トヨタ車のRAV4グレードを徹底比較!違いや価格を解説!
トヨタが販売しているRAV4は、SUVとしての走破性能や大容量のラゲッジスペースがあることから日常使いだけでなくレジャーにも適した車として人気を集めています。
また、2019-2020年日本カーオブザイヤーも受賞している車です。
RAV4にはさまざまなグレードがあるため、購入を検討する際には各グレードの特徴を把握しておく必要があります。
本記事では、RAV4の概要やグレードごとの特徴、価格について比較して解説していきます。
併せて選び方のポイントも紹介するので、ぜひ参考にしてください。
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INDEX
RAV4の概要
RAV4は、1994年にトヨタが販売を開始したSUVです。
クロスオーバータイプのSUVで力強い外観と機能性を兼ね備え、優れた走行性能が魅力の車といえます。
2000年5月には2代目が発売され、より広い車内でボディサイズはひとまわり大きくなり、5ドアをメインとしたモデルとなりました。
2005年11月には3代目が発売され、RAV4の原点ともいえる3ドアモデルを廃止し、ロングボディーのモデルが登場しました。
続いて4代目RAV4は、北米で2013年1月に発売されましたが、日本では同じプラットフォームを採用する3代目ハリアーが日本専用モデルとして発売されたため、日本での販売はありませんでした。
その後、2019年4月にフルモデルチェンジして5代目となった現行型RAV4は、直線基調のシャープなデザインが特徴でハイブリッド車も選べるようになりました。
さらに、2022年10月には特別仕様車の「Adventure“OFFROAD package Ⅱ”」がラインナップに追加されました。
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RAV4のグレードラインナップを紹介
ここでは、各グレードの違い、ハイブリッド車とガソリン車の違いについて解説します。
RAV4 Adventure” OFFROAD package II”
「Toyota Safety Sense」の機能が拡大され、プリクラッシュセーフティに交差点右折時の対向直進車や右左折時の対向方向から横断してくる歩行者の検知に対応するなどの機能が搭載されています。
コネクティッドナビ対応のディスプレイオーディオも採用したり、T-Connectの有料オプションにより車載Wi-Fiに対応しました。
グレード別設定のデジタルインナーミラーに録画機能が追加され、エアコンには「ナノイーX」が全車に標準装備されました。
RAV4 X
Xグレードは、標準装備が揃ったコストパフォーマンスのよいグレードです。
ハイブリッド車、ガソリン車ともに225/65R17タイヤを使用しており、アルミホイールを採用しています。
フロントグリル、フロント・リヤバンパーの色がブラックでバックドアガーニッシュやアウトサイドドアハンドル色は、ボディカラーと同じになっており、メーターはスポーティなアナログメーターを採用しシンプルなデザインになっています。
また、予防安全パッケージである「Toyota Safety Sense」をはじめ、インテリジェントクリアランスソナー、SRSエアバッグなど、基本的な安全機能を有しているため、安心して運転できるでしょう。
価格は「G」よりも安いため、費用を抑えてRAV4を購入したい人におすすめです。
RAV4 G
「G」は「X」よりも、SUVらしい見た目が特徴のグレードです。
ハイブリッド車、ガソリン車ともに225/60R18タイヤを使用しており、アルミホイールを採用しています。
フロント、リヤスキッドプレートはシルバー塗装されており、無骨なSUVらしさを感じさせるデザインです。
また、「X」グレードには装備されていないスキッドプレートやLEDフォグランプも標準装備されています。
さらに、「G」グレードには、駐車時のアクセルの踏み間違いをブレーキでサポートするパーキングサポートブレーキが装備されており、前後合計8つのセンサーが超音波で障害物を検知します。
RAV4 Adventure
「Adventure」グレードは、専用のフロントグリル、フロントバンパーの装備や235/55R19タイヤが使用されています。
また、アルミホイールの塗装がマットグレーになっているデザインが特徴です。
メーターは「X」グレードと同じくオプティトロンメーターを採用しており、スキッドプレートや、LEDフォグランプもXグレードと同じく標準装備です。
アウトドアやキャンプなど悪路を走行することが多い人におすすめのグレードといえるでしょう。
RAV4 G“Z package”
ガソリン車のみ選択できる「G“Z package”」は、走破性・安定性と低燃費を実現するための「ダイナミックトルクベクタリングAWD」が採用されていることが特徴です。
また、下り坂での速度をブレーキ操作なしで低速をキープする「ダウンヒルアシストコントロール」が装備されています。
さらにアルミホイールは19インチのスーパークロームメタリック塗装のものが装備されています。
ハイブリッド車とガソリン車の違い
ハイブリッド車とガソリン車の大きなデザインの違いは、ヘッドランプです。
ハイブリッド車には、優れた視認性を確保する「Bi-Beam LEDヘッドランプ」を採用しており、1灯の光源でハイビームとロービームの切り替えが可能です。
他にも、流れるように光る連鎖点灯式ウインカーを採用しています。
ガソリン車は「3灯式 LEDヘッドランプ」で、ウインカーも通常の点滅タイプが採用されています。
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RAV4のグレードごとの価格を比較
RAV4 Adventure”OFFROAD package II”
ハイブリッド E-Four:4,503,000円
ガソリン 4WD:3,884,000円
RAV4 X
ハイブリッド 2WD:3,538,000円
ガソリン 2WD:2,938,000円
ハイブリッド E-Four:3,791,000円
ガソリン 4WD:3,169,000円
RAV4 Z
プラグインハイブリッド E-Four:5,633,000円
RAV4 G
ハイブリッド E-Four:4,304,000円
ガソリン 4WD:3,666,000円
RAV4 Adventure
ハイブリッド E-Four:4,303,000円
ガソリン 4WD:3,684,000円
RAV4 G“Z package”
ガソリン 4WD:3,836,000円
デザインや燃費、価格などを参考に、それぞれの好みや、使用頻度、走行距離を考えてどのグレードを購入すべきかを比較して検討してみてください。
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RAV4の選び方のポイントを解説
RAV4は、グレードによってタイヤのサイズやデザインが異なります。
グレードが上がるごとにフロントグリルやフォグランプが追加されるなど、内装や外観、オプションに差が出てきます。
ここでは、RAV4の選び方のポイントについて紹介します。
使用目的別に選ぶ
RAV4を選ぶ際は、まずガソリン車かハイブリッド車かを決めましょう。
日常的な買い物や送迎がメインなのか、またはアウトドアを楽しみたいのかなど、自分の車の使用用途に応じてハイブリッド車かガソリン車を選ぶことをおすすめします。
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グレード別に選ぶ
RAV4は、ベーシックグレードである「X」でも充実した装備があるため、アウトドアでの利用よりも日常使いがメインという人は、コストパフォーマンスの高い「X」グレードがおすすめといえます。
また、SUVならではの走りを求める人や本格的なアウトドアが趣味という人には、走破性が高い「Adventure」グレードがよいでしょう。
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RAV4のグレードを口コミで比較
RAV4はグレード別に様々な口コミが見られます。
見た目や性能から購入するケースが多く書き込みがありました。
その一部を紹介しますので、グレードを比較する際の参考にしてください。
アドベンチャー_4WD(CVT_2.0)
インテリアの収納が多く、荷室も広いため荷物が大量に乗る。
クルマレビュー – みんカラ
小回りも効くので普段使いにはもってこい
G“Zパッケージ”_4WD(CVT_2.0)
良い誤算でしたが、運転が楽しい、発進時の力強さがあれは満点!
クルマレビュー – みんカラ
G_4WD(CVT_2.0)
1800から2500に乗り換えて、パワーの違いに感動しました。
クルマレビュー – みんカラ
前車C-HR納車から1年経たないのに、購入を検討。
見た目も性能も抜群。
Z_E-Four(CVT_2.5_プラグインハイブリッド)
乗り心地は良いですね。走りも力強く感じます。それでもモーターだけで駆動しており、ガソリンが減りません。充電は2日に1回しており、1日で30〜40キロ走ってます。
クルマレビュー – みんカラ
内装のグレードはネットで言われているほど悪くなかったです。カローラ以上クラウン以下と平均点かと。
ハイブリッド G_E-Four(CVT_2.5)
角張ったSUVらしいデザイン、後期型のガンメタ塗装のホイールも車体色(グレーメタリック)とマッチして渋いです。積載性も高く、パワーバックドアも便利。動力性能も思ったよりあるので満足してます。
クルマレビュー – みんカラ
アドベンチャー“オフロードパッケージ II”_4WD(CVT_2.0)
デザインが良いです。無骨な感じがアウトドアにとてもマッチしています。
クルマレビュー – みんカラ
走行性能に関しても、キビキビ動いてとても満足です。
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まとめ
グレードが高いものを選ぶとオプション機能や設備などを充実させられますが、価格も高くなる傾向にあります。
RAV4の購入を検討する際は、利用目的を明確にして、予算を踏まえた上でグレードを比較しながら選びましょう。
参考元:トヨタ公式