を他に持つ人で、一時的に少人数で利用する際のサブカーとして活用する際に適しています。
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ハッチバックのおすすめ車3選
ここでは、人気のハッチバックを3種類紹介します。最近では、走行性能・燃費性能ともに優れた車種が多いため、使用用途に合わせてじっくり検討してみてください。
トヨタ ヤリス
トヨタが販売するヤリスの初代は1999年に登場し、日本では「ヴィッツ」のネーミングで販売されていました。
その後、世界で使用されてきたヤリスに2019年名前が統一されたのです。
ヤリスのスペックは以下の通りです。
メーカー | トヨタ |
車名 | ヤリス |
ボディタイプ | ハッチバック |
全長×全幅×全高(mm) | 3,940×1,695×1,500〜1,515 |
車両重量(kg) | 940~1,090 |
総排気量(cc) | 996~1,490 |
使用燃料 | 無鉛レギュラーガソリン |
燃料タンク(L) | 36~42 |
駆動方式 | FF/4WD |
トランスミッション | 電気式無段変速機 / CVT / 6MT |
日産 ノート
日産が販売するノートは2005年に初代が登場しました。
2020年には日産独自の電動パワートレイン「e-POWER」のみにラインナップを絞り、エンジン音が気にならない静粛性能と加速性能を実現しています。また、3ナンバーの上級モデルであるノート オーラは、上質なエクステリアデザインで高級感を出してます。
ノートのスペックは以下の通りです。
メーカー | 日産 |
車名 | ノート |
ボディタイプ | ハッチバック |
全長×全幅×全高(mm) | 4,045×1,695×1,520 |
車両重量(kg) | 1,230~1,350 |
総排気量(cc) | 1.198 |
使用燃料 | 無鉛レギュラーガソリン |
燃料タンク(L) | 36 |
駆動方式 | 2WD/4WD |
トランスミッション | – |
ダイハツ ミライース
ダイハツが販売するミライースは、これまで販売されてきた同じハッチバック「ミラ」の後継車です。
ムダな要素を省き必要なものだけを残した結果、軽量化による低燃費やドライバーをサポートする「スマートアシスト」により、快適で安全性の高い車に仕上がっています。
ミライースのスペックは以下の通りです。
メーカー | ダイハツ |
車名 | ミライース |
ボディタイプ | ハッチバック |
全長×全幅×全高(mm) | 3,395×1,475×1,500~1,510 |
車両重量(kg) | 650~740 |
総排気量(cc) | 658 |
使用燃料 | 無鉛レギュラーガソリン |
燃料タンク(L) | 28~30 |
駆動方式 | 2WD/4WD |
トランスミッション | CVT |
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まとめ
ハッチバックはバックドアが特徴的なコンパクトカーとして、程よく荷物を積みたい人や運転のしやすさを求める人に根強い人気があります。
グレードや装備するオプションによって価格は変動するため、今回紹介したハッチバックの特徴や選び方のポイントを参考に、ランニングコストなども考慮した上でぜひ使用用途に合う車を選んでください。