【2024年】中古車価格の高騰はいつまで続く?買い取り相場へ影響する要因や売り時を解説!

コロナ禍の影響で新車の納期が大幅に遅れていることから、中古車の需要が高まってきて、現在も中古車の値上がりが続いています。

中古車の価格が、新車の価格を超える車が出る状況も見られていますが、この値上がりの状態は、いつまで続くのでしょうか。

この記事では、中古車の値上がりがいつまで続くのか、その要因や買い取り相場への影響、最適な売却時期などを詳しく解説します。

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中古車価格の高騰はいつまで続く?

中古車価格の高騰は、いくつかの要因が絡み合っており、その収束時期を予測するのは非常に難しい状況です。

中古車価格の高騰は、少なくとも2024年いっぱいは続く可能性が高いと考えられます。
新車供給の回復やインフレの収束など、状況が改善する要素もありますが、すぐに価格が大幅に下がることは期待しにくいでしょう。

中古車購入を検討されている場合は、焦らずに市場の動向を見守り、価格が落ち着くタイミングを待つのが賢明かもしれません。また、新車購入も視野に入れ、ディーラーに納期を確認するのも良いでしょう。

断言こそできませんが、期待されるシナリオを考察してみます。あくまで考察であることをご留意ください。

シナリオ1:2024年後半から2025年にかけて緩やかに落ち着く

割と楽観的なものの見方をすると2024年末ごろから落ち着くという考え方もできます。

理由としては、半導体不足の緩和により、新車の生産が徐々に回復することで、中古車市場への供給が増え、価格が落ち着く可能性や、新車価格の高騰により、中古車との価格差が縮小し、中古車の需要が減少する可能性があります。

物価高や金利上昇の影響で、消費者心理的に消費者が車の購入自体を先送りするため、需要が減少することで価格が下がるかもしれません。

かなり楽観的な見方ですが、期待できないわけではありません。現に、2023年後半から一部の高年式の中古車価格が下落し始めていますが、ただ、2022年のピーク時並みの高額化している車種もあります。

専門家の間でも、中古車価格の先行きについては意見が分かれていることに、注意しておきましょう。

シナリオ2: 2025年以降も高止まりが続く

こちらの方が現実的な考え方であると考えられます。

理由としては、半導体不足が完全に解消されず、新車の納期遅延が続く場合、中古車需要が高止まりしてしまう可能性があります。

また、円安の影響により、海外への輸出に回られると、まず値下がりが起こらないと思って良いでしょう。

新型コロナウイルスの再流行や、連日続く危険な暑さの影響で、人混みにまみれた公共交通機関を避けて車を利用する人が増え、中古車需要が高まる可能性もあります。

中古車購入を検討されている場合は、最新の市場動向を注視し、価格だけでなく、ご自身のニーズや予算に合わせて慎重に判断されることをおすすめします。

中古車が値上がりしている要因

中古車が値上がりしている要因は、大きく以下のようなものがあります。

  • 半導体を主とする部品の供給不足による新車価格の高騰
  • 中古車需要の増加
  • 円安の影響で海外からの需要が増えた

それぞれ詳しくみていきましょう。

関連記事:中古車の賢い買い方!流れやチェックポイントを徹底解説

半導体を主とする部品の供給不足による新車価格の高騰

世界的な半導体不足により、新車の生産コストが上がり、これが新車の本体車両価格に影響を与えています。
これにより、新車を買ってくれる消費者が減ることで、中古車としても販売をためらい、結果として中古車価格の高騰につながっています。
半導体不足以外にも、ウクライナ情勢や中国のロックダウンなどによる部品供給の遅延が、新車の生産に影響を与えています。

関連記事:中古車の購入から納車までの流れを解説!期間を早めるためにできることは?

中古車需要の増加

新型コロナウイルスの感染症防止対策により、国内で車の需要が増えました

感染症防止対策として、車通勤をする人が増えたほか、地方に本社を移動させた企業も出てきたのですが、それによりマイカー通勤が増えたままであることも要因の一つとして考えられます。
電車やバスなどの公共交通機関を利用していた人が、車での通勤に切り換えてそのまま慣れているケースが増えているのです。

新車価格の高騰は、中古車価格にも影響を与えてしまいますので、さらに中古車価格が上がるという見方もできます。

関連記事:中古車を減価償却で経費計上するには6年落ち?4年落ち?

円安の影響で海外からの需要も増えた

円安の影響によって、海外からの需要が増えたことも要因の一つといて挙げられます。

日本の中古車は丁寧に扱われてきたものが多く、従来より海外からの需要がありました。そんな中で、円安の影響で日本の中古車がお買い得となったため、海外からの需要が急増しています。

さらに、アメリカの「25年ルール」により、人気の車種は日本車はアメリカで非常に人気があり、輸出が増加しています。

関連記事:【2024年版】アメリカの25年ルールとは?日本の旧車がアメリカで人気の理由も解説

中古車の値上がりによって買い取り相場も上昇

ここでは、中古車の買い取り相場の動向について解説します。

買い取り価格が上がった車

新車の供給も減り、中古車の在庫も少なくなっていることで、中古車の買い取り価格が上昇傾向にあります。

特に買い取り金額が高い車として、人気車種のトヨタのハリアーやスズキのハスラーが挙げられます。
また、販売終了となったマツダのCX-8、トヨタのカムリなども金額が上がっている傾向にあります。

これらの車は新車が手に入りにくい、手に入らない状況が続いているため、中古車での需要が高く、買い取り価格も高額になっています。

関連記事:中古車を安く買うためにはどうすればよい?購入のコツや注意点を紹介

古くても人気のある車は買い取り価格がアップ

旧車やレトロブームの追い風を受けて、古くても需要が高く人気のある車は買い取り価格が上がっています。

例えば、1990年代の日産のスカイラインやホンダのシビックなど名車と呼ばれる車両は、海外でクラシックカーとして投資対象になります。

したがって、価格が急騰し、買い取り価格も高額となっています。

関連記事:欲しい中古車が他県にしかない場合はどうすればよい?購入方法や費用、注意点について解説

中古車を売るのに最適な時期

契約イメージ

中古車は、需要と供給の関係で価格が決まります。

したがって、タイミングを見計らって売らないと損をする可能性があります。

ここでは、中古車を売るのに最適なタイミングと、避けるべき時期を紹介します。

関連記事:中古車の値引き相場はどれくらい?交渉のポイントなどを解説

最適な時期は年度末に向けた1月と2月

中古車を売却するにあたって最適な時期は、年度末の前である1月と2月です。

この時期は、3月末の決算期を控える企業も多い、また転勤や就職、入学などのイベントが重なるため、人々のライフスタイルが変わります。
そのタイミングを狙い、各販売店は販売強化と中古車の仕入れに力を入れます。

そのため、この時期に売却に動くことで他の時期より買い取り金額が上がる可能性が高くなります。

また、この時期に売却することは、税金面でもメリットがあります。

自動車税は、4月1日に車の所有者に対し発生する税金です。
3月31日までに売却できれば、自動車税の負担を避けることができます。

関連記事:軽自動車の税金はどのくらいかかる?概要や安く抑える方法を解説

7月や8月も売却におすすめの時期

9月の半期決算を前にした7月や8月も、売却をするのに適した時期といえます。

一般的に9月は、中古車需要が減るとされる時期です。
しかし、四半期の決算を前にセールが行われることもあります。

このセールを狙って購入する人もいるため、7月や8月の時期も販売店が買い取りを強化する傾向にあります。

また、7月はボーナスが支給される時期ですし、8月は大型連休があります。レジャーや旅行に向けて、車を買い換える人が増える時期でもあります。

これらが理由となり、需要が続くシーズンのため、販売店に高く買い取ってもらえる可能性が高くなります。

関連記事:中古車の価格が今高いのはなぜ?高くなった背景やお得に購入するコツを解説

避けた方がよい時期は4月と12月

中古車を売却するのに避けた方がよいとされる時期は、新年度が始まる4月年末の12月です。
この時期は、中古車の需要が少ない時期のため、買い取り金額が低くなる傾向にあります。

4月は、年度末の需要を終えてすぐの時期であるため、販売台数が大きく落ち込みます。

また、自動車税の支払いが確定しており、売却したとしても税金の支払いが発生してしまいます。

売却金額が低く、税金の出費が発生することから、この時期での売却は避けた方が無難です。

また、12月は出費が増えるイベントが多いため、中古車の買い換え需要が落ち込み、買い取り金額が低くなる可能性が高くなります。
車の保管ができるのであれば、1月や2月まで売却は見送る方がよいでしょう。

中古車の売却で損をしないコツ

ここでは、中古車の売却で損をしないコツを紹介します。

相場をしっかりチェックして複数社から見積りを取る

中古車の売却で損をしないため、まずは相場をしっかりチェックすることが大切です。

自分の車が、市場で大体どのくらいの値段で販売されているのかを把握した後、店舗での見積りを取りましょう。

1店舗だけでは、適性かどうかの判断がつきません。
複数社から見積りを取ることで、売却金額が適正かどうかを判断できます。

車検の時期や税金の支払いタイミングを考えて売る

車検の時期や税金の支払いタイミングも、車の売却時にチェックしたいポイントです。

自動車にかかる重量税は、年に1回、4月1日時点で車を所有している人に支払い義務が発生します。

そのため、車検が長期間残っている場合や税金を払った直後であれば、買い換えずにそのまま乗る方がお得なケースもあります。

売却のタイミングを、上手に見極めましょう。

関連記事:車検取り直しとは?中古車購入時にかかる費用について解説

買い取り価格を上げるポイントを知る

車の付属品、車の外観や車内の状態も中古車の買い取り価格に影響を与えます。

特に、専用のオプションパーツや貴重な部品がある場合は、売却前にそろえておきましょう。
こうした部品は、廃盤となっていることも多く、そろっていないだけで買い取り価格が下がる可能性もあります。

また、当然ながらボディや車内に手入れの行き届いた車の方が、売却価格は上がりやすくなります。

売却前には、車内外しっかりと掃除をしましょう。

まとめ

この記事では、中古車価格の値上がりの原因や中古車の売り時、売却する際のポイントを紹介してきました。

コロナ禍や円高による影響を受け、販売店側の中古車の買い取り金額は上昇しています。
この傾向は今後しばらく続く見込みのため、車をすぐに手に入れることが難しい状況も続くでしょう。

車の売却にあたっては、最適なタイミングを見極め、損をしないよう計画を立てて進めましょう。

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