室内が広い車はミニバンだけではない!おすすめの車を紹介!

時代によって人気の車は変遷していきます。

80年代はスポーツカーやクーペが人気でしたが、90年代になるとRV、2000年以降はミニバンが人気となり、近年では車内空間が広く実用性の高い車を支持する人が多くなってきています。

この記事では、ミニバンやコンパクトカー、軽自動車など車種ごとの室内が広いおすすめの車を紹介します。

また、車内空間・室内が広い車のメリット・デメリットにも触れるので、ぜひ参考にされてください。

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車内空間・室内が広い車のメリットとデメリット

車内空間の広い車には、多くのメリットがある反面、デメリットもあります。それぞれを詳しく見ていきましょう。

車内空間・室内が広い車のメリット

車内空間としての室内が広い車のメリットは、主に3つ挙げられます。

  1. 乗車した際に窮屈に感じにくい
  2. 複数人の乗車が可能で、多くの荷物を積載できる
  3. 車内での過ごし方の可能性が広がる

車内は、特に室内幅が広ければシートに余裕ができます。

車によっては大柄なシートを搭載できたり、通常サイズのシートでもキャプテンシートにできたり、隣と肩がぶつかるなど窮屈感から解放され、過ごしやすい車内を体感できます。

また、室内長が長ければ3〜4列にシートを配置して多くの人数が乗車可能です。

シート列数を減らせば、荷室が広くなるため多くの荷物を積載できるという利点もあります。

その他、車内が広ければ、昨今人気の車中泊や書斎、オーディオルームなど、使用用途の幅が格段に広がるでしょう。

関連記事:ミニバン3列目のシートアレンジで室内空間が快適に!乗り心地の良い自動車5選!

車内空間が広い車のデメリット

車内空間が広い車のデメリットは、以下の2つが挙げられます。

  1. ホイールベースが長くなり、小回りがしづらい
  2. 車体が大きくなると、運転しづらい

3列シート設計の車は、ホイールベースが長くなります。

ホイールベースとは前後のタイヤ間の距離を指し、距離が長いと小回りがしづらくなります。

また、ホイールベースが長いと内輪差が大きくなり、カーブ時に車体姿勢が不安定になる傾向にあります。

カーブ時は走行速度、車の形状、重心の高さ、重量バランスなどが影響し車体後半部が外側に流れますが、内輪差によって安定感が違います。

車内空間が広い車を希望すると、車体も大きくなりがちです。
街中や狭い路地などは、車体が大きくなると運転しにくくなります。

車内空間が広くて室内に広がりがあったとしても、運転がしづらいとなると、元々運転が苦手で自信がない人にとっては、特に不安に感じる部分でしょう。

選択する際には、事前の試乗が必須と言えます。

関連記事:大きい車の魅力や運転するコツを解説!車種ごとにおすすめの車を紹介

車内が広い車の選び方のポイント

車内が広い車を選ぶ際に考慮すべきポイントを紹介します。

乗車人数・荷物量・シーンを考える

まず、車内に広さを求める理由を挙げてみましょう。想定される乗車人数や荷物量、よく利用するシーンなどを挙げれば、どれぐらいの広さが必要か見えてきます。

例えば、普段多くの荷物を載せる機会がないのに必要以上に車内が広い車を選んでも、空間を持て余してしまうでしょう。

車内が広い車はボディが大きく、車両重量も増えます。

実際の使用用途にそぐわない車選びをすると、不便さやコスパの悪さを感じる可能性があるため注意が必要です。

用途に合わせて、最も適したサイズを選択しましょう。

駐車場での入出庫のしやすさを考える

車内が広い車はホイールベースが長いため、バック時でも大きな円を描いて動きます。

駐車場前の道路幅が狭いと、物理的にバックで入出庫できないケースもあるでしょう。

また、駐車場の出口付近に電柱や標識が設置されていたら、入出庫がより難しくなる恐れがあります。

利用する駐車場がある程度決まっている場合、購入を検討している車で問題なく駐車が可能か考えてみましょう。

車の維持費を想定する

車両重量や排気量によって税金は変動し、燃費のよさによってガソリン代も変わってきます。

主な使用用途や必要な広さをもとに、購入したい車の候補が挙がったら、維持費を算出してみましょう。

実際の燃費と差は出ますが、カタログ燃費を参考にすれば月々のガソリン代も想定できます。

関連記事:「ミニバンは燃費悪い」とは言わせない!燃費のいい車種ランキングベスト6!

ミニバンでおすすめの車

続いては、ミニバンで車内が広い車を紹介します。

トヨタ グランエース

トヨタが販売するグランエースは、海外版ハイエース(貨物車)ベースのミニバンです。

3列シートの6人乗りと4列シートの8人乗りが設定され、4列シート車の方が室内長が長くなります。

室内長は3,365mm(8人乗り)と3,290mm(6人乗り)で、室内幅は1,735mm、室内高は1,290mmです。普段から大人数で移動したり、送迎したりする人におすすめの1台です。

関連記事:ハイエースの座席配置やアレンジについて紹介

トヨタ アルファード/ヴェルファイア

トヨタが販売する大人気のアルファード/ヴェルファイアは、室内長3,210mm、室内幅1,590mm、室内高1,400mmとなっています。

室内長はグランエースに迫り、低床フロアを採用しているため、室内高はグランエースを凌ぐ高さです。

大人数でゆったり乗れる車を探している人に向いています。

関連記事:ヴェルファイアの燃費はよい?気になるカタログ燃費と実燃費の比較も紹介

日産 セレナ

2022年にモデルチェンジしたセレナの車内サイズは、室内長3,145mm(オーディオレス時)3,135mm(Nissan Conectナビ装備時)、室内幅1,545mm、室内高1,400mmでアルファード/ヴェルファイアに迫ります。

後部座席の利便性や快適性にもこだわっており、2列目シートは超ロングスライドに加え左右スライドも可能です。

関連記事:セレナe-POWERの燃費はどの程度?燃費向上させるために意識すべきこともご紹介!

コンパクトカーでおすすめの車

次に、コンパクトカーで車内が広い車を紹介します。

ホンダ フリード

ホンダが販売する3列シート仕様のフリードは、室内長3,045mm、室内幅1,455mm、室内高1,275mm(ハイブリッド)1,285mm(ガソリン車)です。

2列目キャプテンシートは、足元の空間が確保された設計でゆとりがあります。

なお、3列目シートのすぐ背後にリアハッチがあるため、フル乗車時の荷室は手荷物程度のスペースです。

関連記事:7人乗りのフリードの魅力を解説!安全性や快適性についてもご紹介

トヨタ シエンタ

トヨタが販売するシエンタは、コンパクトサイズで3列シートを採用する数少ないうちの1台です。

車内サイズは室内長2,545mm、室内幅1,530mm、室内高1,300mmですが、フリードの室内長と比較すると500mm短く、3列目シートは補助席的な扱いとなっています。

関連記事:シエンタの車体サイズや車内空間の広さはどのくらい?走行性や安全性も紹介

スズキ ソリオ

スズキが販売するソリオは、2列シート仕様です。

車内サイズは室内長2,500mm、室内幅1,420mm、室内高1,365mmで、室内高は1クラス上のセレナに迫ります。

室内長はシエンタの2列シート車(2,030mm)と比べると470mm長く、足元空間にゆとりがあります。
車内とひと続きの荷室床面長が550mm以上確保されているため、フル乗車時でも大きな荷物を積載可能です。

関連記事:ソリオは車中泊にもおすすめの車!ソリオの概要や車中泊する際の注意点などを解説

軽自動車でおすすめの車

続いて、軽自動車で車内が広い車を紹介します。

ダイハツ アトレー

ダイハツが販売するアトレーは、乗用ワゴン的な内外観のワンボックスタイプ商用バンです。

ワンボックスタイプのボディのため運転席はタイヤのほぼ上、エンジンは運転席の下にあり、後ろには広大な荷室が広がります。

荷室サイズは全長最大1,820mm(2人乗車)、全幅最大1,410mm(4人乗車)、全高1,215mmで車中泊も可能です。

関連記事:車中泊に最適!アトレーの室内空間の特徴やシートアレンジ方法

ホンダ N-BOX

ホンダが販売するN-BOXの室内長は、2列シートながらシエンタの2列シート車を凌ぐ2,240mmを確保しています。

室内幅は1,350mmですが、室内高は1,400mmでセレナと同等です。

関連記事:N-BOXのグレードは全19種類!それぞれの特徴や選び方を解説!

スズキ エブリィワゴン

スズキが販売するワンボックスタイプのエブリィワゴンは、室内長2,240mm、室内幅1,355mm、室内高1,315mm(標準ルーフ)、1,420mm(ハイルーフ)です。

室内長はシエンタの2列シート車を凌ぎ、前後席ともスライド可能です。
荷室にはラゲッジボードステーを上下2段装備しているため、ラゲッジボードを使用して荷室を区分けできます。

関連記事:エブリイワゴンの内装を紹介!便利なオプションについても解説

まとめ

この記事では、車内が広い車を紹介してきました。

室内の広さを感じる基準は、寸法よりも乗車する人の感覚や使い方に委ねられます。
ドアの内張と肩が触れない、普段使う趣味道具が荷室に収まるなど、広いと感じる理由は人それぞれです。

これから車内が広い車の購入を検討する場合、ここで紹介した選び方のポイントに加え、試乗して自分の使用用途に合っているか検討してみましょう。

何よりも実際に体験して検討してみる、これが最も大切です。

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この記事を書いた人

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