レガシィ アウトバックの燃費は良い?カタログ燃費や実燃費、他社とも徹底比較

キャンプや釣りなどのアウトドアが盛り上がりを見せる昨今、アウトドア利用に適した自動車を探している人も増えています。しかし、自動車に限らず、アウトドア向けの製品は機能面を重視するあまり、見た目が損なわれている場合も少なくありません。

趣味でアウトドアを行うにあたって、見た目にもこだわりを持つ人もいるでしょう。
そこで、この記事では機能と見た目の両方とに拘ったレガシィ アウトバックを紹介していきます。

また、レガシィ アウトバックの特徴や概要だけでなく燃費についても注目して紹介していきます。
興味のある人は最後までご覧ください。

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レガシィ アウトバックの概要

スバルレガシィアウトバック

レガシィ アウトバックは日本の自動車メーカーSUBARU(スバル)が製造・販売している車です。

SUBARUがアウトドア向けのSUV車として打ち出している車がレガシィ アウトバックであり、駆動方式にはAWD(常時全輪駆動)が採用されています。

駆動方式とは、エンジンがタイヤに動力を伝える方法を指します。

そして、多くの車には2つのタイヤに動力を伝える2WDという駆動方式が採用されています。

全てのタイヤに動力を伝える、すなわち4つのタイヤに動力を伝えるAWD(≒4WD)は、より強い動力で車が動く仕組みとなっているため、坂道や凸凹とした砂利道などの厳しい走行環境に強いのが特徴です。
まさにアウトドア向けの車種と言えるでしょう。

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2種類のモデルを展開

レガシィ アウトバックはフラッグシップモデルである「Limited EX」と、よりSUVとしての機能に重点を置いた「X-BREAK EX」という2種類のモデルが展開されています。

「Limited EX」ではアウトドアに求められる機能だけでなく、見た目にも拘られており、高級感のあるシルバー塗装が施されています。
さらに、オプションによってシートを本革仕様に変更することも可能です。

一方、よりアウトドア向けに調整された「X-BREAK EX」は、車内のシートが撥水性ポリウレタン仕様となっているのが特徴です

これにより、アウトドアや雨によって濡れた道具を車内に持ち込んだとしても、シートを傷めずに使用し続けられるでしょう。

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レガシィ アウトバックの燃費は?

インパネの画像
※画像はイメージです

レガシィ アウトバックのカタログ燃費性能は以下のようになります。

Limited EX
X-BREAK EX
WLTCモード13.0 km/L
市街地9.6 km/L
郊外13.7 km/L
高速道路14.7 km/L
※参考元:レガシィ アウトバック|諸元表

一般的な車ではグレードが異なることで、機能や使用されるパーツも異なり、燃費にも違いが生まれます。

しかし、レガシィ アウトバックの場合、エンジンの駆動方法や搭載されている機能などに大きな違いが無いため、グレードが変わっても燃費性能は変わりません

燃費を重要視する人でもレガシィ アウトバックを選択する際にはグレードを考慮する必要性は薄いでしょう。

レガシィ アウトバックに搭載された燃費性能対策

レガシィ アウトバックにはさまざまな機能が搭載されており、その中には燃費性能を向上させる機能も含まれています。
たとえば、アイドリングストップや電動パワーステアリングもその一つです。

車の燃費は利用者の走行環境に影響を受けます。

多くの荷物を載せて走行する場合、車を動かすためにエンジンから大きな力を必要とし、その分だけエンジン内で消費されるガソリンの量も多くなり、燃費は悪くなります。

他には、停車や発進をする際や、タイヤの向きを変更する際にも、エンジンから大きな力を必要とし燃費に影響を与えます。

そのため、停車中は自動的にエンジンをストップさせるアイドリングストップ機能や、エンジンからの力を必要とせずにタイヤの向きを変更できる電動パワーステアリング機能は、車の燃費に良い影響を与えるのです。

レガシィ アウトバックにもこれらの機能が搭載されていることからも、燃費を向上させる対策が施されていると分かります。

レガシィ アウトバックの実燃費を紹介

スバルレガシィアウトバック2023年モデル

現在、カタログではWLTCという方法で計測された燃費性能が記載されています。

WLTCの計測方法では、「市街地」や「郊外」「高速道路」といった3つの走行環境からも、燃費を計測されており、利用者の普段の走行環境に近い燃費を参照できるようになっています。

しかし、いくらWLTCの方法で燃費を計測しようにも、実際に行動を走行した際の燃費とは誤差が生まれてしまいます。

そのため、こうした燃費は「実燃費」と呼ばれ、WLTCによって計測されたカタログ燃費よりも、実際の使用感に近いとされています。

レガシィ アウトバックの実燃費は以下のようになります。

グレードカタログ燃費
WLTCモード
(km/L)
実燃費
(km/L)
Limited EX
X-BREAK EX
13.011.96
※参考元:e燃費

カタログに記載されているWLTC燃費と実燃費を比較した場合、実燃費の方が少し燃費は低くなっています。
つまり、レガシィ アウトバックの実際の燃費はカタログに記載されている燃費よりも、やや低いということになります。

こうした、WLTC燃費よりも実燃費が低くなるというのは、レガシィ アウトバックだけでなく、多くの車で見受けられます
そのため、レガシィ アウトバックだけ実燃費が低いわけではありません。

より実際の使用感に近い燃費を把握したいという人は、WLTC燃費だけでなく実燃費も参照した方が良いでしょう。

 

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レガシィ アウトバックと他社の車の燃費や特徴を比較

レガシィ アウトバックによく引き合いに出される他社の車と燃費や各特長を比較していきましょう。
ここでは、レガシィ アウトバックと「トヨタのハリアー」「レクサスのRX」を、それぞれ比較していきます。

トヨタ ハリアーとの比較

トヨタ_ハリアー

ハリアーは日本の自動車メーカートヨタが製造・販売している車です。

とにかく豊富なグレード展開が特徴であり、一般的なファブリックシートが用いられた「S」、シートに合成皮革が用いられ高級感を保ちながら耐水性を獲得した「G」、最上級のグレードとなりヘッドライトや細かい部分の塗装にまでこだわられた「Z」、シートが本革仕様となった贅沢仕様な「leather package」が挙げられます。

駆動方式も2つのタイヤで動く2WDか、4つのタイヤすべてで動く4WD(公式サイトでは「E-Four」と記載)か選択できます。

動力源に関しても、燃料にガソリンを用いた「ガソリン」モデル、電動バッテリーとガソリンエンジンの両方を用いた「ハイブリッド」モデル、電動バッテリーを充電できるようにした「プラグインハイブリッド」モデルの3種類から選べます。

さまざまなグレードやモデルが展開されており、その価格も300万円前半から、600万円まで大きく幅があります。
利用者のニーズや手が届く価格など、複数の観点から最も満足度の高い車を選べるのがハリアーの特徴と言えるでしょう。

一方で、利用者が自らのニーズを把握しきれていない場合、自分に適したハリアーを選ぶのは困難になるため、ある程度のスペックが限定されたレガシィ アウトバックの方が高い満足度を得られるかもしれません。

今回はハリアーのガソリン車とレガシィ アウトバックの燃費性能を比較していきます。

車名ハリアー
(ガソリン車 4WD)
レガシィ
アウトバック
WLTCモード14.7 km/L13.0 km/L
市街地11.0 km/L9.6 km/L
郊外14.9 km/L13.7 km/L
高速道路17.1 km/L14.7 km/L
※参考元:ハリアー|諸元表

燃費に関しては、ハリアーの方が上回る結果となりました。
また、ハリアーにはさらに燃費性能の優れたハイブリッドモデルが存在します。
そのため、燃費の良さを重視するのであれば、ハリアーを選択するのも良いでしょう。

レクサス RXとの比較

レクサスRX350

RXはトヨタ自動車が展開する高級ライン「レクサス」にて販売されているSUV車です。高級ラインということもあり、備え付けの機能はかなり高水準のものとなっています。

価格に関しても高額になっており、販売価格は600~900万円程度に設定されています。
外装や内装の高級感があるだけでなく、エンジンやモーターも高い性能を有しているのが特徴です。
町中や都市部を走行する際には、これ以上のない体験を利用者に与えてくれるでしょう。

一方で、その外見からはアウトドアの印象は薄く、山間部の坂道や田舎の砂利道などでの走行は、違和感を覚える人もいるかもしれません

それではレクサスRXとレガシィ アウトバックの燃費を比較してみましょう。
今回はレクサスRXの中でも、駆動方式が4WDのガソリン車モデルである「RX 350 F SPORT”」と比較しています。

車名RX 350
“F SPORT”
レガシィ
アウトバック
WLTCモード11.2 km/L13.0 km/L
市街地7.9 km/L9.6 km/L
郊外11.2 km/L13.7 km/L
高速道路13.5 km/L14.7 km/L
※参考元:レクサス RX|諸元表

「RX 350 “F SPORT”」と比較して分かるとおり、レガシィ アウトバックの方が燃費的に優れています。
一方で他のグレードの中には、レガシィ アウトバックよりも燃費の良い種類もあるため、興味のある人は公式サイトにて確認してみましょう。

レクサスはトヨタ自動車が展開する高級ラインということもあり、多くの部分でレガシィ アウトバックよりもレクサスRXの方が優れているかもしれません。

しかし、荷物の積載能力やアウトドアに調和する見た目という観点ではレガシィ アウトバックを選択する人もいるでしょう。

 

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アウトバックは性能と見た目にこだわりを持つアウトドア好きにおすすめ

アウトドアのイメージ図

アウトバックはSUBARUがアウトドア向けのSUV車として製造・販売している車です。
他の車と比較すると、性能だけではなく外装もアウトドアに適した設計になっていると分かります。

車内の空間設計も工夫されており、たとえ乗車人数が変動してもシートをアレンジすることで、より多くの荷物を積載できます。
こうしたことからも、複数人でのキャンプから一人での釣りなど、さまざまなアウトドアシーンにも対応可能です。

そのため、週末や長期休みの際にアウトドアを積極的に行う人におすすめできるでしょう。

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まとめ

レガシィ アウトバックは機能と見た目に拘られたアウトドアにも活用できるSUV車です。
他の車と比較しても分かるとおり、燃費や性能など、細かい部分にまで目を向けると、レガシィ アウトバックよりも優れた車は見つかるでしょう。

しかし、レガシィ アウトバックは機能と見た目に拘られた、大人でも満足できる自動車であるため、総合的に判断するとレガシィ アウトバックの方が満足できるかもしれません。

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